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記録ID: 3181436
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 日本三大急登の黒戸尾根はハードだった

2021年05月14日(金) 〜 2021年05月15日(土)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:51
距離
20.6km
登り
2,645m
下り
2,633m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:57
休憩
1:18
合計
9:15
距離 12.1km 登り 2,463m 下り 835m
7:42
7:43
63
8:46
14
9:00
9:01
45
9:46
9:51
2
9:53
9:57
48
10:45
11:30
50
12:20
74
13:34
18
13:52
14:14
5
14:19
51
15:10
25
15:35
2日目
山行
3:22
休憩
0:09
合計
3:31
距離 8.5km 登り 192m 下り 1,821m
7:17
37
7:54
8:00
1
8:01
8:03
40
8:43
11
8:54
47
9:41
61
10:42
10:43
5
6時20分スタート⇒七条小屋10時45分(テント設営40分くらい)⇒頂上13時50分
テント設営除けばほぼ休憩無しで山頂まで約7時間。コースタイムの70%を目標に、小屋までは荷物の重さに苦労しながらも大体予定通りのペースでしたが、荷物が一気に軽くなる小屋から上は残雪で思ったほどペースを上げられなかった。
天候 晴れ 暑い
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
七丈小屋より下にはほとんど雪無し。小屋から八合目まで残雪豊富。八合目から頂上はミックス。チェーンスパイクでも行けないことないけど12本爪アイゼンの方がストレスが無い。頂上直下のンゼ状の岩場には雪無しだが、アイゼン付けての通過になるので引っ掛けに注意。
その他周辺情報 べるがの湯は12時営業開始
予約できる山小屋
七丈小屋
さあ行きましょう
さあ行きましょう
思ったよりいい道
思ったよりいい道
序盤は本当にいい道。トレランの人が来るのわかる。
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序盤は本当にいい道。トレランの人が来るのわかる。
ここまでで十分辛い
1
ここまでで十分辛い
刃渡りは注意して行けば難しくない
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刃渡りは注意して行けば難しくない
この辺から梯子が出てくる
1
この辺から梯子が出てくる
黒戸山を巻く登山道に残雪少々
1
黒戸山を巻く登山道に残雪少々
手前のあの山を越えます
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手前のあの山を越えます
この辺から危険度が上がりますが、梯子鎖はしっかりしているのでそれほど難しくはない
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この辺から危険度が上がりますが、梯子鎖はしっかりしているのでそれほど難しくはない
下見ると怖い
また、あの山を越えます。黒戸尾根マジやばい
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また、あの山を越えます。黒戸尾根マジやばい
壊れた橋の上にある立派な橋を渡ります
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壊れた橋の上にある立派な橋を渡ります
ここが最後の難所。この梯子の上に高度感のある岩場。登りはたいしたことないけど下りは怖かった。
2021年05月16日 07:35撮影
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5/16 7:35
ここが最後の難所。この梯子の上に高度感のある岩場。登りはたいしたことないけど下りは怖かった。
目標の11時前には小屋に到着。受付してテント場へ。テン場は小屋から5分ほど歩いた所にあります。
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目標の11時前には小屋に到着。受付してテント場へ。テン場は小屋から5分ほど歩いた所にあります。
ここは第2テン場。
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ここは第2テン場。
小屋から上の八合目に向かう斜面に残雪。気温が高いのでシャーベットで滑ります。ルートもわかりにくいし、ここが本日一番疲れた。
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小屋から上の八合目に向かう斜面に残雪。気温が高いのでシャーベットで滑ります。ルートもわかりにくいし、ここが本日一番疲れた。
八合目着。頂上はまだ遠い。
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八合目着。頂上はまだ遠い。
この先の大岩を巻くルートは左側の夏道も出ていました。右側の冬道はトラバースになるのでちょっと怖い。
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この先の大岩を巻くルートは左側の夏道も出ていました。右側の冬道はトラバースになるのでちょっと怖い。
ルンゼ状の岩場かな?
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ルンゼ状の岩場かな?
雪が無ければ難しくはない
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雪が無ければ難しくはない
これこれ。これを見に来たんだよ。
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これこれ。これを見に来たんだよ。
超カッコイイ。絵になるなあ。
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超カッコイイ。絵になるなあ。
黒戸尾根といえばこの岩ですよね。
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黒戸尾根といえばこの岩ですよね。
頂上はなかなか近づいてこない
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頂上はなかなか近づいてこない
ここまで来ればあと少し。あれが偽ピークではありませんように・・・
ここまで来ればあと少し。あれが偽ピークではありませんように・・・
本宮にも剣
ついに登頂しました。すげー疲れた。
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ついに登頂しました。すげー疲れた。
撮っていただきました
2021年05月16日 07:36撮影
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5/16 7:36
撮っていただきました
北岳方面。ちょっと霞んでいたけど周囲の山もよく見えました。
2021年05月16日 07:36撮影
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5/16 7:36
北岳方面。ちょっと霞んでいたけど周囲の山もよく見えました。
仙丈ケ岳。あっちは雪多い。
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仙丈ケ岳。あっちは雪多い。
八ヶ岳方面。
鋸山。=デスみたいなイメージ。
鋸山。=デスみたいなイメージ。
北沢峠方面。バスが通っていたら黒戸尾根には来なかったと思う。
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北沢峠方面。バスが通っていたら黒戸尾根には来なかったと思う。
登りはチェーンスパイクで来ましたが、帰りは12本爪とピッケル装備します。
2021年05月16日 08:17撮影
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5/16 8:17
登りはチェーンスパイクで来ましたが、帰りは12本爪とピッケル装備します。
今夜の宿。青テントが3組。
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今夜の宿。青テントが3組。
テントの中に置いておいたビールは暖かくなっていたので、急速冷却します。
テントの中に置いておいたビールは暖かくなっていたので、急速冷却します。
下山後最初の一杯は震える美味さでした。登頂後の一人居酒屋最高。このテーブルを下山時にどこかで落としてきてしまいました…。
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下山後最初の一杯は震える美味さでした。登頂後の一人居酒屋最高。このテーブルを下山時にどこかで落としてきてしまいました…。
翌朝は雲海
鳳凰三山が美しい
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鳳凰三山が美しい
帰ります。いい山でした。
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帰ります。いい山でした。
登りなのに下山道。登り返しがキツイ
登りなのに下山道。登り返しがキツイ
途中から小雨。涼しくてよかった
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途中から小雨。涼しくてよかった
下りも長い長い。全然標高下がらない
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下りも長い長い。全然標高下がらない
3時間半ほどで無事下山しました。
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3時間半ほどで無事下山しました。
お疲れ様でした

