硫黄岳〜横岳〜天狗岳 ◆雨氷の中のツクモグサ◆


- GPS
- 07:32
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,728m
- 下り
- 1,729m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:31
天候 | 曇りときどき晴れ 山行中はガスがかかり気味でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時前到着も「上」は満車、「中」に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下記は(特に残雪は)本日現在の状況です。 今後変化すると思われますので、ご自身で最新の情報を入手してください。 【桜平↔オーレン小屋】 残雪はありません。一昨日の大雨が原因か、2ヶ所が荒れていました。 特に夏沢鉱泉からオーレン小屋への途中は登山道が崩落しており、注意しての通過が呼びかけられています。 【オーレン小屋↔赤岩の頭】 まだ残雪がしっかりあり、ほとんど雪の上を歩きます。雪は緩んでいるのでスパイクを履くことはありませんでしたが、3週間程度は雪はありそう、さらに泥濘もしばらく残りそうです。 【赤岩の頭↔横岳(二十三夜峰)】 稜線に残雪はありません。前日の雨が凍って西側の壁や岩が凍っていましたが、歩行に支障はありませんでした。 【夏沢峠↔天狗岳】 林に入ると、最近まで雪が残っていただろうと思われる泥濘が残っています。箕冠山分岐の手前でまとまった雪を踏みます。 【箕冠山→オーレン小屋】 前半(上部)は残雪が多いです(融けるには2週間くらい?)徐々に残雪は減りますが、泥濘は多く残っており、この状況はしばらく続きそうです。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
例年より早そうなツクモグサを探しに横岳へ。
桜平から硫黄岳〜横岳〜赤岳ピストンというのが自分の中で定番コースなのですが、当日朝に思いついてちょっとコースを変えてみることにしました。
晴れた早朝車を走らせていくと、向かう八ヶ岳だけしっかり雲が。過去に何度も経験したパターンです。微妙な雲のかかった山を眺めながら桜平をスタートしました。
すぐに渡る橋の先、そして夏沢鉱泉の先でそれぞれ崩落があり、前日までの大雨の影響を思い知らされました。オーレン小屋からは赤岩の頭へと登っていきます。林の中はまだ残雪たっぷりで、春先の緩んだ雪を踏み込みました。
赤岩の頭から硫黄岳へと登っていく途中、西向きの斜面に立つ木の枝が雨氷になっていました。前日までの雨が残り、そして朝まで冷え込んだのですね。想像もしていない景色でした。
横岳(奥ノ院)から先へ、かつての記憶から「このあたりにありそうだ」というところをじっと探し、3株だけツクモグサを見つけることができました(一番まとまって咲く石尊峰のところはまだまったく咲いていませんでした)。
二十三夜峰まで来ると、赤岳はやめてUターン。この余力を天狗岳方面に延ばしてみようと考えました。硫黄岳から夏沢峠へ、そして誰にも行き会わない静かな道を天狗岳へと向かいます。林を抜けた根石岳には意外に多くの人がいて驚きました。すれ違う方々の装備やファッションが先ほどまでいた横岳とは明らかに異なり、稜線続きながら違う山に来た印象を持ちました。3月以来となる東天狗岳山頂でカップラーメンをすすり、オーレン小屋経由で桜平に戻りました。
始めて歩いてみたルートの感想ですが、我ながらとてもいいコースではないかと思いました。特にこれから(花の時期)には良いと思います。横岳の高山植物、台座の頭&根石岳山荘前のコマクサなど、夏の八ヶ岳の魅力満載だと思います。
1泊2日なら硫黄岳山荘か根石岳山荘に宿を取るといいでしょうし、オーレン小屋を基地にしてもいいかもしれません。体力とスピードがあれば、日帰りも可能です。
yoisaさんこんばんは(^^) 1日違いで桜平から歩いてきました〜! yoisaさんのようなガッツリ本格ルートじゃなかったですが、いつ行っても楽しめますね、八ヶ岳は♪
ところで、夏沢鉱泉までの道、やっぱりあれは最近崩れた跡だったんですね?! 歩きながら昔アスファルトだった道が直されないままデコボコしてるのかな、、、と勘違いしてました。でも夏沢鉱泉に着いたら2台のハイエースが停まってるじゃないですか。『このハイエースはあのひどい道を通行出来るのかな?ムリだよねー?使ってない車なのかな〜?』なんて会話をしてたんですよ。まさかアスファルトがあそこまでえぐられるとは思っていませんでした(・・;) 水の力ってやっぱり怖いですね。。。
あー、それにしてもツクモグサ出ててんですね〜!チラッと頭をよぎったものの、まだ早いよな〜って思って全く足を伸ばすことすら考えませんでした。行けば良かったです〜😅
代わりにyoisaさんの可愛らしい凍結ツクモグサで楽しませていただきました(^^)
harubo33さん、こんばんは(^^)
いつぞやも「桜平から同コース:1日違い」ありましたね。今度は予定した日の前日に出かけることにしましょう(笑)
そーなんです、夏沢鉱泉の手前は大雨による崩落みたいです。諏訪地域の市街地はほとんど被害なかったですが、山では道がえぐられるほどだったのかと、私も驚きました。そういえば2年前の台風19号では富士見の「盃流し」は埋まり、青年小屋の先「乙女の水」の沢は大崩落したのですよね。
ツクモグサは何とか小さな株を見つけましたが、他の方のレコで立派な満開の花が上がっています。ここ、私も通ったはずなのに・・・(笑)
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