記録ID: 3256489
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
胸突八丁の花畑に癒され常念岳へ
2021年06月08日(火) [日帰り]
長野県
puku-f
- GPS
- 08:43
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,687m
- 下り
- 1,668m
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日帰り
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:44
距離 14.7km
登り 1,687m
下り 1,687m
13:42
| 天候 | 晴れ 山頂気温9度 西風強し |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
一ノ沢駐車場着4：40 他の車は5台（帰りは6台）、林道脇の駐車スペースに3台 ※人気の山としては、駐車スペースが非常に少ない印象です。土日やシーズンとなるとまず駐車が大変だと思いました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇今回は全て夏道を歩いています。ただし、 1800m付近、笠原沢渡河、胸突八丁で雪及び雪渓が現れます。1800m付近と胸突八丁の雪は一週間以内には消えると思います。現状はツボ足でまったく問題有りません。問題は、笠原沢の渡河地点の雪渓ですが、かなり緩んでいます。ここのブリッジが中途半端に崩落した場合は、厄介との印象です。 〇一ノ沢の渡河一か所と支流の沢の渡河一か所に橋が有りませんでした。現在の水量が多いのか少ないのか判断できませんが、靴が若干濡れる程度で渡河出来ました。 〇乗越から山頂に向かって直ぐに山道が崩落しています。帰りには新しいルートが完成してました。よく確認しながら進むのが良いと思います。（作業された小屋の方々、ありがとう御座います。助かりました。） 〇胸突八丁のお花畑は、危険と隣り合わせです。落石注意と滑落注意となっています。 |
| その他周辺情報 | ほりでーゆ〜四季の郷が近かったので帰りに初めて利用しました。入浴料は550円。ただ、まるでプールに居る様な塩素の臭いが不快で、リラックスは出来ませんでした。以前利用した しゃくなげの湯にすべきでした。 ほりでーゆ〜四季の郷 http://www.holiday-you.co.jp/ しゃくなげの湯 http://syakunagenoyu.info/ |
写真
午後から高所を前線が通過し、霧と強風の天気予報なので、常念岳ピストンの早出早帰で行きたいと思います。カメラの時間が合っていません、ちょうど5時にスタートしました。登山口まで1�卍�歩きます。
6/8 5:07
午後から高所を前線が通過し、霧と強風の天気予報なので、常念岳ピストンの早出早帰で行きたいと思います。
カメラの時間が合っていません、ちょうど5時にスタートしました。登山口まで1�卍�歩きます。
カメラの時間が合っていません、ちょうど5時にスタートしました。登山口まで1�卍�歩きます。
二週間前の宮之浦岳で転倒しましたので、今日はスピードを控え、更なる安全歩行に徹します。(笑)
事前学習では、あまり花には期待しませんでしたが、はやくも登場。
ユキザサ
ユキザサ
暗い林間から沢沿いの明るい山道となりました。時折視界も開け、向かう乗越方面が初めて見えました。
ムラサキヤシオが現れました。この先、胸突八丁まで幾度となく現れ、楽しませてくれました。
1800mで雪が現れました。傾斜も無く緩んでいますので、問題有りません。
笠原沢に到着。雪渓を渡るようです。沢の合流地点全体が雪渓に覆われていますが、下流側は崩落しています。
雪渓の中央部分をそっと歩いています。ここのブリッジが崩落し始めると苦労しそうです。
これから登る常念岳山頂がはっきり確認出来ました。高度差は随分ありますね。
雪渓、新緑、空の青なかなか美しいです。
雪渓、新緑、空の青なかなか美しいです。
笠原沢の雪渓は無事渡河出来ました。次は、沢の右岸に初めて渡る予定ですが、良くレコに登場したスノーブリッジは、もはや通行は出来ません。
1
6/8 6:56
笠原沢の雪渓は無事渡河出来ました。次は、沢の右岸に初めて渡る予定ですが、良くレコに登場したスノーブリッジは、もはや通行は出来ません。
右岸に渡ります。この後、山道が不明瞭でしばらくうろうろ。橋を渡って右手に少し進み、小川が山道になっています。
胸突八丁の取り付きに向かうために左岸に戻りますが、渡河場所が分からず、ピンクテープ方向に直進し（踏み跡多数）、かなり右岸を歩いた後、行き詰まり、ピンクテープまで戻ると橋が。上流からだとこの橋はすぐ分かりますが、下流からだとまったく見えません。しかも先程のピンテがはっきりみえるので、見落としました。
2
6/8 7:21
