レトロな電車に揺られて立山詣で🍁紅葉の立山室堂、弥陀ヶ原


- GPS
- 64:00
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 400m
- 下り
- 414m
天候 | 両日とも快晴 気温12‐13℃くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
拙文なのでどうぞパスしてください。
*****************
前週に東北の栗駒山へ行ったが、その時は立山にするかちょっと迷った。
栗駒は正解だったが、紅葉期の立山も見ておきたい。そんな訳で急ぎ立山へ向かうことにした。
電車はともかく室堂の山小屋は直前で空室はあるのか。宣言解除に加え好天予報で人出が予想される。ネットで雷鳥荘を調べると当日は満室だった。念のため電話で確認すると、意外にも相部屋OKとの回答を得た。アナログ優先?という訳でもないだろうが、とにかく寝場所は確保できた。
この夏には奥大日へ行ったので、今回は剱御前から別山北峰を廻りたい。
剱岳には20年以上前に登ったきりではあるが、下山時の高所恐怖が未だにトラウマとなっている。ルート上の足場や安全対策は昔以上に確保されているとは思うのだが・・・
往路、電鉄富山駅からレトロ電車に揺られたが、麓の立山駅からのケーブルカーはすし詰めだった。高原バスは定員制でひと息ついたが、室堂ターミナルは大混雑。以前の夏季トップシーズンの様相だった。慌ただしいが立ち食いうどんを腹に入れて出発する。
午後の時間なので遠方は止して、足慣らしに室堂山展望台を往復することにした。好天なので南部の展望を期待。室堂山荘前を登っていくと結構息が切れる。いきなりの高所スタートというのか、下にデポしておけばよい重いザックも担いできてしまった。最近はこういうトンチンカンが多い。
1時間ほどで展望台には着いた。北ア南部の山並みが一望。以前に来た時は展望イマイチだったが、そのリベンジが叶った。眼下の巨大な立山カルデラには新湯の大きな湯煙も立ち上っていた。
さて、ミクリガ池の縁を廻って今宵も雷鳥荘。ひと風呂浴び早速缶ビールをやった。夕食後は談話室でハイカーの方と少し山の話を交わした後、早めに就寝。夜半のトイレついでに星空を確認し明日の好天を期待した。
朝起きると、ちょっとカラダが重い。それと鼻炎悪化なのか鼻痛がある。色々思い合わせて、今日は予定を変更することにした。残念だが、山は止して弥陀ヶ原の散策に切り替えた。若い頃とは違い無理は禁物、山はまた来ればよい。
朝の室堂ターミナルへの道のりは静かなものだった。昨日の雑踏がウソのよう。始発の美女平行バスには行列もできたが、弥陀ヶ原途中下車のハイカーはわずか。静かな散策が楽しめそうだ。
弥陀ヶ原には15分くらいで着いた。降りる人は数人と思っていたが、満員乗客のほぼ全員が次々下車したのにはびっくり。バスロードから見下ろす紅葉の美しさで気変わりした方も多かったのでは。2時間後のバスを予約して散策路に入った。
広々した草もみじの中を行く木道は気持ちが良い。池塘が点在し趣がある。夏季は高山植物の宝庫のようだが、今は紅葉が見頃。散策途中からご一緒となったおばあちゃん二人連れと木道脇に花探しをしながら歩いた。穏やかな楽しい時間だった。
1時間半くらいで散策路を巡り、おばあちゃんたちとはバス停でお別れした。
今回は予定変更もあったが、秋の立山は初めてだったので自分なりには楽しめた。
紅葉、好天、混雑回避、この3点が叶う再訪はあるのか、来季以降の楽しみとしたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する