記録ID: 3425439
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
霧ヶ峰 * 真夏の高層湿原へ *
2021年08月07日(土) [日帰り]
長野県
ピアソラ
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:57
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 444m
- 下り
- 441m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:56
距離 12.1km
登り 446m
下り 457m
13:30
ゴール地点
○ CT（標準） ： 04時間50分
○ CT（実績） ： 04時間15分 （休憩含まず）
○ CT（実績） ： 04時間15分 （休憩含まず）
| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ 時々 曇り。 ○ 風速 ： 弱め（5m/s程度）。 ○ 気温 ： やや暑い（20℃くらい）。 ○ 視程 ： 普通。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・04:15 {自宅} - 08:25 八島ヶ原湿原駐車場 ※高速利用：つくば中央IC〜佐久南IC ※駐車場：100台程度（無料） ※途中、休憩の時間を含む（60分） ○ 復路（約20km） ・14:00 八島ヶ原湿原駐車場 - 14:40 {宿泊先} |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 総距離：約12km、累積標高：約400m。 ○ 八島ヶ原湿原を起点として、車山、南の耳、北の耳、ゼブラ山を周回するコースです。 (車山以外は丘のような小ピークなので、登り返しもそこまできつくないです。) ○ 車山肩から車山山頂の手前辺りまで毛虫が沢山いました。 ○ ゼブラ山から奥霧小山までの間で一部笹が煩いところがありました（雨後は濡れるかも）。 ○ その他、危険を感じる場所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 八島ヶ原湿原駐車場 �� ヒュッテみさやま �� 車山肩 �� 奥霧小屋 (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 (3) 登山バッチ �� ころぼっくるひゅって �� 八島山荘 |
写真
いやはや・・・我が家のポンコツがオーバーヒート寸前で偉い目に遭いました。予定よりも1時間ほど遅れて八島ヶ原湿原駐車場からスタートします。
おおおっ！駐車場から数分でいきなりこの絶景（八島ヶ原湿原）が拝めます。なんか、お手軽過ぎてちょっと山に申し訳ない・・・。
そして、心の準備もままならぬうちに百花繚乱の世界へ。ホソバノキリンソウ（細葉の黄輪草）。
vividなピンク色が目を引くエゾカワラナデシコ（蝦夷河原撫子）。全行程を通じて目にした、今日の花。
湿原越しに、このあと歩く山並みが見渡せます。最高峰の車山（くるまやま：1925m）にある気象レーダードームも見えています。
花火みたいなシシウド（猪独活）。白色に紫色の花も混じってます。
木道のすぐわきに咲く沢山の花々。一応午後から雨予報なので先を急ぎたいところでしたが、全く歩みが進みません。
枝まで黄色のオミナエシ（女郎花）。その昔、白いもち米のご飯が男飯、黄色い粟のご飯が女飯と呼ばれていて、その粟飯を盛った姿が似ていたことから、オミナメシ→オミナエシとなったそうな。へ〜。
18
8/7 9:03
枝まで黄色のオミナエシ（女郎花）。その昔、白いもち米のご飯が男飯、黄色い粟のご飯が女飯と呼ばれていて、その粟飯を盛った姿が似ていたことから、オミナメシ→オミナエシとなったそうな。へ〜。
湿原が終わっちゃいました。が、周回してまたあとで来るので楽しみです。
旧御射山（もとみさやま）神社。平安時代から鎌倉・室町と経て元禄時代まで続いた諏訪大社下社の祭祀の跡だそうで、御柱が4本立っています。
8
8/7 9:25
旧御射山（もとみさやま）神社。平安時代から鎌倉・室町と経て元禄時代まで続いた諏訪大社下社の祭祀の跡だそうで、御柱が4本立っています。
沢渡を過ぎると徐々に傾斜がきつくなります（といっても、この程度ですが）。
車山肩にある山小屋（ころぼっくるひゅって）の雰囲気があまりにも良かったので（午後からの雨が心配でしたが）吸い込まれていきました。美味しいコーヒーを戴きました。
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8/7 10:03
