富士山 富士宮ルート(登)〜プリンスルート(下)
山梨県
静岡県
Sugar_69
その他4人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,893m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
7:30 新五合目到着
休憩(仮眠)
9:20 新五合目出発
9:40 六合目
10:50 新七合目
12:00 七合目(元祖)
13:00 八合目(池田館)・・・・宿泊予定
小休憩
13:20 八合目出発
14:00 九合目
14:20 九号五勺
〜八合目で待っていた仲間から呼び出しがあって、八合目へ急いで戻る〜
14:50 八合目(池田館)
休憩・宿泊
【7/26】
1:30 八合目出発
2:30 九合目
3:50 山頂
〜御来光〜
〜休 憩〜
5:00 浅間大社奥宮
5:50 剣ヶ峰到着
6:00 剣ヶ峰出発
6:10 御殿場口(富士山郵便局)
6:30 須走口到着
小休憩
6:10 須走口出発
7:00 御殿場口
[御殿場コース(プリンスルート)下山]
8:00 八合目(御殿場)
8:30 七号九勺(赤岩八号館)到着
休憩
8:50 七号九勺(赤岩八号館)出発
9:20 七号五勺(砂走館)到着
休憩
9:40 七号五勺(砂走館)出発
10:15 宝永山・御殿場口分岐
10:20 宝永山第一火口(休憩)
11:30 宝永山第一火口縁
11:40 富士宮六合目
12:00 富士宮新五合目到着
| 天候 | 7/25 霧雨〜曇り〜晴れ 7/26 晴れ(山頂〜6合目)、曇り(5合目) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
各コースによって、マイカー規制の時間帯や実施日も違うようなので注意が必要です。 【富士宮コース】 臨時駐車場：水ヶ塚駐車場 駐車料金：1000円 シャトルバス：6時〜22時 30分毎運行 利用料金：往復1300円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�〕鄒� 7合目と8合目の間で、登山道から外れたところではありますが、直径50cm〜70cmほどの落石がありました。「ラ〜ク!!」と叫びましたが、恐らく登山道までは落ちなかったと思いますが、あの落石が人へ当たれば、大惨事になると思います。 �∈�み具合 ・今回、登りルートに選んだ「富士宮コース」ですが、平日ということと、天候があまり良くない予報だったせいで、昼間の山行中、登山道は全然混んでませんでした。紅葉などのピーク時の栗駒山のほうが混んでいるくらい。 ・朝2：00頃から御来光を目指して登った際は、ものすごい混み具合でした。「ディズニーランドのアトラクション待ちか!?」ってくらい混んでました。 �９盪撹� ・山行中、高山病に苦しんでいる方を2名ほど見かけました。2名とも酸素も十分な飲み物も持ってませんでした。僕の酸素を分けてあげましたが、高度を下げないで治るってことはないと思います。 ・私は、十分な高山病対策をしたつもりでしたが、山小屋で睡眠をとって、起きたところ、軽い頭痛が生じました。ホントに軽い頭痛だったのと、外に出て、新鮮な空気を吸ったら、治ったので問題ありませんでしたが、恐らく山小屋の中ですし詰め状態で寝ていたせいで、酸欠になったのかと思います。 ちなみに、僕たちが取った高山病対策を書いておきます。 (1)3日前から断酒。 (2)5合目で1時間以上休憩してから登山開始する。 (3)呼吸は深く吸って、息を吐くときは口をすぼめて、抵抗を作って吐く。 (4)8合目の山小屋に宿泊だったが、一度9合5勺まで登って、8合目まで降りてくる。 (5)水分をたくさん取る。(1回の量は少しづつ、頻繁に) �ぐ�食店情報 ・6合目から9合目まで、各所、山小屋が点在しています。お金さえ持っていけば、飲み物、食べ物に困りませんが、そのせいで登頂を簡単に考える人が出てくるという弊害もあるんでしょうね。 |
| 予約できる山小屋 |
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
|
写真
5合目の天候は、曇り時々小雨でした。
9時開始で、開始早々、協力してきました。
六合目では、約2倍の料金です。300ml缶で250円、500mlで300円でした。
って言うか、山に自動販売機があるってのもすごいね。
電気はどうしてるんだろ？
3
300ml缶で250円、500mlで300円でした。
って言うか、山に自動販売機があるってのもすごいね。
電気はどうしてるんだろ？
6合目〜7合目の登山道はこんな感じです。世界遺産になったせいで、大混雑を予想していましたが、それほど混んでませんでした。
7合目の手前あたりで、晴れ間が見えてきました。
このまま、雨降らなけりゃいいなぁ。。
1
世界遺産になったせいで、大混雑を予想していましたが、それほど混んでませんでした。
7合目の手前あたりで、晴れ間が見えてきました。
このまま、雨降らなけりゃいいなぁ。。
7合目の山小屋でのメニュー。料金は高いけど、お金があれば、飲み物、食べ物にも困らないって、良し悪しは別にして、すごいですね。
2
料金は高いけど、お金があれば、飲み物、食べ物にも困らないって、良し悪しは別にして、すごいですね。
相当ペースを落として歩いたおかげで、全然疲れなかったです。
今日は8合目に宿泊です。
8合目に宿泊ですが、時間があったので、一人山頂を目指しました。(明朝も御来光を見るために登りますが、2回登ってもバチ当たんないでしょ)
1
御来光に向けて、朝2時半から山頂を目指しました。登山道は、大渋滞。今回はここまでの渋滞は予測してませんでした。
大渋滞を予測して、余裕を持って時間配分しなきゃいけませんね。
3
登山道は、大渋滞。今回はここまでの渋滞は予測してませんでした。
大渋滞を予測して、余裕を持って時間配分しなきゃいけませんね。
感想
昨年から計画していた富士山登山。本当は世界遺産になる前に行こうってことで計画していたのですが、思いがけず、世界遺産になってしまい、混雑が心配でしたが、平日で天候も思わしくないことから、登山道はそれほど混んでませんでした。
出発時は小雨が降っていた天気も、6合目を過ぎたあたりで晴れ間を覗かせ、良いロケーションの中、登ることができました。
富士宮コースは、30分から1時間程度ごとに山小屋が点在しており、高山病予防のため、山小屋ごとに休憩してゆっくりと時間をかけて、登りました。
今回は心拍数をあげないようにゆっくりと歩いたおかげで、膝も痛くなることがなく、快適な山行でした。
人はそれほど多くない印象でしたが、夏休みだからか、子供の姿が目につきました。小学生高学年くらいから、小さな子では、4歳の女の子もいました。話を聞くと九合目まで行って、空気が薄くなってきたというので、山頂まで行かず、下山したとのことでした。お父さん、英断です!!
