谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳 〜西黒尾根を登り、茂倉新道を下る〜
群馬県
新潟県
deportivo21
tanya
- GPS
- 11:35
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,607m
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↓
6:00 西黒尾根登山口
↓
8:30 ガレ沢のコル
↓
10:10 谷川岳トマの耳 [1963m]
↓
10:30 谷川岳オキの耳 [1977m]
↓
12:00 一ノ倉岳 [1974m]（昼食）
12:35 出発
↓
13:05 茂倉岳 [1978m]
↓
14:25 矢場ノ頭 [1490m]
↓
16:35 茂倉新道・蓬新道分岐（高波吾策像前でコーヒータイム）
17:00 出発
↓
17:20 土樽駅 [605m]
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
営業時間外でも入庫・出庫可能。入出庫時間が両方とも営業時間外の場合、出口のポストっぽいところに500円と用紙を入れます。 【下山後】JR上越線 土樽駅 → 土合駅 (230円) 土合駅から谷川岳ロープウェイまで、徒歩で30分弱。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【西黒尾根】 ・樹林帯を抜けた先に鎖場が2ヵ所あります。 今回は登りでしたが、下りはちょっと怖かった記憶があります。 ・トマの耳手前にある残雪の右側の岩を登ります。滑りやすく苦戦しました。 ここは最初から残雪を歩いたほうが楽かもしれませんが、滑落に注意。 【谷川岳〜茂倉岳】 ・浅間神社奥ノ院の少し先に鎖が付けられています。 ・ノゾキから一ノ倉沢を覗き込みすぎると落ちそうなので注意。 ・一ノ倉岳から茂倉岳までは雪上を歩きます。 群馬側は急斜面なので、新潟側を歩きました。 【茂倉新道】 ・茂倉岳避難小屋付近に残雪があります。 ・矢場ノ頭から少し下った登山道に熊がいました。 ・樹林帯に入ると赤土で足元が滑ります。 |
写真
ジョウエツキバナノコマノツメかも。。。
一ノ倉沢をノゾキから。左下が衝立岩でしょうか？その上のギザギザが烏帽子岩？
向かいの山は、左のなだらかな尾根の山が朝日岳、朝日岳の手前のとんがりが笠ヶ岳、右の△が白毛門ですね。
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左下が衝立岩でしょうか？その上のギザギザが烏帽子岩？
向かいの山は、左のなだらかな尾根の山が朝日岳、朝日岳の手前のとんがりが笠ヶ岳、右の△が白毛門ですね。
感想
何度か登ったことのある谷川岳。これまでは天神尾根ピストンか、天神尾根から西黒尾根という2パターンの登山だったが、今回は西黒尾根から茂倉新道を下る縦走にチャレンジ！
【登山開始】
予定では5時に登山開始だったが、前日の仕事が長引いて睡眠時間がなくなってしまいそうなので、1時間遅らせてスタート。土樽駅15時台の電車はスタートから厳しいものになった…。
【西黒尾根】
登山指導センターで登山届を提出してから西黒尾根へ。
樹林帯のL字の木を懐かしく感じる。
depor021「お久しぶりです。」
L字「誰だっけ？」
さあ、楽しんでいこう！
樹林帯の切れ目から天神尾根が正面に見える。もう7時を過ぎているので、ロープウェイ使った登山者のほうが登頂は早そう。
樹林帯を抜けると、待っていたのは谷川岳の見事な山肌。残雪をわずかに纏う姿はとても美しい。
2ヵ所の鎖場で、登るtanyaさんを撮影する。いつも「格好良く撮ってくれ。」と言われるが、今回の遠距離撮影はうまく出来たと思っている。
ラクダの背、ガレ沢のコル付近で後から登ってきた登山者に追い抜かれる。皆さん速いね。ザンゲ岩を過ぎたところには雪田がある。雪田を避けて岩をよじ登るが、雪解け水が冷たい。トマの耳は雪田を歩いた先にある。
