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Yamareco

記録ID: 333659
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

後立山連峰Wキレット縦走〜至福の4日間でした〜

2013年08月12日(月) 〜 2013年08月15日(木)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
76:40
距離
35.0km
登り
4,459m
下り
4,344m

コースタイム

 【8月12日】
  06:28 猿倉
    ↓
  07:20 白馬尻小屋
    ↓
  07:37 大雪渓
    ↓
  08:52 大雪渓最上部
    ↓
  09:35 葱平
    ↓
  10:47 村営白馬岳頂上宿舎
    ↓
  11:18 白馬山荘
    ↓
  11:35 白馬岳山頂
    ↓
  12:25 分岐
    ↓
  13:28 杓子岳
    ↓
  14:20 白馬鑓ヶ岳山頂
    ↓
  15:13 天狗山荘、テント泊  

 【8月13日】
  06:40 天狗山荘
    ↓
  07:03 天狗の頭
    ↓
  07:44 天狗の大下り
    ↓
  08:50 不帰一峰の頭
    ↓
  09:38 不帰二峰北峰
    ↓
  10:18 不帰二峰南峰
    ↓
  10:59 唐松岳山頂
    ↓
  11:31 唐松岳頂上山荘
    ↓
  13:33 遠見尾根分岐
    ↓
  13:40 五竜山荘、テント泊

 【8月14日】
  06:54 五竜山荘
    ↓
  07:48 五竜岳山頂
    ↓
  08:51 G5
    ↓
  09:52 北尾根ノ頭
    ↓
  10:14 口ノ沢のコル
    ↓
  11:16 キレット小屋
    ↓
  12:58 鹿島槍ヶ岳北峰
    ↓
  13:40 鹿島槍ヶ岳南峰
    ↓
  14:16 布引岳
    ↓
  14:57 冷池山荘、宿泊

 【8月15日】
  06:38 冷池山荘
    ↓
  07:41 爺ヶ岳中峰
    ↓
  08:00 爺ヶ岳南峰
    ↓
  08:48 種池山荘
    ↓
  09:44 石畳
    ↓
  10:18 ケルン
    ↓
  10:57 爺ヶ岳登山口
    ↓
  11:08 扇沢駐車場
天候  全日晴れのち曇り、4日間全てにおいて午前中は快晴
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
 <駐車場>
  八方第2駐車場を利用(無料)
  前日移動で車中泊しました。到着時は暑くてあまり寝つけず。

 <行き>
  猿倉まではすぐ近くの八方BTよりバスを利用。(900円)
 
 <帰り>
  冷池山荘で知り合った方に信濃大町駅まで送ってもらえました。ラッキー!
  信濃大町駅から白馬駅はJR利用(480円)
  白馬駅から八方BTまではバス利用(170円だったかな?)

  ※駐車場に着くとクルマが砂埃まみれでした・・・。
   気になる方は雑巾持って行ったほうがよいかも
コース状況/
危険箇所等
  天狗山荘テント泊:500円
  五竜山荘テント泊:500円
  冷池山荘夕食付き泊:8200円、テント場から水場とトイレ遠いです。

