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Yamareco

記録ID: 331886
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒、憧れの黒戸尾根へ、日帰りにて

2013年08月11日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:06
距離
26.8km
登り
2,995m
下り
2,990m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:10尾白川渓谷駐車場−6:02横手分岐-7:22刃渡り-7:41刃利天狗神社-8:19五合目-9:06七丈小屋9:39-10:24八合目-11:39山頂12:10-13:20八合目-13:50七丈小屋-14:39五合目-15:22刃利天狗神社-16:39横手分岐−18:05尾白川渓谷駐車場
天候 晴れ、ガス
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。コースはずすようなところもありません。しかしコースとしては、かなりハードです。特に8合目から山頂の岩場がハードです。鎖も最小限。また、刃渡りまでのアプローチが長いです。登り3時間強、下り2時間半。日帰りでは、この登りで時間が費やされ、下りで足にダメージが蓄積され限界を超えました。
予約できる山小屋
七丈小屋
今日は2時45分に起床。モンベルのおnewの靴下で、甲斐駒に向かいます。ケガをしないよう、ストレッチも念入りにやりました。3時15分自宅出発。
2013年08月11日 03:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 3:04
今日は2時45分に起床。モンベルのおnewの靴下で、甲斐駒に向かいます。ケガをしないよう、ストレッチも念入りにやりました。3時15分自宅出発。
登山ポストに計画書提出。無事の登山を祈ります。
2013年08月11日 04:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 4:07
登山ポストに計画書提出。無事の登山を祈ります。
4時10分、登山口出発。ここ来るのは5回目ですが、今まで尾白川渓谷と日向山が目的地でした。甲斐駒は初です。
2013年08月11日 04:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 4:08
4時10分、登山口出発。ここ来るのは5回目ですが、今まで尾白川渓谷と日向山が目的地でした。甲斐駒は初です。
まずは、つり橋。
2013年08月11日 04:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 4:15
まずは、つり橋。
ここの分岐から初の道です。昨日は甲府は40℃越えです。森の中も蒸し暑い。
2013年08月11日 04:28撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 4:28
ここの分岐から初の道です。昨日は甲府は40℃越えです。森の中も蒸し暑い。
朝日が出てきました。
2013年08月11日 05:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 5:19
朝日が出てきました。
横手分岐。ここまで2時間。
2013年08月11日 06:02撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:02
横手分岐。ここまで2時間。
ベニテングか?
2013年08月11日 06:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 6:51
ベニテングか?
地蔵岳、オベリスクが見えました。
2013年08月11日 07:04撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:04
地蔵岳、オベリスクが見えました。
3時間10分で刃渡りです。ここまで森林歩き、長かった..
2013年08月11日 07:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:22
3時間10分で刃渡りです。ここまで森林歩き、長かった..
かすかに八ヶ岳が見えます。
2013年08月11日 07:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:23
かすかに八ヶ岳が見えます。
刃渡りで山バナナ。
2013年08月11日 07:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:24
刃渡りで山バナナ。
地蔵岳、霞んでいます。
2013年08月11日 07:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:25
地蔵岳、霞んでいます。
両側木が生えてますが、刃渡り的な地形が続きます。
2013年08月11日 07:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:26
両側木が生えてますが、刃渡り的な地形が続きます。
花木、名前不明。
2013年08月11日 07:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:27
花木、名前不明。
刃利天狗神社直前からハシゴ出現。
2013年08月11日 07:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:36
刃利天狗神社直前からハシゴ出現。
ハシゴ2連続。
2013年08月11日 07:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:38
ハシゴ2連続。
ハシゴ3連続。
2013年08月11日 07:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:39
ハシゴ3連続。
刃利天狗神社です。
2013年08月11日 07:41撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:41
刃利天狗神社です。
ギンリョウソウの群生があります。
2013年08月11日 07:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 7:54
ギンリョウソウの群生があります。
5合目より、甲斐駒を望む。
2013年08月11日 08:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:17
5合目より、甲斐駒を望む。
5合目の神社、険路の予感がします。
2013年08月11日 08:19撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:19
5合目の神社、険路の予感がします。
大当たり、いきなり長いハシゴ。
2013年08月11日 08:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:20
大当たり、いきなり長いハシゴ。
初めて見る花です。ハクサンオミナエシと思われます。
