記録ID: 4351527
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳BC/大雪渓での滑り納め
2022年05月29日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が繋がるのは林道終点の少し上より。長走沢渡渉地点など必要箇所は架橋されており安全に渡れます。 大雪渓はデブリ少なく比較的きれいな状態。小雪渓少し下にクラック1箇所のみ見受けられました。白馬岳頂上宿舎直下付近は夏道が出ていますが、東側に狭く雪が繋がっていました。 |
その他周辺情報 | 白馬村の少し東ですが、ぽかぽかランド美麻(大町市)で汗を流しました。 |
写真
2:20 猿倉荘前駐車場(1,230m)出発
鑓温泉へ向かった2週間前と違い、樹林帯の雪はほぼ消えています。大駐車場から林道を歩くほうがシートラには好都合なんですが。
2:53 長走沢(1,340m) ※当写真
前日に開山祭と記念トレッキング大会があったためか、既に架橋されていて大助かりです。
以前にここの渡渉で足を濡らしたことがありました。
鑓温泉へ向かった2週間前と違い、樹林帯の雪はほぼ消えています。大駐車場から林道を歩くほうがシートラには好都合なんですが。
2:53 長走沢(1,340m) ※当写真
前日に開山祭と記念トレッキング大会があったためか、既に架橋されていて大助かりです。
以前にここの渡渉で足を濡らしたことがありました。
3:12 林道終点(1,420m)
雪がしっかりと付いているのを見てアイゼンを装着。
少し先の細い沢も板が渡してあって楽々通過できました。
4:00 白馬尻(1,540m) ※当写真
白馬尻の少し下から完全に雪が繋がっていました。
写真にも写っているのですが前方に正体不明の青白い光。
だいぶ接近してテントと分かりました。ちなみに自分は
目に見えるものしか信じないのでこんな場合も大丈夫です。
雪がしっかりと付いているのを見てアイゼンを装着。
少し先の細い沢も板が渡してあって楽々通過できました。
4:00 白馬尻(1,540m) ※当写真
白馬尻の少し下から完全に雪が繋がっていました。
写真にも写っているのですが前方に正体不明の青白い光。
だいぶ接近してテントと分かりました。ちなみに自分は
目に見えるものしか信じないのでこんな場合も大丈夫です。
6:04 小雪渓の急斜面登り始め(2,170m)
大雪渓に入ってから約2時間。最も頑張りどころの急登に入ります。
夏山シーズンだとアイゼンを外して尾根を登る局面。この尾根はまだまだ殆ど雪に埋もれています。
大雪渓に入ってから約2時間。最も頑張りどころの急登に入ります。
夏山シーズンだとアイゼンを外して尾根を登る局面。この尾根はまだまだ殆ど雪に埋もれています。
自分は雪が切れていても夏道に沿うように登りました。
頂上宿舎直下で雪が切れて夏道を少しだけ歩きます。
8:00 白馬岳頂上宿舎(2,720m)
いつも雪が残っている、稜線直下最後の急登を眼前に一息入れました。
頂上宿舎直下で雪が切れて夏道を少しだけ歩きます。
8:00 白馬岳頂上宿舎(2,720m)
いつも雪が残っている、稜線直下最後の急登を眼前に一息入れました。
8:13 稜線に到達!(2,750m)
白馬山荘が見えてくると待望の稜線に到達です!がしかし、
かなりの強風でスキーが煽られます!
大雪渓でもそれなりに風がありましたが、この先山頂まで大変そう。
特に問題なければシートラのまま山頂へ到達したいけど、
今回は安全第一にスキーをデポしていくことにしました。
稜線はほぼ雪が消えているので、アイゼンも外します。
白馬山荘が見えてくると待望の稜線に到達です!がしかし、
かなりの強風でスキーが煽られます!
大雪渓でもそれなりに風がありましたが、この先山頂まで大変そう。
特に問題なければシートラのまま山頂へ到達したいけど、
今回は安全第一にスキーをデポしていくことにしました。
稜線はほぼ雪が消えているので、アイゼンも外します。
9:01 白馬岳山頂(2932.3m)到着!
着きました!
猿倉を出発してから6時間40分ほど。自分にとって馴染みの山ですが、何度目でも嬉しいものです。
因みに自分が初めて登ったアルプスの山がこの白馬岳であり、しかも今年はそれからちょうど10年になります。
でも10年前にはまさか長野に引っ越すことになるとは想像すらしていませんでした。
人生どうなるか分からないものです。
風はそれなりにあって寒いものの、居続けられないほどではありませんでした。
着きました!
猿倉を出発してから6時間40分ほど。自分にとって馴染みの山ですが、何度目でも嬉しいものです。
因みに自分が初めて登ったアルプスの山がこの白馬岳であり、しかも今年はそれからちょうど10年になります。
でも10年前にはまさか長野に引っ越すことになるとは想像すらしていませんでした。
人生どうなるか分からないものです。
風はそれなりにあって寒いものの、居続けられないほどではありませんでした。
剣、立山を見やりながら下っていきます。
10:05 スキーデポ地点に戻る(2,770m)
稜線上の強風を避けて、一段下がったところで滑降準備。
10:23 滑降開始
登りのトレース沿いに下りることにしたので、すぐに一旦スキーを外すことになります。
10:05 スキーデポ地点に戻る(2,770m)
稜線上の強風を避けて、一段下がったところで滑降準備。
10:23 滑降開始
登りのトレース沿いに下りることにしたので、すぐに一旦スキーを外すことになります。
12:08 白馬尻(1,540m)到着!
