阿蘇山（仙酔峡から中岳・烏帽子岳・杵島岳・高岳）
熊本県
kuge
体力度について
- GPS
- 11:37
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,907m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:38
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 11:36
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
船
・5月2日23時45分横須賀港発⇒5月3日21時新門司港の東京九州フェリーで九州に上陸 ・九州上陸後、3日の夜は阿蘇大観峰まで移動して車中泊 ・4日午前6時過ぎにに阿蘇山仙酔峡登山口に到着 駐車場は仙酔峡登山者用駐車場を利用（無料） 早朝に到着したので駐車場はガラガラでしたが大型連休中なので日中は混雑したと思います |
| コース状況／ 危険箇所等 |
阿蘇山の登山道はどのエリアもしっかりと整備されていて道迷いなどの心配はありませんが、中岳・高岳の周辺は一部ガレ場があります。特に高岳の仙酔尾根は勾配が非常に急なので転倒・滑落に要注意。 烏帽子岳・杵島岳周辺は特に危険な場所はありません。 阿蘇山の噴火警戒レベルは「1」でしたが、中岳火口周辺は昨年の噴火によって大量の火山灰が降り積もっていて砂千里ヶ浜より火口側は立入規制が続いています。規制エリア外側の皿山迂回ルートにもかなり火山灰が積もっていました。 |
| その他周辺情報 | 下山後「火の山温泉どんどこ湯」を利用（630円） |
写真
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でかすぎて写真に納まらない(´ω`;)
横須賀⇔新門司航路の船に何故か「小樽」の文字このフェリー会社、実は新日本海フェリーのグループ会社で母港は小樽港ということになっているらしい
このフェリー会社、実は新日本海フェリーのグループ会社で母港は小樽港ということになっているらしい
ここから九州の旅が始まります(=゜ω゜)ノ
フェリー下船後、阿蘇大観峰まで深夜の九州を南下
駐車場で仮眠をとってそのまま夜明けを迎えました
午前7時前、仙酔峡に到着です
今日の登山はここからスタート(=゜ω゜)ノ
昔は火口東展望所までロープウェイで行けたようです
火口まで至近距離なので緊急避難壕が点在しています…
これは圧巻の眺め！！！
火口の奥には烏帽子岳と杵島岳が並んでいます
火口の反対側には西展望所の建物が見えているけど、あちらは昨年の噴火のダメージが大きく今も立ち入ることができません。なので、ここ東展望所が今現在阿蘇山の火口に一番接近できるポイントになっています🌋
なので、ここ東展望所が今現在阿蘇山の火口に一番接近できるポイントになっています🌋
火口東展望所から先は中岳に向かって本格的な登山道にこれを見ると中岳直下の壁みたいな斜面を登れるの？と思ってしまうけど多分何とかなるんでしょう…😇
これを見ると中岳直下の壁みたいな斜面を登れるの？と思ってしまうけど多分何とかなるんでしょう…😇
（かなりの勾配だけど見た目ほど危険ではないです）
南岳・砂千里経由で草千里方面へ向かいます😀
登山道から少し外れた場所にピークがありますがしっかりと標識が立っています
帰りはこれを登り返すことになるんだよね…(;´・ω・)
景色に見とれているとうっかり転倒しそうになります
標高差250mくらいの急斜面を下って砂千里まで下りてきましたが、砂千里ヶ浜を横断する登山道は昨年の噴火で火山灰に埋もれているので通行できません
4年前に訪れたときはもっと黒い砂でしたが、今はまるで色が違います
さっきまであの壁の上を縦走してたと思うと少し怖い
全てが火山灰に覆われ人が立ち入ることのできない世界になってしまいました😓
砂と灰だけの世界を脱して少しずつ緑が出てきました
正面に見えてきたのは杵島岳ですねぇ
と思って調べたら「ハルリンドウ」という種類らしい
