紅花姫岩鏡を愛でに大沢山に登る
山梨県
matusan
その他2人 
体力度について
- GPS
- 06:36
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,070m
- 下り
- 1,065m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:10
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
清八山登山口〜女坂峠分岐間は、バリエーションルートとなっているが、送電鉄塔用の点検ルートを辿っていくと、尾根に設置されている送電鉄塔にたどり着き、それからは、送電線に沿って登って行くと女坂峠分岐に至る。 女坂峠分岐〜女坂峠間は、急な下りとなり、途中トラロープが設けられている急坂があり、危険個所となっているため、 落石を起こさないように慎重に下りたい。 大沢山〜送電鉄塔〜奥野稲荷神社間のルートは、コースはしっかりしているが、奥野稲荷神社手前は急坂なので慎重に下りたい。 |
写真
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奥に見えているのは、京戸山〜達沢山!!
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
5/9は、大沢山の紅花姫岩鏡を愛でるために笹子駅から女坂峠経由で大沢山に登り、大沢山の紅花姫岩鏡の群生地を訪れてきた。大沢山の岩鏡は、今年3/20に笹子駅〜大沢山〜大洞山〜笹子峠〜笹子駅と周回した際に、大沢山の近くで紅花姫岩鏡の大群落を見つけた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3010159.html
この紅花姫岩鏡の大群落が花を咲かせる時期に再度現地を訪問しようということになり、今回紅花姫岩鏡の群生地を再訪したところ、丁度見頃を迎えており、可憐なピンク色の花が斜面に拡がっているのを確認でき、紅花姫岩鏡の大群落との楽しい再会を果たすことが出来た。
朝7:16に笹子駅を出発し、林道経由で東山梨変電所を過ぎ、清八山登山口手前の沢で小休止を摂った。清八山登山口から堰堤下に降りて涸沢を渡渉し尾根を目指した。藪漕ぎを覚悟して進んだところ、東電鉄塔保守点検路なのか林業用なのかわからないが、1m幅の道がジグザグに尾根に向かって伸びていた。この道に沿って登り、9:26に尾根の鉄塔下に出た。ここからは、尾根に沿って送電線が延びており、登山路も急坂の連続ながら、道迷いの心配がない道がついており、9:49に女坂峠分岐に着いた。ここで小休止を摂っていると、樹林越しに富士山が見えた。
女坂峠分岐から女坂峠は急坂の連続で、トラロープが登場する。パーティーで歩いている時は、後続が落石を起こさないように注意して歩きたい。
女坂峠〜大沢山へは、芽吹きを始めた広葉樹林帯の中の登りが続く。10:32に大沢山山頂に着いた。小休止を摂った後、紅花姫岩鏡の群落の花の状態を見に坂を下っていくと、斜面一面にピンク色の可愛い紅花姫岩鏡の花が咲いているのが確認できた。丁度咲き始めた状態のようで、これから更に花が増えていくように思えた。紅花姫岩鏡の花の鑑賞と写真撮影に時間が早く過ぎた。この群落から更に数百m先の群落の花の状況を確認すべく、更に足を延ばすと、こちらは、標高が低くなることもあり、花が咲いているのが確認できた。尾根筋からは、富士山や、御坂山塊が望む、振り返ると、大菩薩連嶺もはっきり確認できた。ただし、この日は、晴れてはいるものの、黄砂が流れてきているためか、ちょっと霞んで見えた。
大沢山山頂に戻って昼食休憩を摂り、まったりとした時間を過ごした後、12:00に下山を開始した。帰路は、3/20に登ってきた尾根道経由で奥野稲荷神社に至るコースを下った。送電鉄塔で小休止を摂った後、追分トンネルの上部を通過し、13:20に奥野稲荷神社に着いた。神社で安全に下山できたことを感謝し、13:49に笹子駅に帰着した。
今回は、外出自粛期間のため、山行の実施について悩んだが、紅花姫岩鏡の花の時期の制約があったため、登山客が少ないバリエーションルート経由で登り、バリエーションルートで下山した。大沢山山頂で紅花姫岩鏡を愛でに登ってきた団体とスライドした以外は、他の登山客と会わない静かな山行だった。また、紅花姫岩鏡の開花の時期に間に合って可憐な花を愛でることが出来、ラッキーだった。
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