2013年08月11日 08:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:20
初めて見る花です。ハクサンオミナエシと思われます。
また長いハシゴ。
2013年08月11日 08:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:22
また長いハシゴ。
ミヤマキオン。
2013年08月11日 08:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:25
ミヤマキオン。
こんな割れ目を歩きます。
2013年08月11日 08:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:30
こんな割れ目を歩きます。
ハシゴの連続攻撃。
2013年08月11日 08:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:32
ハシゴの連続攻撃。
カミキリムシ。
2013年08月11日 08:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:35
カミキリムシ。
際限なくハシゴ。
2013年08月11日 08:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:39
際限なくハシゴ。
ナナカマド、赤くなってきています。
2013年08月11日 08:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:45
ナナカマド、赤くなってきています。
橋。
2013年08月11日 08:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:46
橋。
黒戸尾根は、小中の神社だらけです。
2013年08月11日 08:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:51
黒戸尾根は、小中の神社だらけです。
刀がありました。
2013年08月11日 08:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:51
刀がありました。
ハシゴ。
2013年08月11日 08:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:52
ハシゴ。
これは垂直だ! ま、短いですが。
2013年08月11日 08:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 8:53
これは垂直だ! ま、短いですが。
七丈小屋到着。
2013年08月11日 09:06撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:06
七丈小屋到着。
タカネビランジですね。去年は、地蔵岳で見ました。
2013年08月11日 09:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:07
タカネビランジですね。去年は、地蔵岳で見ました。
タカネニガナ。
2013年08月11日 09:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:08
タカネニガナ。
今日は、コンビニおにぎり。自分で作るのは時間がかかるので今回は断念。
2013年08月11日 09:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:10
今日は、コンビニおにぎり。自分で作るのは時間がかかるので今回は断念。
ホタルブクロ。
2013年08月11日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:24
ホタルブクロ。
水が供給できます。行き2L、帰り2L補給しました。各100円。
2013年08月11日 09:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:26
水が供給できます。行き2L、帰り2L補給しました。各100円。
七丈第二小屋です。第一小屋もそうですが、20畳ぐらいの大部屋と思われます。
2013年08月11日 09:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:26
七丈第二小屋です。第一小屋もそうですが、20畳ぐらいの大部屋と思われます。
トイレです。
2013年08月11日 09:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:27
トイレです。
第二小屋横からハシゴで上ります。
2013年08月11日 09:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:27
第二小屋横からハシゴで上ります。
その前に200円払いトイレへ。使用後は、上にかかっているスプレーで水洗いします。
2013年08月11日 09:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:33
その前に200円払いトイレへ。使用後は、上にかかっているスプレーで水洗いします。
リンドウですね。オヤマリンドウかな..ずいぶん、色が黒いですが。
2013年08月11日 09:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:39
リンドウですね。オヤマリンドウかな..ずいぶん、色が黒いですが。
ミヤマカラマツか?
2013年08月11日 09:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:42
ミヤマカラマツか?
シナノオトギリと思ったが、なんか違う。
2013年08月11日 09:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:42
シナノオトギリと思ったが、なんか違う。
タテヤマリンドウかミヤマリンドウか?
2013年08月11日 09:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:43
タテヤマリンドウかミヤマリンドウか?
不明。
2013年08月11日 09:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:43
不明。
コオニユリ、枯れかけ。
2013年08月11日 09:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:43
コオニユリ、枯れかけ。
マルバタケブキ。
2013年08月11日 09:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:44
マルバタケブキ。
コブ付き草、なんでしょう?
2013年08月11日 09:52撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:52
コブ付き草、なんでしょう?
ゴゼンタチバナ。
2013年08月11日 09:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:53
