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Yamareco

記録ID: 4215125
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

ガイドツアーで富士山

2022年04月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
けっちゃん その他5人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:52
距離
8.5km
登り
1,524m
下り
1,443m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:41
休憩
2:09
合計
11:50
距離 8.5km 登り 1,525m 下り 1,449m
1:32
1:34
4
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59
13:18
ゴール地点
ログが途中で飛んでいます。
天候 晴→ガス→風雨
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
自家用車で富士山駅〜スバルライン五合目まで路線バス
コース状況/
危険箇所等
気温が高く、下山時は下部の方踏み抜き多数
予約できる山小屋
佐藤小屋
江戸屋
胸突江戸屋
里見平★星観荘
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
2022年04月29日 01:03撮影 by  Pixel 6, Google
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4/29 1:03
2022年04月29日 01:30撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 04:35撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 04:35撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 05:01撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 05:02撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 06:23撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 07:43撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 07:43撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 07:44撮影 by  Pixel 6, Google
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2022年04月29日 08:52撮影 by  Pixel 6, Google
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4/29 8:52
撮影機器:

感想

ネイチャーガイドリスさんの残雪期の富士山ツアーに参加してきました。
今回のツアーは2日間連続で開催され、28日前泊→29日登頂組(4名)と、29日前泊→30日登頂組(5名)をガイド2名(野中さん高橋さん)が引率。
たぶん一番天気が良かったのは28日(佐藤小屋に移動するだけの日)だったと思います。
僕たちが登った29日は最終的には風雨になりましたし、30日は晴れたけれど恐らく風が強かったのではないでしょうか(雪面の状態とかどうだったのだろう)。
野中さんのtweetを見た感じだと、登頂できたのは僕らの日程だけだった様です。

この感想を書くまでにちょっと間が空いて居るのですが、今回の旅の事を思い出しつつダラダラと書いてみます。
先に書いておきますが駄文失礼します。

集合時間に余裕が有るため(但し、スバルラインが通行止めだと話が変わってくる)仕事を定時までやってから地元の道の駅で食事(餃子定食にしました)&入浴して20時頃に出発。
出発を遅めにしたのは中止の場合は連絡が20時までに入る予定だったので。
登頂日の天気は途中で崩れそうな予報の為、ヒヤヒヤしながら20時になるのを待って居ました。

連休前の夜とは言え、普段の平日と同じ感じでトラックの多い高速道路でした。
渋滞回避のためだったかな?何か覚えていないけど伊勢湾岸を使わず名神で名古屋まで行って新東名の浜松SAまで行きそこで車中泊。

起床後は時間も有るので観光する予定だったので富士宮で高速を降りて下道で移動。
鳴沢氷穴と富岳風穴を見て回りました。
向かう途中に雨が降ってきてそれからずっと天気が悪いままでした。
氷穴に入りましたが、中と外とそれ程気温差が無い(中が0〜3度で外が10度かそれくらいだったような)ので何かちょっと肌寒いな程度にしか思いませんでした。
氷がライトアップされていて綺麗でしたが、もう少し広くて歩き回れるともっと良かったな〜と思いました。

その後道の駅富士吉田に行きモンベルのお店でお買い物。
買い忘れたものが無いか考えましたが特にないので軽量傘を買いました。
この時は解散後は雨降っているかもしれないし傘が有ると五合目まで歩く時に楽かなくらいに思っていましたが、結局は風も少し強かったのでその場では使いませんでした。
富士山駅に戻ると結構降っていたのでそこで大変役に立ってくれました。

富士山駅近くのタイムズのbに車を止めて準備を整え、荷物を持ってバス停に向かおうとしたら野中さんもタイムズのbに車で来られました。
挨拶をして自分は先にバス停へ。
窓口で往復のチケットを購入し、乗り場へ。
明らかに登山の人が居たので挨拶をしてツアーの人ですかと聞いたら単独の方でした。
ツアーのメンバーで同じバスだったのは自分と野中ガイド、高橋ガイドと参加者もう1名。
他の参加者2名は既に朝一番のバスで五合目に入っているとの事。
どうやって時間潰すんだろう...と思いましたが1名は早めに佐藤小屋に入り、もう1名は5合目で時間をつぶして僕らより後に佐藤小屋に来られました。
バスは最終便だったので乗客は我々登山者のみ。
スバルライン入って途中までは真っ白でしたが、上に行くと青空が広がって見事な雲海が見られました。

五合目でちょっと観光。
もう1名の方とガイドさん2名はもう少し5合目に滞在されるようでしたが、先に佐藤小屋へ。
通行止めの所を潜り抜けるの、初見だとちょっと戸惑いました。
暫く歩いて佐藤小屋到着。
ご主人に挨拶をして小屋に入れてもらい、先に来られていた方と外で話したりしながら他の皆さんを待ちました。
全員揃ってから自己紹介等。
時間の余裕は有るので色々な話をしたりしながらのんびり過ごしてました。
翌日は天気の崩れに対応するため出発予定を少し早めて1時半出発の9時登頂予定になったのでご飯も少し早め。
今回もとても美味しかったです。
翌日に備えて早めに就寝、0時30分起床予定だったので目覚ましは0時と0時半でセットしました(寝坊しないために…)。

