三ッ峠山 屏風岩 マルチ訓練

 山梨県
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								 ShoNu
			
				その他1人
								ShoNu
			
				その他1人	- GPS
- 02:02
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 660m
- 下り
- 616m
コースタイム
| 天候 | 晴れ → 夕立 → 晴れ | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 | 
| アクセス | 利用交通機関: 
																																								自家用車										
																																																 | 
| 予約できる山小屋 | 三つ峠山荘 | 
写真
装備
| 個人装備 | 
																登山靴
																ザック
																雨具
																防寒着
																着替え
																プラティパス
																行動食
																非常食
																シュラフカバー
																メタ
																ライター
																ナイフ
																コンパス
																笛
																細引き
																地図
																計画書
																ヘッドライ ト
																予備電池
																時計
																現金
																携帯電話
																身分証
																保険証
																筆記具
																ハーネス
																ヘルメット
																ルベルソ
																環付ビナ*3
																カラビナ*3
																PAS*1
																スリング*2
																皮手袋
																クライミングシューズ
																ハンマー
																ハーケン*3
																医療具
															 | 
|---|---|
| 共同装備 | 
																50 mハーフロープ*2
																ヌンチャク*4
																ギヤラック
																環付き*5
																カラビナ*8
																60cmスリング*4
																120cmス リング *5
																カム一式
																捨て縄
															 | 
感想
					 マルチピッチ訓練のため,三ツ峠山の屏風岩に,初めて.
外岩は前シーズンぶりだからほぼ1年ぶりかな.クライミング目的のため,アプローチの時間短縮ができる裏登山道からアクセスする.
 まずは「中央カンテルート」を登るつもりだったが,先客がいたので「亀ルート」にとりつく.階段状を登って第一バンドに乗る.08:30
アルパインの訓練なのだからザックを背負ったまま登るほうが訓練になるといい,5, 6 kg程度だと思われるザックを背負って登り始める.が,初手で体が上がらず空身に切り替える.私がリードを交代した時点で 10:00 くらいだったか.この後のリードは全て私が担当した.
 3ピッチ目終了点からの八寸バンドは「亀ルート」ではトラバースが正解だが,ホールドがなく結構恐怖に感じたので,トポを信じられず真上の「鶴ルート」側へ登る.しかし,その後ボルトなどの支点も見当たらず,左へのトラバースは支点がないので危なそう.ルートに迷うが,右側に少し古めのボルトと5本ほどの残置スリング・捨て縄が見えたのでそちらへ逃げる.
 4ピッチ目の終了点でこれより上に支点が見当たらない上,12:00 を過ぎてお腹も空いてきたので,懸垂下降で降りる方針にする.すぐにロープダウンしたいところだが3ピッチ目前後にいる後続パーティー(5人)に干渉するので,通り過ぎるまで待機.夕立が心配だったが,この時に見た気象庁の雨雲レーダーでは1時間先まで降雨の予想はなし.だがしかし,この10分後くらいに「サァー」という沢の音のようなものが近づいてくる.雨の音なのか気のせいなのかと思っているうちに,大粒の雨がバラバラ降ってきた.「あーおわったー」となるが,すぐに降りるわけにもいかず岩壁で雨に打たれながら待つ.
 夏の雨とはいえ,標高も高いので気温は涼しめ.雨にぬれると予想以上に寒くなる.寒さに耐えながら,後続の最後の一人が八寸バンドを渡るのを待ち,振り分け懸垂で降り始める.「3ピッチ目の終了点で懸垂支点を構築しなおす」と相方と話していたが,足場は広くないし,早く下まで降りたくなってしまったので,1ピッチ目の第一バンドの取り付き(ザックをデポしたとこ)まで一気に降りる.雷がゴロゴロなる中,雨に打たれる懸垂下降はなんてスリリングなんだ.稀な経験をしたものだ.
 ロープの回収確認をする.すんなり動いたので相方に合図をして下降を待つ.待っている間に雨は上がって最悪の事態にならなかったと胸をなでおろす.デポしたザックと自身はもちろんびしょぬれ.沢登りの後のような気分だ.
 相方が降りてきてからロープを回収しようとするが,ある程度引くとどうにも動かない.左に数メートル移動してから引くがこれもダメ.一度逆方向に引いてからやり直すと,引っ掛かりが取れたような感覚があり無事回収できた.単純にテラスのリッジや枝などに引っかかっていただけだと予想される.
 【反省】
 天気予報では降雨の可能性があったのだから,最悪の想定をしてレインウェアだけでも携帯するべきだった.
 終了点に残置スリング・捨て縄が多い.ナイフも常に携帯するべきだった.懸垂下降した4ピッチ目では,残置が邪魔でボルトにカラビナが通らない.しかもアメリカンデストライアングルで設置されているのだから質が悪い.待ち時間にカチカチになったダブルフィッシャーマンをほどいて回収した.
 懸垂下降する地点がテラスの上や,草木が干渉するような場所の場合(4ピッチ目),ロープ回収時にロープの流れが悪くなることがあるので,すぐ下の終了点で懸垂を構築しなおすべきだった.そうすることで,仮にロープが回収不能になった場合でも登り返す手間が少なくなる.
 他パーティーとの兼ね合いで,長時間の待ちが発生してしまった.
 懸垂下降のバックアップシステムは,ATC よりも下側に設置する.
 2本のロープの接続は,ダブルフィッシャーマンズノットでもいいが,2重のオーバーハンドノットでやってみる.
わんこ達に会いにまた来るしかない
					
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