  帰りの温泉:白馬八方温泉 第1郷の湯(500円)
猿倉より縦走へ出発!!
1
猿倉より縦走へ出発!!
ここから大雪渓はあと少し
ここから大雪渓はあと少し
涼しくて気持ちよいです
2
涼しくて気持ちよいです
こんな石が落ちてきたらやばい!
こんな石が落ちてきたらやばい!
クレバスはおっかない
3
クレバスはおっかない
これぞ大雪渓という雰囲気
10
これぞ大雪渓という雰囲気
天狗菱の迫力がすごい
10
天狗菱の迫力がすごい
見事な青空です
おそろしや・・・
1
おそろしや・・・
上ってくる人が蟻の行列みたい
1
上ってくる人が蟻の行列みたい
タカネナデシコ
トリカブト
迫力あります
ミヤマオダマキでしょうか
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ミヤマオダマキでしょうか
遠めから見た大雪渓の様子
1
遠めから見た大雪渓の様子
シナノキンバイ
クルマユリがあざやか
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クルマユリがあざやか
ミヤマシオガマ
お花畑はミヤマキンポウゲがいっぱい
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お花畑はミヤマキンポウゲがいっぱい
ウルップソウがでっかい
5
ウルップソウがでっかい
イワギキョウ?
稜線がすばらしい
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稜線がすばらしい
立山と剱岳を初めてはっきりと見れて感動
8
立山と剱岳を初めてはっきりと見れて感動
さすが剱岳は目立ちます
8
さすが剱岳は目立ちます
旭岳もきれいでした
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旭岳もきれいでした
裏銀座方面や黒部湖?も見えました
3
裏銀座方面や黒部湖?も見えました
杓子岳と白馬鑓の稜線が美しかったです
7
杓子岳と白馬鑓の稜線が美しかったです
白馬岳山頂!!
山頂からの眺めは最高です
3
山頂からの眺めは最高です
白いキャラメルで祝福と疲れ回復
8
白いキャラメルで祝福と疲れ回復
白馬岳を下り、天狗山荘方面へ
2
白馬岳を下り、天狗山荘方面へ
やっぱり稜線歩きは気持ちよいです
3
やっぱり稜線歩きは気持ちよいです
白馬方面を振り返る
4
白馬方面を振り返る
ちょっぴりガスもかかりましたね
ちょっぴりガスもかかりましたね
杓子岳山頂は残念ながらガス
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杓子岳山頂は残念ながらガス
下るとガスが晴れてきました
2
下るとガスが晴れてきました
2日目予定の稜線を一望、ヤル気が出ます
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2日目予定の稜線を一望、ヤル気が出ます
初日歩いた稜線を眺め、達成感に浸る
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初日歩いた稜線を眺め、達成感に浸る
ここは白馬鑓ヶ岳山頂です、すばらしいパノラマを満喫
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ここは白馬鑓ヶ岳山頂です、すばらしいパノラマを満喫
鑓ヶ岳山頂を下っても美しい
4
鑓ヶ岳山頂を下っても美しい
テント設営、なかなかの場所
3
テント設営、なかなかの場所
夕方の白馬鑓ヶ岳、雲の感じがいいです
3
夕方の白馬鑓ヶ岳、雲の感じがいいです
2日目の朝、雲海おみごと
6
2日目の朝、雲海おみごと
朝から気持ちが高ぶります
3
朝から気持ちが高ぶります
見事なご来光
真っ赤に染まってました
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真っ赤に染まってました
こんな景色見ながらテント撤収、贅沢すぎです
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こんな景色見ながらテント撤収、贅沢すぎです
天狗の頭へ向かい、振り返るとカラフルな稜線
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天狗の頭へ向かい、振り返るとカラフルな稜線
遠方には槍穂方面が
3
遠方には槍穂方面が
天狗の頭からの眺めに感動
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天狗の頭からの眺めに感動
この眺め、ガイドブックに使えないかな
2
この眺め、ガイドブックに使えないかな
ライチョウさんまでご登場、贅沢すぎ
10
ライチョウさんまでご登場、贅沢すぎ
剱様をアップ、たしかにけわしいですね
10
剱様をアップ、たしかにけわしいですね
剱岳の右には毛勝三山もはっきり見えます
1
剱岳の右には毛勝三山もはっきり見えます
この眺めに感激し、スマホのLINEで知合に写メ送付
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この眺めに感激し、スマホのLINEで知合に写メ送付
ここから不帰キレット
7
ここから不帰キレット
五竜と鹿島槍まで見えてました
2
五竜と鹿島槍まで見えてました
天狗の大下りを振りかえるとすごい迫力
4
天狗の大下りを振りかえるとすごい迫力
こういうガスならかかってもいいですね
6
こういうガスならかかってもいいですね
岩山感がよーく伝わります
4
岩山感がよーく伝わります
タカネマツムシソウにおまけつき
2
