鴨沢〜雲取山〜雁坂峠〜川又(73代秋合宿)



- GPS
- 24:42
- 距離
- 43.5km
- 登り
- 3,345m
- 下り
- 3,211m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:42
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:39
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:35
天候 | 24(日) 15:00 7℃ 晴 巻雲 25(月) 5:00 1℃ 9:00 4℃ 曇 高層雲 15:00 6℃ 雨 乱層雲 26(火) 9:00 3℃ 快晴 15:00 8℃ 晴 積雲 27(水) 9:00 8℃ 晴 巻雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
25(火)の将藍小屋〜雁坂小屋は前夜の雪のためかなり歩きづらかった。 川又付近の木橋は腐っている 七ツ石小屋、将藍小屋、雁坂小屋の水場は全部ちゃんと出ている |
写真
感想
メンバー: 大佐古 江森 峯岸 高橋 金子
目的: ・新人の無積雪期技術完成
・体力トレーニング
【記録】
〈初日〉
C0が面倒だったので、伝統の馬場集合&お見送りはせず、各自で奥多摩駅に集合。江森が遅刻し、登山口出発が30分ほど遅れる。もともと16時着を想定していたので、テキパキ行動させた。
雲取山までは、遊歩道かのような歩きやすい道が続く。週末ということもあり人も多かった。避難小屋に泊まる予定(本当は良くない)だったので、七ツ石小屋でダブポリに。体調が悪い金子と、積雪期に参加しない峯岸以外の3人にポリタンを振り分けた。それでも25キロもなく、かなり軽い。
13:40分頃、七ツ石山を降っている途中で金子が体調不良を訴える。錬成と同じ症状(腕の痺れ)らしい。20分ほど休ませている途中、個装を同じ3人で振り分けた。一気室のものをある程度出したところで面倒になり、あとは自分がダブルザックした。一気に10キロ以上増えたので少し余裕がなくなったのは反省点。
その後は問題なく進み、それ以前の行程がかなり順調だったのもあって15:30頃避難小屋着。先客は2人。その日のゼンミで金子の下山を決定し、以降は江森と金子を除いた3人で合宿を続けることに。外気温は1℃程度、小屋内は5.6℃。小屋内にテントも張ったため、スリーシーズンシュラフでも全く寒くなかった。
〈2日目〉
翌日は午後から天気が崩れる予報だったため、3時半起床&5時小屋発。1時間弱ヘッデン行動した。偶数時に江森と無線交信する予定だったが、6時の交信しかうまくいかず、あとは知らないおじさんの声ばかり聞こえてうるさかった。
この日は累積獲得標高が800しかなく、ほとんど平坦地のような感覚。道も整備されていて歩きやすいため、かなり順調に進んだ。9時過ぎに雨がパラついたので雨具上とザックカバーだけ付けさせたが、将藍小屋には11:30に到着。予定より1時間以上早い。
テントを張って、ザック搬送の確認をしたら雨が降り出したので、早く着けてよかった。
お茶を沸かしてストレッチしてミーティングして食当して天気図書いてご飯食べてその日は終わり。食当は洗い茶をしなかった&乾燥野菜だったため、20分で終わっていた。
この日の夜は8時間半くらいは寝た。
〈3日目〉
南岸低気圧が本州から少し離れたところを通過すると予想し、一日中弱い雨だろうと思っていたので、明るなってから行動開始(6時)。起床から出発までだいぶ余裕を持って1時間半。夜のうちに雪が降っており、標高の高い1番積もっていたところで10センチ程度。将藍小屋(1750m)は所々冠雪していたので凍結高度は1700くらいだった気がする。
雪のせいで道が悪く、雁峠分岐まで峯岸のペースが上がらなかったため、雁峠到着時点で予定の1.2倍くらいかかっていた。
また、誰も登りたい人がいなかったので笠取山は巻いた。
また、唐松尾山からの下りはかなり急なので、エスケープは唐松尾山で切るべき。
雁峠以降はほとんど雪は見られず(溶けていた)、雁峠〜水晶山の500アップは峯岸の頑張りもあって予定の0.8〜9倍で進む。
水晶山では雪だるまと一緒に写真を撮った。
差し入れもお酒もなかったので最終夜はただ話していただけだった。先輩のいいところを言っていくゲームが1番盛り上がった。
〈4日目〉
バスの時間があったので、4時起床5時15分発。この区間はヤマレコのコースタイムが長めに設定されているようで、エアリアの方が正確だった。
路肩が崩れ、峯岸が滑落しかけるヒヤリハットあり。
他は特に書くこともない。
【反省】
〈計画〉
・メンバーを考えると強度は妥当
・このメンバーだと、平均7時間が限界?
