愛宕山 (芦見谷)

								mesner
			
				その他1人	- GPS
 - --:--
 - 距離
 - 12.7km
 - 登り
 - 954m
 - 下り
 - 964m
 
コースタイム
| 天候 | 快晴 | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 | 
| アクセス | 
												 利用交通機関: 
								
																																								自家用車										
																																																 
						 | 
			
| コース状況/ 危険箇所等  | 
					 ◆ 清滝の駐車場から梨ノ木谷の向う。月の輪寺の登山口を左に見て、梨ノ木谷を200mばかり進むと、右手(東)の急な斜面に右上に登って行く踏み跡がある。そこが八丁尾根の登り口だ。 大きく長いジグザグ道を3回繰り返すと尾根の上に出る。今の登山地図には無いが地理院の地形図には載っている。しかし、このジグザグまでは詳しくない。 一気に260mを登る。 ◆ 尾根に上がると急に傾斜も緩やかになり、道も北向きになり、木にヤカンがぶら下がっている所を過ぎると、直ぐに少し盛り上がったマウンドに着く。ここが八丁山(473m)だ。昨年此処を下りた時は私製の小さなプレートが掛っていたが、今回は無かった。知らないと全然分からない。 ◆ 八丁山から首無し地蔵までは約約230mの高度差を約3km歩いて登る事になるので、高尾からの林道の下までは坂も緩やかで、のんびりした尾根を登って行くが、最後に右手頭の上(北側)の林道に出るのに230mの内の180mを一気に登る事になるので最初の登りの次にしんどい登りだ。 これには2つのルートがあり、1つ目は八丁尾根の東側の谷(西の谷)に下りて行く踏み跡を右に見送り、少し行くと右側に北から降りてくる尾根に取り付く道がある。この急な道を登って行くと左(西)から下って来た高尾へ行く林道が北に曲がって行く所にでる。東屋から100m位下の地点だ。元気な人はこの道がうんと近い。特に下りはこの尾根を下った方が良い。 二つ目のルートは一つ目の道をやり過ごし、そのまま真っ直ぐ進むと200m位で舗装してない、石がゴロゴロした車は通れない半林道にでる。この道を大きく2回ジグザグに登ると高尾への林道に出る。今日はこのルートで登る。 一つ目のルートを登って来た地点より50m位上に出る。 ここから首無地蔵は林道伝いに直ぐだ。 ◆ 首無地蔵から竜の小屋に向かい、竜ヶ岳の登山口に出て、ここから芦見谷の遡行が始まる。今日のメインテーマだ。登山地図には載ってないが、地形図には点線で載っている。 首無地蔵から積雪は10cm位だったが、遡行し出すと次第に増えて20cm位になる。最初は数日前の踏み跡が微かに認められたが、途中で消えてしまった。 元々沢沿いの狭い道に雪が積もって何処が道か殆ど分からない。とにかく通れる所を選んで進むしかない。それに、芦見谷本流には左右から沢が流れ込み、どちらが本流か分からない様な所がある。 一番肝心な所は本流が二つに分かれている所だ。ここで本流に沿った道は地形図に点線で示されている。右に進まなければならない。すると三角点の西側に出る。 左の谷に入ると地形図にも道はないが、三角点の剥東側に出る。 ◆ 最後の三角点下の林道に出る登りは積雪も5〜60cmはあり、わかんもアイゼンも着けてなかったのでしんどかった。下手をすると靴が後ろへ滑り、バックしてしまう。林道に出ると三角点への道はしっかりと踏み固められていた。 ◆ 三角点まで清滝から4時間以上かかってしまった。積雪の為に道が分かり辛いので時間を食った。も少し雪もしまっていて歩き易いと予想していたが、新雪ではなかったが、気温が低かった所為か新雪同様で、下に何が有るのか、どうなっているのかが分からず、慎重に歩いたからだろう。 ◆ 私が1時頃昼飯を食べるのは最近では無い事だ。moto さんもそうらしい。 天気予報では今日の気温は 1〜12度、3月初旬の気候だと言っていた。その通り、三角点のアンテナの下で弁当にしたが、全く寒くなかった。手も全くかじかむことが無かった。 しかし、京都市街の眺めは靄がかかり良く見えなかった。 ◆ 後は下る事だけだが、何処を下ろうかと考えたが、月の輪寺道にした。 月の輪寺の下山口では、日当たりがよく雪がない所もあったので、アイゼンを着けなかったが日陰になると結構残っていて、踏み固められてよく滑った。油断をして尻餅をついてしまった。  | 
			
感想
					 ◆ 私の車は普通の車で、タイヤもノーマルなので、冬の間は電車で行ける六甲に行くことが多い。そんな折、moto さんが寒いので山行きが億劫で今年は全く行っていないと言ってきた。それでは雪の武奈ヶ岳は道も山も大変なので、若し清滝の駐車場へ行く道が凍結していなくて、車で行けたら愛宕山に行ってもよいと思った。
 幸い最近数日間気温は低いが良い天気が続いている。行こうと誘ってみたら行こうと言ふ事になった。そこで前から一度行きたいと思っていた芦見谷の遡行をする事にする。
 清滝バス停から駐車場までのあの坂道が凍結してたら、とても行く気はしない。そこで moto さんに先に行って貰って電話があるまでバス停で待っていて、OK の電話があって駐車場に行った。
 ◆ 天気予報は快晴、気温は3月上旬並み 1〜12度。風も殆どない良い天気だ。
 雪は八丁尾根から林道に出るまでは殆ど無く、林道は3cm位だった。首無地蔵からは10cm位になり、芦見谷を登って行くに連れ20〜30cm位になる。
 ◆ 私も moto さんも芦見谷は始めてであったが、簡単な谷道でもっと楽な道だと思っていたが、左右から合流する谷が3つ4つあり、どちらが本流か分からない所があり、その都度確認しなければならなかった。それでも雪が無ければ如何って事はないが、積雪が 20cm 以上になると夏道も全く分からなくなり、足をおく下の状態が分からないので迂闊には歩けない。そこが尾根道と違い、30cm位が最も中途半端だ。
 ◆ 首無地蔵迄はほぼ予定通りだったが、竜の小屋から三角点までは思ったより時間がかかった。腹も空いたが何とか三角点まで良く持ったものだ。雪の中では座るのも大変だから。
 寒かったら、神社の下の小屋でと思っていたが、良い天気で日も当たり風もなく、暖かいいい食事時が持てた。
 ◆ 結果がうまく行けば、苦労した程面白く思うものだが、今日の芦見谷もそれだった。 moto さんも面白かったと言ってくれた。
					
コメント
この記録に関連する登山ルート
										
					

							

















					
					
		
mesnerさん、こんばんは。
昨日は、ご苦労さんでした。
山行(案)を聞いたら、八丁尾根を登って、芦見谷源流を遡行して三角点へとの事でした。
八丁尾根は何時もは下りで使っています。登りに使うには長すぎてしんどいですものね。。それに、初めての芦見谷源流コースです。
普通に考えたら、登りに、こんなに長いしんどいコース選択はあり得ません。下りに使うコースですよね。。
まぁ、提案されたらからには断るのは。。メンツが有りますもんね。。しかも、76歳の方からのお誘いです。。
ところで、源流コースの途中で支谷が何本も複雑に入り組んでいてルーファイに難儀していると、その都度適切なアドバイスを頂き、無事三角点下のジープ道出合い見た時は、本当にほっとしました。。
mesnerさん、久しぶりに充実した山行になりました。有難うございました。また、よろしくです。。
愛宕山にいらっしゃってたんですね。
昨日は天気も良く山日和でしたよね。
さて、八丁尾根〜首無地蔵〜芦見谷とはなかなか静かなコースを選択されましたね。
記録じっくり拝読させて頂きました。
芦見谷辺りはやはり雪が深いのですね。
あの辺りまで行くと踏み跡もないんですね。
確かに春の九輪草や藤の季節以外はそれ程行く人も少なそうですもんね。
雪が無ければ踏み跡もあるのでそれ程難しいコースではなかったと思います。
最後、水場から林道に上がるまでは結構な急坂ですよね。
アイゼンなしで良く上がられましたね。
雪が無くてもザレていて滑り易かったように思います。
また、芦見谷に行きたくなりました。
けど、雪がある間は私には無理そうです
moto さん、今晩は。
それなりに覚悟はしていましたが、三角点迄長かったですね。なにしろ私の足の遅いのもあって、4時間12分も歩きずめでしたから。
私は moto さんが歩いた所に足を置けば良いので割と楽でしたが、何せ足の長さが違うので歩く半分も moto さんの足跡に置けません。足の短い私には如何する事も出来ませんでした。
も少し足が長かったら、うんと楽だろうと思いました。
それにしても、足がよく持ったと思いますよ。さすがに下りでは大分足に来ていましたね。
大体登りより下りの方が難しいのですが、芦見谷は上の方は支流が一杯有りますが、登り口は一本になっているので迷わずどんどん下れば必ず登り口に着きますね。
そんな事を思って登ってました。
とにかく面白かったですね、moto さん。有難うございました。
hehe さん、今晩は。 コメント有難うございます。
元々私が芦見谷へ行ってみたいと思ったのは、竜ヶ岳から下りて来た時、その上流のとても綺麗な谷を見た時でした。一度遡行してみたいと。
たしか、hehe さんの山行記事も読みましたね。
秋までに行く予定でしたが、昨年は台風が多く行けませんでした。そこで雪は分かっていましたが二人で行くことに。
今度は九輪草が咲く頃に行きたいですね。歩き自体はこの頃が楽しいと思います。
それから、hehe さんが書いていた記事で、首無地蔵から林道を下りて来て八丁尾根に下ったのは、わたしが書いている2つ目のコースでしょう。随分前に下りに通った事がありますが、今回初めて登りで通って見ました。
登りはともかく、下りは1つ目のコースが断然早くて楽ですね。
mesnerさんでも尻もちつかれることあるんですね〜。
私はしょっちゅうですが
愛宕山は二度行って二度ともほぼ同じコースだったので次回は首無し地蔵も通る違う道で歩いてみたいと思ってます。
asamaru さん、今晩は。 コメント有難うございます。
私も転びますよ。以前は滑っても転ぶと言ふ事はあまりなかったのですが、此処2〜3年転ぶようになりましたね。歳ですよ。
それに、この日は午前中、後半は雪の中を4時間も歩いたんで、やはり、かなり疲れていました。足も攣りました。ツムラの甘草湯も飲みました。
横着しないでアイゼンを履けばよかったのですが、私面倒臭がりで。
でも凍った雪の上に尻が乗ったので全く痛くなく、ズボンも汚れなかったのが幸いでした。
首無地蔵に行くには、登りに通るか、下りに通るかですが、梨ノ木谷経由が一般的だと思います。
私の記事で八丁尾根が分かれば、この下りは割りと楽ですよ。その場合登りは大杉谷か月の輪寺ですかね。
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