八菅山・鳶尾山【神奈川百名山】


- GPS
- 01:58
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 379m
- 下り
- 364m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
神奈川百名山の低山を潰すべく、年末に引き続いて、八菅山と鳶尾山の2座を登ってきました。
八菅山(はすげさん)は八菅神社の奥にひろがる山で、関東でも有数の修験道の霊場であった場所です。明治政府による神仏分離のために現在は神社となっていますが、もともとは天台宗の神仏習合の道場でした。展望台があり、相模原台地、横浜、東京都心などを望むことができます。
鳶尾山(とびおさん)は中津川と荻野川に挟まれた小高い丘陵にある山で、日本で最初の一等三角点が設置された山です。鞍部を挟んだ位置にある鳶尾山観光展望台からは360度の雄大な眺めを楽しむことができ、大山、湘南平、厚木市街、横浜、東京都心などを望むことができます。
この山域は昭文社の登山地図は収録範囲から外れていますが、山と渓谷社の分県ガイドに記載があります。YAMAPとヤマレコ共にルートの記載があります。
ただし、八菅山と七尾山の山頂と、八菅山展望台と鳶尾山観光展望台の位置が分県ガイド、YAMAP、ヤマレコ、地形図のそれぞれで異なっており、モヤモヤする状況となっています。八菅山と七尾山の山頂は山頂標がどこにもなく、全く定かではないですが、一応、八菅山展望台がある場所が八菅山山頂(ヤマレコの表記)、四等三角点「幣山」のある標高225.66mの場所が七尾山山頂(分県ガイドの表記)とするのが一番妥当だと自分は考えます。YAMAP、ヤマレコ、地形図のルートは正しく記載されています。分県ガイドのルートや標準時間、展望台の位置は間違いが含まれていますので、要注意です。
上記の前提に基づいて、間違いと考えられる部分と要注意点を下記にまとめておきます。
・YAMAP
四等三角点「幣山」の場所を八菅山山頂としている。これは誤りとは言えないかもです。雨量観測所のある場所を七尾山山頂としている。これは正しいとは思えないです。展望台の位置は記載がないです。
・ヤマレコ
八菅山展望台と四等三角点「幣山」の間の山頂とは思えない場所を七尾山山頂としている。鳶尾山観光展望台(現地案内板の表記)を金比羅山展望台と表記している。
・地形図
八菅山と七尾山の山頂の表記がない。
・分県ガイド
八菅山の山頂の表記がない。八菅山展望台の位置が間違っていて、北へ200mほどずれている。鳶尾山観光展望台の位置が間違っていて、北へ700mほどずれている。鳶尾山観光展望台から鳶尾山へのルートが誤っている。(このルート誤りを自らがミスコースしたがために重大な誤りとだと指摘しているログがありましたが、少し違っているだけのうえ、地形図には正しく記載されているのでそこまで重大だとは自分は思いません。)八菅神社の鳥居から八菅山展望台までのコースタイムが10分となっているが、現実には距離が800mで標高差が100mあり、神社のきつい階段が300段近くあるので、30〜40分が妥当だと考えます。石段を登った上に八菅神社奥ノ院があると記されているが、奥ノ院ではなく八菅神社の社殿と書くのが正解でしょう。
指導標は少なめですが、ルートは非常にわかりやすく、ハイキングやトレランのトレーニングをするには最適の場所だと思いました。眺望も素晴らしいです。
標準コースタイム:4時間15分
自己コースタイム:1時間48分
コースタイムレート:0.42
通過した三角点
一等三角点「鳶尾山」標高234.13m
四等三角点「幣山」標高225.66m(七尾山)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する