堂所山〜底沢〜孫山(大明神山)〜明王峠 バリルートだらけ


- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
移動距離 12.83km
移動時間 6時間28分
平均速度 1.98km/h
累積標高 1043m
天候 | 晴れ 気温(気象庁データ:八王子) スタート27.5℃(10:50)→最高29.4℃(13:27)→ゴール28.3℃(17:20) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
行き 13.9km 標高差約250m 1時間ちょうど |
コース状況/ 危険箇所等 |
【スタート地点(陣馬高原下バス停から明王林道方面へ約500m進んだ所)→堂所山手前の一般道合流】バリルート 取り付きは急傾斜で踏み跡はほぼ有りませんので、適当に九十九折して登ります。尾根に乗れば登りでは迷いません。最初だけ大変な普通のバリルート。下る場合は支尾根も有るので要方角チェック。 【→尾根2本下り&登り】バリルート どちらも上部は林業の手が入っており、普通に歩きやすいが、下部の水平道へ合流するあたりは急傾斜。それでも距離は短いので大して苦労はしない。水平道は、地形図が今年4月1日に更新されて新たに記載された黒破線。踏み跡は薄いが、確かに道は有った。これを端から辿るのも楽しそう(今日は一部だけ)。急斜面に付く狭い道だが慎重に歩けば問題ない。沢を渡るところで休憩した。人気の尾根道の近くにこんなに静かなルートがあるのも面白い。 【→堂所山→720m圏峰(底沢への下降点)】 一般道です。とても歩き易い。 出会ったハイカー:短い区間しか歩いていませんが 登山道で20人ぐらい,堂所山で9人 【→底沢へ下山】バリルート 最初は小笹がはびこり踏み跡なし。適当に歩き易い所を歩いていたら尾根を外していた。軌道修正後、踏み跡を見つける。尾根を巻くように付いていた。踏み跡が無くなってからは尾根を辿った。支尾根が有るが、末端の傾斜が一番緩い尾根を選んで進む。『神奈川県 水源の森林』の杭が有り、巡視路となっている様子。下まで杭がエスコートしてくれた。一般道と比べれば下り難いが、バリルートしては下り易い方。ここは等高線がきつめなので もしかして下りれないかも…と思っていたがなかなか優良なバリルートだった。ただ上端と下端に踏み跡がないので、尾根に乗るまでは分かりにくい。 【→林道と道路を歩く→孫山(大明神山)へのバリルート登山口】 もちろん歩きやすいです。道路でヤマガカシに会いました。 【→孫山(大明神山)】 狙っていた尾根の末端に着くと、とんでもない急傾斜で藪。しかしとりあえず取り付くと意外にも踏み跡が有る。見た目の割に楽に登れた。尾根に乗っても道が狭く藪気味だが、一本尾根なので迷うことなく登れる。広い尾根と合流すれば安心。道標も無く、藪気味のところもあるが、道幅が広く一般道の風情も漂う。そのまま労せず孫山の手前まで来る。そこから地形図の黒破線で下りる予定だったが、残念ながら踏み跡まったくなし。急傾斜の藪ではとてもじゃないが進めないので、これは諦めた。谷筋なので廃れるのが早い。おとなしく孫山へ向かう。 【→明王峠→七ツ久保林道と明王林道の分基点(下山)】 この区間も一般道。もちろん歩き易い。 出会ったハイカー:明王峠までに13人,明王峠で10人弱 【→スタート地点へ戻る】 明王峠(及び萩の丸)の近くから七ツ久保林道と明王林道の分基点へ下山する。この尾根の左右には一般道が付いているが、ここはなぜか一般道にはなっていない。等高線を見ると結構良さそうなのだが…。下りてみると上部は歩きやすいし、展望が開けたところもあり、優良バリルートの部類。690m圏で最初の分岐。要方角確認。次に620m圏で2つ目の分岐。左右に道が分かれているが、実は両方とも外れ! ここは相当注意深く方角確認しないと間違う。正解は尾根が伸びていない真ん中の急傾斜に突入する。しばらく急傾斜を下りると尾根が復活する。ここは思いっきり引っかかった orz 。自分は今回、まず最初に植林が一直線に生えていて踏み跡はっきりの右へ行った。あまりにもはっきりしていたので写真まで撮ったが、その先が段々急傾斜になり、なおかつ沢の音も聞こえてきて…、“こっちじゃない”とようやく思い、GPSを確認するとかなり下りてきてしまっていた。ひいこら登り返して分岐に戻り、今度こそと左へ行くもこっちも外れ…。注意深く目指す尾根が有る方を確認すると、急傾斜の下に尾根が見えました。後はそこへ向かって急傾斜を慎重に下りる。木が茫々なら掴まりながら下りられるが、まばらにしか生えておらず、なかなか苦労した。この難所さえ突破すれば、後はバリルート恒例の麓付近の藪が少しわずらわしいだけでした。今までの経験ではここまで下まで下りられて麓に行けなったことは無いのだが、時間的余裕があまり無く(計算上は登り返しても間に合う時間でしたが)、登り返すのが精神的に嫌な場合はちゃんと麓までいけるか結構不安になります。しかし今回も無事下りられ一安心。良かった良かった。このルートは620m圏が大難所で、他はなかなか良いルートでした。 ※バリルートでは誰にも会いませんでした。 ※消費飲料水 2.4ℓ ※今年見た蛇 まとめ ここまで計2匹(アオダイショウ1 ヤマガカシ1) |
写真
感想
日が長く気候も良い時期というわけで長距離遠征(石尾根)を狙っているのですが、予想最高気温29℃の晴れではちょっと無理です。ということで前回に引き続き近場のバリルートとなりました。地形図を見て行きたい尾根を幾つかピックアップ。行けるかどうかは最近は調べずに現場へ特攻します。駄目なら戻る。そう意識していれば特にプレッシャーも無く望めます。あと気をつけるのは早めの時間に撤収ですかね。
最初から予定通りにバリルートだらけのコース取りを消化して孫山の手前まで来る。しかし、ここで初の撤退(孫山から谷沿いに小原へ下山するルート)。谷沿いはやっぱり廃れやすいですね。尾根なら山行記録が無くても大概下れます(今のところほぼ100%)。ここが下れなかったので、小原→子孫山ノ頭(孫山)の登り返し(記録を見ると標識があるそうなので一般道だが、地形図には記載なし)も省略することになったのが残念。このルートはいずれまたの機会にとっておきましょう。
最後の下りもバリルートですが、等高線的には“何でこの左右に一般道が有るのに、この尾根は一般道ではないのだろう”と思うような尾根。一箇所だけ急傾斜が有るが、そこ意外は普通に歩けそう。しかし、その急傾斜地点が曲者でした(登りなら何てこと無いのですが)。詳細はコース状況を見ていただくとして、“あれは引っかかるよぉ〜”というのが感想。初見の下りで一発で正解を引ける方はかなりの上級者だと思います。自分はGPSロガー頼りなので、その場の位置をこまめには確認してないんですよね。”あれ?おかしいな?”と思ったら確認というタイミングなので、地図読みしながら、その場の位置を把握している方が間違わないのでしょうね。
足の方は、最近間を空けずに歩いているので状態は良かったです。特に痛いところなし、疲労感もほとんど無し。なぜか左手親指の付け根が痛くなりましたがw。バリルートだらけでストックを使いすぎたか?!
来週遠征できるかどうかは天気次第ですね。今のところ、晴れ29℃から曇り26℃に変わっていますが、もっと直前にならないと分かりませんね。あと2週ぐらいがラストチャンスなので何とか涼しくなってくれ!
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