ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4624491
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山(プリンスルート)

2022年08月22日(月) 〜 2022年08月23日(火)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.6km
登り
1,491m
下り
2,431m

コースタイム

1日目
山行
4:15
休憩
0:50
合計
5:05
2日目
山行
6:40
休憩
2:10
合計
8:50
8:30
10
8:40
9:00
25
浅間大社奥宮
9:25
9:40
30
10:10
30
10:40
0
10:40
60
12:00
12:10
22
わらじ館
13:10
40
13:50
14:50
0
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
御殿場駅から水ヶ塚公園行き(御殿場口五合目経由)
 朝8時台は窓口が開いておらず、自動券売機では往復券しか買えません。
 片道だけでいいという方はPASMOが使えるので便利です。
コース状況/
危険箇所等
宝永山馬の背は風が強いことが多い場所だそうですが、今回は大丈夫でした。
走り六合から御殿場ルート新六合までのトラバースルートは、視界が良好だったため迷うことはありませんでした。
大砂走では途中から霧が濃くなりましたが、白いロープがよく見えたので迷うことはありませんでした。
その他周辺情報 大石茶屋はトイレ協力金100円です。かき氷が人気でした。
御殿場口五合目のトイレがきれい&無料で助かりました。
予約できる山小屋
御殿場口七合四勺・わらじ館
頂上富士館
富士宮口五合目からスタート。レストハウスがなくなっており悲しい気持ちになりましたが、登山口はいろいろな花が咲いていて癒されました。これはイワオウギでしょうか?
富士宮口五合目からスタート。レストハウスがなくなっており悲しい気持ちになりましたが、登山口はいろいろな花が咲いていて癒されました。これはイワオウギでしょうか?
高所順応のため、六合目までゆっくり登ります。このあと、宝永山荘で月見ラーメン800円を頂きました。トイレ協力金は200円。
高所順応のため、六合目までゆっくり登ります。このあと、宝永山荘で月見ラーメン800円を頂きました。トイレ協力金は200円。
宝永第一火口のなかで、大好きなフジアザミに遭遇。虫が蜜を吸いにきていることが多い花ですが、このときもそうでした。こんなところで立派に根をはっていて尊敬します!
宝永第一火口のなかで、大好きなフジアザミに遭遇。虫が蜜を吸いにきていることが多い花ですが、このときもそうでした。こんなところで立派に根をはっていて尊敬します!
ホタルブクロも咲いていました。花があるのはやはりいいですね。
ホタルブクロも咲いていました。花があるのはやはりいいですね。
いよいよ本日最大の難所が始まります!
いよいよ本日最大の難所が始まります!
大きく踏み出すとずるっと下がってしまうので、小さな歩幅で焦らず進みます。上を見ると「まだあんなにあるんか〜」と気持ちが萎えてしまうので、地面を見ながら無心に歩きました。
大きく踏み出すとずるっと下がってしまうので、小さな歩幅で焦らず進みます。上を見ると「まだあんなにあるんか〜」と気持ちが萎えてしまうので、地面を見ながら無心に歩きました。
やった!ついに宝永山頂に来ました。展望はありませんでしたが、いつか行きたいと思っていた場所に来られて満足です。
やった!ついに宝永山頂に来ました。展望はありませんでしたが、いつか行きたいと思っていた場所に来られて満足です。
馬の背から走り六合を過ぎ六合目へ向かいます。視界がよければ迷うことはないと思いますが、落石には耳をすませて注意しておいたほうがよさそう。プリンスルートは茶色い看板でした。
馬の背から走り六合を過ぎ六合目へ向かいます。視界がよければ迷うことはないと思いますが、落石には耳をすませて注意しておいたほうがよさそう。プリンスルートは茶色い看板でした。
御殿場口登山道の六合目に着きました。宝永山までの道と違って登りやすい道です。地面が固いって素晴らしい!
御殿場口登山道の六合目に着きました。宝永山までの道と違って登りやすい道です。地面が固いって素晴らしい!
1日目は砂走館に宿泊しました。山頂がよく見えました。
1日目は砂走館に宿泊しました。山頂がよく見えました。
夕方には影富士も。しかし、高山病のせいか寒くて食欲がなく、景色を楽しむ余裕なし…すぐに布団に潜り込みました。
夕方には影富士も。しかし、高山病のせいか寒くて食欲がなく、景色を楽しむ余裕なし…すぐに布団に潜り込みました。
ご来光は砂走館の前から。日の出前の空の色の移り変わりが美しい…!山中湖も見えました。
ご来光は砂走館の前から。日の出前の空の色の移り変わりが美しい…!山中湖も見えました。
赤い登山道。黄色い土や紫の土なども見かけました。地質学に詳しい人にはきっと楽しいんだろうなぁ。
赤い登山道。黄色い土や紫の土なども見かけました。地質学に詳しい人にはきっと楽しいんだろうなぁ。
大きな岩などはないので登りやすい登山道なのですが、とにかく長い!疲れた時には足をとめて振り返り、宝永山や二子山を見て一息つきました。
大きな岩などはないので登りやすい登山道なのですが、とにかく長い!疲れた時には足をとめて振り返り、宝永山や二子山を見て一息つきました。
銀明水に到着!囲いの中を覗いてみましたが、水はみあたりませんでした。
銀明水に到着!囲いの中を覗いてみましたが、水はみあたりませんでした。
剣が峰に向けて物資を運ぶブルドーザーに遭遇。お疲れ様です。
剣が峰に向けて物資を運ぶブルドーザーに遭遇。お疲れ様です。
郵便局も久須志神社も閉まったあとの平日で、最盛期より空いていたはずですが、やはり剣が峰は写真の順番待ちが長い…タイミングが図れず自撮りは断念しました。
郵便局も久須志神社も閉まったあとの平日で、最盛期より空いていたはずですが、やはり剣が峰は写真の順番待ちが長い…タイミングが図れず自撮りは断念しました。
お鉢をめぐった後、楽しみにしていた大砂走りへ!海は見えませんでしたが、まっすぐざくざく下っていくのは楽しい!わらじ館から次郎坊までの標高差1000メートル強を1時間で下れました。ただ、翌日は脚だけでなくおしりや腰も筋肉痛になりました。
お鉢をめぐった後、楽しみにしていた大砂走りへ!海は見えませんでしたが、まっすぐざくざく下っていくのは楽しい!わらじ館から次郎坊までの標高差1000メートル強を1時間で下れました。ただ、翌日は脚だけでなくおしりや腰も筋肉痛になりました。
予定の1時間以上前に大石茶屋に着いたので、山菜月見うどん900円をいただきました。空腹なのに高山病で食欲がわかずあまり食べられなかったので、五臓六腑にしみわたる〜!ごちそうさまでした。
予定の1時間以上前に大石茶屋に着いたので、山菜月見うどん900円をいただきました。空腹なのに高山病で食欲がわかずあまり食べられなかったので、五臓六腑にしみわたる〜!ごちそうさまでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ フリースジャケット ダウンジャケット ズボン 靴下 手袋 帽子 ザック レインウェア 昼食兼行動食 飲料(イオンウォーター500 mL×3本 豆乳1本 野菜ジュース1本 水筒) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記具 ガイド地図 ファーストエイドキット 防水マッチ ライター エマージェンシーシート 保険証 携帯 カメラ 携帯用バッテリー&充電用コード 洗面用具 タオル 御朱印帳 ゲイター サングラス 水に溶けるティッシュ ごみ袋用ビニール袋 着替え(Tシャツと下着)
備考  寒がりなので薄手のフリースと薄手のダウンジャケットの両方を持って行きましたが、特に夕方が寒かったので両方持って行ってよかったと感じました。
 行動食は甘いものメインだったのですが、高山病の影響か意外と食べられず、塩味系を多くすればよかったと後悔しました。ちょっとだけ持って行った柿ピーが非常においしく感じました。
 トイレ用の100円玉が足りなくなったので、計画的に準備しておくべきでした。トイレ協力金は300円というところがほとんどでした。

