記録ID: 4568419
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ハイキング
奥武蔵
秩父 西門平🚏〜城峯山〜破風山〜満願の湯♨
2022年08月09日(火) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:29
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:45
距離 14.2km
登り 1,075m
下り 1,394m
15:42
ゴール地点
城峯登山は一番早く登れる西門平バス停から。バスは皆野町町営、本数がない。前回同様、高校生と一緒、夏休みなのに、補習かな?バスを待つ間、近くの綺麗なローソンで朝食。スタートが遅くなるのは致し方ないが、そのため山行きに余裕がなくなる。今回、山の途中でカフェに寄ってしまったので、帰りは最終バスになった。17:15秩父温泉前から皆野駅前まで、皆野駅前で鰻丼を所望した。遅れることは悪いことばかりでもない。御蔭で美味い鰻丼に出会え、しかも、宝登山山頂でいつもお世話になるおばあちゃんに店で会えた。今年卒寿なのにそう見えない元気なおばあちゃん。良く、鰻屋に来られるそうな。それで若いのか!
| 天候 | 朝から暑い。山も暑い。風はほぼなし。からりとは晴れていない。雲多し。但し、標高1000m近くまで上ると途端に涼しくなる。日陰は涼しい風が吹く。下れば一緒、城峯山の山頂近くはいいのだが、天狗山から破風山へ続く尾根沿いの道は特に暑かった。もろに直射日光。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
06:08 所沢 西武池袋線準急・飯能行 06:42 飯能 西武池袋線・西武秩父行 07:33 西武秩父 徒歩 07:40 御花畑 秩父鉄道・羽生行 07:53 皆野 徒歩ローソン朝サンドカフェ 08:23 皆野 日野沢行 08:54 西門平 帰り:17:15 秩父温泉前 役場前行 17:30 皆野 徒歩 鰻屋 18:02 皆野 秩父鉄道・三峰口行 18:15 御花畑 徒歩 18:24 西武秩父 西武秩父線・池袋行(ラビュー) 19:24 所沢 西武新宿線急・西武新宿行 19:32 小平 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
○西門平バス停〜城峯山:ほぼ道が整備されている。道標が随所にあり、迷うことはない。一部苔生しているところがあり、滑らないように要注意。上り常道、下山まき道で往復のアクセント。もう一本道が見えたが、整備されているか分からないのでやめた。城峰山は秩父事件の主戦場になり、石間峠への錯綜する道が、政府軍を翻弄させたくらい、様々な道があるので迷わないように。藪漕ぎ、蜘蛛の巣攻撃余りなし。 ○西門平登山道入口〜八坂神社(天狗山登山道入口):予定では西門平バス停へ戻るルートとしていたが、戻らず、上から攻めることとした。道標はない。道はほぼ車道で、歩きやすい。途中、天空の楽校があり、一息できるのでいいのではないか? ○八坂神社(天狗山登山道入口)〜天狗山〜破風山:林道を抜け人家の脇から入っていく。道標あり、道に迷わず、登れる。歩きやすい。藪漕ぎ、蜘蛛の巣攻撃なし。天狗山〜破風山は尾根沿いで、修験行者の修行の道にて危険。一歩間違えればになる、痩せ尾根、鎖場あり。くれぐれも心して通るべし。 ○破風山〜満願の湯:道標通り行けば迷わず行ける。但し、山靴の道から風戸にまず向かう。藪漕ぎ、蜘蛛の巣攻撃なし。満願の湯に下りたと思ったら、そこは温泉ステーションなので入れない。温泉へはそこから民家の間をまた抜けて行くので要注意。 |
| その他周辺情報 | ○天空の楽校:西門平登山道入口から車道を若干上ったところにあり、雰囲気、景色最高のオープンカフェ。一息入れるのに最高。ちまきとカフェの取り合わせが面白い。1000円ランチお試しあれ。 https://www.tenku-school.com/ ○満願の湯:言わずと知れた源泉かけ流し。破風山に登れば、帰りには決まりでしょ。但し、サウナに入れないのが残念。入館料は平日850円、土日休祭日1000円也、平日いくべし。 https://www.chichibuonsen.co.jp/ ○割烹坂本屋:皆野駅とバス停の間、鰻丼は頼んで30分掛かる。満願の湯で電話注文し、バスで15分、電車が来るまでの30分しかなかったので丁度間に合った。美味い。頼んだのは1匹もので3300円、値段に見合う味と量。 https://kappou-sakamoto.gorp.jp/ |
写真
また皆野駅のバス停。また高校生と一緒。バスを待つのは奥に見えるローソン。また登山客”0”。秩父鉄道を下りると香る鰻の蒲焼。染みついているようだ。一度は食べたいと思っていたら。何と今日食べられることになるとは思いも寄らず。然も意外な再会が待っていた。縁は異なもの味なものとは良く言ったものだ。鰻の香が結びつける。
またバスは高校生の一群が下りると私一人。終点間際まで乗る。西門平バス停は門平入口、東門平の次なので、くれぐれも間違って下りてしまわないように。西門平バス停の先に登山道があるが、道標はない。
まき道、まき道で下りて登山口へ。予定では西門平バス停まで下りて八坂神社の天狗山登山口に向かうところ、また山に入り、天狗山に向かうこととした。下りて上るより、上って下りる方が楽かもしれないと判断。車道を歩く。途中、天空の楽校を見つける。工程の半分しか来ていないが、ついつい誘われて、入ってしまう。ちまきと名水アイスコーヒーを頼むことに。950円也。ランチ1000円で甘いものが付く。コスパは1000円でしょう。
満願の湯に到着。嬉しい。しかも、温泉のフロントで聞くと17:15発のバスがあるとのこと。1時間半の余裕がある。ゆっくり風呂に入って生ビール。しかし晩御飯には早い。どうするか?皆野駅前の鰻屋が思いつく。まず吉見屋が有名なので電話する。何ともう既に予約で売り切れとのこと。次に駅に近い坂本屋。バス停に着き、電車待ちの30分で食べられるか聞く。予約すれば作ってくれる由、もう予約せざるを得ない。並だと鰻半分、上だと一匹、人間は欲に弱い。3300円!清水の舞台で上を頼んでしまう。
坂本屋に着くと先着の御客の御婆さんが娘さんらしき方と一緒に御食事中、さてよ、どこかで会ったぞ。向こうは知っていたようだ。そうだ!宝登山頂上の神社奥宮の茶屋のおばあちゃんだ。毎年ロウバイの咲く時期、焚火にあたりながら、甘酒と焼きミカンを頂いている、今年卒寿に見えない。娘さんらしき方のお誕生日で食べに来たとのこと。縁は異なもの味なもの。鰻が縁でまた会えた。嬉しいものだ。今日の山行きでいつも宝登山を見ていたから会えたのか?
