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Yamareco

記録ID: 298968
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

恵那山(百名山) 神坂峠ルートで登り、広河原ルートで下山

2013年05月18日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
05:55
距離
14.3km
登り
1,245m
下り
1,248m

コースタイム

場所        到着     出発     休憩

神坂峠駐車場    6:23     6:30
鳥越峠       6:57
大判山       7:27
稜線上分岐     8:55
避難小屋      9:17     9:51     0:37
恵那山       9:55     9:58     0:03
六合目       10:35
広河原登山口    11:17
神坂峠駐車場    12:25
(恵那山と表記しているのは、物見櫓のある標高2190m地点です)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中津川IC→国道19号線→沖田交差点右折→中津川温泉 クアリゾート湯舟沢を過ぎて数分、分岐右折(案内板あり)→舗装された林道をひたすら登る→神坂峠
コース状況/
危険箇所等
<神坂峠駐車場>
駐車スペースは10台ほど、他に峠の手前に数台駐車できるスペースがあり、この日は合計13台が駐車していました。
<危険個所>
特にありません。
<残雪>
神坂峠コースは、山頂まで2.5キロの道標くらいから山頂までほぼずっと雪があります。広河原コースとは違って登山者が少ないため、5月中は残っているのではと感じました。登りに関してはアイゼン不要(ダブルストック)ですが、下山時に手こずります。そのため私は広河原コースをとりましたが、こちらはほとんど残雪なく、非常に歩きやすい登山道でした。
<その他>
*神坂峠コースのクマザサは広河原のそれより生い茂っており、登山道があまり見えません。この日は大丈夫でしたが、降雨の後はびしょびしょになるのでカッパ必須です。
*広河原登山口から神坂峠への林道はひたすら単調な登りです。どのくらい掛かるのか知らずに歩いたため、非常に長く感じました。また、陽を遮るものがなく夏はかなり暑くなると思います。
*中津川ICからの下道、沖田交差点にサークルKがあります。ここが最終のコンビニです。
沖田交差点で右折後、もう一度右折する箇所がここです。案内板があるので見逃すことはないでしょう。
2013年05月18日 05:42撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 5:42
沖田交差点で右折後、もう一度右折する箇所がここです。案内板があるので見逃すことはないでしょう。
先ほどの右折から13キロほどくねくねとした林道を走り、神坂峠へと到着。奥が駐車場で、6:30時点では2台だけでした。
2013年05月18日 06:25撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 6:25
先ほどの右折から13キロほどくねくねとした林道を走り、神坂峠へと到着。奥が駐車場で、6:30時点では2台だけでした。
駐車場からは南アルプス南部が見えます(左端、ギリギリ聖岳が映っていませんが)。神坂峠コースの良いところは、登り始めからしばらく南アルプスを左に見ながらの山歩きが出続き、振り返れば中央アルプスや御嶽山なども見えるところです。
2013年05月18日 06:23撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 6:23
駐車場からは南アルプス南部が見えます(左端、ギリギリ聖岳が映っていませんが)。神坂峠コースの良いところは、登り始めからしばらく南アルプスを左に見ながらの山歩きが出続き、振り返れば中央アルプスや御嶽山なども見えるところです。
登山口はこんな感じです。登り始めるとすぐに左手に南アルプスが広々と見えます。
2013年05月18日 06:26撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 6:26
登山口はこんな感じです。登り始めるとすぐに左手に南アルプスが広々と見えます。
10分ほど進んだ場所からの塩見岳〜最深部です。右端のMは池口岳でしょうか。こうして見ると南アルプスって長いですね。
2013年05月18日 06:43撮影 by  SO-02E, Sony
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5/18 6:43
10分ほど進んだ場所からの塩見岳〜最深部です。右端のMは池口岳でしょうか。こうして見ると南アルプスって長いですね。
左端は甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳です。肉眼で見る赤石岳は荒川岳と比べても大きく、赤石山脈の名に恥じない山容です。
2013年05月18日 06:43撮影 by  SO-02E, Sony
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5/18 6:43
左端は甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳です。肉眼で見る赤石岳は荒川岳と比べても大きく、赤石山脈の名に恥じない山容です。
名前を入れてみました。参考資料は「ヤマケイ YAMAPシリーズ 木曽駒〜」です。
2013年05月18日 21:49撮影 by  SO-02E, Sony
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5/18 21:49
名前を入れてみました。参考資料は「ヤマケイ YAMAPシリーズ 木曽駒〜」です。
千両山から少し下ったところからの恵那山。右手前から登り左手前に下りました。ここより近くでは、カメラによっては全体が収まらないかもしれません。
2013年05月18日 06:48撮影 by  SO-02E, Sony
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5/18 6:48
千両山から少し下ったところからの恵那山。右手前から登り左手前に下りました。ここより近くでは、カメラによっては全体が収まらないかもしれません。
鳥越峠です。ここから10分ちょっと、ほぼ水平移動にて恵那山に近づきます。
2013年05月18日 06:57撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 6:57
鳥越峠です。ここから10分ちょっと、ほぼ水平移動にて恵那山に近づきます。
中央の尾根、万里の長城みたいです。さきほどの峠付近から1356に伸びる尾根でしょうか。手前の谷は天狗谷。
