寄ー丹沢山ー蛭ヶ岳ー熊木沢経由周回

- GPS
- 11:15
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,381m
- 下り
- 2,380m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:11
| 天候 | 晴れ時々曇り 時たま霧に覆われる |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
先行者1台だけでした。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
蛭ヶ岳南陵上部は急傾斜でかつ、この時期はブッシュが酷くテープはありますがルートが分かりづらいので要注意。GPSを確認して何度か引き返しました。 オカラ沢はテープはほとんど有りませんが、増水時でなければ沢沿いは問題なし。ただし詰は急傾斜。尾根の道も急傾斜でかなり歩き難い。 熊木沢の茂みで後ろから熊突猛進で熊が私の脇を素通り。ビックリする間もなく走り去って行きました。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
当初は寄からバリルートで鍋割山へ登りそこから蛭ヶ岳までの往復を計画していたが、蛭ヶ岳まで来てもあまりの登山者の多さに閉口。 南陵を下り、オカラ沢を詰めて鍋割峠に戻るルートへ変更する。この変更が後で詳しく書くが思わぬハプニングに遭遇する事なる。
さて寄の林道終点から登山道入り鹿柵のゲートを潜る手前でボランティア作業道に入る。バリルートと言っても手入れが行き届いており鍋割尾根の一般道にあっけなく合流してしまうが合流点に標識はない。
鍋割頂上ではまだ日差しが暑く差し込み、塔ノ岳へ向かう途中からは蛭ヶ岳の頂上も見えていたが次第に雲が上がりだし、塔ノ岳に着いた時点で蛭ヶ岳は雲の中に隠れた。丹沢山を過ぎるとガスで視界を遮る時間が長くなり日差しがささなくなる。それでもやはり夏だ、汗がからだから滴り落ちる。こんな天気暑さでも蛭ヶ岳もで足を伸ばす登山者はいつになく多い。季節のせいか、あるいはコロナの制限解除の影響かわからないが、こんな人出のなか元来た道を引き返すのもつまらない。先日登った南陵を下って、オカラ沢を詰める事にする。
南陵への下り口はこの時期ブッシュが生い茂りわ分かりづらいが、頂上からザレ場の先端まで下りそこから覗き込むとテーピングが見つかるが、しばらくはトゲトゲのブッシュが酷く、またテーピングも下りでは見つけづらく何度かルートを引き返す。おまけに急傾斜で場所によってはグサグサの地盤なのでなんどか滑り、樹木をホールドにする事もしばしば発生。そのためか今日は肩の張りが酷い。
ブッシュ帯を通過すれば尾根筋ははっきりするが、下りだとマーキングがわかりづらく途中何度かルーファイ停止する。南陵取り付きまで時間的にはすぐだが、結構長く感じる。
さて熊木沢を下る途中最初に書いた通りで熊に遭遇場面を振り返る。
コンクリート舗装の林道を下りそれが途切れ草薮の中に入り間もなくガサガサと草薮の中で動物の気配があったが、鹿か何かだろうと思いさして気にすることな歩いていた。その時突然背後に獣の動きと唸りを察して振り向くとそこに真っ黒な熊が突進してきたので、考える間もなく道の脇に寄った瞬間に転倒尻もちをついたまさしくその瞬間に目の前を熊が凄い勢いで走り去り、起き上がったときにはすでに姿は見えなかった。たぶんに熊は私に気がついて逃げたのだろうが方向が私と合致してとんだ遭遇となってしまった。怖いといった気持ちも沸かない一瞬の出来事でした。ちなみに熊よけ鈴はぶら下げていたのですがあまり響きが良くなかったので、それ以後は危険回避柵としてチェストベルトにぶら下げ良く響かせて下る。
ユーシン川との出合で会った若者ランナー2名の熊遭遇の情報を伝えましたが、残念ながら緊迫感はまるで伝わら無かったようです。
オカラ沢を遡上して旧鍋割峠までコースも地図上には道が記されてますがかなり荒廃しておりテーピングはほとんど有りませんが、基本沢沿いの道なので迷うことは有りません。但し、最後の尾根への詰めはかなりの旧登で、またそこからの稜線上の道もはっきりはしてますが樹木が鬱陶しくこれまた急登の連続なので疲労した体にはかなり応えました。さらに旧鍋割峠から新鍋割峠へのトラバース道も崩壊が進みマーキングも少ないのでうまくルーファイ(ここも以前通過した事があるのだが)しないと手戻り多発必死のルートですので要注意です。
今回はバリルートの大変さよりも、一番は気にしていたのは山蛭の攻撃対策だったのですが、ヒル対策スプレー(通称ヒルファイター)の準備が功を奏したのか、はたまた天候がよかった(湿度が思いの外低い)のか、被害はなく助かった。。とは言え、靴を脱ぐとそこに2匹の山蛭を発見、山蛭侮りがたし。















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