4歳の女の子を連れてくるぐらいだから、よっぽど慣れているんだと思いますが、9合目まで行けば、欲が出て、子供にも少し無理をさせてしまうことが多いと思いますが、そこで下山の判断をしたのは素晴らしいと思います。
なんにしても、4歳で九合目まで行けるって、凄い!!
そのうち、うちの娘も連れてきたいなぁ。
さて、八合目に着いたものの、今回宿泊する池田館さんへのチェックインまで時間があったので、高山病予防も兼ねて、私は少し山頂を目指して歩くことにしました。結構、楽に九合五勺まで行けて、このまま行けば、山頂に着いちゃうなぁと思っていると、こんなところで携帯が鳴り、八合目で待っている仲間からの電話でした。内容は、私がいないとチェックインできないので、早く戻って来いとのことでした。電波が悪く、理由を聞く前に切れてしまい、私は「なんで？？」と思いながら、早足で八合目まで下山。
理由を聞くと、全員揃わないとチェックインできないとのこと。なんだ、その制度は!!そういうことはHPに書くか、予約したときに言えよ!と思いながら、チェックインの手続きをして、宿泊棟に案内されて、宿泊の説明を受ける。
寝る場所に行くと、3枚の布団に9人で寝るようになっていました。まぁ、少し予想してましたが、なかなか酷い話ですね。
富士山ではそれが当たり前と言われるかもしれませんが、それが当たり前ってことに問題があると思うんですよね。
で、そんな中で眠った結果、それまで快調だった体調も起きたころには酸欠で頭痛が。。。
こんなだったら、夜を通して登ったほうが快適じゃん。弾丸ツアー禁止とか言ってるけど、山小屋の運営も見直せないもんでしょうかね。正直、登山自体より山小屋に居た時間のほうがきつかったです。
当初の計画では、八合目で御来光を見て、ゆっくり山頂を目指す計画でしたが、そんなキツい山小屋に長居しても疲れるだけという結論に達し、1時半に山頂での御来光を目指し、出発。
夜の登山道は、昼とは打って変わり、団体さんなど、沢山の登山者で大渋滞してました。
渋滞のため、なかなか前へ進まないことから、体は温まらず、予想以上に寒い。
服装は、機能性タイツにTシャツ、フリース、レインウェア上下、グローブでしたが、ライトダウンと防寒用グローブを持っていけば良かったと思いました。
なんとか御来光前に山頂に着き、山頂からの巣晴らしい御来光を見ることができました。不思議と御来光を見ている時間は全く寒くなかったです。
御来光を堪能したあと、ちょうど山頂の売店が開いたので、中へ入り、カップラーメンを食べていると、私たちの前に座っている若い男性がテーブルへ突っ伏し、相当具合が悪そうだったので、僕の持っている酸素をあげましたが、その後、無事に下山できたんでしょうかね。
今回、富士山に登ってみて、やはり怖いのは高山病でした。歩く距離や累積標高は日本一の山と言っても、五合目から登れば、それほど凄いものではないのですが、比較的簡単に3000m以上へアクセスできるというのが、高山病になりやすい条件ではないかと思います。
今回の山行中も、高山病で登山道や山小屋でダウンしている方を何人も見ました。せっかくの富士山なのに高山病になってしまい、辛いだろうなぁと思います。
帰ってきてから、もう1度登りたいと思うか？と聞かれますが、僕は進んでもう一度登りたいとは思いません。ただ、いずれ子どもを連れていってあげたいとは思うので、何年か後に子連れ登山するかもしれません。
もう一度登りたいとは思いませんが、御来光も見れたし、仲間と一緒に楽しい山登りができ、無事に登れてよかったです。
次は、安達太良山か鳥海山に行きたいと思っております。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
富士山の最新記録
三島岳の最新記録
朝日岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する