記録ID: 457845
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無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
笊ヶ岳（老平からピストン）
2014年05月31日(土) 〜
2014年06月01日(日)
山梨県
静岡県
yamax
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,620m
- 下り
- 2,608m
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5月31日 6：25老平−6：50林道終点−7：45広河原−8：35山の神−10：20桧横手山−12：20布引山−14：00笊ヶ岳（山頂にテント泊）
6月1日 5：15笊ヶ岳−6：30布引山−8：40山の神−9：10広河原−10：25老平
6月1日 5：15笊ヶ岳−6：30布引山−8：40山の神−9：10広河原−10：25老平
| 天候 | 2日間とも快晴でした！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山ポストは、老平駐車場を出て林道への入り口付近に設置されています。 ・全行程を通じて特に危険と感じる箇所はなかったかと思いますが、以下はやや注意が必要かと感じました。 −広河原：今回はジャンプ＆細い丸太を橋にしてうまく渡れましたが、増水時など要注意と思います。大雨の後などは、渡り返せなくなるかも。 −広河原~山の神：登山道に落ち葉が積もっていて、しかしその下には石がゴロゴロしていて、ちょっと歩きずらかったです。特に下りは、落石を起こさない様に要注意かと思います。 −布引山~笊ヶ岳：まだ雪がありましたが、アイゼンなし、ストックだけで問題なく通過できました。 −例の吊り橋：結構揺れて怖いです（笑）。 |
写真
今週は南アルプスでも南の方、山梨と静岡の県境に位置する山、笊ヶ岳（ざるがたけ）にやってきました。実はつい先日まで、笊ヶ岳にこの山梨側からも登れることを知らなかったんですよね(;´д｀)。まずはここ、老平（おいだいら）というところから登り始めます。目の前に、笊ヶ岳の手前の山である布引山が見えています（笊ヶ岳は、この右方向に隠れています）。
5/31 6:24
今週は南アルプスでも南の方、山梨と静岡の県境に位置する山、笊ヶ岳（ざるがたけ）にやってきました。実はつい先日まで、笊ヶ岳にこの山梨側からも登れることを知らなかったんですよね(;´д｀)。まずはここ、老平（おいだいら）というところから登り始めます。目の前に、笊ヶ岳の手前の山である布引山が見えています（笊ヶ岳は、この右方向に隠れています）。
しばらくは林道歩きなのですが、このトンネル、なかなかワイルドですねー。
こういうザレた場所が多いです。ちなみに、万が一左に足を滑らすと50~100mは滑落しますので、よそ見とかせずに慎重に進みます。
1
5/31 7:01
こういうザレた場所が多いです。ちなみに、万が一左に足を滑らすと50~100mは滑落しますので、よそ見とかせずに慎重に進みます。
この吊り橋、どんなにゆっくり歩いても、ふわーりふわーりとすごく揺れるんですよね・・・。今回の山行中の核心部というか、ハイライトともいうべき怖い場所でした(;´д｀)。
2
5/31 7:08
この吊り橋、どんなにゆっくり歩いても、ふわーりふわーりとすごく揺れるんですよね・・・。今回の山行中の核心部というか、ハイライトともいうべき怖い場所でした(;´д｀)。
広河原という、渡渉が必要となる場所に到着。川の向こう岸に渡ります。
ここをジャンプで通過しました。重いザックを背負ってのジャンプですので、なかなかキツイです。
こんな感じの九十九折の道を登ります。結構暑くて、持ってきた水が足りるかどうかちょっと心配になってきました（この山には水場とか小屋とか、一切ないので・・・）。
1
5/31 8:15
こんな感じの九十九折の道を登ります。結構暑くて、持ってきた水が足りるかどうかちょっと心配になってきました（この山には水場とか小屋とか、一切ないので・・・）。
桧横手山という途中のピークに到着しました。道標がないと気付かずに通過しちゃいそうです。
目指す笊ヶ岳がようやく見えてきました。左が笊、右が小笊という二つのピークがあります。
おおっ、見えてきましたね~、南アルプス3千メートル級の峰々が(*´∀｀)。写真左が上河内岳、右が聖岳ですね。
聖岳をアップしてみました。カッコよい山です。どことなく、北アルプスの常念岳に形が少し似ている様な。
布引山に到着しました（2583m）。あまり展望がないので、先に進みます。
こっちの方向だなということで、適当に進めそうなところを進みます。
おおー、ずら~っと見えてきましたね。左が赤石岳、右が荒川岳（悪沢岳）です。
赤石岳をアップ。それにしても、山がドデカくて、迫力があります。南アルプスの正式名称が「赤石山脈」というだけのことはある様な。
5
5/31 12:36
赤石岳をアップ。それにしても、山がドデカくて、迫力があります。南アルプスの正式名称が「赤石山脈」というだけのことはある様な。
いやー、長かった。笊ヶ岳頂上到着です（2629m）。これは背景に聖岳。
そしてこれが、笊ヶ岳から眺めた小笊です。天気が良ければ、この小笊の向こうに富士山が見えるはずなのですが。
頂上から5mほど降りたところに、平らで風も防げる絶好のテント場を発見。今夜の宿泊地とします。
翌朝、日の出ですね。前日は風もなく、寒くもなく、ぐっすりと良く眠れました。
見えてますねー、富士山！(￣ー￣)b 頂上にテント泊した甲斐がありました。
3千メートル峰たちも、朝日を浴びて輝いています。まず上河内岳。
さて、この展望をさんざん独り占めにできましたし、ボチボチ下山します。まずは目の前の布引山に引き返します。
おっと、この橋のことを忘れていました(;´д｀)・・・。もうちょっと立派な橋に架け替えてもらえませんかネ・・・。
林道を歩いていると、こんなところになんとカモシカが！この直前に例の「クマ出没注意」という、山によくある標識を目にしていたばかりだったので、ガサっという音がしたときは結構ビビリました。
3
6/1 10:06
林道を歩いていると、こんなところになんとカモシカが！この直前に例の「クマ出没注意」という、山によくある標識を目にしていたばかりだったので、ガサっという音がしたときは結構ビビリました。
老平に戻ってきました。下りは、わりとあっという間でしたね。・・・この後日帰り温泉に入り、渋滞を避けるべくさくっと中央道で帰宅。笊ヶ岳、登山者には2日間で数名しか会わず静かに山行を楽しめました。何よりも、南アルプスの絶景を山頂で独り占めできたのは、本当に来て良かったです。この夏あたり、何とか聖・赤石方面も縦走できたらいいんだけどなあ。
6/1 10:27
老平に戻ってきました。下りは、わりとあっという間でしたね。・・・この後日帰り温泉に入り、渋滞を避けるべくさくっと中央道で帰宅。笊ヶ岳、登山者には2日間で数名しか会わず静かに山行を楽しめました。何よりも、南アルプスの絶景を山頂で独り占めできたのは、本当に来て良かったです。この夏あたり、何とか聖・赤石方面も縦走できたらいいんだけどなあ。
感想
今週は南アルプスでも一番南の方に位置する山、笊ヶ岳にやってきました。標高差2千メートルを登るキツい山ですが、聖岳や赤石岳といった南アルプスの主要な3千メートル峰を眺める絶好の展望場所です。好天に恵まれ、頂上をテント泊で独り占めもできて、最高の山行となりました！(^o^)y
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