錦白山平瀬道


- GPS
- 09:51
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,543m
- 下り
- 1,543m
コースタイム
06:25 大倉山避難小屋
07:22 カンクラ雪渓(雪なし)
08:10 白山室堂ビジターセンター
(バッジ500円)
08:50 御前ヶ峰頂上
09:57 大汝峰・室堂分岐(血の池南西)
10:30 白山室堂
(食券販売11時から、仕方なくいもけんぴ、キノコの山食べる)
10:55 白山室堂出発
12:10 大倉山避難小屋
13:51 大白川登山口
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(温泉街へいたる旧156への東に曲がる分岐の南に西へ入る分岐がある。この分岐の東側にコスモのガソリンスタンドあり) ・県道白山公園線は舗装してあるものの幅員が狭く、すれ違い困難なブラインドコーナー多し。また雨などで良く崩れる。 ・県道白山公園線は大白川ダムに通じており、ダムの手前に駐車場が5箇所ほどある。(全て未舗装) 総収容台数は数百台と思われるが、登山口の駐車場、白水胡ロッジ前の駐車場、ダムの堰堤近くの駐車場の順に埋まっていく。その奥の自然遊歩道入口にある駐車場は気付いてもらえないのか他の駐車場が路肩駐車するほどでも空いている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《道の状況》 ・整備されている。 ・昨年より良く踏まれている。(ブームのせい?) ・足を高く上げる必要なく歩きやすい。 《危険箇所》 ・大白川から2500m位のところに、刈り払われた笹の根の上を歩くトラバースがある。(毘沙門岳のようで)笹の根がすべる。 ・カンクラ雪渓の少し上、大倉尾根の南側が大きく崩落した箇所がある。(昨年より登山道が広くなり危険を感じなかった) ・御前ヶ峰から「お池めぐり」へ下るところ、一箇所ザレたロープ場があり滑る。 ・その後、踏み後がトラバース様に続いているところがあるがルートは下へ下るのでこのトラバースの道は間違い。 (矢印ペイントあり、見逃した隊員、隊長に怒られる) 《登山ポスト》 ・大白川登山口東屋内にあり。 《下山後の温泉》 ・白水湖ロッジ近くに露天風呂あり。 ・白水湖ロッジ受付に一人300円を渡し、林道を数メートル行くと脱衣所がある。(大人も子供も300円) ・源泉90度以上らしい ・露天風呂で、石鹸、シャンプーの使用不可 (排水を白水胡に流しているから?水質汚濁防止?) |
写真
感想
≪紆余曲折≫
・隊長、乗鞍周辺キノコ探し、ヤマブドウ狩り、立山大日岳、薬師岳、雲の平、鍬崎山、中ア経ガ岳(カラマツ)、別山、紅葉の平瀬道、など目移りする。
・決断はできるだけ早く、そのほうが間違っていても速く修正できる。(間違いは経験となるので悪いことではない)と指導。
・結局、分割縦走計画、BCパート縮小、幕装・平瀬〜南竜〜池巡りを持ちしてくる。
・しかし13日は風が強いとの予報で、日帰りに再縮小。
≪隊長、ついに道を訊かれる≫
御前ヶ峰からの下り、またトラバースへルートを間違える隊員に、「違う、真っすぐ下る。ペイントもある!!」と叫ぶ隊長。
それを聞いていた、後続の二人組より、「さすが隊長」と褒めてもらう。
隊員が「いや、本当に隊長で、この子が全部考えてるんです」と答える。
池巡り終盤、血の池で、この二人組に「隊長、教えて、大汝への分岐はどこ?」と訊かれる隊長。
この二人組が持っていたのは、縮尺の大きな「山と高原地図」。
大きなカーブがここだからと説明を始める隊長を遮り、僭越ながら隊員が、ヤマレコ電子国土(隊長の縮尺処理済み)を出し、隊長と共に説明、「血の池の向こうに分岐がある」
お礼に、チョコをもらう・・・・
(人助けしたなぁ〜)
≪いろんな人≫
前乗り、早立ちゆえ余裕があったのか、いろんな人と会いまた話す。
・御母衣ダムのトランス交換などに来ている埼玉の落ち着いた人。
・御前ヶ峰から池への下りは子供でも行けると室堂分岐で教えてくれた人。
・平瀬道で同行者を募ったが集まらず単独別当出会からの金沢の人。
・我々とほぼ同じペースで同じコースを歩く人。
・すごい勢いで下山する後でザックが開いていた人。
・ブナハリタケを取る人。
・平瀬から県道を己が足で走り白山に登る人。
・白水湖ロッジの紅葉情報により、大倉山までの人(多い)。
・大倉避難小屋からゴミ・汚物を運び出し下山する足の速い勇者。
楽しい一日だった。
≪予定より早く帰着≫
・隊長:大汝に登るなり、11時まで待って室堂で食事をすればよかった。
・隊員:雲が南から来る。日差しがないと我々のカメラの性能では、紅葉は美しくない。
・隊長:しかたがないなぁ。
≪メモ≫
・水4L持参、室堂で1L補給
・残2L、3L消費
・台風接近のせいか、気温高し。
・早朝から登ったにもかかわらず、霜柱等なし。
・出発が遅ければ発汗で攣っていた?
・今シーズンの雪の解け残りは池巡りで見た。
・スズメバチがいた。(登山口周辺)
・156荻町周辺どぶろく祭りで渋滞(東海北陸道も)
・夕方には渋滞は消える。
・昨年は野谷荘司に登っていた。
・ということは紅葉は季節に追い付いて来た?
隊長さん、隊員さん、こんばんは。
山頂周回お疲れ様でした。
この日は風は少なかったみたいですね。
行動開始が早く、ずぼらな自分と大違いです
決断はできるだけ早く、そのほうが間違っていても速く修正できる
正にその通りと思います(自分はそれが下手くそです)。
早い行動が余裕を生み、くだらないミスや誤った判断も減ります。
余裕なく、多くが後手に回っている自分には耳の痛い言葉ですね
いい加減、実行に移さないといけません。
白山登頂はきっと来年以降になりますが、その思いは
絶やさないようにイメージしておこうと思います。
ところで、剣ヶ峰の登頂は可能なのでしょうか?
hiroCさん今晩は!!
早速のコメントありがとうございます!!
>決断はできるだけ早く
そのために普段から調べ、勉強をして力をためておけ、と指導しています。
また、失敗は、記録し分析するなら良いことだとも教えています。
今回は、キノコ(カラ松林・ブナ林)、サルナシ・ヤマブドウ(沢沿い)、紅葉、高山からの眺め、といろいろ欲しいものがあり過ぎ、絞り切れなかったようです。
(平瀬道は全てを満たしたようです
>大違い
いえいえ、分割縦走計画にはパズルを組み合わせる知的な遊びと決断力(判断力)を感じますよ。
(隊長は、貴殿のレコを拝見して感じているようです)
ピースが繋がった時・・・通常の登山では味わえない、競馬、将棋、などのような知略の喜びがあると思います。
(「しばり」があるから知力を尽くし楽しめる)
>剣ヶ峰の登頂
・ご存じのとおり地図上にルートは見当たりません。
・案内板なども見当たりませんでした。
・剣ヶ峰の上に居る人も見ませんでした。
・しかし、頂上に至る踏跡があるようです。
(ググると出てきました。)
・おそらく紺屋ヶ池と翠ヶ池の間の尾根のようなものを登るのではないでしょうか?(24の写真の右中段あたり?)
(慎重かつ無理せず、自己責任で歩いて下さい 。
fuararunpuさん
こんばんは
この景色私も見ていたはずなのに
本当に最高のタイミングでしたね。
隊長は地図読みもしっかりでき羨ましいですね。
わたしなどスマホの山旅ロガーに頼りっぱなしです。
とにもかくにも私を行った気にさせて頂き
有難うございました。
何処かの山でお会いできたら最高です
kazu97さんこんにちは!!
>この景色私も見ていたはずなのに
今年、息子は、皆さんの記録に発想を得て、世界と能力がかなり広がったようです。
特にkazu97さんの「順次高度を上げる計画」や「紅葉平瀬道」などにはインスパイアされたようです。
(起点が己の知る高賀山だったのもきっかけのようです)
同時に、kazu97さんのコメントなどを見て、「世の中ままならぬものもある」
⇒今の精一杯の己を大切にする≒自尊心を育みつつあるようです。
ネットを通じていまだ見ぬ人に育てられるとは、今風ではありますが、こちらこそ改めて御礼申し上げます。
奥美濃の紅葉はこれからだと思います。
養生され、楽しまれますように。
>スマホの山旅ロガーに頼りっぱなしです
これは同感です。
この日も下山時、室堂センターから出るとき息子から「なにやってんの!!」と怒られました。
トンビ岩コースを歩き始めていたようで、アミダクジのような室堂の道を色つきで解説してくれた息子の面目をつぶしてしまいました。
>何処かの山でお会いできたら最高です
そうですね
きっとどこかでお会いできるような気がします。
乗鞍岳レコ、コメントしそびれました
ごめんなさい、ここで
よく見るバスでほぼ上までかと思いきや、さすが隊長さん!
