三連休、ぶらっと電車で八ヶ岳


- GPS
- 25:51
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
<1日目>
新宿駅 6:22
高尾駅 7:05 7:26
小淵沢駅 10:20 10:23
観音平 10:40
雲海 11:15 11:18 0:03
押手川 11:45
青年小屋 12:38 13:07 0:29(水汲み含む)
権現小屋 14:03 14:25 0:22
権現岳 14:27 14:35 0:08
権現小屋 14:37 14:42 0:05
青年小屋 15:08 15:28 0:20
編笠山 15:48 16:38 0:50
青年小屋 16:53
<2日目>
青年小屋 5:30
権現小屋 6:20
キレット小屋 7:15
赤岳 8:21 8:28 0:07
赤岳頂上山荘 8:29 8:42 0:13
中岳のコル 9:20
阿弥陀岳 9:39 9:50 0:11
不動清水 10:43
御小屋山 11:10 11:13 0:03
登山道入口 12:10 (15分ほど道迷い...)
美濃戸口 12:31 13:20 0:49
茅野駅 13:55 14:19
新宿駅 16:32
天候 | 1日目:曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
小淵沢駅〜観音平:タクシーで3,140円 美濃戸口〜茅野駅:バスで900円 茅野駅〜新宿駅:JR特急で5,360円 合計12,340円で1泊2日八ヶ岳へ登りに行けました。帰りは特急使いましたが、JRホリデー快速ビューやまなし号だと特急料金なしで合計約1万円に! 八ヶ岳は東京からだとアクセスが良く、エスケープルートも豊富で良い山です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場> *南八ヶ岳の起点、観音平は紅葉のピークを過ぎ、落ち着いています。それでも10:40時点で路肩に100メートルほど駐車が並んでいるほどでした。 <紅葉> *タクシーの運転手曰く、現在の見ごろは1200メートルくらいまで降りてきているらしい。山の中は黄色い葉が目立ちましたが、多くは落ち葉となって間もなく冬の到来です。 <岩場> *青年小屋から編笠山へ行く時、登り始めて10分ほどは大きな岩場を渡り歩くように進みます。年配の方が難儀にされていたので、足腰の弱い方は大変そうです。 *権現小屋へと続く道の途中、ノロシバから尾根に出ます。ギボシと呼ばれる一帯は岸壁となっていて、クサリ場もあります。 2日目ここを通る際、誰も上にいなかったのですが落石がありました。足元ばかりに目をやらず、頭上も注意しましょう。 *キレット小屋から赤岳へと続く道、天狗尾根ノ頭辺りは両手を使うような急峻なルンゼが続いています。道筋はペンキでマークされているので迷いません。唐松岳の裏側、不帰キレットを彷彿させます。 <雪> *赤岳周辺は若干雪が見えます。今回のコースに残っている雪は、少し注意すれば問題ないですが、東側へと続く県界尾根上部は危険だと、山小屋で注意が喚起されていました。 <山小屋> *1日目予定していた権現小屋は、Web上では11月上旬までの営業となっていましたが、実際は今年の営業を終了し、小屋が閉ざされてしまっていました。当日11/2に予約されていた登山者もいたのですが、小屋に着いてびっくり。やむなく青年小屋に引き返しました。 *青年小屋も、この連休で閉まるそうです。権現小屋もそうだったのですが、どうやら雨水が枯渇したためらしい。この時期に宿泊される方は要予約。 *赤岳頂上山荘も、同様にこの連休までです。 |
写真
感想
三連休という事で、八ヶ岳を観音平から蓼科山まで縦走しようと思い立ち、初日に権現小屋、2日目に高見石小屋か麦草ヒュッテ、最終日13時には蓼科牧場に到着してバスで新宿へ戻る、という計画を立てました。
結果、アクシデントと天候不良により縦走は断念。赤岳まで行って美濃戸口へ下りることにしたのですが、八ヶ岳は町から近くバスも通っているため、こういった緊急時のエスケープルートに困らず縦走が組みやすい山ですね。朝日連峰や飯豊連峰だとなかなかこうはいかないです。
アクシデントは権現小屋の営業です。雑誌やWebを見ている限り11月上旬までの営業となっています。しかしいざ行ってみると、なんと今シーズンの営業は先月で終了していました。前日に予約しなかった私も悪いですが、しばし一緒になったご夫婦は当日権現小屋の予約をされていたと言います。それが本当なら、普通断りの電話一本もいれるものだと思いますが...
そのため青年小屋まで引き返し、ここに泊まることにしました。この時点で縦走の計画に1時間のタイムラグが出たのですが、さらに気になっていた翌日以降の天気を調べてみると、月曜日は雨と場所によっては雪との予報。八ヶ岳山麓に構えるヤマテンさんの情報です、間違いはないだろうと思い、縦走を諦め下山することにしました。
それでも2日目は私が下山するまでずっと天候は良く、様々な山の姿を拝むことができました。富士山や北岳はもう雪化粧をまとっていましたが、ここ赤岳を含む八ヶ岳もこれから冬に入るのでしょうね。
「冬山のデビューは八ヶ岳で」という文言をいたるところで拝見しますが、自分も今年デビューしてみようかな。冬はきっと空気が澄み渡り、遠くの山々まで見渡せるんだろうな。
今回は電車とタクシー、バスを使ってのアクセスでした。マイカー持ちではない人、縦走をされたい人はご参考にしていいただければ幸いです。
東京から近くて安くて、周りを見渡すと奥秩父や浅間山、富士山や南アルプスといった山並みも確認でき、何度も足を運んでみたくなりました。
来年、会社の同僚と全山縦走目指します。
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