記録ID: 3807866
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無雪期ピークハント／縦走
富士・御坂
十二ヶ岳、節刀ヶ岳（大石峠登山口）
2021年12月04日(土) [日帰り]
山梨県
Y-Takeucci
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:21
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 801m
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日帰り
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:20
距離 9.3km
登り 1,040m
下り 844m
| 天候 | 快晴、無風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大石峠入口駐車場は、治山工事の建材が置かれていて数台しか停められない状態でした（2021/12/4現在） ■登山口〜淵坂峠 淵坂峠までは渡渉が1ヶ所ありますが、なだらかな登り。落ち葉が道上を覆っています。見えない石に注意が必要。 ■淵坂峠〜毛無山 淵坂峠の手前の分岐を淵坂峠と早とちりして強引に左側の斜面を直登して登山道に取り付きました。 ここから毛無山までは尾根の急斜面の直登です。今回の行程で最も体力を削られました。踏み跡もほぼ無くリボンもありませんが、狭い尾根を登り詰めるので道迷いの心配はないです。落ち葉が多く歩きにくいです。 ■毛無山〜十二ヶ岳 十二ヶ岳まで細かいアップダウンてロープの連続です。これらのピークのうち、五ヶ岳→六ヶ岳間、十一ヶ岳→十二ヶ岳間のコル（と呼ぶのかな？）が特に深く、登り返しも大きいです。特に後者は有名な吊り橋もあり、登り返しもほぼ垂直な崖です。所々凍結していますが回避して登れます。 ■十二ヶ岳〜金山 十二ヶ岳→金山間は、1ヶ所、垂直に下る長い鎖場があります。あまり足が無いです。今回の行程の中で最も緊張を強いられた場所です。 ■金山〜節刀ケ岳〜大石峠 これまでの道に比べるとアップダウンも少なくとても歩きやすく感じます。ただ、気温が上がって霜柱が溶け始めて少し滑るところもあります。落ち葉は多いです。 大石峠はひらけて眺望もいいです。登ってきた十二ヶ岳の全体像が富士山をバックによく見えます。ここからは樹林帯をひたすら下る九十九折れが続きます。相変わらず落ち葉が道を覆い尽くしていて、何度か見えない石を踏んで転けそうになりました。ちょうど日陰になるので暗く感じます。途中、水場があります。 |
写真
大石峠登山口駐車場
本来は10台くらい停められるらしいのだけど、治山工事が行なわれていて駐車場の大半が建材置場になっていた。
本来は10台くらい停められるらしいのだけど、治山工事が行なわれていて駐車場の大半が建材置場になっていた。
出発。思っていたほど寒くない。林道を少し歩くと十二ヶ岳・節刀ケ岳方面と淵坂峠・毛無山方面の分岐がある。ここを左に入って毛無山を目指す。
12/4 7:23
出発。思っていたほど寒くない。
林道を少し歩くと十二ヶ岳・節刀ケ岳方面と淵坂峠・毛無山方面の分岐がある。ここを左に入って毛無山を目指す。
林道を少し歩くと十二ヶ岳・節刀ケ岳方面と淵坂峠・毛無山方面の分岐がある。ここを左に入って毛無山を目指す。
ここからは淵坂峠までなだらかな登り。それにしても落ち葉の量がすごい。埋もれた石に注意！
淵坂峠の手前の分岐（写真右奥から進んできた）。僕はここを淵坂峠だと思い込んで写真左奥に進んでしまった。峠はもう少し進んだ場所にあったようです。
12/4 7:43
淵坂峠の手前の分岐（写真右奥から進んできた）。
僕はここを淵坂峠だと思い込んで写真左奥に進んでしまった。峠はもう少し進んだ場所にあったようです。
僕はここを淵坂峠だと思い込んで写真左奥に進んでしまった。峠はもう少し進んだ場所にあったようです。
そのまま進むと倒木が行く手を遮って進めない。仕方ないので写真左側の斜面を直登した（※この時は道を間違っていることに気がついてない）
12/4 7:44
そのまま進むと倒木が行く手を遮って進めない。仕方ないので写真左側の斜面を直登した（※この時は道を間違っていることに気がついてない）
ここからは、落ち葉で踏み跡が見えない急登を直登します。今回の行程で一番キツかった💦
毛無山山頂直下、毛無山登山口方面からの道と合流地点
ここで展望がひらける。いい眺め！