タカネマツムシソウにおまけつき
いい眺め、よく歩いてきたもんです
2
いい眺め、よく歩いてきたもんです
クサリ場を慎重に通過し、不帰2峰北峰到着!!
クサリ場を慎重に通過し、不帰2峰北峰到着!!
北峰からは唐松岳と右手遠方には剱岳
2
北峰からは唐松岳と右手遠方には剱岳
南峰から見た不帰方面の眺め
1
南峰から見た不帰方面の眺め
南峰から見た唐松方面の眺め、晴れっていいね
南峰から見た唐松方面の眺め、晴れっていいね
なんだかオベリスクみたい
2
なんだかオベリスクみたい
唐松岳山頂到着!剱岳もまだ見えてました!
2
唐松岳山頂到着!剱岳もまだ見えてました!
雲が出てきていたけど、迫力ある五竜も見れました
4
雲が出てきていたけど、迫力ある五竜も見れました
不帰方面見納め、特に問題なく通過できてよかった
3
不帰方面見納め、特に問題なく通過できてよかった
今年初の女王コマクサ
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今年初の女王コマクサ
唐松岳の稜線も美しいです、昨年のリベンジ達成
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唐松岳の稜線も美しいです、昨年のリベンジ達成
いっぱい咲いてました、ツクモグサみたい
2
いっぱい咲いてました、ツクモグサみたい
「ウツボグサ」というそうです、教えてくれた方ありがとうございました。
2
「ウツボグサ」というそうです、教えてくれた方ありがとうございました。
唐松と牛首を振り返る、無風でメチャクチャ暑かったですね
唐松と牛首を振り返る、無風でメチャクチャ暑かったですね
昨年とは別世界の眺めで笑いが止まらず
3
昨年とは別世界の眺めで笑いが止まらず
テント場はいっぱいでした
7
テント場はいっぱいでした
ギリギリいいところに張れましたが、やや斜めでした
3
ギリギリいいところに張れましたが、やや斜めでした
しずむ夕日が美しすぎでした、ここも贅沢なテント場です
7
しずむ夕日が美しすぎでした、ここも贅沢なテント場です
夕日アップ
こんなきれいな夕日は初めてな気がします
2
こんなきれいな夕日は初めてな気がします
幻想的な夕方でした
9
幻想的な夕方でした
3日目朝の遠見分岐から少し下った場所よりコバイケイソウと共に
2
3日目朝の遠見分岐から少し下った場所よりコバイケイソウと共に
朝の唐松岳方面の眺め、こんなに晴れちゃっていいの?
1
朝の唐松岳方面の眺め、こんなに晴れちゃっていいの?
3日目のご来光、小屋のアルバイトの人と眺めました
1
3日目のご来光、小屋のアルバイトの人と眺めました
赤い染まり方がGOOD
5
赤い染まり方がGOOD
雲のない最高のご来光日和、いいスポットです
1
雲のない最高のご来光日和、いいスポットです
五竜のモルゲンロート・・・美しすぎて言葉を失います
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五竜のモルゲンロート・・・美しすぎて言葉を失います
意外にも見にくる人はいませんでした
2
意外にも見にくる人はいませんでした
これぞ五竜という一枚
6
これぞ五竜という一枚
この日も快晴スタートなり
2
この日も快晴スタートなり
五竜山頂までは一部岩登り
五竜山頂までは一部岩登り
歩いてきたはるか遠方が見渡せて素晴らしい
4
歩いてきたはるか遠方が見渡せて素晴らしい
白馬の町が見渡せ、遠方にはおそらく妙高方面が
2
白馬の町が見渡せ、遠方にはおそらく妙高方面が
山頂まであと少しのところから鹿島槍が見えてきます
3
山頂まであと少しのところから鹿島槍が見えてきます
上りたくなってしまう五竜山頂方面
1
上りたくなってしまう五竜山頂方面
八峰キレットの稜線がご登場、1年待ったかいあり
4
八峰キレットの稜線がご登場、1年待ったかいあり
五竜山頂到着!!360度大パノラマ!!
3
五竜山頂到着!!360度大パノラマ!!
あんな遠くから・・・と思うと充実感に浸る・・・
4
あんな遠くから・・・と思うと充実感に浸る・・・
キレット超えも抜群の展望で言うことなし
8
キレット超えも抜群の展望で言うことなし
遠方には槍ヶ岳様と穂高様も
遠方には槍ヶ岳様と穂高様も
剱岳が3日間ずーっと見守ってくれてました
4
剱岳が3日間ずーっと見守ってくれてました
薬師岳を確認できました、行ってみたいな
1
薬師岳を確認できました、行ってみたいな
裏銀座の大展望、黒いのが水晶かな
1
裏銀座の大展望、黒いのが水晶かな
これぞ双耳峰の鹿島槍
4
これぞ双耳峰の鹿島槍
この眺めが見たかったので言うことなし
5
この眺めが見たかったので言うことなし
五竜を下ってからの鹿島槍の眺め
7
五竜を下ってからの鹿島槍の眺め
妙高方面の山々も要調査です
妙高方面の山々も要調査です
下った五竜を振り返ると、天狗の大下りのようです
3
下った五竜を振り返ると、天狗の大下りのようです
G5あたりからの立山&剱岳
G5あたりからの立山&剱岳
G5より五竜を振り返るとこんな感じ
1
G5より五竜を振り返るとこんな感じ
G5からの鹿島槍方面
1
G5からの鹿島槍方面
G5は最高の展望台です
1
G5は最高の展望台です
あまりの嬉しさに写真ばかり撮ってしまいます
3
あまりの嬉しさに写真ばかり撮ってしまいます
振り返ると五竜岳が大きくて険しいです
1
振り返ると五竜岳が大きくて険しいです
北尾根ノ頭からの展望
北尾根ノ頭からの展望
まだまだ上らなくてはならないです
まだまだ上らなくてはならないです
美しすぎて振り返ってばかりです
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美しすぎて振り返ってばかりです