翌日、0時の目覚ましで起きられたのでちょっと早めに動きだして準備開始。
お湯を用意していただいていたのでとても助かりました。
外の気温は確か5度くらいだったかな、全然寒くなかったです。
なので下半身はタイツは履かずに中厚手のズボンとハードシェル、上はドライレイヤー+メリノスピンライト+フロウラップ、頭は保温性のない帽子とヘルメットでスタート。
靴も寒くなさそうなのでアイゼンの付けられる3シーズン用の革靴、手袋も冬用ではなく3シーズン用の防水オーバーグローブとフリースのインナーグローブ。
気温に合わせて調整しました(寒かった場合に着られるものは持ってきてました)。

スタートして暫くはヘッドライトの明かりでの行動。
凍結個所も無く、雪もまだたまに有る位で有ってもガチガチになっていない所が殆どなのでアイゼン無しで問題なし。
六合目と七合目の間くらいかな?急斜面でトレースが途切れた辺りでピッケルで足場を掘って(いわゆるバケツを掘るという奴でしょうか)アイゼン装着。
ピッケルのブレードを本番の登山で有効に役立てたのは初めてだったかもしれません。
アイゼンの装着自体はやり慣れているので問題なく付けられた…と思ったらちょっと変でした。
付けた後ののチェックは大事ですね。
変な付け方で急斜面を登って万が一外れたらと思うと怖い…
アイゼン装着後、もう少し登ってからハーネスを装着したと思います(あやふや)。
そこら辺りでガイド1名+参加者2名のチーム分けをしてそれぞれ行動する形に。
最終的には遅れ気味の方1名を野中さんが受け持って(最終的に8合目辺りで途中撤退になりました、残念)他3名は高橋さんチームで行動しました。

歩いているうちに段々と明るくなってきて雲海が一面に広がっているのがはっきり分かるようになりました。
日の出のタイミングで停止して眺めました。
眺めながらイイね、ヤバいね、等言ってました。
そこからは晴天微風で雲海を眺めながら(まあほとんど前というか上を見て歩いて居るのですが)の登山。
本当にここから天気が崩れるのか(もちろんここから崩れるのが山の天気だというのは分かってますよ)と思う位に良い天気でした。
斜面が急な所でいよいよロープで繋いでの行動になりました。
ガイドツアーに何度か参加しているのでハーネスを装着して歩いた事はありますが、実際にロープを使う場面は今回が初めて。
注意点としてロープをたるませないようにと言われましたが、前の人とタイミングを合わせないとたるんでしまって慣れるまで難しかったです。
他の人と繋がっている分安心かというと自分が滑れば他の人を巻き込むので余計に気を抜けなかったです。
ロープは何度か付けたり外したりしましたが、最終的に時分の位置はパーティの最後尾に固定になりました。
何度か休憩を入れたり深呼吸して呼吸を整えたりしながら、ゆっくり登っていきました。
今回下山した後特にストレッチもせずで(翌日朝にはしてましたが)筋肉痛になるかなーと覚悟していたのですが、標高差1500メートル歩いたなりの疲労はありましたが筋肉痛にはなりませんでした。
たぶん休憩を入れるタイミングとかペース配分が絶妙だったのだろうと思います。
自分一人だとガーっと登って凄い疲れて下りてくるみたいな感じになって居た事でしょう…
最後の斜面を登っている辺りで段々と風が出てきてガスも沸いてきて次第に視界が白くなってきました。
段々と水滴が当たるようになり、山頂に着いたときはしっかり雨が降っていて風で水滴がバシバシ当たっていたと思います。
取り敢えず登頂を皆で讃えあい、記念撮影などを済ませて長居をせずに下山。
下山時は自分が先頭でした。
ルートを自分で見定められていたら凄いカッコ良かったのでしょうが、実際はガイドさんの指示に従って方向を定めていたのでまあダメダメだと思います。
下りで先頭を歩くのもどの程度ロープを引っ張って良いのか加減が分からないので最初はちょっと戸惑いました。
斜面は急で足が滑ったらとんでもない事になる感じでしたが、アイゼンの爪がしっかり機能してくれていたのでそれ程怖いとは思いませんでした。
たまに強風でよろけたりしましたが吹っ飛ぶ程の風ではなかったです(体勢が崩れる際に声を出してなくてすいませんでした)。
これがガチガチに凍結して居たら下りられただろうか…
ある程度下りた辺りで撤退していた方&野中さんと途中で合流し、その後は一緒に行動しました。
合流したあたりは傾斜もゆるくなっていたのですが、今度は踏み抜き個所が多くなって別の意味で苦労しました。
雪の下に空洞が出来ていて気温も高いのでどうしようも無い感じでした。
雨は相変わらず降っていてハードシェルも水が染みて全身びしょ濡れに。
今回のツアーに備えて撥水処理はしておいたのですが、あまり効果が無かったようでした…
下山は佐藤小屋に立ち寄らずに五合目へ向かいました。
板で通行止めされている個所の通過でちょっと苦労しましたが全員バスの時間までには戻る事が出来ました。
ガイドさんと別れて最終便の1本前のバスに乗り、富士山駅へ。
下界も凄い雨でまともに片付けも出来ず、ザックからものを出して車のトランクにばら撒いて走ってるうちにある程度乾きやがれと思いながら温泉に立ち寄って次の目的地である富士宮の友人宅へ向かいました。

他の人やガイドさんと一緒に行動して色々と学ぶこと、気付くことが有ったり、なにより楽しかったですし、(剣ヶ峰までは行ってませんが)山頂に辿り着くことができました。
今回のツアー、終わった後でしみじみと達成感とか充実感を感じられるものでした。
参加出来て良かったです。
変な自信を得て危ない所につっ込もうとかそう言うのじゃないですが、自分も少しは出来るようになったかなと思えた事も嬉しいですね。

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