感想

残雪の甲斐駒に黒戸尾根からテントで一泊の予定。初日に頂上踏んでテントでゆっくりと酒を飲みたいと急いで登りました。軽量化してきましたがザックの重さ14キロ。久々のテント装備が肩に食い込んで辛かった。
登る前に気にしていたのは、テント装備で初日に頂上まで行けるかどうかと、頂上付近の岩場の残雪状況でした。
日本三大急登の黒戸尾根は噂に違わぬハードなコースで、重荷での長く険しい登りには苦労しましたが、なんとか予定通り11時前には小屋に到着し、山頂アタックできました。
山頂付近の残雪状況については、七合目から八合目の斜面にはベッタリと残雪があり、しかも高温でシャーベットになっていて非常に登りづらかったです。八合目から上も所々雪が残りますが、数か所「ちょっと危険かも」というトラバースがありますが、基本的な雪上歩行技術があればまず問題は無い感じ(個人の感想です)。
雪が付いていると危険と言われるルンゼについても全く雪が無く難しくはありませんでした。
登頂後テントに戻ってから、テント場でご一緒した方と山談議で盛り上がりました。皆さん感じのいい方たちで楽しい時間を過ごせました。
七丈小屋のHPで毎日状況をアップしてくれているの本当に助かりました。ヤマレコの記録も大変役に立ちました。
この日初使用だったカスケードワイルドのフォールディングテーブルを下山時に落としてきたことだけが残念。便利だったのに・・・。



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甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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