小屋までけっこう長丁場なので、剱方面を眺めながら歩くのがオススメ
小屋までけっこう長丁場なので、剱方面を眺めながら歩くのがオススメ
キレット小屋はすごいところに建ってます
6
キレット小屋はすごいところに建ってます
小屋前からの眺め
小屋前からの眺め
雪渓が涼しそう
最後の鹿島槍への上りからの五竜方面
1
最後の鹿島槍への上りからの五竜方面
鹿島槍南峰の山肌と遠方に剱
鹿島槍南峰の山肌と遠方に剱
鹿島槍北峰到着!!気合いでザックはデポせず!!
1
鹿島槍北峰到着!!気合いでザックはデポせず!!
残念ながら南峰山頂にガスが・・・
残念ながら南峰山頂にガスが・・・
北峰を南峰上り途中より振り返り
1
北峰を南峰上り途中より振り返り
あと一息、苦しい最後の上りです
あと一息、苦しい最後の上りです
無事鹿島槍南峰山頂に到着しました!!剱がまだ見えてました!
2
無事鹿島槍南峰山頂に到着しました!!剱がまだ見えてました!
南峰山頂からの剱方面の眺め、雲が多くなってきました
南峰山頂からの剱方面の眺め、雲が多くなってきました
トリカブトがあざやかにいっぱい
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トリカブトがあざやかにいっぱい
布引岳までは歩きやすい稜線です
1
布引岳までは歩きやすい稜線です
午後はやっぱり山頂がガスに
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午後はやっぱり山頂がガスに
爺ヶ岳と赤沢、針ノ木方面がうっすら見えてました
爺ヶ岳と赤沢、針ノ木方面がうっすら見えてました
爺方面はギリギリ青空も
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爺方面はギリギリ青空も
チングルマがいっぱい
7
チングルマがいっぱい
コバイケイソウもいっぱい
3
コバイケイソウもいっぱい
テント場が離れすぎなので宿泊するとこにしました
テント場が離れすぎなので宿泊するとこにしました
4日目朝のご来光
出てきました
4日連続で朝は快晴!!ヤバイです。
3
4日連続で朝は快晴!!ヤバイです。
意外とくっきり撮れました
3
意外とくっきり撮れました
モルゲンロートは微妙な感じ
3
モルゲンロートは微妙な感じ
山荘出発すると最終日も立山&剱がお出迎え
山荘出発すると最終日も立山&剱がお出迎え
鹿島槍を振り返り、抜群の展望です
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鹿島槍を振り返り、抜群の展望です
種池山荘はすごいロケーションに建ってます
2
種池山荘はすごいロケーションに建ってます
振り返って何度も撮影・・・
5
振り返って何度も撮影・・・
剱も見る場所によって微妙に形が変化してますね
剱も見る場所によって微妙に形が変化してますね
雄大な立山連峰
爺ヶ岳の稜線見てたら針ノ木まで歩きたくなりました
2
爺ヶ岳の稜線見てたら針ノ木まで歩きたくなりました
爺ヶ岳中峰到着
槍ヶ岳がしっかりと見えました
3
槍ヶ岳がしっかりと見えました
蓮華岳と針ノ木が美しすぎ
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蓮華岳と針ノ木が美しすぎ
爺中峰より鹿島槍方面
4
爺中峰より鹿島槍方面
針ノ木雪渓が見えます
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針ノ木雪渓が見えます
最終日ですが下りたくなくなります
最終日ですが下りたくなくなります
爺南峰までの最後の上りの稜線
爺南峰までの最後の上りの稜線
爺ヶ岳南峰到着!!鹿島槍をバックに
2
爺ヶ岳南峰到着!!鹿島槍をバックに
針ノ木までの稜線が素晴らしくて言うことなし
5
針ノ木までの稜線が素晴らしくて言うことなし
扇沢が下に見えます
2
扇沢が下に見えます
爺南峰からの立山方面
1
爺南峰からの立山方面
針ノ木アップ
この稜線の景色・・・本当にすごい!!
1
この稜線の景色・・・本当にすごい!!
チングルマと針ノ木・赤沢方面
6
チングルマと針ノ木・赤沢方面
コバイケイソウと針ノ木・赤沢方面
コバイケイソウと針ノ木・赤沢方面
種池山荘は抜群のロケーション
種池山荘は抜群のロケーション
コバイケイソウ畑と爺南峰
コバイケイソウ畑と爺南峰
青空とコバイケイソウ畑
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青空とコバイケイソウ畑
コバイケイソウは有毒だそうです、知らなかった
2
コバイケイソウは有毒だそうです、知らなかった
コバイケイソウアップ
6
コバイケイソウアップ
種池から下りますが、しばらくは展望あります
1
種池から下りますが、しばらくは展望あります
1箇所だけ雪渓通過、全く問題なし
1箇所だけ雪渓通過、全く問題なし
下から見上げてもキレイな稜線
下から見上げてもキレイな稜線
だんだん雲が出てきました
だんだん雲が出てきました
赤沢方面が雲に覆われました
1
赤沢方面が雲に覆われました
無事登山口に下山!!よっしゃー!!
2
無事登山口に下山!!よっしゃー!!
扇沢は大混雑してました
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扇沢は大混雑してました
信濃大町駅にいたゆるキャラ
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信濃大町駅にいたゆるキャラ
暑かったですが、野沢菜入りおやきを頂きました
暑かったですが、野沢菜入りおやきを頂きました
電車とバスで八方駐車場へもどってお風呂へ
電車とバスで八方駐車場へもどってお風呂へ