ゴゼンタチバナ。
トリアシショウマと教えていただきました。
2013年08月11日 09:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:56
トリアシショウマと教えていただきました。
緑がキレイです。ダテカンバ、ナナカマド、コシアブラ、など。
2013年08月11日 09:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 9:59
緑がキレイです。ダテカンバ、ナナカマド、コシアブラ、など。
左側に鋸岳、日向八丁尾根も見えています。
2013年08月11日 10:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:07
左側に鋸岳、日向八丁尾根も見えています。
日向山、鞍掛山、大岩山、そのうち歩きたいです。
2013年08月11日 10:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:07
日向山、鞍掛山、大岩山、そのうち歩きたいです。
赤岳、横岳、阿弥陀、硫黄、三ツ頭が見えています。
2013年08月11日 10:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:07
赤岳、横岳、阿弥陀、硫黄、三ツ頭が見えています。
刀と黒戸山。
2013年08月11日 10:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:08
刀と黒戸山。
こんな急登が続きます。八合目まで、ハシゴは2箇所程度。
2013年08月11日 10:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:18
こんな急登が続きます。八合目まで、ハシゴは2箇所程度。
八合目です。
2013年08月11日 10:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:24
八合目です。
ただ、八ヶ岳のシナノオトギリとちょっと違う。妙に葉っぱがすっきりしている。花も大きい。ハイオトギリかな?
2013年08月11日 10:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:30
ただ、八ヶ岳のシナノオトギリとちょっと違う。妙に葉っぱがすっきりしている。花も大きい。ハイオトギリかな?
岩場の予感。
2013年08月11日 10:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:31
岩場の予感。
大当たり、よくレコで見る岩足場の鎖場。でもたいしたことないです。
2013年08月11日 10:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:33
大当たり、よくレコで見る岩足場の鎖場。でもたいしたことないです。
私は、次の垂直鎖が苦手でした。行きも帰りも、リュックに刺したストックやペットボトルに絡み脱出に一苦労。
2013年08月11日 10:35撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:35
私は、次の垂直鎖が苦手でした。行きも帰りも、リュックに刺したストックやペットボトルに絡み脱出に一苦労。
また、岩足場の鎖場。
2013年08月11日 10:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:40
また、岩足場の鎖場。
頂上が見えてきた? 実は見えてません。
2013年08月11日 10:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:42
頂上が見えてきた? 実は見えてません。
有名な2本の剣の岩です。
2013年08月11日 10:42撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:42
有名な2本の剣の岩です。
見事なシシウド。
2013年08月11日 10:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:43
見事なシシウド。
ヤマハハコ。
2013年08月11日 10:43撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:43
ヤマハハコ。
ガスが湧きます。幻想的。
2013年08月11日 10:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:47
ガスが湧きます。幻想的。
2本剣の岩の手前、垂直の岩場を鎖で上ります。
2013年08月11日 10:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:47
2本剣の岩の手前、垂直の岩場を鎖で上ります。
急な岩場が続きます。こんながずっと続きます。
2013年08月11日 10:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:50
急な岩場が続きます。こんながずっと続きます。
2本剣の岩の下に来ました。
2013年08月11日 10:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 10:58
2本剣の岩の下に来ました。
ミヤマホツツジ。
2013年08月11日 11:03撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:03
ミヤマホツツジ。
二本剣を見下ろします。
2013年08月11日 11:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:05
二本剣を見下ろします。
正面から見ると、こんな岩が、
2013年08月11日 11:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:07
正面から見ると、こんな岩が、
横から見ると、こんなです。
2013年08月11日 11:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:08
横から見ると、こんなです。
右手にピークらしきものが見えてきました。まずは、手前の岩場に取り付きます。
2013年08月11日 11:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:15
右手にピークらしきものが見えてきました。まずは、手前の岩場に取り付きます。
こんな岩場を上ります。
2013年08月11日 11:16撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:16
こんな岩場を上ります。
おいおい、どこを登ればよいのでしょうか? 私にはこんな岩登りはとても無理です。正解は、右端でした。
2013年08月11日 11:18撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:18
おいおい、どこを登ればよいのでしょうか? 私にはこんな岩登りはとても無理です。正解は、右端でした。
登ってきた尾根です。