感想

コロナ前の夏、須走ルートから富士山頂を目指しましたが大雨のため7合目で下山。せめて全登山口を制覇しようと思い、吉田口は行ったことがあったのでその年の9月に御殿場口五合目から富士宮口までトレッキング。そのとき眺めた宝永山が思いのほかかっこよく、いつか登ってみたいと思っていました。

初日に宝永山、2日目に剣が峰をねらえるプリンスルートは都内から公共交通機関で行くのは無理と思っていましたが、水ヶ塚公園からシャトルバスを使えば行けるということがわかり、計画を立てました。

砂走館の夕食は、うわさどおり具だくさんでおいしいカレーでした。ただ、高山病のためお腹は空いているのに食欲がなく、ゆっくり飲み込むという感じでした。寒くて頭も痛かったのですが、掛布団がふかふかでありがたく感じました。小屋前のスペースが広いので、ゆったりとご来光をながめることができました。

奥宮では登山守を買うのを楽しみにしていたのですが、売っていませんでした。お守りもリニューアルがあるのでしょうか?もう一つの楽しみだった御朱印をしっかりいただき、なぎなた用にてぬぐいも購入しました。

下りの体力温存のためお鉢巡りはせずに下山しようかなと思ったのですが、剣が峰から御殿場頂上方面のくだりが急なのと、天候が安定している&頭痛が治ったのにもったいないという思いがあり、予定通りお鉢をめぐることにしました。

せっかくなので久須志神社でも御朱印をいただこうと思ったら、閉まっていました。でも売店で山バッジを購入したらその場で日付を刻印してくれたので、お鉢をめぐった甲斐がありました。

大砂走りは慣れてしまえば両手を大きく振って大股で下ることができ、楽でした。膝への負担も少ないように感じました。次郎坊から先は地面が固くなり、大砂走りと同じ感覚で足を下ろすと膝に衝撃がくるので注意して歩きました。

赤血球を作れるよう鉄分入り野菜ジュースと豆乳を飲む、1時間に3〜4回はスポーツ飲料を飲む、しっかり息を吐ききって呼吸するといった高山病対策をしましたが、頭痛は治ったものの食欲はダメでした(お腹は空くので無理やり食べましたが)。

剣が峰は人が多いしもういいかなと思いますが、今度は7月の花をめあてに須走ルートをゆっくり登ってみたいです。須走ルートも砂走がありますし!憧れのプリンスルートに行くことができ、満足のいく夏になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:97人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
富士山御殿場口ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
富士山御殿場日帰りピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら