南八ヶ岳縦走(西岳〜権現岳〜編笠山)

- GPS
- 09:18
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,661m
- 下り
- 1,651m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:40
| 天候 | 晴天 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
ずっと登ってみたかった南八ヶ岳の権現岳、編笠山。西岳も加えて一日で縦走出来ないかと計画。総距離14km。最悪、権現岳は青年小屋の到着時間と疲労度で判断してスキップするするつもりでいました。
前日入りして道の駅こぶちざわで車中泊。
富士見高原ゴルフ場の駐車場から登山開始。まず西岳を目指す。気持ちのよい樹林帯。やはり普段歩いている丹沢とは違う魅力がある。西岳まではほぼ直登で、斜度が緩むことがほぼない長いコース。ここをハイペースで進んだため、バテ気味に。。
樹林帯が続き少し飽きてきたころ、山頂手前の岩稜地で一気に視界が開けた。ここから南アルプスなどの眺望が楽しめます。また樹林帯に入ってすぐに西岳山頂。誰もいない山頂を独り占め出来た。しばし休憩してから青年小屋へ向け出発。少し風が出て寒くなったのでシェルを羽織った。
小屋手前の崩落地にある水場で水分補給した後すぐに青年小屋に到着。人はまばらでテントは1張りのみ。到着が予定よりだいぶ早かったので権現岳を目指すことにしました。
まずはギボシ。のろし場に立った時「これ登れるのか?」と少し尻込みしたが意を決して進む。ギボシ直下にある見上げるような急登のガレ場も休み休みスローペースで登りきり、ここからはスリル満点の鎖場の連続。ギボシまでたどり着けばあとは権現岳の稜線を進むだけ。ようやく辿り着いた権現岳の山頂はとても狭いが、360°の大パノラマ。空も晴れ渡り最高でした。来てよかったと心底思いました。
ここから青年小屋までの復路が今回の核心。鎖場、ガレ場の下りはいつも以上に慎重に進む。のろし場まで戻ってようやく一安心。
青年小屋まで戻って昼食休憩。目の前にはこれから登る編笠山。相当疲れてましたが、ここを超えるか、西岳へ戻らないと富士見高原に帰れないので重い腰を上げて出発。
登り始めの岩石帯はペイントを辿って進む。振り返ると、いま登ってきたギボシ、権現岳か目の前に広がる。この眺めも印象的でした。樹林帯に入っても岩石混じりの急登で歩きにくい。疲労のせいかコースタイムを少しオーバーして登頂。狭かった権現岳の山頂と対照的な広い山頂。南側には南アルプスの山々、反対側には八ヶ岳主稜線、遮るものがない眺望が目の前に広がります。他に登山者は10人くらい。
いよいよ下山開始。
山頂が広い上に岩石ゴロゴロなので富士見高原方面のルートが見つからずしばらく山頂をウロウロ、ようやく道標を見つけた。しばらく岩の荒野を進む。樹林帯に入ってもしばらくは岩ゴロゴロなのでなかなかペースが上がらない。それにしてもこのルート、人気がないのか下山するまで1人しか会わなかった。
盃流しが近づいてくるとようやく歩きやすい山道に。盃流しの手前の枯れ沢に出るところに分岐がある。道なりに進むのが自然に見えたので少し進むと道が無くなったので間違いに気付いて先ほどの分岐まで戻った。分岐のもう一方の道は少し戻るように枯れ沢に降りる道で、これが正しいルート。無事下山することが出来ました。
今回の山行は、時間を気にするあまり序盤からハイペースで登ったので、後半はバテバテになってしまいました。ちょっと詰め込みすぎたかも知れません。ただ、険しいギボシ〜権現岳を登りきったのは充実感が得られたのと同時に自信になりました。
Y-Takeucci














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