2013年08月11日 11:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:20
登ってきた尾根です。
頂上へいたる尾根です。
2013年08月11日 11:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:22
頂上へいたる尾根です。
この辺はすべて断崖絶壁が待っています。
2013年08月11日 11:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:27
この辺はすべて断崖絶壁が待っています。
鋸岳へ行く尾根、カッコイイ。
2013年08月11日 11:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:29
鋸岳へ行く尾根、カッコイイ。
頂上まじか。
2013年08月11日 11:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:29
頂上まじか。
左手にりっぱな神社が。
2013年08月11日 11:32撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:32
左手にりっぱな神社が。
北沢峠との合流です。
2013年08月11日 11:33撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:33
北沢峠との合流です。
北沢峠への道。人多数。
2013年08月11日 11:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:34
北沢峠への道。人多数。
ここ登れば、
2013年08月11日 11:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:34
ここ登れば、
頂上です。小休止込みで7時間半で到着。早くもなく、遅くもない、ベストのペースです。
2013年08月11日 11:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:39
頂上です。小休止込みで7時間半で到着。早くもなく、遅くもない、ベストのペースです。
左に北岳、右に仙丈をしたがえ、甲斐駒バナナ。
2013年08月11日 11:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:40
左に北岳、右に仙丈をしたがえ、甲斐駒バナナ。
人多数、50人程度いる感じです。
2013年08月11日 11:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:40
人多数、50人程度いる感じです。
ます寿司おにぎりを食べながら、いつかは行きたい鋸岳を眺める。
2013年08月11日 11:44撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:44
ます寿司おにぎりを食べながら、いつかは行きたい鋸岳を眺める。
北岳から仙丈パノラマ。
2013年08月11日 11:47撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:47
北岳から仙丈パノラマ。
仙丈から戸台方面パノラマ。
2013年08月11日 11:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:48
仙丈から戸台方面パノラマ。
北岳、日帰りで行きたいです。
2013年08月11日 11:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:48
北岳、日帰りで行きたいです。
仙丈も行きたいです。バス使い北沢峠から。
2013年08月11日 11:48撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:48
仙丈も行きたいです。バス使い北沢峠から。
鋸岳は危険の看板、生で見れました。
2013年08月11日 11:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:49
鋸岳は危険の看板、生で見れました。
鋸岳への標識。要注意。
2013年08月11日 11:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:50
鋸岳への標識。要注意。
鋸岳への尾根。
2013年08月11日 11:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:56
鋸岳への尾根。
鋸岳、第一高点アップ。
2013年08月11日 11:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:57
鋸岳、第一高点アップ。
戸台から鋸岳行くなら、この河原歩きですね。それとも、釜無川から行くか。
2013年08月11日 11:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:58
戸台から鋸岳行くなら、この河原歩きですね。それとも、釜無川から行くか。
お地蔵さん。
2013年08月11日 11:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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お地蔵さん。
ミヤマゼンゴと思われます。
2013年08月11日 11:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 11:59
ミヤマゼンゴと思われます。
素晴らしい青空。
2013年08月11日 12:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:09
素晴らしい青空。
雲もそこそこ。でも、北岳、仙丈、鋸岳を見れたので大満足な眺望です。
2013年08月11日 12:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:09
雲もそこそこ。でも、北岳、仙丈、鋸岳を見れたので大満足な眺望です。
南アルプスに自生する、シラネヒゴダイと思われます。
2013年08月11日 12:10撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:10
南アルプスに自生する、シラネヒゴダイと思われます。
さーて、黒戸尾根をもどりますか。
2013年08月11日 12:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:13
さーて、黒戸尾根をもどりますか。
タカネツメクサ。
2013年08月11日 12:15撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:15
タカネツメクサ。
山頂に別れを惜しみます。
2013年08月11日 12:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:17
山頂に別れを惜しみます。
岩場を下ります。
2013年08月11日 12:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:23