感想

先月の南アに続く、夏季休暇利用での後立山縦走に行ってきました。目標は有名な大雪渓歩きと
難所といわれる2箇所のキレット通過が今回のポイントでした。4日間なので長文です・・・。
部分部分で参考にして頂ければと思います。

<8月12日>
朝出発したかったので前日は夜に八方まで移動。この方が高速代も半額でお得です。そのまま
車中泊しましたが連日の暑さでやはり寝苦しかったですね。

朝一番6時出発の八方BTからのバスへ乗車して猿倉へ。登山届を提出して出発!!白馬尻小屋
までは準備運動感覚で歩きました。そしてついに大雪渓へ。初めはガイドブック通りヒンヤリ
して涼しく上っていた感じでしたが、だんだん長い急坂で息が途切れてきます。正直な感想と
してはきつかったです。よい経験ができました。

大雪渓が終わると落石要注意でした。けっこうポロポロ落ちますので周りに迷惑をかけないよう
に歩きましょう。続いてはお花畑エリアでした。色とりどりの花が疲れを癒してくれます。でっ
かいウルップソウ?も見れました。

お花畑を過ぎると有名な大きな小屋が2つ現れ、いよいよ稜線へ。目の前に青空の立山と剱岳が
ドーンと見えて一気に目が覚めましたね。この2つの小屋を過ぎてようやく白馬岳山頂です。
村営頂上宿舎から意外と距離ありましたね。

山頂を後にして初日のテント場である天狗山荘を目指しました。途中で杓子岳と白馬鑓ヶ岳の
ピークもきっちりと通過できました。けっこうガレ場多いので上りはしんどい箇所が多かった
です。印象的だったのは白馬鑓ヶ岳山頂の眺めですね。歩いてきた白馬岳の稜線と翌日歩く不帰
キレット方面を眺められたのが印象的でした。計画通り、初日は天狗山荘へテント泊できました。

<8月13日>
この日は天狗山荘より不帰キレットを通過して五竜山荘までのコース。唐松岳から五竜岳は昨年
歩いていて雰囲気は何となくわかっていたのであまり心配はしていなかった。

朝日を眺めてお茶を飲んだらテント撤収し、いざ不帰キレットへ挑戦。天狗の頭に向かいます。
なんともこの日は素晴らしいお天気で、青空の立山と剱岳を右手に眺めながらの天空歩きとなり
朝からハイテンションに!そして天狗の頭を下っていくとライチョウも見れました。贅沢過ぎ!

