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Yamareco

記録ID: 410240
全員に公開
雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山でスノーシューハイキング(長七郎山〜地蔵岳周遊)

2014年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:01
距離
6.5km
登り
448m
下り
457m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1015赤城山ビジターセンター 〜 1035鳥居峠 〜 1100小沼平 〜 1130長七郎山 〜 1215小沼湖畔で昼食(休憩20分) 〜 1240八丁峠 〜 1320地蔵岳(休憩30分) 〜 1430スキー場に到着
天候 晴れ・無風!
上りはソフトシェルのアウターに長袖メリノTシャツで汗だく。
山頂での休憩時や下りではフリースを一枚着込みました。
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
◯JR前橋駅から関越交通バスを利用
・往路は0845発の赤城山ビジターセンター行きの急行バスを利用、0958到着。
・復路は1515発の富士見温泉行きバスを利用、1600温泉に到着。
・入浴&ビールしてから1732発に同温泉を出る前橋行き急行バスに乗車、1753同駅着、1818に出る快速アーバン上野行きに乗車しました
※急行バスは土日のみの運行です
コース状況/
危険箇所等
◯道の状況
・鳥居峠〜長七郎山〜小沼はトレースがあるものの圧雪されてはいないのでスノーシューに助けられました
・長七郎山の手前の稜線では東側に雪庇が出来ていたので注意してください
・地蔵岳の上りはトレース多数、けっこう締まっていたのでツボ足でも平気だったかも
・地蔵岳からの下りはトレース少なめ、しかも北側斜面のため降ったばかりのような雪。スノーシューで下りましたが何度コケたことか…。
・地蔵岳からビジターセンター寄りに下りるルートがあったのですが、分岐を見過ごしてしまいました。
・トイレはビジターセンター、小沼湖畔、地蔵岳から下山したところにある道路沿いの駐車場などにありましたが、冬季は使用できない場合があります(当方未確認)

◯下山後の温泉
・富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館にて入浴&軽食しました
・ビールセット(生ビール&枝豆&塩キャベツ)で750円、生ビール単品は500円でした
http://www.michi-fujimi.com/
・ビジターセンターでも軽食を提供していましたが、時間がなかったためバッジとお土産だけ購入しました