・雲取山からのエスケープは三峰口に最初から設定しておくべきだった
・金子の下山については最初から準則として定めておくべきだった
・行動予定時間をヤマプラのCTの1倍+休憩時間(1時間歩いて10分休憩)としたが、0.9倍でもよかった
〈行動〉
・金子の下山判断は安全面からは妥当だった
・天候やバスの時間の関係からヘッデン行動をさせたが、必然的に慎重になってペースを落ちるので朝一のアップにちょうどいい。
・最終日の笠取小屋付近の鎖場はヘッデン行動だと危険だったかも?➡聞いてみる
・気象〜行動開始まで1時間半で行ける
〈装備〉
・今まで団体装備ベースで考えていた重量の振り分けを、ザック全体の重さベースで考えた。
➡それ自体は妥当だが、
①事前に水と靴を除いたザックの重さ
②個装だけの重さ
③団体装備の重さ
をちゃんと分けて測らせるべきだった
・計画書と地形図予備を変なところに入れていて見つけられなかった。
・前日にコンパス壊れていることが発覚したので予備を使わせてもらった
➡少なくとも前々日くらいには装備確認終えとく
・ビニシは不要
・ザック置く場所を考えて銀マを敷くべき
・医箱の中身は積雪期に向けちゃんと考えるべき
・gpsは冷えると電池の消耗速いのでポケットに入れて寝るべき。
➡後半2泊ザックに入れたまま寝たら、消耗速かった。
・GPSとカメラの電池は二日ごとに替えるべき
・秋合宿では降雪を想定した装備を持っていくべきだった
➡チェーンスパイクor軽アイゼン、テムレスは買わせておくべき(装備係と連携)
3日目以降気温が低かったら凍結してしまい、完遂は難しかったと思う
・濡れた靴下を履いたまま寝るとシュラフが濡れる?
➡次はポケットに入れて寝る
・外気0度強、ダンロップに3人、ソフトシェル一枚の状態でスリーシーズン用シュラフで寝たが、ほとんど寒さを感じなかった
➡冬合宿のツアーもたぶんスリーシーズンで大丈夫
〈食料・水〉
・一応一日2500?想定でレーションを調整したが、食事の量がいろいろ変わったためよくわからなかった。次も一応これで。
・最終日に関しては、日帰り山行と同じ計算で持って行った方が良い(最終日は余り過ぎた)
・ピンチは一日分余分にレーションを持っていけばよいだろう
・アミノバイタルを粉末の青2本、金2本、ゼリーの赤1本持って行ったが、二日目の朝に青1本飲んだだけで他は使わなかった。
➡効き目は確かにあるが、余裕ある行程の時は過剰
・パンを持参&洗茶しない想定だったが、茶系の総菜だとふき取るのが大変だったうえ、新井茶した方が新人もスムーズだった
➡今後は新聞紙をできるだけ使わないことを徹底させた方がいい気がする
・幕営地で飲む水の量は指定するべき
・行動中の水の量はマスキ嵐と同じ計算だったが飲み切る日はなかった
〈感想〉
・無事に終えられてよかった。反省点は多かったので次に活かす
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