荒天時の厳しい雪山を体感〜唐沢鉱泉から北八ヶ岳を周回、天狗岳は断念


- GPS
- 29:23
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 5:03
天候 | 1日目、2日目とも雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4WD車に替えて初めての雪道の登り。登れるかとドキドキしましたが、難なく登れました。 2WD車は途中でチェーンを付けているか、そのまま登ってきても駐車場でスタックしてあわててチェーンを付けていました。4WDの威力を実感しました。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今年最終の山行として、大好きな白駒荘に宿泊しての北八ヶ岳雪山登山に出かけました。
ちょっと前の天気予報ではまずまずだったのですが、徐々に予報が悪化。
実際の天気はその予報よりもさらに悪かったかな。
当初は、唐沢鉱泉から西天狗岳、東天狗岳に登って白駒荘に向かう予定でしたが、悪天候のため断念。黒百合ヒュッテから中山を経由して白駒荘に向かいました。中山峠を過ぎた辺りで先行者に追いつき同行することに。
ただ、中山展望台は強風と吹雪によって高見石に下る入口が見当たらず。しばらくさまよいましたが、諦めて戻ることにしました。ニュウ経由で向かおうかと思いましたが、そちらもトレースがなく、白駒荘に着けない可能性大。
と思っていた時に高見石方向から3名の登山者が。これならトレースがあるので、行けるかもと思い、再び折り返しました。が、その3名のトレースは瞬く間に消し去られてしまいました。しばらく二人で高見石に下る入口を探して、何とかトレースを見つけて無事高見石に下ることができました。
厳しかった!・・・がこれで終わりではありません。
2日目、唐沢鉱泉に下るために再び中山展望台へ。高見石からは先行者(宿で同宿だった方)の足跡をたどって中山展望台へ。が中山展望台手前で先行者がこの先トレースがないので引き返してきたとのこと。前日も通ったのでなんとか行けるかなと思い、同行して中山峠に下る登山道の入口に向かいましたが、またわからず。クラストの上を歩きますが、ハイマツの深みにはまって、まともの進めません。相談の結果、諦めて戻りました。ただ、直前に通った自分たちのトレースもわからず。さまよいましたが、何とかトレースを見つけて戻りました。
下る途中、3組5名の方が登ってきました。中山展望台はトレースがなく厳しい旨を伝えましたが、皆さん展望台までは行ってみるとのこと。皆さん、大丈夫だったかな?
2日目の同行者も唐沢鉱泉に下るとのことだったので、その方に案内していただいて、渋の湯経由で無事唐沢鉱泉に下ることができました。
トラックデータはそのまま記録してあります。中山展望台でさまよった跡も記録されています。荒天時の雪山の厳しさを体感する山行となりました。
1日目、2日目に中山展望台で同行いただいたそれぞれの方に感謝、感謝です!
風や降雪でトレースが判らない場合、地形から夏道がありそうな方向をイメージしつつ、ストックで雪面をつついて、固いところに進むようにすれば、トレースを辿ることができます。ご参考まで。
コメントありがとうございます。
kazucchi42さんとは、渋の湯と賽の河原の途中で行き違っているようですね。宴会、楽しそうですね
風や降雪でトレースが判らない場合のルート探索方法、教えていただきありがとうございます。次回、同様な状態になったら挑戦してみます。
なお、中山展望台は展望が良くて大好きな場所です。もう少し標識があると迷わなくていいのになと思いますね
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