2013年05月18日 07:13撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 7:13
中央の尾根、万里の長城みたいです。さきほどの峠付近から1356に伸びる尾根でしょうか。手前の谷は天狗谷。
こんな感じにクマザサが生い茂っており、少し歩きにくいです。写真にもあるとおり、ガスが出始めました。
2013年05月18日 16:51撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 16:51
こんな感じにクマザサが生い茂っており、少し歩きにくいです。写真にもあるとおり、ガスが出始めました。
徐々にガスは成長していき…
2013年05月18日 08:03撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 8:03
徐々にガスは成長していき…
こんな雲海となって一面に広がりました。奥に見える山は、左から御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、中央アルプスです。ちょこんと見えているのは南木曽岳でしょうか。
2013年05月18日 08:05撮影 by  SO-02E, Sony
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5/18 8:05
こんな雲海となって一面に広がりました。奥に見える山は、左から御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、中央アルプスです。ちょこんと見えているのは南木曽岳でしょうか。
やがて登山道は雪に覆われてしまいました。山頂までの2000メートルちょっとはずっとこの状態で、踏み跡は明瞭ではありませんが残っています。踏み抜きも多く、軽アイゼンよりはストックの方が便利です。
2013年05月18日 16:52撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 16:52
やがて登山道は雪に覆われてしまいました。山頂までの2000メートルちょっとはずっとこの状態で、踏み跡は明瞭ではありませんが残っています。踏み抜きも多く、軽アイゼンよりはストックの方が便利です。
ようやく宮前コースとの分岐に到着です。思ったよりも時間がかかってしまった。ここからはほぼ平坦な雪道が続き、2191メートルの恵那山最高点を通過
2013年05月18日 08:55撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 8:55
ようやく宮前コースとの分岐に到着です。思ったよりも時間がかかってしまった。ここからはほぼ平坦な雪道が続き、2191メートルの恵那山最高点を通過
恵那山頂避難小屋に到着です。奥にはトイレが見えますが、ハエがたかっていたので使用しませんでした。
2013年05月18日 09:31撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 9:31
恵那山頂避難小屋に到着です。奥にはトイレが見えますが、ハエがたかっていたので使用しませんでした。
小屋の裏はこんな岩の展望台となっており
2013年05月18日 16:52撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 16:52
小屋の裏はこんな岩の展望台となっており
南アルプスの稜線が一望できます。また、うっすらとですが聖岳の右側に富士山が姿を現しました。高度の関係で、神坂峠コースでは見れません。
2013年05月18日 09:32撮影 by  iPod touch, Apple
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5/18 9:32
南アルプスの稜線が一望できます。また、うっすらとですが聖岳の右側に富士山が姿を現しました。高度の関係で、神坂峠コースでは見れません。
岩の展望台を後にし、3〜40名の団体がとどまっている恵那山の道標がある広場を通過、広河原コースで下山します。登りと違い、整備の行き届いた歩きやすい道で、コース上には殆ど残雪もありませんでした。
2013年05月18日 10:28撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 10:28
岩の展望台を後にし、3〜40名の団体がとどまっている恵那山の道標がある広場を通過、広河原コースで下山します。登りと違い、整備の行き届いた歩きやすい道で、コース上には殆ど残雪もありませんでした。
下る、下る、下る。
この辺りからはぬかるみもありません。
2013年05月18日 10:35撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 10:35
下る、下る、下る。
この辺りからはぬかるみもありません。
広河原を下ったところ、本谷川です。冷たい水が気持ちいいー!
2013年05月18日 11:15撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 11:15
広河原を下ったところ、本谷川です。冷たい水が気持ちいいー!
広河原を後に、駐車場へ向けて長い長い林道歩きに出発します。
2013年05月18日 11:23撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 11:23
広河原を後に、駐車場へ向けて長い長い林道歩きに出発します。
林道途中、一番距離が近い場所から撮影した恵那山。登り一辺倒の林道はまだまだ続きます。
2013年05月18日 11:42撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 11:42
林道途中、一番距離が近い場所から撮影した恵那山。登り一辺倒の林道はまだまだ続きます。
ヘブンズそのはらとの分岐を過ぎました。まだ駐車場は見えてきません。途中追い越していった車に乗せて欲しかった…
2013年05月18日 12:10撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 12:10
ヘブンズそのはらとの分岐を過ぎました。まだ駐車場は見えてきません。途中追い越していった車に乗せて欲しかった…
やっと戻ってきましたー!!!
林道の所要時間は1時間10分、標高差は300メートルくらいでした。直射日光に焼かれて夏はさぞ暑いことでしょう。
神坂峠は高速から遠くマイカーでなければアプローチが困難なので、下山後も車は自分のを含め13台しかありませんでした。
2013年05月18日 12:25撮影 by  iPod touch, Apple
5/18 12:25
やっと戻ってきましたー!!!
林道の所要時間は1時間10分、標高差は300メートルくらいでした。直射日光に焼かれて夏はさぞ暑いことでしょう。
神坂峠は高速から遠くマイカーでなければアプローチが困難なので、下山後も車は自分のを含め13台しかありませんでした。
撮影機器:

