ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8816148
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

四国遠征-2 東赤石山→西赤石山→別子銅山

2025年10月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
15.8km
登り
1,560m
下り
1,428m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
1:10
合計
8:48
距離 15.8km 登り 1,554m 下り 1,421m
7:15
0
スタート地点
7:21
44
8:05
8:09
148
10:37
10:39
39
11:18
11:31
41
12:12
19
12:31
12:57
21
13:18
13:19
29
13:48
13:51
45
14:36
6
14:42
14:55
5
15:00
15:01
20
15:21
15:26
34
16:00
16:02
1
16:03
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
IN: 筏津(いかだづ)登山口駐車場 30台
OUT: 日浦登山口 10台程度
四国遠征の後半は、日浦登山口から東赤石山〜西赤石山〜別子銅山へ。
4
四国遠征の後半は、日浦登山口から東赤石山〜西赤石山〜別子銅山へ。
洒落た定め書き。
3
洒落た定め書き。
のっけからまあまあの急登。
3
のっけからまあまあの急登。
クリやドングリの実がたくさん落ちている。
2
クリやドングリの実がたくさん落ちている。
山道はよく整備されているが、少々心許ない。
4
山道はよく整備されているが、少々心許ない。
急登が多いせいか、滝も多い。
2
急登が多いせいか、滝も多い。
怪しいキノコ。
真っ白い石が散在している。
2
真っ白い石が散在している。
岩岩になってきたと思ったら....
2
岩岩になってきたと思ったら....
東赤石山(1,710m)。三等三角点は「赤石」。 その名は、赤茶けたかんらん岩に由来する。
3
東赤石山(1,710m)。三等三角点は「赤石」。 その名は、赤茶けたかんらん岩に由来する。
少し戻り、展望の良さそうな場所で一枚。本日もガスで真っ白け。
5
少し戻り、展望の良さそうな場所で一枚。本日もガスで真っ白け。
岩や岩峰を越えたり巻いたりしながら進む。
4
岩や岩峰を越えたり巻いたりしながら進む。
岩には、このような白い模様のような苔、あるいはカビのようなものが多く付着していた。
3
岩には、このような白い模様のような苔、あるいはカビのようなものが多く付着していた。
奇岩が多い。クマ(左)やイヌ(右)の顔に見える。
3
奇岩が多い。クマ(左)やイヌ(右)の顔に見える。
今にも崩れ落ちそうな岩も多い。
2
今にも崩れ落ちそうな岩も多い。
八巻山(1,696m)。荒々しい山峰。
4
八巻山(1,696m)。荒々しい山峰。
ステンレスでできたような祠があった(八巻大権現)。
5
ステンレスでできたような祠があった(八巻大権現)。
ガスが強くなってきたと思ったら...
2
ガスが強くなってきたと思ったら...
前赤石山(1,677m)では、ドピーカン!
6
前赤石山(1,677m)では、ドピーカン!
展望は最高。左手奥に別子ダム湖。右手に西赤石山。
4
展望は最高。左手奥に別子ダム湖。右手に西赤石山。
左手に八巻山、その奥に東赤石山。
3
左手に八巻山、その奥に東赤石山。
あっという間にガスの中。
2
あっという間にガスの中。
物住頭(ものずみのあたま、1,635m)、四等三角点「高原」。
3
物住頭(ものずみのあたま、1,635m)、四等三角点「高原」。
ススキが並ぶ、なだらかな稜線。
3
ススキが並ぶ、なだらかな稜線。
西赤石山(1,625.8m)。好展望の山だが、真っ白け。
4
西赤石山(1,625.8m)。好展望の山だが、真っ白け。
一瞬の晴れ間。
新居浜市街が見えた。
4
新居浜市街が見えた。
東山(1,392m)、通過。
4
東山(1,392m)、通過。
天満山、通過。
鮮やかなキノコ!
4
鮮やかなキノコ!
別子銅山跡に到着(銅山超)。1691年(江戸時代)の開坑から1973年(昭和48年)の閉山まで、283年間使用され、住友財閥の礎となった銅山。
3
別子銅山跡に到着(銅山超)。1691年(江戸時代)の開坑から1973年(昭和48年)の閉山まで、283年間使用され、住友財閥の礎となった銅山。
かつては、この奥深い山中に街があった。1万人以上の住人がいたらしく、デパートやレストランなどがあったらしい。
3
かつては、この奥深い山中に街があった。1万人以上の住人がいたらしく、デパートやレストランなどがあったらしい。
かなり険しい山の中にも関わらず、日本三大銅山として栄えた。
5
かなり険しい山の中にも関わらず、日本三大銅山として栄えた。
ダイヤモンド水(湧き水)。鉱脈を探すために1951年に行われたボーリング調査の際、ロッドの先端が水脈にあたり、水が湧き出たが、ロッドの先端の工業用ダイヤモンドは調査終了後に回収できず、地下に残ったことからこの名前が付いたとのこと。
3
ダイヤモンド水(湧き水)。鉱脈を探すために1951年に行われたボーリング調査の際、ロッドの先端が水脈にあたり、水が湧き出たが、ロッドの先端の工業用ダイヤモンドは調査終了後に回収できず、地下に残ったことからこの名前が付いたとのこと。
不思議なキノコ?
5
不思議なキノコ?
劇場跡。山内唯一の娯楽場で、歌舞伎の名優を招いたこともあったらしい。
   