◯GPSの記録
総距離: 6.49km(4.0マイル)
合計時間: 5:01:12
移動時間: 4:42:00
最大標高: 1723m(5654フィート)
最小標高: 1403m(4602フィート)
標高の上昇: 1870m(6136フィート)
赤城山ビジターセンターから出発。
しばらくは車道を歩きます。
2014年02月23日 10:14撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 10:14
赤城山ビジターセンターから出発。
しばらくは車道を歩きます。
鳥居峠でスノーシューを装着、ここからは雪の上のトレースを追いかけて進みます。
2014年02月23日 10:34撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 10:34
鳥居峠でスノーシューを装着、ここからは雪の上のトレースを追いかけて進みます。
木に付けられた標識で登山道だということがわかりますが、数が少ない上に目立たないので過信は禁物。
2014年02月23日 10:42撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 10:42
木に付けられた標識で登山道だということがわかりますが、数が少ない上に目立たないので過信は禁物。
小地蔵を左に見上げながら巻いていきます。
2014年02月23日 10:51撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 10:51
小地蔵を左に見上げながら巻いていきます。
トレースを追っていくと階段が見えて一安心。
2014年02月23日 10:56撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 10:56
トレースを追っていくと階段が見えて一安心。
登ったところが小沼平でした。
2014年02月23日 10:59撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 10:59
登ったところが小沼平でした。
地蔵岳がよく見えました。
この時はまだ登るかどうか決めかねていました。
2014年02月23日 11:04撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:04
地蔵岳がよく見えました。
この時はまだ登るかどうか決めかねていました。
再び小地蔵を左に見ながら進みます。
2014年02月23日 11:06撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:06
再び小地蔵を左に見ながら進みます。
小沼が右側に見えました。
氷結していますね。
2014年02月23日 11:07撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:07
小沼が右側に見えました。
氷結していますね。
この辺りはダケカンバのキレイな森です。
2014年02月23日 11:09撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:09
この辺りはダケカンバのキレイな森です。
尾根に出ました!
長七郎山の手前の尾根は風の通り道。
雪が積もらずに吹き飛ばされています。
2014年02月23日 11:20撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 11:20
尾根に出ました!
長七郎山の手前の尾根は風の通り道。
雪が積もらずに吹き飛ばされています。
強風が創りだしたオブジェがたくさん。
2014年02月23日 11:20撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 11:20
強風が創りだしたオブジェがたくさん。
長七郎山に続く尾根道は好展望。
日光の前衛の山々。
2014年02月23日 11:21撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:21
長七郎山に続く尾根道は好展望。
日光の前衛の山々。
振り返れば駒ケ岳。
2014年02月23日 11:25撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:25
振り返れば駒ケ岳。
一番奥に男体山?
2014年02月23日 11:25撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 11:25
一番奥に男体山?
袈裟丸山、皇海山など、
2014年02月23日 11:25撮影 by  DSC-T77, SONY
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袈裟丸山、皇海山など、
トレースをたどって歩きます。
2014年02月23日 11:26撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:26
トレースをたどって歩きます。
まちがってもキレイなところを歩かないように!
2014年02月23日 11:29撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 11:29
まちがってもキレイなところを歩かないように!
雪庇にヒビが入っています・・・
2014年02月23日 11:27撮影 by  DSC-T77, SONY
1
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雪庇にヒビが入っています・・・
ここを登れば山頂?
2014年02月23日 11:31撮影 by  DSC-T77, SONY
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ここを登れば山頂?
長七郎山の山頂に到着。
だだっ広い山頂には先行者が5人と犬が1匹。
2014年02月23日 11:34撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:34
長七郎山の山頂に到着。
だだっ広い山頂には先行者が5人と犬が1匹。
黒檜山。
2014年02月23日 11:34撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:34
黒檜山。
反対側を見ると、うわ!何もない!
2014年02月23日 11:36撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 11:36
反対側を見ると、うわ!何もない!
まだ時間もあるし、地蔵岳を目指すことにして早々に下山開始。
振り返って一枚。
2014年02月23日 11:49撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:49
まだ時間もあるし、地蔵岳を目指すことにして早々に下山開始。
振り返って一枚。
赤布が登山道を示してくれていました。
雪に埋もれた樹々の枝がちょうど目線の高さに。
いたた・・・。
2014年02月23日 11:49撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:49
赤布が登山道を示してくれていました。
雪に埋もれた樹々の枝がちょうど目線の高さに。
いたた・・・。
あっという間に登山口に。
2014年02月23日 11:57撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:57
あっという間に登山口に。
そこから小沼まではすぐでした。
2014年02月23日 11:59撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 11:59
そこから小沼まではすぐでした。
氷結しているしトレースもあるし、行ってみますか!
2014年02月23日 12:02撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 12:02
氷結しているしトレースもあるし、行ってみますか!
沼の上、なう!
2014年02月23日 12:02撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 12:02
沼の上、なう!
凍っています。