岩場を下ります。
雲の上、ハイマツの斜面、なぜかラピュタを思い出しました。
2013年08月11日 12:27撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:27
雲の上、ハイマツの斜面、なぜかラピュタを思い出しました。
登ってきた黒戸尾根が見えました。
2013年08月11日 12:34撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:34
登ってきた黒戸尾根が見えました。
2本剣の岩にて山バナナ。このあと、岩場で滑り落ち、両腕に擦り傷を作りました。
2013年08月11日 12:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:38
2本剣の岩にて山バナナ。このあと、岩場で滑り落ち、両腕に擦り傷を作りました。
トウヤクリンドウ、み−つけた。
2013年08月11日 12:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:49
トウヤクリンドウ、み−つけた。
こんな岩場を下ります。
2013年08月11日 12:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:49
こんな岩場を下ります。
ここは垂直です。登ってきたので足場を知ってますが、初で下りだと無理です。
2013年08月11日 12:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:51
ここは垂直です。登ってきたので足場を知ってますが、初で下りだと無理です。
ハイオトギリ?、すっきりハンサムです。名前が自信ないですが、これに会えたのは収穫です。
2013年08月11日 12:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 12:53
ハイオトギリ?、すっきりハンサムです。名前が自信ないですが、これに会えたのは収穫です。
ここは、上りでも紹介した、岩足場の鎖場+にがてな垂直鎖場の組み合わせです。
2013年08月11日 13:00撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:00
ここは、上りでも紹介した、岩足場の鎖場+にがてな垂直鎖場の組み合わせです。
八合目前、岩場のオンパレードはやっと終了。コースタイム以上を費やす。
2013年08月11日 13:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:05
八合目前、岩場のオンパレードはやっと終了。コースタイム以上を費やす。
午前より眺望がいいかな。日向八丁尾根見えてます。
2013年08月11日 13:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:08
午前より眺望がいいかな。日向八丁尾根見えてます。
大岩山から日向山。
2013年08月11日 13:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:08
大岩山から日向山。
バイケイソウ。
2013年08月11日 13:36撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:36
バイケイソウ。
これはなんだ?
2013年08月11日 13:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:46
これはなんだ?
七丈小屋を出てすぐ、ハシゴ+鎖場の組み合わせ。ちょっと怖い。
2013年08月11日 14:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 14:08
七丈小屋を出てすぐ、ハシゴ+鎖場の組み合わせ。ちょっと怖い。
ミヤマカラマツ。
2013年08月11日 14:29撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 14:29
ミヤマカラマツ。
5合目にて一休み。山頂からここまで下りで2時間半。登山開始からおよそ10時間歩きました。そろそろ足は限界。でも、先はまだ長い。コースタイムで3時間半もあります。
2013年08月11日 14:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 14:39
5合目にて一休み。山頂からここまで下りで2時間半。登山開始からおよそ10時間歩きました。そろそろ足は限界。でも、先はまだ長い。コースタイムで3時間半もあります。
不明。
2013年08月11日 14:55撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 14:55
不明。
刃利天狗神社まで戻ってきました。あと2時間40分もある。
2013年08月11日 15:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 15:22
刃利天狗神社まで戻ってきました。あと2時間40分もある。
日向山、八ヶ岳のみならず、下界の町も見えています。
2013年08月11日 15:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 15:39
日向山、八ヶ岳のみならず、下界の町も見えています。
中央は鞍掛山。
2013年08月11日 15:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 15:39
中央は鞍掛山。
地蔵岳方面、ややガス。このあと、雲が広がり、雷鳴も聞こえてきました。幸い雨にはあわなかったですが。
2013年08月11日 15:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 15:40
地蔵岳方面、ややガス。このあと、雲が広がり、雷鳴も聞こえてきました。幸い雨にはあわなかったですが。
横手分岐です。足は限界です。あと1時間半。1歩1歩、耐えるしかないです。歩かないと下山できない。でも、不注意でケガなどしないように慎重に歩きます。捻挫でもしたら遭難です。
2013年08月11日 16:39撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 16:39
横手分岐です。足は限界です。あと1時間半。1歩1歩、耐えるしかないです。歩かないと下山できない。でも、不注意でケガなどしないように慎重に歩きます。捻挫でもしたら遭難です。
不明。
2013年08月11日 17:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 17:22
不明。
橋に戻って着ました。もう下らなくていいのね?
2013年08月11日 17:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 17:59
橋に戻って着ました。もう下らなくていいのね?
車に戻ってきました。もう歩かなくていいのね?
2013年08月11日 18:08撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
8/11 18:08
車に戻ってきました。もう歩かなくていいのね?

