比叡山の右から顔を出す水井山


- GPS
- 05:18
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,280m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前からすごく気になっていたのですが、琵琶湖の東岸から比叡山を見ると、右脇にちょこっと、とんがって見えている山があって、何山なんだろうって思ってました。今日はその疑問に答えを出したいと思います。
まずは、家を出る時にディート12%のサラテクトRICHRICH靴にスプレーし、念のため対ヒル作戦。
坂本の大宮川観光駐車場に愛車を止めて出発。 西教寺の前を通過して住宅街から離れて石碑のある怪しげな山道に入っていきます。
植林の下の踏み込まれた、黒っぽい腐葉土からすぐに黄色っぽいの粘土に変わるの道を進みます。 見るべきものは特にないよなと進むと、左手の沢を仮設っぽい橋で渡ったところは何かのお寺に出合います。 杉林がえらくご立派。その後も植林の下をギザギザを切りつつ粘り強く登り続けるとようやく尾根道に出ます。 まるで参道の趣です。その先、水平にトラバースするようになると林道と出会います。
ここまで大変きつかったです。何やら鐘の音も聞こえてきました。林道脇に墓地があったりして、ここまでお墓参りに来るのも大変やなぁと思いつつも、砂利の駐車場も見えましたんで、車で来られるんやろと一人納得しておりました
横川中堂の前を通って舗装された道になります。根本中堂と違ってこちらは参拝人の数はすごく少ないです。
その先、奥比叡ドライブウェイをブラブラと歩いていると、視界が開けて蓬莱山が眺められたり、谷向いの視線の少し上に高い山が見えています。恐らく水井山とだと思います。 これを見て、比叡山の横から頭を出しているのは水井山かもと思ったりしました。疑惑の稜線の横高山、水井山ラインに向かいます。横高山には急登一発、登った山頂は視界なし、うろうろ無理して動いた所から京都の市街地がチラ見できる程度。
北進して下って登って水高山直下で初めて琵琶湖方面、大津プリンスホテルが見渡せます。が、北ないし西方面は樹々に阻まれてそれらしき例のピークのらしきものはありそうにない。予定では往路をピストンするつりでしたが、このままでは中途半端で帰れないので、このまま北進して例のピークを探求することとします。
例のピークらしき高みが左手に見えないか観察しながら京都トレイル(滋賀、京都の県境やのになんで京都なんと怒りを感じる私)沿いを北進し、下り一辺倒の道続きで、横山中堂に右する分岐らしき所はなく、そのまま仰木峠まで行きかけてましたが、おかしいなーと気が付いてGPSを見ると、とっくに通り過ぎてます、おかしいなーとかなり登り返すと、先の下り一辺倒の道の最中にV字のように急角度で登りの道が・・・横山中堂への道に復帰し、まずは無意味に急登し、そして谷底目掛けずんずんと下っていきます。これにて、水井山より高い山はなく、大津プリンス方向が見渡せたということはその逆もさも有りなんと、例の山は水高山という風に結論を出しました。
谷を目掛けてジェットコースターのように下って谷を橋で渡り、登り返す道で、きっちり搾られました。ドライブウェイをくぐり、右から来る自然歩道と合流してようやく肩で息をしなくて済む道になりました。
横川中堂で昼食休憩しました。ありがたい看板を見ていると人間に生まれたことを喜ぶ人は極楽の人生だそうで、所業悪行をはたらいた人はエンマ大王の裁きを受け地獄に行くみたいで、それが嫌なら念仏を唱えろという事みたいでした。
午後の部の再開し、林道ををゆるゆると登ったり下ったりして行きます。
途中、三石岳方面に進むためにに右手の林道を選択します。三石岳のピークは林道脇に左にチョイ外れてありました。その先、調子こいてテープとおりにズンズンと下ると、ルートから外れてるとアプリの警告が出るので見てみると、西に向かう尾根を降りかけていたようで、再度ピークに戻り、下るべき方向を確認し、テープや踏み跡もない斜面を急降下します。どんどん降ると怪しげな踏み跡が出てきり鹿ネットに沿ったりしているうちに、テープもあったりし先に三石岳方面に行かない方の林道に合流します。
しばらく、林道を進むと左の踏み跡に誘う赤テープがありましたが、そのまま林道を下っていると、通行止めの看板が登場。正面は危険、坂本方面は右手と書いてある。しかし階段状に急に下ってそうで、尾根から外れて麓に直接降りるものと勝手に思い込み、八王子山へ続く尾根筋はこちらの危険林道に違いないと直進したら、すぐに左上方進む赤テープがヒラヒラしているのを発見し、ムム、こっちでないかと判断して左上方を登るとすぐに林道に合流し、まっすぐ林道を進んだのですが、緩やかに登り続ける林道、あれー何かさっきここを下ってきた気がすると感じて、スイッチバックし、通行止めの看板に戻るのでした。右往左往して結局は、通行止めの看板は坂本方面が正解ってことになりました。後で気が付いたのですが、アプリの警告はルート上にいる限りは、逆に進んでいても警告しないみたいですよ。
通行止めの看板からは、ぐんぐんと高度を下げて、鉄塔脇を通過し、八王子山には尾根を忠実に登ると、藁縄で囲われた高みが見えます。明らかにここが山頂なのでしょう。
後は眼下の寺へ適当に下り、麓目指して参道を参拝客にまみれて降りたのでした。
コメント
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大瀞付近での菰野町看板は未だに違和感を感じてます。
udoneさん、急に念仏を唱えだしても、もう遅いかもですよ。
閻魔大王に裁きを受けるような悪行はしてないので・・・・
今の私は、生きてるだけで丸儲けの人生ですから、極楽浄土行きですわ。
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