車山肩にある山小屋（ころぼっくるひゅって）の雰囲気があまりにも良かったので（午後からの雨が心配でしたが）吸い込まれていきました。美味しいコーヒーを戴きました。
ここ（車山肩）までビーナスラインが通っているので、ここから登られる方も大勢いました。
山頂まではもうひと踏ん張り。少し雲が多くなってきた上空をグライダーが飛んでました（写真左上）。
振り返ると、なかなかの絶景でした。車で来てちょっと歩けばこれが見られるわけですから、そりゃ人気な訳です。
マツムシソウ（松虫草）。虻も一緒に映ってしまいました。虫だけに・・・。
着いたー、車山！僕は初めての、嫁は大学時代に友達と旅行したとき以来の山頂です。写真を撮って頂いた女性の方、ありがとうございました！！
45
8/7 11:08
着いたー、車山！僕は初めての、嫁は大学時代に友達と旅行したとき以来の山頂です。写真を撮って頂いた女性の方、ありがとうございました！！
4本の御柱が立つ車山神社（リフトの山頂駅方面）のほうへ回り込みます。
リフト沿いに下っていきます。正面奥には白樺湖が見えています。
来し方を振り返ります。ほとんど起伏のない草原の海です。奥の稜線上には、ころぼっくるひゅって、ドーム、リフト山頂駅などが見えています。
7
8/7 12:08
来し方を振り返ります。ほとんど起伏のない草原の海です。奥の稜線上には、ころぼっくるひゅって、ドーム、リフト山頂駅などが見えています。
ゼブラ山（1776m）到着。奥に見えているのは、スタートした八島ヶ原湿原です。
ゼブラ山を下る途中にキバナノヤマオダマキ（黄花の山苧環）が咲いてました。完全に見落としていたところ、嫁が見つけてくれました。
23
8/7 12:49
ゼブラ山を下る途中にキバナノヤマオダマキ（黄花の山苧環）が咲いてました。完全に見落としていたところ、嫁が見つけてくれました。
湿原に戻ってきました。ツリガネニンジン（釣鐘人参）、かわいすぎ！
アサマフウロ（浅間風露）。ハクサンフウロよりも色が濃くて鮮やか。
ヤナギラン（柳蘭）。この花にとまるノビタキを写真に収めようと、バズーカを持ったカメラマンの方が大勢いました。
深田久弥が「遊ぶ山」の代表格と称した霧ヶ峰。その通りでした。天気が下り坂でなければもう少しのんびりしたかったとこでしたが、それでも楽しいひとときでした。
20
8/7 13:23
深田久弥が「遊ぶ山」の代表格と称した霧ヶ峰。その通りでした。天気が下り坂でなければもう少しのんびりしたかったとこでしたが、それでも楽しいひとときでした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
夏といえば霧ヶ峰。
リビングのエアコンの電源を入れるたびに目に映る霧ヶ峰の文字。
嫁が大学時代に幼馴染みの友人と訪れた思い出の舞台も夏の霧ヶ峰でした。
霧ヶ峰じゃなかったのは僕だけでしたが、この夏やっと追いつきました。
登山口のある駐車場から歩くことものの数分で辿り着くことのできる別天地、
八島ヶ原湿原はまさに花の盛りを迎えていました。百花繚乱があまりに唐突過ぎて、
始めのうちは心の準備ができておらず、ガーデニングと見紛うほどでした。
午後から下り坂なのに、愛でるべき花が多すぎて一向に進まない歩み。
予報を過信して車山肩からのピストンで済ませなかったことを誇らしく思いました。
かつてヒュッテでひと夏を過ごし、霧ヶ峰を「遊ぶ山」と称した久弥も、
友人と二人で、ジーパンにスリッパ姿で一日中歩きとおした若き日の嫁も・・・。
時代は大分変わったと思うけど、いま目の前に広がるこの景色は、
当時彼らが見ただろうそれとそんなに変わっていないのじゃないかな？
ゆるりと花の楽園を巡りながら、昔日に思いを馳せた山旅でした。
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亀コメで申し訳ないのですが、全く同じ写真が目に入ってしまったので。😅
8月5日に霧ヶ峰を訪れた時、 piazzollaさんの撮られた��8と同じ構図で撮りました。違ってるのはコオニユリの一番上の2輪がまだツボミなだけ。インスタに載せました。
初めて訪れてから50年の月日が経っています。コロボックルヒュッテがかなり立派になったのと、車山山頂に展望テラスができたのが目立った変化で、おっしゃるとおり昔のままの心躍る風景です。
何年か前に、どなたかが霧ヶ峰のコオニユリを同じ構図で撮られているのをお見掛けして、
青空と花のオレンジ色がとても印象的だったので僕も真似してみました。
もしかしたら昔のshinahitoさんのレコだったのかも知れませんね。
それにしても初めて訪れてから50年とは凄いです。
僕もいつの日か、あのときの○○山は・・・みたいな話がしたいです。
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