装備

個人装備
ヘッドランプ、LEDランプ
1
GPS NV-U37、USBバッテリー
1
地図、手持ちコピー
1
コンパス、笛
1
バンドエイド、湿布、テープ
1
エマージェンシーシート
1
保険証、jRO会員証
1
高度計
1
カッパ、ザックカバー、ゴム手袋
1
軍手、予備軍手
2
ストック
1
3L
おにぎり
6
カメラ、予備バッテリー
1
非常食
1
チョコ、おつまみ等
ゴミ袋
1

感想

●初めに
3年前に登山を始めました。最初1年は地元の八ヶ岳周辺で、西岳、編笠、ニュウ、守屋山、入笠山等、初心者向けの山を中心に冬も含め歩いていました。近場に見える南アルプスの甲斐駒ケ岳は行くならバスで日帰り、尖ったオベリスクが見える鳳凰三山は日帰りは無理なので行けないかな、と思ってました。家族の手前、私は日帰り登山のみです。

2年前、ヤマレコに登録しレコを見ていると、青木鉱泉からの鳳凰三山の日帰り、甲斐駒黒戸尾根からの日帰り、が可能なことがわかりました。それから、この2つはいつかは歩いてみたいと思った憧れのコースとなりました。

2年前は、八ヶ岳の鎖場のある中級レベルの山々で経験をつみました。去年はさらにコースタイム12−14時間のロングコースを何度も歩きました。憧れの1つ、オベリスクのある鳳凰三山の日帰りは去年8月に成し遂げました。いよいよ今年は、甲斐駒黒戸尾根への挑戦です。私の山登りの到達点の1つです。去年の鳳凰三山への日帰りは、余裕を持って達成できました。黒戸尾根も余裕をもって達成したいところです。

● 出発、アプローチ
でも、黒戸尾根往復は登り9時間半、下り5時間40分、計15時間10分のコースタイムは、いままで最長です。コースタイムで歩いても、19時に下山できるよう、朝は4時出発とします。家は3時半前には出発、起床は3時前。おにぎりを前日作ると手間がかかり、また、この暑い時期は危ないので、コンビニおにぎりとします。登山届けも作成し自宅と登山ポストに入れます。

4時10分スタート。標高750m程度。昨日、甲府は6年ぶりで40℃越えの暑い日で、山の中とはいえ、今朝も暑いです。なかなか高度があがらないのがじれったいです。1時間程度歩いて自宅をすこし超えた1100m、2時間歩いても1500m程度。3時間強で2000m。八ヶ岳では1500m−2000mに登山口が集中しているので、片道2−3時間程度アプローチが違うわけですね。こんなところで、普段登っている八ヶ岳のありがたみを実感。

● 刃渡り、五合目、七丈小屋、八合目、そして頂上へ
・ 3時間強で、刃渡りに到着。まったく怖くないです。
・ +20分で刃利天狗神社到着。直前にハシゴと鎖とロープの3段攻撃あり。
・ +30分で5合目に到着。ここまでは、普通の尾根道。
・ ここから、ハシゴのオンパレードが始まります。親切めではありますが、やはりハシゴがないと登れないような場所だらけです。
・ +50分で七丈小屋到着。周りに、そこそこ花がありました。
・ 七丈小屋から八合目まで45分で到着。そこまでハシゴは2箇所あるが、急な山道がメインです。
・ 八合目から頂上まで、+1時間15分で到着。ここは急な岩場だらけだが鎖は最小限。かなりハードなコースでした。ここは私の技術ではギリギリな感じでした。

山頂からは、八ヶ岳、鳳凰三山の姿は、ガスに囲まれ見れませんでしたが、北岳、仙丈、鋸岳はよく見えました。青空も広がり、よい登山日和でした。11時40分に到着し12時10分に下山開始しました。13時を下山するデッドエンドタイムと考えていたので1時間弱の余裕があります。頂上では、”いいペースで登れた、13時まで余裕があるな、ちょっと鋸岳へ下見に行くか?”とよからぬことを考えましたが、あとでそんなことをしなくて良かったと思い知ることになります。

● 忍耐の下山
八合目までの下山でさっそく思い知ります。上りに苦労した急な岩場は、下りではさらに苦労しました。2本剣の岩の手前では、岩をずり落ち擦り傷を作りました。標準コースタイムより時間がかかり、かつ、かなり消耗。七丈小屋に着いたときは、もう十分と思いました。本当は、七丈小屋で泊まるのが正解です。

のこり4時間強は、歩くのがどんどん苦痛となって行きました。5合目までハシゴオンパレードを下り、5合目から刃渡りまで来て残り2時間半。足の裏の皮がすりむけたような感覚まで始まり完全苦痛状態です。トレランの方3名に軽やかに追い越されましたが、私は足が限界なのをだましだまし忍耐で下るだけです。

6時10分、暗くなる前に車に着け、もう歩かなくてよいことにほっとしました。時間的な余裕はなし、体力的な余裕もなし、足裏のダメージ蓄積著しく、最後2時間は忍耐のみでした。八合目から上のコースは技術的な余裕もなし。私にとり、ぎりぎりなコースでした。

