山行記録: 令和4年度雪上基礎講習会

記録ID: 4312723

全員に公開

講習／トレーニング

剱・立山

令和4年度雪上基礎講習会

2022年05月20日(金) ～ 2022年05月22日(日)

富山県

Naosako その他5人

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 15:40
距離: 13.3km
登り: 1,536m
下り: 1,480m

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歩くペース

標準

1.1～1.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 2:49
休憩: 0:44
合計: 3:33

距離 4.5km 登り 514m 下り 415m

9:07

18分

室堂

9:25

14分

みくりが池

9:39

9:41

12分

雷鳥荘

9:53

10:06

106分

雷鳥沢キャンプ場

11:52

12:21

19分

剱御前小舎

12:40

剱沢キャンプ場

2日目

山行: 7:36
休憩: 1:55
合計: 9:31

距離 4.0km 登り 628m 下り 580m

5:20

202分

宿泊地

8:42

9:12

9分

一服剱

9:21

19分

剣山荘

9:40

6分

剱澤小屋

9:46

11:11

220分

剱沢キャンプ場

14:51

剱沢キャンプ場

3日目

山行: 3:40
休憩: 0:20
合計: 4:00

距離 4.8km 登り 418m 下り 496m

6:08

39分

剱沢キャンプ場

6:47

7:07

175分

剱御前小舎

10:02

6分

立山室堂山荘

10:08

ゴール地点

天候	1日目　曇　0～8度（前進基地） 2日目　曇時々雪　気温は同じくらい 3日目　晴　通して風は弱い
過去天気図（気象庁）	2022年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスケーブルカー（ロープウェイ／リフト）アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	・雷鳥沢上部はアイゼンがあった方が良い・御前小屋～別山の北向きの雪庇は崩落注意・早朝も雪は固くならない・全体的にシュルンドが多いため、スキーは特に注意
予約できる山小屋	立山室堂山荘 Yamatanで予約する雷鳥沢ヒュッテ Yamatanで予約する剱澤小屋 Yamatanで予約する剣山荘 Yamatanで予約する

写真

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2022年05月20日 12:01撮影 by iPhone SE (2nd generation), Apple

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5/20 12:01

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

Naosako

5/18
夜行バスで富山へ。VIPライナーという便名の通り超快適だった。値段は4000弱。鹿児島大(略称かだい)の探検部で講習生の方と一緒になった。

5/19
　研修会初日は座学と準備。
　座学は読図と医療についてそれぞれ90分程度。既知の事項が多かったが、重要項目は部で再共有したい。
　準備では①学びたいことの優先順位づけ、②入山経路決め、③危険予知訓練、④装備チェック&団体装備振り、を行った。
　①について、我々の班は雪上での支点構築を中心に学ぶことに。
　②について、夏のリーダー研では2日目と3日目の行程を講習生のみで決めたが、前進基地までの入山経路以外、講師の方が全て決めてくれた。
　③について、視界不良時の道迷いの可能性について指摘を受けた（高度計の利用など）

5/20
　室堂到着後、30分ほど休んでから出発。休憩中にパルスオキシメーターで血中酸素飽和度を確認。最短ルートの夏道沿いを適当に歩いて御前小屋へ。ちょこちょこ硬い部分がある。御前小屋からは別山の雪庇に注意しながらキャンプ場へ。整地して新品のスタードームを建て、水分をめちゃくちゃ（五杯以上）とって就寝。

5/21
　適当な雪壁を登り一服剣まで。大きめのシュルンドを越えダイレクトにピークへ詰めあがるルートを選択。緩んであるので確保の必要は感じなかったが、スタカットの練習のため50mロープで4ピッチとった。支点は大体スノーバーかスコップで構築。全ピッチリードさせてもらった。そのまま別山付近まで縦走予定だったが、視界不良&足の感覚がなくなった講習生がいたので、一旦幕営地まで引き返し、1時間半ほど休憩。
　11時頃訓練を再開し、別山南峰付近の西斜面（通称アメリカ大陸のクライマーズレフト）に移動。スタカットで登高し、ボラードを支点に懸垂で下降した。
　帰着後は、ぼこぼこの床を平らにするよう指示を受け、30分ほど作業。かなり平らになった。

5/22
　普通に雷鳥沢キャンプ場まで移動し、ブルドーザーのトレース（通称ブル道）で搬送訓練。部活でやっているものと大きくは違わなかったが、複数の重要なポイントを新たに学ぶことができた。1時間ほど引き上げたが室堂には届かず。重労働だった。