ここで展望がひらける。いい眺め！
いよいよ因縁の十二ヶ岳を目指します
向こうに十二ヶ岳のピークが見える
向こうに十二ヶ岳のピークが見える
揺れまくる上に板の端が反り返っていて一歩目を踏み出すのがめちゃくちゃ怖い😱
この崖は日が当たらない場所が多く、場所によって凍結している。この左側は凍結してないのでそこを登ります
ようやく終わりが見えてきた。
急で長い崖ですが、手足はたくさんあるので登りにくさはないです。
急で長い崖ですが、手足はたくさんあるので登りにくさはないです。
十二ヶ岳山頂到着！2年ぶりのリベンジ達成。ボロボロの状態での登頂だった2年前とは違い万全の装備で気持ちよく登頂する事が出来ました。
山頂でこの日初めて他のハイカーさんと会いました。
1
12/4 9:58
十二ヶ岳山頂到着！
2年ぶりのリベンジ達成。ボロボロの状態での登頂だった2年前とは違い万全の装備で気持ちよく登頂する事が出来ました。
山頂でこの日初めて他のハイカーさんと会いました。
2年ぶりのリベンジ達成。ボロボロの状態での登頂だった2年前とは違い万全の装備で気持ちよく登頂する事が出来ました。
山頂でこの日初めて他のハイカーさんと会いました。
短めのロープ場が続いたかと思ったらこれまでで一番落差の大きな下り。ほぼ垂直の崖をロープをつたって降ります。ここはなかなか怖かった😱
1
12/4 10:18
短めのロープ場が続いたかと思ったらこれまでで一番落差の大きな下り。ほぼ垂直の崖をロープをつたって降ります。ここはなかなか怖かった😱
金山からの眺め
広い山頂には何組かハイカーさんがいました。
ここで昼食休憩してから節刀ケ岳目指して出発！
広い山頂には何組かハイカーさんがいました。
ここで昼食休憩してから節刀ケ岳目指して出発！
節刀ケ岳の分岐まで来た。節刀ヶ岳は少し登山道から外れているのでこの分岐からピストンになる。
登山道は終始霜柱がびっしり
この辺りから霜柱が溶け始め、滑るところも出てきました
この辺りから霜柱が溶け始め、滑るところも出てきました
金山から節刀ケ岳、大石峠までは、前半の厳しい道が嘘のような歩きやすい道です
アップダウンも少なめ「金堀山」という小ピークを通過。
この手前で、金堀山に行きたいのだがどこか分からない、という年配のハイカーさんに会ったのだが、私も知らなかったのでお答え出来ず。別れたあと、少し歩いてここに着いた。先ほどのハイカーさん、気が付かず通り過ぎていようです。
12/4 11:59
アップダウンも少なめ
「金堀山」という小ピークを通過。
この手前で、金堀山に行きたいのだがどこか分からない、という年配のハイカーさんに会ったのだが、私も知らなかったのでお答え出来ず。別れたあと、少し歩いてここに着いた。先ほどのハイカーさん、気が付かず通り過ぎていようです。
「金堀山」という小ピークを通過。
この手前で、金堀山に行きたいのだがどこか分からない、という年配のハイカーさんに会ったのだが、私も知らなかったのでお答え出来ず。別れたあと、少し歩いてここに着いた。先ほどのハイカーさん、気が付かず通り過ぎていようです。
撮影機器：
感想
2年前の同じ時期に初めて十二ヶ岳を登った時、前日雪が降っていたことを現地に着いて知り（天気のチェックが甘い）、折角来たのだからと軽アイゼンも無く山頂を目指した。雪の積もった岩場は恐怖だったが必死で登りなんとか登頂した（今考えると無謀でしかない）。しかし寒さを警戒して着込んで出発して着替える余裕もなくそのまま登ったので、山頂に着いた頃には汗冷えで低体温症になりかけた（レイヤリングを理解していなかった）。登頂の達成感もなく這々の体で下山。。色々な意味で忘れられない山行になった。
ここにはもう一度行く必要があると思っていたので、ちょうど2年たったこの日、再び十二ヶ岳に向かった。前回は毛無山登山口から入り桑留尾へ抜ける周回コースだったが、今回は大石峠入口から毛無山を経て十二ヶ岳、節刀ケ岳を縦走するコースにした。
それにしてもこの日は天気がよかった。空気も澄んでいて抜けるような青空☀️。縦走中、常に雄大な富士山が見えていて気持ちがよかった。十二ヶ岳に登頂するまでは前回のこともあるので多少緊張していたが、前回のトラウマを払拭する事が出来ました。
当初は鬼ケ岳のピークも踏む予定だったが、金山到着の時点で予定より遅れていたので安全を見てスルーする事にした（結果的には行けないことはなかったが）。
今回の反省としては、淵坂峠手前でルートを間違えたこと。幸い大きなミスではなかったが、思い込みは恐ろしいと感じました。
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