【谷川岳】
トマの耳には5名の先客が。ここでは、天神平から来たという方に撮影をお願いした。
山頂からの展望は見事で、群馬側に白毛門、笠ヶ岳、朝日岳といった谷川連峰の山々。少し離れたところに武尊山、至仏山。燧ヶ岳は見えていたかどうか…。北には巻機山、その奥に平ヶ岳、越後駒ヶ岳など。新潟側には隣山の万太郎山、仙ノ倉山、平標山。遠くには苗場山まで。梅雨入りしたこの時期にここまで見渡せるとは思っていなかったので感動した。
10分ほど歩いてオキの耳。こちらも数名の登山者が頂上を楽しんでいた。こちらからもトマの耳と同じ大展望を楽しむ。登ってきた西黒尾根を見ると、よく登ったもんだと思う。
【一ノ倉岳】
オキの耳から先は初めての登山道となる。
ノゾキから見た一ノ倉沢は大迫力で、向かいの白毛門からも見てみたいと思った。衝立岩にへばりついたクライマーが3名見えた。大きな声が聞こえたが、おそらくルートの指導をしていたのだろう。
ここまで来るのに時間が掛かってしまい、この辺りで15時台の電車を諦める。
そうと決まれば山頂でのんびりコーヒーを楽しむことにしよう。自分の最近の流行は、コーヒーで山に乾杯すること。今回は谷川岳に乾杯♪♪
【茂倉岳】
一ノ倉岳を抜けた先には雪田が広がっている。最近の気温上昇や直射日光の強い稜線であるにも関わらず融けていないとは、なかなかにしぶとい。滑らないように慎重に歩く。せっかく持ってきたのでピッケルを装備。ちなみに12本アイゼンも携行していたが、最後まで装着することはなかった。会津駒の際のスノーシューと同じく重りになってしまったわけだが、それは結果論なのでOK。
山頂からは馬蹄形縦走路が全て見渡せる。蓬峠から清水峠、朝日岳、笠ヶ岳、白毛門。いつかは歩いてみたいものだ。
【茂倉新道】
茂倉岳からの下りは矢場ノ頭までお花畑が続く。チングルマ、コイワカガミ、イワウチワなどが咲き乱れ、ここまでの疲れを癒してくれる。
矢場ノ頭から下ったところに熊がいたが、こちらに気付くと逃げて行った。登山を始めて4年経つが、熊を目撃したのは初めて。大きな熊ではなかったが、向かってこられたら対処できたのだろうか…。
しばらく滑りやすい赤土の登山道を歩く。落ち葉が多いので慎重に下る。関越自動車道を走る自動車の音が聞こえるようになると、この日の長い登山も終わりが近いことを実感する。
土樽駅を示す看板を見たのは16時。電車は18時過ぎなので、公園のようなところで本日2回目のコーヒーを楽しむ。駅に着いたのは17時過ぎ。途中からのんびり歩いたこともあり、予定をだいぶオーバーしてしまったが、怪我することなく無事に下山できてよかった。
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ta-bo21 さん
どこかでお会いできるかと思ってましたが、残念でした(ToT)
密かにコーヒーでも頂こうかと思っていたのに
なんだか自分が登った以上に嬉しい記録をありがとうございます＾＾
私も、どこかでお会いできるのでは
pinkspiderさんの記録を見ていなかったら、このコースの存在自体を知らなかったかもしれません。こちらこそ、ありがとうございました
コーヒーはまたの機会に
キレイな写真と詳しいレポートで、なんだか当日の感動がよみがえってきます
熊もいたなんて、ビックリです
ちゃんと熊鈴鳴らさないとイカンですね。
電車逃すのは、死活問題ですよね。
特に私の場合はソロ活動なので、寂しさ全開です。
土樽駅周辺何にも無いですし…。
おはようございます
去年、雲の平で熊が出たと聞いたことはありましたが、実際に見たのは初めてでした。私は緊張のせいか、逃げるのではなく、カメラを構えて撮影しようとしていました
土樽駅周辺は本当に何もないですよね。ちょっと遅れたら3時間待ちの恐怖
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