「ここより天狗の大下り」の看板が出てきて、岩場の本番が始まります。個人的にはいろいろな
ガイドブックによる情報でかなり危険という印象を植えうけていたのですが、実際歩いた感想では
通過に困った個所はありませんでした。ちょっとビビリ過ぎてたかもしれません。

問題なく不帰キレットを通過して唐松岳に到着。八方尾根からのアクセスがいいため、山頂には
かなりの人がいました。去年ガスで何も見えなかったので今回はパノラマを楽しめてよかったです。

さらに牛首経由して五竜山荘へ。去年はこれでもかというドシャ降りの雨の思い出が強いのですが、
今回は風も吹きつけず、強烈な夏の日差しが降り注ぐ灼熱の稜線歩きでした。五竜山荘には13時
過ぎの到着だったのですがテント場は結構いっぱいで、夕方には登山道にまで張られる状況でした。

<8月14日>
この日も朝は快晴。さっそくご来光を見ようと遠見尾根分岐のほうへ向かって眺めることにしました。
一人小屋の方もご来光を待ってました。話を聞くとこんなに晴れだしたのは本当にこの3〜4日前から
だそうで、このご来光スポットもかなり推してくれていた。意外に人はあまり来なく、山頂に向かう人
のほうが多かったような気がします。素晴らしい朝日と五竜岳のモルゲンロートが見れて朝から完全に
テンションがあがりました。

テントを撤収し、五竜山頂に向かいました。山頂までは一部岩登り箇所があります。3点確保で進めば
全く問題ないです。ヘッピリ腰の人はやめたほうがいいかも・・・。山頂に到着すると360度見渡せ
てしまう大パノラマ!感動しましたね。

ずっと山頂に居たくなりますが、次なるピークを目指さねばならないので歩を進めます。3日目は八峰
キレット超えです。いろんな人に話を聞くと不帰キレットよりも距離が長いので大変だ、と言う人も
けっこういました。実際歩くとその通りに感じます。特に疲れてくる後半に長い急坂の上りがあるので
五竜側からでも鹿島槍側からでも大差ない気がします。

この日はテント泊も予定していましたが、冷池山荘からかなり離れていてトイレや水場が不便なので、
小屋泊にしました。小屋前で談話していた方が扇沢にクルマを停めていて、大町駅まで乗せて行って
くれました。ありがたやありがたや。やっぱり山にはいい人がいますね。

<8月15日>
最終日もまたまた快晴。こんな縦走は考えられませんでした。1日は雨とかガスに覆われてしまうのは
覚悟してたので。

ご来光を眺めて、山荘より爺ヶ岳方面へ向かいました。この稜線も素晴らしいパノラマロード。鹿島槍、
立山&剱、裏銀座、槍穂、針ノ木、蓮華とこんなに充実した4日間は想像できませんでした。種池山荘
前では、コバイケイソウやチングルマなどの花々がたくさん咲いていてこちらも文句のつけようがあり
ませんでした。

翌日は予備日としてもう一日設定していたので、針ノ木方面まで歩こうか悩んだのですが、距離も結構
あるようですし、山荘のニュースで午後からは雨との予報だったのでここは信じて下山しました。

山荘で知り合った方に大町駅で別れ、おやきを頂いて白馬駅まで電車で。駅からはバスで八方BTへ。
クルマに戻ると駐車場の砂埃でクルマが真っ白・・・。仕方ないですね。4日ぶりのお風呂へ入って
準備が整うと、諏訪湖の花火大会で混雑する前に安曇野インターに乗れるか微妙な感じに。インター前
でやや渋滞気味になりこりゃ無理だと判断し、道の駅や豊科モンベルなどで時間潰し。

すると夕方からゲリラ雷雨!!あまり寝てなかったので高速に乗って梓川で仮眠して、帰ろうとしたら
再びすさまじい雷雨でなんと長野道が通行止の大ハプニング!!仕方なく塩尻のネットカフェで時間を
潰して通行止め解除を待つものの何の変化もなし。仕方なく仮眠をとって上信越高速経由で帰ることに。
上里SAまでは順調だったものの、そのあとで交通事故により渋滞へはまる最悪のシナリオ・・・。
結局自宅に着いたのは朝の6時半過ぎ。やはり私の旅に強烈な「オチ」はつき物のようです。

とりあえず予備日はお洗濯と昼寝と山記録整理にしました。(洗車もしなきゃ・・・)
波乱万丈ありながらも、至福の4日間を過ごせた?と思います!!

