赤城山でスノーシューハイキング(長七郎山〜地蔵岳周遊)


- GPS
- 05:01
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 448m
- 下り
- 457m
コースタイム
天候 | 晴れ・無風! 上りはソフトシェルのアウターに長袖メリノTシャツで汗だく。 山頂での休憩時や下りではフリースを一枚着込みました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・往路は0845発の赤城山ビジターセンター行きの急行バスを利用、0958到着。 ・復路は1515発の富士見温泉行きバスを利用、1600温泉に到着。 ・入浴&ビールしてから1732発に同温泉を出る前橋行き急行バスに乗車、1753同駅着、1818に出る快速アーバン上野行きに乗車しました ※急行バスは土日のみの運行です |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯道の状況 ・鳥居峠〜長七郎山〜小沼はトレースがあるものの圧雪されてはいないのでスノーシューに助けられました ・長七郎山の手前の稜線では東側に雪庇が出来ていたので注意してください ・地蔵岳の上りはトレース多数、けっこう締まっていたのでツボ足でも平気だったかも ・地蔵岳からの下りはトレース少なめ、しかも北側斜面のため降ったばかりのような雪。スノーシューで下りましたが何度コケたことか…。 ・地蔵岳からビジターセンター寄りに下りるルートがあったのですが、分岐を見過ごしてしまいました。 ・トイレはビジターセンター、小沼湖畔、地蔵岳から下山したところにある道路沿いの駐車場などにありましたが、冬季は使用できない場合があります(当方未確認) ◯下山後の温泉 ・富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館にて入浴&軽食しました ・ビールセット(生ビール&枝豆&塩キャベツ)で750円、生ビール単品は500円でした http://www.michi-fujimi.com/ ・ビジターセンターでも軽食を提供していましたが、時間がなかったためバッジとお土産だけ購入しました ◯GPSの記録 総距離: 6.49km(4.0マイル) 合計時間: 5:01:12 移動時間: 4:42:00 最大標高: 1723m(5654フィート) 最小標高: 1403m(4602フィート) 標高の上昇: 1870m(6136フィート) |
写真
感想
◯感想(長いです・・・笑)
初めての赤城山です。
大雪のあとでバスの運行が気になっていましたが、ちゃんと動いているようなので行くことにしました。
交通のアクセスが良くていいですね。
帰りに途中下車すれば温泉にも入れるし。
*長七郎山へ!*
スタートは赤城山ビジターセンター。
車道を進んでいくと案内板があり、その裏から登っていくようです。
ここでスノーシューを装着、小地蔵を左に見ながら今歩いてきた方向へ登っていきます。
トレースを追っていくと先行者に追い付きました。
男女のペアでしたが、どちらも女性が苦戦しているようす。
登山靴にスノーシューはけっこう重いんですよね。
男女の体力差を考えてコースを選ばないと、女性にはツライ思い出しか残らないかも。
やがて長七郎山の手前で稜線に出ました。
風が強いようで、雪が積もらずに飛ばされていました。
その強風が作り出す雪のアートと開けた展望にテンションがあがります。
…が、左側には雪庇が発達、しかもヒビが入っているところも。
歩くルートには気をつけないと。
長七郎山はだだっ広い山頂広場でした。
関東平野に向けて大きく広がる視界、モヤがかかっていて地面と空の境目が分からないくらいです。
ところが北に目を向けると、おおっ!!
雪化粧した峰々がかなりクッキリと見えました。
ここでお昼と考えていましたが、帰りのバスの時間まではまだまだ、体力的にも余力充分。
地蔵岳を目指すことにして、小沼に向けて下山を開始しました。
*つづいて地蔵岳へ*
小沼の湖畔に出ると全面氷結している様子。
トレースもあるので沼の上を歩いてショートカット。
対岸に着いたところで、地蔵岳に登る前のひと休みも兼ねて昼食に。
持ってきたカップヌードルにポットのお湯を注ぎ、コンビニで買った唐揚げをツマミに「いただきます!」
地蔵岳の登山口はゲートのすぐ脇にありました。
それに気が付かずに道路を行き過ぎてしまい、トレースが地蔵岳と反対方向へ吸い込まれているのを見て間違いに気が付きました。
ちなみにそのトレースは「血の池」と書いてある方へと続いていました…。
地蔵岳への上りは、一言で「ゲレンデの直登」。
へたに見通しが良いので歩いても歩いても進んでいる気がしません。
スノーシューでの急登はあまりにシンドいので、登るのも休み休みです。
息も絶え絶え、大汗をかいて、この辺りで下山後の温泉&ビールは決定したようなものです。
折れそうになる気持にムチを入れつつ、地蔵岳の山頂が見えてきました。
頂上に立つと、黒檜山とその足元に氷結した大沼が迎えてくれました。
その奥に視線を移すと裾野を広げた上州武尊山や、燧ヶ岳の双耳峰もクッキリと。
雲ひとつ無い青空と、雪化粧した峰々と。
『これがあるから冬山はやめられない!!』
山頂には先に到着したご夫婦がいるだけ、ほぼ貸し切りでした。
地元の方というその夫婦と少しお話させていただきましたが、ふたりは当初鍋割山に行く予定だったとのこと。
しかし姫百合駐車場が満車だったので上まで来て鳥居峠に車を停めたそうです。
そしてその時に登山道を登り始めた私を見かけていたご様子。
私もその車のことは覚えていましたが、まさかここで再会するとは(笑)
地元というだけあって、山頂から見える山々の名前に詳しく、いろいろと教えていただきました。
地蔵岳からの下りは山頂直下で二つに分かれています。
しかしトレースを追って進んでいたらその分岐を見過ごしてしまいました。
降り口がビジターセンターから若干遠くなるぐらいの違いですが、時間には余裕があったので助かりました。
雪山は地形を読むのが難しいですね。反省点です。
日の当たらない北斜面でフカフカの雪に足を取られて何度も尻もちを付きながら、予定通りの時間でなんとか下山しました。
ビジターセンターの前で荷物を片付けていると先ほどのご夫婦が車で下山していくのを見かけましたが、今度は気がついていないようでした。(^_^;)
*エピローグ*
バスまで少し時間があったので、ビジターセンターで土産物を物色。
トイレを済ませて出ようとした時に、視界がとらえた缶ビール。
「温泉まで待てないよ!」と訴えるカラカラの喉に脳のすべてを支配されてしまった。
一度外に出たのに5秒で戻り、気が付くと350円を支払っていました。
再び外に出て一気飲み、今までの人生で最も美味いビールでした。
帰りのバスで、行きのバスでも一緒だったお兄さんを見かけたので話しかけてみました。
黒檜山に行ってきたという彼は、なんと実家が同じ市内で最寄り駅も隣の駅という偶然!
富士見温泉のバス停でお別れしましたが、すっかり意気投合して連絡先を交換、念願のヤマ友をゲットしました(笑)
昨年の鹿児島も然り、ソロで行くとオモシロイ出会いがある!(こともある)
ちなみに今回のコースを選ぶにあたって、山と渓谷社の「ワンゲルガイドブックス09 雪山エントリーコース」を参考にしました。
次はどこへいこうかな?
コメント
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一日違いで赤城山
赤城山塊、同じ日だったらお会いしてたかもしれませんね
にしても、一日違うだけで風もなく本当に山日和
こんな気持ちよさげな山を体験したら、山中毒になりますね
参考にされた本が気になります。
本屋さんで探してみようと思います
ホント!
1日違いでしたね!
お会いしたかったです(^_^)
長七郎山は標高差が少ないのでスノーシュー向きですよ。
逆に夏だと登りたりないかも。
山頂が広くて南向きの展望は抜群です!
ちなみにあの本は本屋さんよりも山道具のお店を探した方が見つけやすいかもしれないですよ(^_^)v
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