下りはコースタイム程度の速度に抑えると、通常筋肉痛の発生もないのですが、今回はあまりにも下りが長すぎます。翌日、生活に支障がない程度の筋肉痛が発生し、足の指と裏がかなりのダメージを受けていることがわかりました。足裏ダメージに関しては限界を超えてました。

●その他
黒戸尾根は、なかなか人気の登山道に見えました。軽やかなトレランの方々、仲間同士のハイキング的な楽しげな方々、夏休みで親子連れの方々、私のような単独の方々、上りも、下りも、結構な人に会いました。ハシゴでのすれ違い待ちも結構ありました。八ヶ岳銀座にはかないませんが、そこそこ人通りは多かったです。

水は、七丈小屋まで2L、頂上に行って七丈小屋に戻るまで2L、登山口まで2L、計6Lの水を消費しました。おにぎりはコンビニで6個。朝食は別途お腹いっぱいでスタート。その他、塩気のつよいBIGコーンをおやつで。予備食のチョコレートは念のため手をつけず。

七丈小屋まで花はあまりなかったですが、小屋から上はそこそこいろいろな花が楽しめました。シナノオトギリがハンサムになった感じのハイオトギリ?(名前に自信なし)に会えたのは収穫です。

ゴミは、キャンディの包み紙2枚、おにぎりの包み紙1枚、拾いました。キャンディの包み紙1枚は登りではなく下りであったので、本日のだれかです。

●まとめ
今年の目標であり2年前からの憧れである黒戸尾根を歩きました。
コースの難易度(八合目から上)は高く、下山で苦労し足の限界を超えた感があります。
それでも初の甲斐駒ケ岳にて憧れの黒戸尾根ということで、足の限界前はとても楽しく歩けました。
甲斐駒、黒戸尾根、ありがとう。下山の最後で自分の限界を超えた感はあったが、天気もよく、安全に、とても楽しく歩けたよ!!!

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コメント

お疲れ様、そしておめでとうございます。mikuni
トトロさん、おはようございます。と言うには早すぎますか?
午前二時ですから。目が覚め、山レコ。
トトロさんのレコが!!!!
感想をじっくり読ませていただきました。感想から、登り下りの凄さが感じられるます。最後の写真二枚の感想がそれを物語っています。
鳳凰三山、黒戸尾根。
さて、次なる目標は何処なんでしょうか?
2013/8/13 2:19
おめでとうございます!!
totoroさん、おはようございます〜

黒戸尾根、先を越されてしまいました
無事に下山されてなによりです

やっぱりなかなかキツそうですね

最近、山ではやっぱりノンビリ でしょ!! という感じのワタクシとしましては、7丈小屋で1泊かな
2013/8/13 5:54
Mikuniさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。予定通り、行ってきました。

コースの難易度、コースの長さと高低差、ともに予想より上でした。特に下りのダメージ蓄積は予想以上でした。日本三大急登といわれるだけあると実感しました。それでもなんとか安全に下山することができ、ほっとしています。

正直、マラソン等で体を鍛えない限りは、これより上のレベルを目指すのは無理と思っていますので、これが到達上限です。このレベルを上限として、やれそうなことで行きたいところとして、北岳日帰り、穂高日帰り、できれば剣岳早月尾根日帰り、このぐらいをゆくゆくはやりたいなと感じています。

でも、あわてず、のんびりと、やれる範囲で、年単位で。
2013/8/13 8:39
フレさんも、ありがとうございます。
フレさんも黒戸尾根狙ってますか?
お気をつけて、是非行ってらっしゃい。

でも、私のように普段体を鍛えていない、月2回程度の休日ハイカーにとり、ここの日帰りは、がんばってやれる限界の境目をちょっと越えている、と感じました。

そのような一般登山客にとり、甲斐駒を苦痛ではなく、楽しく終わらせるには、七丈小屋での一泊をお奨めします。
2013/8/13 8:44
totoroさん、おめでとうございます。
夢を実現されましたね