六甲山は熊がいないので安心して登れますが、
隊長さんは熊怖くないですか?
そして今回も計画や変更の判断素晴らしいです
ほんまにうちと同じ小学3年生?(まだ言うてます
一番最後の写真、上の方のグラフは何ですか?
(拡大しても、うちのパソコン画面が小さくて
良かったら教えてください
うちの子にも書いて把握し楽しむ
そして隊員さんの運転があればこそですね
私は免許持ってないので、ヤマレコ見てて運転できたら
あんなとこもこんなとこも車中前泊して行けるのになぁと
マイカー組の方を羨ましく思っております
しかし周りは「あなたは免許取らん方が世の中のため」とか言うし
素敵な紅葉をありがとうございました
kuurinさんこんばんは!!
コメントありがとうございます。
>熊怖くないですか?
恐いです。隊長のザックにはクマ鈴(とコンパス)がいわえてあります。
このあたり、サル・シカ・カモシカ・イノシシはいつも見ます。(国道でも見ます)
しかし、クマは今のところ糞しか見ていません。
大声で喋り、歌いながら歩いているからだと思っています。
ところで、六甲でもイノシシの害が出ていると聞きます。
特にこれから、日が短くなるにつれて充分注意されてください。
>計画や変更の判断
お褒めを、テレて、また喜んでおりました、ありがとうございます。
>上の方のグラフ
歩行距離と時間のなぜか棒グラフです。
オヤジが話半分にブリーフィングを聞き、現地で「聞いてないぞ」というのでビジュアル化したようです。
左から、大白川〜南竜番場〜室堂〜池めぐり〜大汝を幕装二日で言った場合の
1日目・11キロ・10時間(H)
2日目・12キロ・11時間(H)
を表し、
その右が、大白川〜室堂〜池めぐり〜大汝を日帰りした場合の
14キロ・12時間(H)
を表しています。
山と高原地図を径があるリリアン紐でなぞり距離を出し立案しているので誤差が大きいです。
経験上。リリアン紐計測+2キロくらいと考えているようです。
>書いて把握し楽しむ
男子は地図が好きになるようです。
クニャマップなどと併せて、誘導すると、時間・空間の概念が育つと思います。
多少「早いかな?」と感じても、道のり/時間=速度、代数などの概念を教えると(生存の)必要から取り込むようです。
計画は余裕を持つように計算させて下さい。
(特にこれからの日の短いシーズンは、)
>隊員さんの運転
ブラインドコーナー、底をすりそうな道、山ブームのせいか満杯の駐車場と正直しんどいです。
こんなときは隊長に「コ・ドライバー」や「哨戒長」をしてもらいます。
カーナビを見て、「急カーブ、距離30」等といってもらったり、「後方6時、白クラウン(東海北陸道にいる覆面パトカー)、距離200」などと言ってもらっています。
>素敵な紅葉を
いえいえ、
さて、六甲の方にもいよいよおりていきますよね!!
そのうちそのうち、といまだ未踏の白山
花の名山と名高いですが、秋も良さげですね
山と対話するような静かな山行も良いですが、いろんな人とのいろんな話も、また楽しそうです
隊長の登山計画書、計画性もさることながら、山への情熱があふれてますね
lowriderさんこんばんは!!
いつも見ていただきありがとうございます。
>いまだ未踏の白山
昨年より一段と歩きやすい感じがしました。
(平瀬道)
ぜひ行かれてください。
>花の名山
と言われて、ヤマレコの「登った山リスト」を見ると、花の百名山にも新・花の百名山にも白山は載っていますね。
そういえば、昨年夏に歩いたときも、大倉避難小屋を過ぎてから花が増え、なかなか進まなかったです。
花の季節も良いと思います。
※ 大白川登山口の門と大倉避難小屋の横の登山道に下界からの「外来種」の侵入を防ぐため、靴底をこすり付けるマットが敷いてありました。
>いろんな人とのいろんな話も
隊長も私もいろんな人と話しました。
この夏、有名山をいくつか歩いて、ようやく人に慣れたのでしょうか?
>隊長の登山計画書
今回は、唐突な棒グラフと概念地図が面白く、載せてみました。
縦走→分割縦走→中央部幕装→池めぐり日帰り
と、変遷錯綜し、私が「結局どうするの、判るように説明してよ」と言ったので作ったようです。
にもかかわらず、下山時、私がトンビ岩コースを平瀬道と思い込んで歩き始めたので
>計画性・山への情熱
褒めていただきありがとうございます。
明朝、ヤツに伝えます。
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