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コメント

空も・山も・花も・ご来光も最高・・(^_^)v
aigoeさん4日間お疲れさまでした<(_ _)>

凄い・体力、勇気、根性、感性をお持ちとつくづく

感服しましたm(_ _)m

記録写真の山・空・花・ご来光など・・全てに拍手

です

今後も安全登山を〜
2013/8/17 22:27
初めまして
KOUFAXと申します。
素晴らしい山行ですね。私も今年行きたいな〜と思いながら、ヤマレコ拝見させていただきました。
大変丁寧に詳細にまとめられていますね。
私には無理だな〜

テント箔と山小屋箔のセット縦走もいいですね。
今、思案中なので、参考になります。

これからも、「ヤマレコ」期待しています!
頑張ってください。
2013/8/18 11:10
本当によかったです!
ibuki89さん

コメントどうもありがとうございます

まさに気合と根性でこの4日間を乗切りました。素晴らしい天空パノラマ歩きでした。こんなことがあるから山はやめられなくなります。満天の星空 も3日間見られ、流れ星も何回も見られました。これはさすがにコンデジではうまく撮影できませんでしたが。

これからもこんな素晴らしい景色を求めて歩きつつ、記憶に残る思い出と写真を残せればと思っています
2013/8/18 18:56
感激の4日間でした!
koufaxさん

はじめまして、コメントどうもありがとうございます

私はここ数年のところ、夏季休暇で山へこもるのが癖になっていますが、4日間も快晴 となったのは初めてのことです。忘れられない4日間となりましたね

テント泊と小屋泊の組合せもなかなかいいですよ。やっぱり後半になるにしたがって、お腹も空いてきてスタミナ切れを感じてくるので、お値段は多少張りますが回復にはもってこいだと思います。

私は帰ってきて山記録を作るのも一つの楽しみとして行なっていますので、また気が向いたら覗いていってください。
2013/8/18 19:02
素晴らしい山旅でしたね!
aigoeさん、おじゃまします。
遅コメにて失礼します。

いやいや、なんて贅沢な4日間でしょう!
天気も素晴らしくて、何よりでしたね。

朝夕の美しい風景もいかにも北アルプスっぽくてイイですね。
五竜のモルゲンは特にグッときちゃいますね。

なるほど〜、テン泊と山小屋泊のミックスというのも良さそうですね。
私はテント担ぐとどうしても悪天以外はテン泊しないと損だと思ってしまいますねw
ちょっと私もミックスで来年あたり検討しようと思います。
充実の後立縦走、お疲れ様でした!
2013/8/19 22:00
バッテリ切れにご注意です
gaiaさん、こんばんわ。いつもコメントありがとうございます。

この4日間は本当に贅沢な4日間となりました。なにか晴れ運を使いすぎてしまった
様な気がしてこれからのお天気が心配になってしまいそうです(笑)カメラのバッテリ
も限られていたのでシャッターを押したくなる気持ちを抑えるのが大変でしたね。

五竜のモルゲンよかったです。この時小屋のアルバイトの方からザラメお煎餅を頂けた
んです。こんな時、幸せを感じますね・・・。

小屋泊はもちろんお値段も張りますが、山情報の交換にはもってこいな気もします。
扇沢まで送迎してくれた方や、山記録アプリを紹介してくれた方など、テント泊には
ないメリットもありましたからね。ぜひご検討ください。
2013/8/21 21:01
予備バッテリーは必需品
私のほうにコメントありがとうございます。連続して天気が良いとカメラのシャッターも沢山押しますよね。私はコンデジでしたが、モバイルバッテリ(8800mAh)を担いでカメラに充電していました。やはり晴天の縦走は楽しいですね。
2013/8/23 0:27
写真はついつい沢山撮ってしまいます。
n7548kwさん、コメントありがとうございます。

一眼のほうがもっといい写真撮れるのかもしれないですが、撮影技術がないのと重量削減でコンデジにしています。ふとした時にすぐ撮影できるのがいいですよね。今回の山歩きではカメラ用のバッテリー3つを持って行き、なんとかギリギリで持ってくれました。モバイルバッテリやソーラーバッテリなんかも有効なのかなと思います。ソーラーだと晴れないと効果が薄そうで心配ですが・・・。
2013/8/25 22:38
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