これは満開になったら凄いだろうなぁ
って、また歩いて帰らなきゃなんですけどね😓
（クルマを仙酔峡に置きっぱなし）
切れ目の向こうは熊本市方面です
今から山上を目指す人は日没まで到着できるんだろうかというくらい渋滞しています😓
杵島岳の御鉢を半周したところで古御池火口群の歩道へと入りました。ここも御鉢の縁を歩く感じで、あっちも御鉢、こっちも御鉢でわけわからなくなってきました😇まぁ火山だからね😇
まぁ火山だからね😇
お餅の正体はあと一歩のところで地上に出なかったマグマが地下で固まった溶岩ドーム
再びの皿山迂回ルートへ火山監視員の方に「この時間から中岳？」という顔をされましたが、仙酔峡にクルマを置いてきたことを説明したら納得されていましたw
火山監視員の方に「この時間から中岳？」という顔をされましたが、仙酔峡にクルマを置いてきたことを説明したら納得されていましたw
朝はたくさん人が歩いてたけどもう誰もいない…
もう16時半だもの😓
ここから先は少々急勾配だけど砂千里から中岳への絶壁に比べればどうってことない
速足で高岳火口壁の北側を回って仙酔尾根の降下点へ向かいます💦
通称「バカ尾根」という名前らしいけどこれは「バカの壁」なのでは…？(笑)
（いや、登りだとしてもここは絶望的に辛い）
感想
(第6次九州遠征)
5/2 0日目…所沢夕方発〜横須賀港まで移動
5/3 1日目…横須賀港〜[フェリー]〜新門司港上陸〜阿蘇山まで移動
5/4 2日目…阿蘇山登山
5/5 3日目…尾鈴山登山
5/6 4日目…風連鍾乳洞・臼杵石仏・稲積水中鍾乳洞・原尻の滝・岡城址観光
5/7 5日目…市房山登山＋曽木の滝観光〜蒜山まで移動
5/8 6日目…蒜山三山登山〜所沢着
今年の5月の大型連休は3年ぶりの九州遠征です🥳
昨年新しく就航した横須賀⇔新門司港を結ぶ長距離フェリーに揺られて九州に上陸して、まずは4月に噴火警戒レベルが「1」に引き下げられたばかりの阿蘇山へと真っ先に向かいました。
実は遠征の計画を練っていた段階では噴火警戒レベルが「2」だったので阿蘇山に登る予定は無かったのですがレベルの引き下げで予定は急遽変更です。今度遠征する時に阿蘇山の火山活動が落ち着いている保証はどこにも無いし、こういう山は登れるときに登っておかなきゃね…😇
阿蘇山には4年前の百名山踏破の旅の中でも一度登ったことがあるのですが、今回は前回の阿蘇山登山で歩けなかった仙酔峡からのコースを歩きたかったのと、ピークをまだ踏んだことのない烏帽子岳にも登りたかったので、仙酔峡を起点にそれらを強引に繋いで歩き回った結果、11時間半・25kmのロングハイキングになってしまいました(笑)
だけど、そういう歩き方をしたことで、活火山の雰囲気たっぷりの中岳や砂千里から緑に溢れる烏帽子岳〜杵島岳と草千里まで、阿蘇山のいろんな表情を感じ取ることがでました。砂千里から草千里に向かって歩いていくとき、砂漠のような風景がだんだんと緑色に変わっていくのを感じながら歩くのは醍醐味です。
あと、今回の山行で思いがけず楽しめたのがミヤマキリシマです。
ミヤマキリシマの見頃は5月の終わり頃だと思っていたのでほとんど期待はしていなかったのだけど、仙酔峡も烏帽子岳も三分咲きくらいになっていました。満開になったらホントに凄い風景になるんだろうなぁ…、とは思うものの5月の終わり頃にまとまった休みを取って九州遠征をするのはほぼ不可能なので三分咲きを見れただけでも満足せねば😓
最後に、阿蘇山の登山道は基本的によく整備されていてどこを歩いていても危険な目に遭うことはほぼありませんが、仙酔尾根ルートの下りだけはヤバかったです。仙酔尾根は通称「バカ尾根」なんて呼ばれてるそうですが、あれはどう見てみも尾根ではなくて壁です。。
うっかり下山で利用してしまいましたが、登りの方が安全ですね。まぁあの壁のような登山道を登ったらそれはそれで心が折れそうだけど…(笑)
そんなわけで、九州遠征1座目の阿蘇山。天気にも恵まれて、朝から夕方まで一日かけて満喫できました！！(*'ω'*)
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