4
劇場跡。山内唯一の娯楽場で、歌舞伎の名優を招いたこともあったらしい。
   
小学校跡。最盛期には、200人ほどの生徒がいたらしい。
4
小学校跡。最盛期には、200人ほどの生徒がいたらしい。
特徴的な赤レンガ壁が残る接待館跡。
3
特徴的な赤レンガ壁が残る接待館跡。
栄えた街も、いずれは苔に覆われ、草木に埋もれていく。
6
栄えた街も、いずれは苔に覆われ、草木に埋もれていく。
日浦登山口。四国遠征も無事に終了、感謝。
5
日浦登山口。四国遠征も無事に終了、感謝。

感想

四国遠征の後半は、西赤石山〜東赤石山〜別子銅山跡へ進みました。日浦登山口からの道は比較的穏やかですが、ところどころ急登もあり、歩き応えがありました。周囲にはクリやドングリの実が落ちていて、秋の趣を感じながら歩くことができました。

東赤石山〜八巻山〜前赤石山の縦走区間は、荒々しい露岩地帯です。山道にこだわらず、プチクライミングを楽しみながら、足元に注意して進みました。西赤石山へ向かう稜線は一転して、ススキが並ぶなだらかな道が続きました。

別子銅山跡に着くと、江戸時代の開坑から1973年の閉山まで283年間使用され、住友財閥の礎となった銅山の歴史を感じることができました。栄華を極た有名銅山も、閉山後は苔や草木に埋もれていく様子が見られ、少し虚しさを感じながらも、歴史と自然が交錯する山歩きを楽しむことができました。

3連休の四国遠征を無事に終えることができ、感謝です。

以下、備忘録です。
---------------------------------------------
【東赤石山(1,710m)】
• 日本二百名山、花の百名山、四国百名山、日本の山岳標高1003山、愛媛県の山(分県登山ガイド)、日本の山1000、大阪周辺の山250、四国百山、愛媛ゆうゆう山歩き、ふるさと百名山、山渓花の百名山地図帳、自然素晴しい50選
• 愛媛県四国中央市と新居浜市の境界。
• 愛媛県東部に位置する法皇山脈の最高峰。
• 山標あり。
• 三等三角点「赤石」
• 360度の好展望
• 赤茶けたかんらん岩が剥き出しの荒々しい岩峰。

【八巻山(1,696m)】
• NB
• 愛媛県四国中央市と新居浜市の境界。
• 愛媛県東部に位置する法皇山脈の最高峰。
• 山標あり。
• 三角点なし。
• 好展望
• 南麓に、山小屋跡「赤石山荘」

【前赤石山(1,677m)】
• NB
• 愛媛県四国中央市(旧宇摩郡土居町)と新居浜市(旧宇摩郡別子山村)の境界。
• 山標あり。
• 三角点なし。
• 好展望

【物住頭(ものずみのあたま、1,635m)】
• NB
• 愛媛県四国中央市(旧宇摩郡土居町)と新居浜市(旧宇摩郡別子山村)の境界。
• 山標あり。
• 四等三角点「高原」
• 好展望
• 三角錐の美しい山容

【西赤石山(1,625.8m)】
• 四国百名山、愛媛県の山(分県登山ガイド)、大阪周辺の山250、四国百山、愛媛ゆうゆう山歩き
• 愛媛県新居浜市
• 四国山地西部の石鎚山地に属する。
• 山標あり。
• 二等三角点「銅山」
• 好展望

【東山(1,392m)】

【天満山】

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:54人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 四国 [日帰り]
赤石山系 岩登りを満喫してひと回り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら