稲村ヶ岳(洞川温泉バス停往復)

masamin
その他1人 - GPS
- 04:18
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 315m
コースタイム
9:35 稲村登山口
10:42 法力峠
11:49 山上辻(稲村小屋) 12:20
12:55 稲村ヶ岳山頂 13:02
13:30 山上辻
14:20 法力峠
15:07 稲村登山口
15:27 洞川温泉バス停
※ログが途中で切れています。行き帰りとも同じ道を通っています。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 15:54洞川温泉バス停→16:50下市口駅前(近鉄に乗り換え)16:54→大阪阿部野橋駅 ※行き帰りともバスは臨時が出ました。 行きは通常8:20の急行ですが、この日は洞川温泉直通バスが1台出たためそちらに乗ることが出来ました。 帰りは通常15:55発ですが、こちらも駅直通バスが1台出たので、そちらに乗りました。 そのため、16:54急行に間に合うことができました。 バスの臨時基準は不明ですが、並んでいる人数を見て、奈良交通バスの運転手さん同士で判断しているようです。 ※近鉄が発行している洞川温泉きっぷを使用するとお得です |
| コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 法力峠までの登山道の一番大きな橋を越えたところに倒木1カ所あり、巻くように踏み跡がつけられています。 小屋手前付近に鎖場があります。 稲村ヶ岳山頂までの登山道にも鎖場があります。 登山ポスト バス内、バス停、登山口 下山後の温泉 洞川温泉センターで日帰り入浴可能(バス停から徒歩3分) 飲食店 稲村小屋営業時は小屋で購入可能。昼時は小屋の外に無料のお茶がサービスで置かれています。 トイレ バス停、山上辻 |
写真
感想
大阪から電車バスを利用して奈良大峰山系の稲村ヶ岳に行ってきました。
大阪阿部野橋6:50発の急行は登山客が多く乗車しました。
ほとんどの方が下市口駅で下りられたようで、洞川温泉行きのバス停には長い列ができました。
8:20発の季節便急行は大淀バスセンターから来ますが、その前に洞川温泉直通バスが臨時で出ることになり、運良くそちらに乗ることが出来ました。
直通バスも座席数のみの乗車となり、約20名程を乗せて出発しました。
洞川温泉バス停に到着したのが9:15、準備を整えて温泉街に沿って歩いて行きます。
途中、前日から現地入りしていた同行者と合流し、稲村登山口に向かいます。
この日は、八大龍王祭が開かれることも関係してか、たくさんの観光客が温泉街におられました。
稲村ヶ岳の登山コースはバス停から徒歩、もしくはマイカーの場合ですと、ごろごろ茶屋または、母公堂からの登り口があります。
登山口から五代松鍾乳洞付近までは小石の多い山道です。
そこから先は鬱蒼とした土道の樹林帯になります。
法力峠まで、歩きやすい道なのでペースを上げたくなりますが、後半バテないようにゆっくりと歩きます。
下山の方とも何名かすれ違い、法力峠に来ると先行者が多数休憩されていました。
法力峠をすぎると、さらに自然の登山道となり、急登などもなく、大変歩きやすい道です。
南側斜面が開けるため、日が入りやすくなり、黄色く紅葉し始めた木々がまぶしく感じます。
途中、マンモスの木を通り過ぎ、いくつかの橋や階段を越え、山上辻手前までくると山側に鎖がつけられた場所が数カ所出てきます。
足の踏み場をしっかりと固めて、一歩一歩歩けば大丈夫です。
空が開けてくるとまもなく、山上辻に出ます。
山上辻には稲村小屋があり、たくさんの登山者で賑わっていました。
本日は小屋も営業しており、小屋の外には自由に飲めるお茶が置いてあります。
小屋のご主人も外に出てこられ、少しお話することもできました。
トイレもあり、ここで昼休憩をとりました。
休憩後、稲村ヶ岳山頂へ向かいます。
大日山がもみじの歌詞のようにあか、あお、きいろに紅葉していました。
バスの時間の関係で今回は大日山は眺めるのみとしました。
稲村ヶ岳山頂までの登山道は鎖場があったりしますが、時折開ける場所では、山上ヶ岳から続く稜線を眺めることが出来ます。
最後のカーブを曲がり、少し坂を上ると立派な展望台があり、そこが稲村ヶ岳山頂です。
周囲は紅葉しており、この日は空気が澄んでいて、遠くまで展望することができました。
稲村ヶ岳は山上ヶ岳から続く大峰奥駆道に囲まれた頂で、様々なピークを見ることが出来ます。
南から西側にかけては奈良の奥深い山々が幾重にも連なります。
昨日はガスが出ていたと小屋のご主人がおっしゃられていたことを思い出し、晴れた日に来れて本当によかったと実感しました。
下山ルートは時間があれば、大日山寄り道、レンゲ辻経由なども可能ですがバスの時間があるため、来た道を引き返します。
一部鎖場を除き危険個所のない登山道は一気に下りてくることができます。
ルートの所要時間、温泉に立ち寄ること等も想定して最終の17:55を予定していましたが、15:55のバスに十分間に合いました。
15:55のバスはちょうど、みたらい渓谷方面から歩いてきた方々が続々と集まり、長い列になりました。
帰りも臨時バスが出たため、駅直通バスに乗ることができ、駅でも数分の乗り継ぎで急行に乗ることができました。
稲村ヶ岳は変化に富む登山道ではないため、単調で面白みに欠ける山という印象を受けがちです。
しかし、自分にとっては大阪から公共交通機関のみで、奈良の山深い景色を堪能できる日帰り山行可能な貴重な山の一つです。
四季折々の表情を見せる稲村ヶ岳の冬は厳しい印象がありますが、いつか挑戦してみたいですね。











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