氷の下でボコボコって泡の音がしています。
2014年02月23日 12:03撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 12:03
凍っています。
氷の下でボコボコって泡の音がしています。
対岸を目指して歩いていると、スキーを背負ったソロハイカーさんと立ち話に。
地蔵岳の取り付きへの行き方を教えてもらい、お互いに写真を撮りっこしました。
2014年02月23日 12:35撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 12:35
対岸を目指して歩いていると、スキーを背負ったソロハイカーさんと立ち話に。
地蔵岳の取り付きへの行き方を教えてもらい、お互いに写真を撮りっこしました。
八丁峠のゲートは閉鎖、道沿いには車が停まっていました。
2014年02月23日 12:40撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 12:40
八丁峠のゲートは閉鎖、道沿いには車が停まっていました。
ゲートのすぐ右側が入口だったのに、気付かずに車道を少し進んでしまい引き返しました。
ここは駐車場だったのか?
雪に埋もれてしまい全くわかりません。
2014年02月23日 12:50撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 12:50
ゲートのすぐ右側が入口だったのに、気付かずに車道を少し進んでしまい引き返しました。
ここは駐車場だったのか?
雪に埋もれてしまい全くわかりません。
ゲレンデをスノーシューで直登。
振り返るとさっきまでいた長七郎と小沼。
2014年02月23日 13:03撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:03
ゲレンデをスノーシューで直登。
振り返るとさっきまでいた長七郎と小沼。
息も絶え絶えに登っていると、上からスキーヤーが滑り降りてきました。
ザックにはスノーシューが。
「上りに1時間、下りは5分だよ。なんだかねぇ」
2014年02月23日 13:03撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:03
息も絶え絶えに登っていると、上からスキーヤーが滑り降りてきました。
ザックにはスノーシューが。
「上りに1時間、下りは5分だよ。なんだかねぇ」
電波塔が林立する方ではなく、右側のピークが地蔵岳の山頂。
2014年02月23日 13:11撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:11
電波塔が林立する方ではなく、右側のピークが地蔵岳の山頂。
しかしいっぱいあるなぁ。
2014年02月23日 13:13撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:13
しかしいっぱいあるなぁ。
NHKさん、お世話になってます!(←朝ドラ、大河ドラマ好き)
2014年02月23日 13:16撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:16
NHKさん、お世話になってます!(←朝ドラ、大河ドラマ好き)
振り返ると長七郎山よりもずっと高いところまで来ていました。
2014年02月23日 13:15撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:15
振り返ると長七郎山よりもずっと高いところまで来ていました。
標識がすっぽり埋まっています。
2014年02月23日 13:17撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 13:17
標識がすっぽり埋まっています。
山頂か!
2014年02月23日 13:18撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:18
山頂か!
山頂に到着。
つかれたー。
2014年02月23日 13:19撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 13:19
山頂に到着。
つかれたー。
お地蔵さんが並んでいました。
2014年02月23日 13:20撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:20
お地蔵さんが並んでいました。
山頂の三角点。
2014年02月23日 13:22撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:22
山頂の三角点。
おお!
大沼の向こうに黒檜山だ!
2014年02月23日 13:20撮影 by  DSC-T77, SONY
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2/23 13:20
おお!
大沼の向こうに黒檜山だ!
上州武尊山、かっこいい!
2014年02月23日 13:20撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:20
上州武尊山、かっこいい!
尾瀬の方を。
双耳峰は燧ヶ岳。
2014年02月23日 13:20撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:20
尾瀬の方を。
双耳峰は燧ヶ岳。
雲がかかっているのが谷川岳。
すごい荒れてそう・・・。
2014年02月23日 13:24撮影 by  DSC-T77, SONY
1
2/23 13:24
雲がかかっているのが谷川岳。
すごい荒れてそう・・・。
草津白根山から四阿山まで。
こちらはすごい雪深そう。
2014年02月23日 13:25撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:25
草津白根山から四阿山まで。
こちらはすごい雪深そう。
下山に1時間と見て、ここで小休止。
ホットワイン登場!
2014年02月23日 13:31撮影 by  DSC-T77, SONY
1
2/23 13:31
下山に1時間と見て、ここで小休止。
ホットワイン登場!
さて、下山するか!
2014年02月23日 13:53撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 13:53
さて、下山するか!
浅間山方面は若干モヤが強めです。
2014年02月23日 14:03撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 14:03
浅間山方面は若干モヤが強めです。
黒檜山を見ながら尾根伝いに下ります。
2014年02月23日 14:03撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 14:03
黒檜山を見ながら尾根伝いに下ります。
ちょうど小地蔵と同じくらいの高さかな。
2014年02月23日 14:04撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 14:04
ちょうど小地蔵と同じくらいの高さかな。
トレースは林の中へ・・・
2014年02月23日 14:12撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 14:12
トレースは林の中へ・・・
日の当たらない斜面は雪が深い!
急斜面にスノーシューは滑りまくり、尻もちを何度も付きながら・・・
2014年02月23日 14:24撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 14:24
日の当たらない斜面は雪が深い!
急斜面にスノーシューは滑りまくり、尻もちを何度も付きながら・・・
ほうほうの体で下山。
携帯の電波塔の脇に出てきました。
2014年02月23日 14:33撮影 by  DSC-T77, SONY
2/23 14:33
ほうほうの体で下山。
携帯の電波塔の脇に出てきました。
すぐ近くには日本一小さいスキー場が。
ソリ遊びの親子がたくさんいました。
2014年02月23日 14:37撮影 by  DSC-T77, SONY
1
2/23 14:37
すぐ近くには日本一小さいスキー場が。
ソリ遊びの親子がたくさんいました。
撮影機器:

感想

◯感想(長いです・・・笑)

初めての赤城山です。
大雪のあとでバスの運行が気になっていましたが、ちゃんと動いているようなので行くことにしました。
交通のアクセスが良くていいですね。
帰りに途中下車すれば温泉にも入れるし。

*長七郎山へ!*

スタートは赤城山ビジターセンター。
車道を進んでいくと案内板があり、その裏から登っていくようです。
ここでスノーシューを装着、小地蔵を左に見ながら今歩いてきた方向へ登っていきます。

トレースを追っていくと先行者に追い付きました。
男女のペアでしたが、どちらも女性が苦戦しているようす。
登山靴にスノーシューはけっこう重いんですよね。
男女の体力差を考えてコースを選ばないと、女性にはツライ思い出しか残らないかも。

やがて長七郎山の手前で稜線に出ました。
風が強いようで、雪が積もらずに飛ばされていました。
その強風が作り出す雪のアートと開けた展望にテンションがあがります。
…が、左側には雪庇が発達、しかもヒビが入っているところも。
歩くルートには気をつけないと。

長七郎山はだだっ広い山頂広場でした。
関東平野に向けて大きく広がる視界、モヤがかかっていて地面と空の境目が分からないくらいです。
ところが北に目を向けると、おおっ!!
雪化粧した峰々がかなりクッキリと見えました。

ここでお昼と考えていましたが、帰りのバスの時間まではまだまだ、体力的にも余力充分。
地蔵岳を目指すことにして、小沼に向けて下山を開始しました。

*つづいて地蔵岳へ*

小沼の湖畔に出ると全面氷結している様子。
トレースもあるので沼の上を歩いてショートカット。
対岸に着いたところで、地蔵岳に登る前のひと休みも兼ねて昼食に。
持ってきたカップヌードルにポットのお湯を注ぎ、コンビニで買った唐揚げをツマミに「いただきます!」

地蔵岳の登山口はゲートのすぐ脇にありました。
それに気が付かずに道路を行き過ぎてしまい、トレースが地蔵岳と反対方向へ吸い込まれているのを見て間違いに気が付きました。
ちなみにそのトレースは「血の池」と書いてある方へと続いていました…。

地蔵岳への上りは、一言で「ゲレンデの直登」。
へたに見通しが良いので歩いても歩いても進んでいる気がしません。
スノーシューでの急登はあまりにシンドいので、登るのも休み休みです。
息も絶え絶え、大汗をかいて、この辺りで下山後の温泉&ビールは決定したようなものです。

折れそうになる気持にムチを入れつつ、地蔵岳の山頂が見えてきました。
頂上に立つと、黒檜山とその足元に氷結した大沼が迎えてくれました。
その奥に視線を移すと裾野を広げた上州武尊山や、燧ヶ岳の双耳峰もクッキリと。
雲ひとつ無い青空と、雪化粧した峰々と。

『これがあるから冬山はやめられない!!』

山頂には先に到着したご夫婦がいるだけ、ほぼ貸し切りでした。
地元の方というその夫婦と少しお話させていただきましたが、ふたりは当初鍋割山に行く予定だったとのこと。
しかし姫百合駐車場が満車だったので上まで来て鳥居峠に車を停めたそうです。
そしてその時に登山道を登り始めた私を見かけていたご様子。
私もその車のことは覚えていましたが、まさかここで再会するとは(笑)
地元というだけあって、山頂から見える山々の名前に詳しく、いろいろと教えていただきました。

地蔵岳からの下りは山頂直下で二つに分かれています。
しかしトレースを追って進んでいたらその分岐を見過ごしてしまいました。
降り口がビジターセンターから若干遠くなるぐらいの違いですが、時間には余裕があったので助かりました。
雪山は地形を読むのが難しいですね。反省点です。

日の当たらない北斜面でフカフカの雪に足を取られて何度も尻もちを付きながら、予定通りの時間でなんとか下山しました。
ビジターセンターの前で荷物を片付けていると先ほどのご夫婦が車で下山していくのを見かけましたが、今度は気がついていないようでした。(^_^;)

*エピローグ*

バスまで少し時間があったので、ビジターセンターで土産物を物色。
トイレを済ませて出ようとした時に、視界がとらえた缶ビール。
「温泉まで待てないよ!」と訴えるカラカラの喉に脳のすべてを支配されてしまった。
一度外に出たのに5秒で戻り、気が付くと350円を支払っていました。
再び外に出て一気飲み、今までの人生で最も美味いビールでした。

帰りのバスで、行きのバスでも一緒だったお兄さんを見かけたので話しかけてみました。
黒檜山に行ってきたという彼は、なんと実家が同じ市内で最寄り駅も隣の駅という偶然!
富士見温泉のバス停でお別れしましたが、すっかり意気投合して連絡先を交換、念願のヤマ友をゲットしました(笑)
昨年の鹿児島も然り、ソロで行くとオモシロイ出会いがある!(こともある)


ちなみに今回のコースを選ぶにあたって、山と渓谷社の「ワンゲルガイドブックス09 雪山エントリーコース」を参考にしました。
次はどこへいこうかな?

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コメント

お疲れ様でした
一日違いで赤城山
赤城山塊、同じ日だったらお会いしてたかもしれませんね
にしても、一日違うだけで風もなく本当に山日和
こんな気持ちよさげな山を体験したら、山中毒になりますね

参考にされた本が気になります。
本屋さんで探してみようと思います
2014/2/25 23:23
>Mya-aさん
ホント!
1日違いでしたね!
お会いしたかったです(^_^)
長七郎山は標高差が少ないのでスノーシュー向きですよ。
逆に夏だと登りたりないかも。
山頂が広くて南向きの展望は抜群です!

ちなみにあの本は本屋さんよりも山道具のお店を探した方が見つけやすいかもしれないですよ(^_^)v
2014/2/26 12:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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