稜線は晴れているか(両神山八丁尾根・坂本コース)


- GPS
- 06:21
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 2,032m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:16
天候 | 晴 後 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:日向大谷口→両神温泉薬師の湯→西武秩父駅 |
写真
感想
昨年のテーマだった「岩と幕営」は今年も継続。もう少しレベルを上げて行きたいと思い、今回は岩についてレベルアップを図るべく、両神山八丁尾根へ行ってきました。
両神山八丁尾根(八丁峠コース)は、急峻な岩稜帯歩きと連続する鎖場のアップダウンを要求されることで有名なハードなコースです。加えて公共交通機関でアクセスすると、1時間半以上の車道歩きを要求される秩父市中津川の出合バス停からか、踏み跡不明瞭な区間を擁する小鹿野町坂本バス停からか、いずれかのルートを選択することとなります。どちらにせよ、アプローチからして遠くて厳しいです。(坂本コースは二度と歩きたくないという人も多数見かけます)
実際歩いてみての自分の感想ですが、以下の通りです(あくまで個人の感想です)
○坂本コース(坂本BS→八丁峠)
→地形図の神社地図記号のポイントまではかなり明瞭な道。その先急激に道が荒れ始め、何度も渡渉を繰り返したのち、急斜面を九十九折りに登っていくので、遠くまで見渡してピンクテープや踏み跡(らしきもの)をよく確認しながら進めばよい。ルートファインディング能力はそれなりに問われるが、求められるレベルはそこまで高くなく、途中朽ちたり壊れたりした県の道標や地元山岳会の指導票で答え合わせ可能。九十九折り区間や繰り返すトラバース区間では躓きからの滑落注意。
○八丁尾根(八丁峠→両神山剣ヶ峰)
→序盤から急峻なアップダウンを繰り返す上、痩せ尾根が終始続く。無名峰を含む途中のピークも狭いところが多く、休憩に適したポイントが少ないので、剣ヶ峰に到着するまで緊張感が絶えない(が、めちゃくちゃ楽しい)。西岳手前の無名峰、西岳、龍頭神社奥社、東岳あたりが複数人で休憩出来そうなポイント。西岳から東岳の間に特に鎖場が連続し、八丁峠から剣ヶ峰に向かう南行ルートでも鎖場の下り通過あり。岩稜帯歩きにそれなりに慣れていることも必要だが、連続する鎖場を通過していく体力がより必要。
両神山はちょうど1年前に登頂しており、その時は日向大谷口からのピストンで、お目当ては初めての両神山登頂に加えて、見頃を迎えていたアカヤシオツツジの観賞でした。今年は天候の影響もあって6分咲きで終わる気配があるようですが、それでも八丁尾根から両神神社まで出迎えてくれた桃色の花にはかなり癒されました。行程上、のんびりと眺めているわけにもいきませんでしたが、今度アカヤシオの季節に登れるなら、清滝小屋に1泊して両神山荘訪問と併せてのんびりお花見したいものです。
詳細はblogにて
https://ameblo.jp/pyonms/entry-12741593178.html
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