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
コンプレッションインナー
短パン
スポーツシャツ
靴下
グローブ
リストバンド
日よけ帽子
登山靴
ザック
スマホケース
栄養ドリンクゼリー
防犯ブザー
ベアスプレー
ヘッドランプ
携帯バッテリー
ケーブル
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
スマホ
タオル
ストック
着替え
|
|---|
感想
城峯登山はのんびりゆっくり歩くに丁度いい。途中途中に眺望があり、水場ありで楽しめる。対照的に天狗山から破風山は少々危険な尾根沿いの道、如金峰に痩せ尾根。気は抜けない。修験行者の修業の道なので覚悟が必要。しかし、眺望に優れ、低山ながら360度風景を楽しめる。城峯山と破風山登山は山の様々な面が楽しめてセットでいいのではないか?然も最後に温泉が待っている。駅に戻れば鰻も楽しめる。言うことなしではないか?そう山の楽しみを凝縮して味わえる最高の登山道だ。
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ucan














城峯山、破風山、私も大好きです。二座登頂とは贅沢かつ、骨の折れるコースですね。
大前山の石神は御嶽山座王大権現様です。台石に御嶽山の神紋があります。衣冠束帯の神像は十中八九、上記で間違いないと思います。造立は明治廿七年です。何度か通ってようやく銘文が判読できました。
とても暑かったとのこと、温泉と鰻も格別ですね。お疲れ様でした。
ありがとうございます。畏れ多くて、近寄って造立年を確認しませんでした。インターネットを括っても出てこなかったので、江戸のものとしてしまいました。山の下の大前氏のお墓がほぼ江戸時代だったので想定してしまいました。大前氏と大前山、修験の山との関係がインターネット上分かりません。修験道は明治に国家神道樹立と廃仏毀釈で厳しく状況におかれましたが、秩父では負けずに新たに像を作っていったのでしょうか?。そういえば神川御嶽山の御嶽山座王大権現も新しかったですね。いつのものか見ませんでした。montblanc55さんは確認されましたか?
尚、記事は訂正しておきます。ありがとうございました。
大前山の神像は、台石に大前氏と黒澤氏による造立と記されています。そういった情報はインターネットには皆無です。今度お時間がある時に石造物の銘文を見てみると面白いかもしれません。
御嶽信仰は明治以降、神道に転換することで信仰の存続を図ったようです。秩父に限らず各地にある御嶽神社というのがその名残ですね。
神川御嶽山の神像は銘文が無いので分かりませんが他の石碑などからも明治以降と思います。
黒澤とは御嶽山の黒澤村ですかね?里社若宮がある所です。黒沢氏と大前氏公認による御嶽山座王大権現造立となると、それが何故破壊されたままであるのか?不思議ですね。最早、廃仏毀釈によるものではないので、これもこのヤマレコから消しておきます。しかし権現は明治政府により禁止されてますので、名無しは致し方ないと考えるべきでしょうね。
黒澤氏とは大前氏と同じく地元の信者と思います。秩父にも黒澤姓があります。
明治以降、地元に御嶽山の神々を勧請し、自分達の行場や聖地にする動きが活発になるようなのですが、彼らは専業の宗教家ではない者が多く、そのまま藪山化してしまい神像のみが取り残されている場合があるようです。各地に〇〇御嶽山という山名がついているお山がまさにそれです。
権現の禁止に伴い、御嶽山国之常立神や御嶽山大神と名を変えますが、本質はやはり普寛行者の御嶽山座王大権現と解釈しています。
そうでしたか。元々、山の名は山岳信仰に結びつけられて付けられていることが多く、御嶽山が名として残る理由も分かります。通常、山に名があるのは由来があるからで、無ければただの山ですよね。日本は山ばかりですから。
後は、大前山の御嶽山座王大権現の右半身が切られたように壊れているのは雷や台風等自然現象によるものなのか気になりますね。
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