じっくり感想読ませていただきました。去年の9月に登った時の実感が蘇りました(笑)。

頂上まではそこそこ行けるんですが、下りの長さが異様に感じられますね。5合目からの登り返しも辛い・・・。

最後にtotoroさんのレコの黒戸の往復距離が26kmになってますね。私のレコは16kmなんです。どう考えても26kmが正しいように思います。いくら標高差があっても往復16kmなら大したことないと思うのですが・・・???
2013/8/13 9:32
HIDENORI-Tさん、こんにちわ。
夢を実現しました。チャレンジングな山登りは、一旦これでゴールです。これ以上は無理。もちろん山は続けますが。

頂上までは余裕だったのですが、異様に長くしかもずっと続くきつい下りに足を削られました。きつく長い下りが鬼門です。これがゆるい下りであれば、余裕で終えれたと思います。つり橋の直前まで、きつい下りが続くのが辛かったです。

今までのレコと比べても、往復距離は26kmで正しいと感じます。単純歩行としては、多分、今までで最高記録ですが、そのぐらい歩きました。GPSがジグザグの部分を正確に計測してくれていると思います。
2013/8/13 13:12
totoro_san様/憧れの、でしたか!
黒戸尾根からの甲斐駒登頂おめでとうございます。
往復14時間! 体力と気力の限界を振り絞って登られた様子が良くわかります。
6リッターの水消費量もすごい。

このルートはもちろん多くの方が登られる「有名コース」ですが、totoro_san様のこのレコのように詳しい写真をアップされている方は少ないと思います。
ハシゴの様子、岩の形、花の咲き具合まで。おかげで、まだ歩いたことのない私にもどんなコースなのか手に取るように解りました。
最後まで拝見してまるで自分が登ってきたかのような気になるほど・・・。

一面のハイマツ世界から雲海を見下ろしたら、本当にラピュタの上のようでしょうね。

「マラソン等で体を鍛えない限りは、これより上のレベルを目指すのは無理と思っていますので、これが到達上限です。」の言葉に足がすくみますが、私もいつかここを歩くという夢は持ち続け、実現したいと思っています。
その時はこのレコをもう一度じっくり読み直して出かけたいです。
2013/8/14 4:57
pasocomさん、ありがとうございます。
甲斐駒は我が家からも美しく見えます。是非、我が家の真正面から黒戸尾根で登りたいという思いで、いつも甲斐駒を眺めていました。でも、難易度、高低差、コースタイムとも、休日日帰りハイカーから見ると最高ランク、憧れのコースです。ここ2週間ほど、行く気持ちを高め、踏ん切りをつけて出発しました。体力と気力の限界を振り絞り登りました。

気温が高いことも相まって6Lの水は最高記録です。というか、いままでの最高記録は2.5L程度でしたのでダントツです。139枚の写真のアップも最高記録です。撮った写真の1枚1枚にこのコースへの思いが詰まっており、削ることが困難でした。また、まわりを雲がどんどん流れてゆく甲斐駒をくだってゆくと、木の茂るラピュタを歩いているような幻想を抱きました。

今回わかったのは、15時間のコースタイムそのものはなんとか行けるレベルだが、急な下りがずっと連続すると足が削られて限界を超える、ということでした。こんな自分なりの知見/ルールを今後の山行にも生かしたいと思っています。

pasocomさんも是非、黒戸尾根へ。いろんな手ごたえが満載なコースと思います。
2013/8/14 5:56
お疲れ様でした
トトロさん はじめまして。
黒戸尾根日帰りおめでとうござます。 山頂の写真が「やったぜ!!」と物語っています

何度か黒戸尾根を何度かやっていますが、もういいやっ という気分です。
足腰が悪くなりそうで  僕にとって無茶はいけません。 といいながら、癖になっていろいろ日帰りや弾丸登山になっていますが・・。

56番のお花はトリアシショウマでしょうか。 お花はあまり詳しくないので自信なしです。

inoyasu
2013/8/19 21:19
inoyasuさん、初めまして。
トリアシショウマですね。検索して確認しましたが、多分これかと思います。ありがとうございます!

inoyasuさんは、何度も黒戸尾根登られ、前回は9時間程度で往復ですね、さすが早いです。私は14時間で目一杯です。それでも、上りは問題なく頂上についたときはまだまだ余裕で”やったぜ”と言えました。でも下り終わった時には、”もう十分すぎ、当面いいや”状態でした。
2013/8/20 20:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
5/5

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