頂上宿舎から1時間20分ほどで白馬尻へ降り立ちました!
休憩や撮影を含めてもやはり下りは早いものです。
夏場、小屋が建つ辺りで大雪渓滑降の余韻に浸りながら小休止を入れました。
12:26 出発
頂上宿舎から1時間20分ほどで白馬尻へ降り立ちました!
休憩や撮影を含めてもやはり下りは早いものです。
夏場、小屋が建つ辺りで大雪渓滑降の余韻に浸りながら小休止を入れました。
12:26 出発
12:28 白馬尻の少し下にて滑降終了(1,480m)
ここで本当に今季の山スキーは滑り納めとなります。
正月明けの黒姫・佐渡山を皮切りに今季もあちこちの山で楽しめました。
充実感と少し寂しさの混じった心境でスキーを外します。
ここでは沢のほうへまだ雪が続いているので、誤って下りないよう注意が必要。
夏道の入口には赤テープもあり、見逃さないようにしましょう。
12:37 出発
雪はすっかり緩んでるのでアイゼンは不要ながら踏み抜きに要警戒。
ここで本当に今季の山スキーは滑り納めとなります。
正月明けの黒姫・佐渡山を皮切りに今季もあちこちの山で楽しめました。
充実感と少し寂しさの混じった心境でスキーを外します。
ここでは沢のほうへまだ雪が続いているので、誤って下りないよう注意が必要。
夏道の入口には赤テープもあり、見逃さないようにしましょう。
12:37 出発
雪はすっかり緩んでるのでアイゼンは不要ながら踏み抜きに要警戒。
13:41 猿倉荘(1,240m)到着!!
着きました!!
猿倉荘へ下りる最後の夏道が足に堪えました。
やはり大駐車場へ向けて最後まで林道を下りるほうが楽です。
これ以上ない登山日和。最高の好天で滑り納めることができました。
着きました!!
猿倉荘へ下りる最後の夏道が足に堪えました。
やはり大駐車場へ向けて最後まで林道を下りるほうが楽です。
これ以上ない登山日和。最高の好天で滑り納めることができました。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
レインウェア
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
正月明けからの山スキーシーズンも終盤。
2年ぶりの白馬大雪渓での滑り納めの日を迎えることになりました。
風がやや強かったけど、終日好天で最高の一日でした。
麓付近と稜線直下は少なそうですが、大雪渓の積雪に関しては例年並みでしょうか。
落石も例年と同様ですが、雪面を覆い尽くすようなデブリが無かったので、
思いのままにターンを描いてスキーを楽しめました!
2年前は殆ど人けなく、白馬山荘も休業していましたが、
ようやくいつもの賑わいが戻ってきた白馬岳でした。
いつも直前に計画を決める自分としては、山小屋やテン場が予約など
しなくても従来どおりに使える日が戻るよう願いたいものです。
それはともかく、山スキーシーズン4年目も終了。
これからは気持ちを切り替えて、夏に向けて調子を上げていきたいところです。
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おはようございます。
スマホで拝見していましたが
コメントが遅くなりすみません。
白馬は ルーンさんがはじめて
アルプスは 白馬へ登られたのが
もう10年前になりましたか。
そのころには
まさか信州へ移住されるとは!
思ってなかったです。
あのながーい雪渓を
板を担いで アイゼン付けて
登られたんですね。
猿倉から なんと6時間40分。
板を担いでおられるのに、早いですね。
山頂で大展望を楽しまれて
下りはさわやかに、スキーを履いて
すーっと白馬尻まで2時間30分
やはり はやいーですね。
名残惜しく 板を外され
今年のバックカントリーを振り返られたかした。(⌒∇⌒)
次は新緑の 山々を歩かれるかしら。
それもまた 楽しみです。
冬季の雪景色を沢山見せていただきまして
ありがとうございました。
いつもコメントまでいただきまして、ありがとうございます!
お忙しい時には拍手をいただくだけでも十分に嬉しいですので、
ご無理なさらないでくださいね。
「10年ひと昔」は本当にそうだと思います。
元々は話のタネになるかと思い立った白馬三山縦走でした。
それがアルプス登山、テント泊に繋がり、長野への道の始まりになったんです。
今の時期の朝は基本的に雪が硬く締まって、アイゼンの効きが良くサクサク進めるんですよ。
といっても自分は元々のペースがゆっくりで、今回も雪山登山の方数人に追い抜いていただきました。
今回は稜線上が強風でスキーは白馬山荘の下にデポしましたが、
山頂は撮影できないほどの風力ではなかったので幸いでした。
白馬岳山頂の絶景は何度見ても飽きないですね。
滑降はいつものように撮影、休憩を挟みながら、最後となるザラメ雪の感触を味わいつつ、
白馬尻まで滑り納めを楽しみました。
約5ヶ月にわたった今季も終了しました。
毎回、しっかりご覧いただき、コメントまでありがとうございました。
6月からの無雪期登山もどうぞよろしくお願いします。
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