生駒山


- GPS
- 04:21
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 705m
- 下り
- 731m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:20
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
以前から気になっていたイノラムキ古墳を目指して日下新池コースを歩いた。新池の池畔を登って行くと直ぐに山道に入る。踏み跡はしっかりしているが、覆いかぶさった笹に前日の雨が残っていてズボンはびしょぬれだ。直登気味に登っていて少し歩きにくい。尾根道だが展望は無い。標高350m付近に古墳への分岐があった。30〜40m程進むと目指す古墳があった。前室の屋根が傾いているが玄室はしっかり残っていた。詳しいことは調べてないが、東大阪の他の場所の古墳と同時期の5、6世紀ころの物ではないだろうか。(追記:7世紀中〜末だそうです。)この頃は生駒山の麓まで大阪湾が広がっていて奈良への中継地として栄えていた場所の一つなのだと思う。(追記:大阪湾が生駒山の麓まで広がっていたのは、約1600年前までで、河内湖と呼ばれるそうです。その後は治水事業や河川からの土砂流入などによって狭まり、5世紀以降は草香江という湾になっていたようです。この辺りの地名は日下とか孔舎衙と表記されていますが、その当時は草香とも言われていたのでしょう。)古墳を見た後は管理道に出た。こちらも気になっていた興法寺分岐から東に延びる山道に入ってみた。鷲尾山へ行けるのではないかと思っていたが、スカイラインの駐車スペースまでしか行けなかった。車で興法寺に参拝する人のための道だったようだ。管理道に戻って辻子谷コースを通って生駒山頂に至り、そこで昼食を摂り、ケーブル霞ヶ丘駅に下って、旧鶴林寺跡への山道を辿り、再度山頂の一角に登り返し、摂河泉コースを通って額田駅に下山した。この日はもう遅いと思っていたササユリが数ヶ所で咲き残っていた。清楚な白い花、やや派手なピンクの花と楽しませてもらった。以前は普通に見れたのだが、随分と数が減ってしまった。残念だが盗掘と思われる。キンランやギンランも同様だ。花が咲いていた場所には盗掘防止の立て札が立っていて、見るたびに悲しくなる。ササユリの他に元気に咲いていたのはヤマボウシとガクアジサイだ。栽培種のアジサイはすきではないが、自然に育ったガクアジサイは地味だが味わいのある花だと思う。丁度見頃で楽んだ山歩きだった。
緊急事態から蔓延防止になるようなのでもうしばらくは他府県での山歩きは自粛せざるを得ないと思っている。
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