紅葉の餓鬼岳


- GPS
- 12:00
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,009m
コースタイム
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 11:58
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
ハシゴやクサリ、渡渉など基本的な山登りのスキルに加えて、体力や長時間の集中力など総合力が試される山でした。
●登山口〜最終水場(CT 2H)
他の人も写真にあげている様にアスレチックの様な箇所が続きます。ハシゴ、クサリ、ロープ、桟橋、渡渉など様々な場面をクリアしながら進んでいきます。ここまで標高はそれほど上げられません。
●最終水場〜大凪山(CT 2H)
危険箇所は少なくなりますが、急登が始まります。燕岳の場合登山口からのCTが4.5Hなので2時間歩いてようやく中房温泉の入り口に立った様なものです。只の急登だけならともかく、ザレ場や濡れた木の枝の上を歩きながら進みます。下りはここがむしろ一番危なかったです。ストックは持って行った方がベター。自分は今回持っていきませんでした。
●大凪山〜餓鬼岳(CT 2.5H)
斜度もゆるくなり歩きやすくなります。ただ眺望は小屋までほとんど望めず。最後の百曲がりは歩きやすく、それほどきつくもありませんでした。小屋から頂上までは5分程度。ここまで来てようやく北アルプスの山々を望めます。
餓鬼岳の標高は2647mですが、登り標高差は1654m。これは一ノ沢から登った常念岳の標高差1534mを100m以上上回ります。クサリやザレ場の下りなど怪我に注意しながらも体力も必要とする総合力が試されます。
登山道の整備面も含めて、個人的には剱岳よりも怪我のリスクがある山だと感じ、なるほど中・上級者向けの山というのも納得しました。
とは言え、この日は涸沢では1000張だったという程好天に恵まれた日でしたが、自分が山頂までに会った人数はわずか3人。北アルプスに来ているのにこれほど静かな山であり、なおかつ確かに奥地に来ているような渓谷や頂上からの景色には大変満足度が高い山でした。
山のVlogを公開しています。今回の山行も近々アップ予定。宜しければチャンネル登録をお願いします。
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