胸突八丁の取り付きに向かうために左岸に戻りますが、渡河場所が分からず、ピンクテープ方向に直進し（踏み跡多数）、かなり右岸を歩いた後、行き詰まり、ピンクテープまで戻ると橋が。
上流からだとこの橋はすぐ分かりますが、下流からだとまったく見えません。しかも先程のピンテがはっきりみえるので、見落としました。
上流からだとこの橋はすぐ分かりますが、下流からだとまったく見えません。しかも先程のピンテがはっきりみえるので、見落としました。
雪渓で行き止まりとなります。現在は、そこがちょうど胸突八丁の階段の始まりとなっています。参考までに、雪渓はまったく使えない状態になっています。
1
6/8 7:30
雪渓で行き止まりとなります。現在は、そこがちょうど胸突八丁の階段の始まりとなっています。
参考までに、雪渓はまったく使えない状態になっています。
参考までに、雪渓はまったく使えない状態になっています。
胸突八丁を登り始めると直ぐにたくさんの花が登場しました。散発では今までも見る事が出来ましたが、ここは、嬉しい事に花畑となっています。ニリンソウ
3
6/8 7:35
胸突八丁を登り始めると直ぐにたくさんの花が登場しました。散発では今までも見る事が出来ましたが、ここは、嬉しい事に花畑となっています。
ニリンソウ
ニリンソウ
私、男性ペア、男女ペアの五人がほぼ同時に到着。
全員、即、ソフトシェルを羽織る。私は、帽子も冬用に替えました。
全員、即、ソフトシェルを羽織る。私は、帽子も冬用に替えました。
男性ペアの方に撮って頂きました。お一人は83歳だそうです。御立派です。私も後20年弱頑張らねば。
男性ペアは、縦走路に。男女ペアは、常念岳に出発されました。私も山頂向け出発です。この画像の撮影場所の上部で山道が崩落していました。通れない事は無かったですが、帰りは違うルートの案内をして頂きました。
3
6/8 8:56
男性ペアは、縦走路に。男女ペアは、常念岳に出発されました。私も山頂向け出発です。
この画像の撮影場所の上部で山道が崩落していました。通れない事は無かったですが、帰りは違うルートの案内をして頂きました。
この画像の撮影場所の上部で山道が崩落していました。通れない事は無かったですが、帰りは違うルートの案内をして頂きました。
到着。若い男女ペアの方に撮って頂きました。
ありがとうございました。大変健脚のお二人です。
奥穂は残念。
ありがとうございました。大変健脚のお二人です。
奥穂は残念。
山頂からの眺め
北側 常念山系の横通岳、大天井岳、燕岳
肉眼では剱岳と立山がボンヤリみえています。
奥の後立山連峰は残念
北側 常念山系の横通岳、大天井岳、燕岳
肉眼では剱岳と立山がボンヤリみえています。
奥の後立山連峰は残念
南 焼岳が半分見えますが、乗鞍や御嶽は雲の中。
予報通り、急激に天候が悪化して来ました。
予報通り、急激に天候が悪化して来ました。
常念岳は大変良い天気ですが、お隣まで天候が悪化しています。ガスに包まれる前に胸突八丁取り付きまで下りたいので、早々に下山します。山頂最後の一枚 一名いらっしゃいます。
3
6/8 10:33
常念岳は大変良い天気ですが、お隣まで天候が悪化しています。ガスに包まれる前に胸突八丁取り付きまで下りたいので、早々に下山します。
山頂最後の一枚 一名いらっしゃいます。
山頂最後の一枚 一名いらっしゃいます。
小屋、乗越と胸突き八丁。胸突八丁から山頂までの急登が良くわかります。
胸突八丁の雪。角度は有りますが、ステップも有りますし、緩んでいます。まもなく消えると思います。
行きにルートを間違った渡渉ポイント
赤が間違い（踏み跡多数） 青が正解
赤が間違い（踏み跡多数） 青が正解
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
帽子
靴下
レインウェア
ソフトシェル
冬用帽子
サングラス
登山靴
手袋
ザック
防水スタッフバック
タオル
昼食
行動食
非常食
飲料（2.5ℓ）
甘酒
ファーストエイドキット
ツエルト
ナイフ
はさみ
修理用具
カメラ
時計
GPS機器
コンパス
ホイッスル
ライト
予備電池
ロールペーパー
携帯トイレ
ストック
地図
登山計画書控え
|
|---|
感想
五月後半の南九州登山遠征の最終日、宮の浦岳スタート直後に不注意で転倒し、顔面を切ったり、眼鏡やヘッデンをダメにしました。顔からの転倒は初めてでした。
サングラスを新調したり顔面の傷回復をまったりで二週間が過ぎました。
ちょっとしたつまずきが大けがに繋がる事が、今回のトラブルで良く理解出来ました。
ということで、安全登山を一層心掛けることを強く意識し、常念岳に臨みました。
余り期待していなかった花々も見る事が出来、まあまあの眺望にも恵まれ、納得のいく登山が出来ました。
若干、歩幅が狭まり、歩みも遅くなった気はしますが、無事登山を終了出来、安堵もしています。これからも、本日の83歳のご壮健なハイカーさんを見習い、安全登山を重ねたいと思います。
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