感想

先週は福井の荒島岳に登りましたが、今週は岐阜の恵那岳です。
金曜日になって一転の晴れ予想、気持ちのいい登山となりました。

本来ならば広河原コースのピストンを予定していたのですが、前日他のコースを調べていると「神坂峠コースが一番眺望が良い」と紹介されている記録を見つけ、こちらのコースをとることにしました。
結果、大満足の景色を拝むことが出来ました。まず、駐車場からしばらく南アルプスを左に見ながら歩けることが大きいです。私は長野川からの南アルプスの稜線を見たことがなかったので、写真を取ることに夢中になりなかなか前へ進めないほど、その姿に感動しました。次にクマザサが生い茂る稜線部分では、振り返ると御嶽山、乗鞍岳、中央アルプスの雄大な姿を確認できます。下山時に広河原コースを歩きましたが、同コースでは一部でしかこの姿を見ることが出来ず、また山頂でも御嶽山は見れませんので、それらを見たい方はこちらのコースを登ることをお勧めします。

ただ、何分登山者の少ない道でありますので、コース整備が行き届いておりません。クマザサに覆われて下が見えず、残雪の量にいたっては広河原の10倍ほどはあります。稜線ですし赤テープが多数ありますのでルートを間違うことはないかと思いますが、歩きやすいのは広河原コースでした。現に、関東方面からの人にとっては高速を降りて20分ほどでき、距離も短いという理由もあるのでしょうが、広河原から登ってこられる登山者は80名ほどいたかと思います。

このところ週末の天気予報が悪い日が続いておりましたが、18日土曜日夜9時に週間天気予報を見ている限り、来週は期待できそうです。先週今週と百名山を登ったので、次は200、300名山を歩いてみようかな。

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