ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 464406
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

浅間山13時間半、耐久登山(黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・前掛山・水ノ塔山・篭ノ塔山)

2014年06月14日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
13:28
距離
23.8km
登り
1,816m
下り
1,805m

コースタイム

2:10ビジターセンター-3:25トーミの頭-3:45黒斑山-4:20蛇骨岳-4:45仙人岳-5:10Jバンド-5:15鋸岳-5:20Jバンド-6:00賽の河原分岐-6:50立入禁止告知板-7:10前掛山7:25-7:35立入禁止告知板-8:05賽の河原分岐-8:20湯ノ平分岐-9:20トーミの頭-9:35槍ヶ鞘-10:25車坂山-10:35ビジターセンター10:50-11:10高峰温泉-12:10水ノ塔山12:30-13:15篭ノ登山13:40-14:05池の平駐車場-15:10高峰温泉-15:35ビジターセンター
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深夜2時到着時、駐車場には15台くらいの車がすでにありました。
帰ってきたときには満車&路上駐車でいっぱいでした。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありませんが、降雨時のスリップやJバンド周辺での転倒には要注意です。
黒斑山から蛇骨岳の間、ほんの少し残雪あります。

登山ポスト:黒斑山登山口(車坂峠)にあり

トイレ:高峰高原ホテル横の鳥居をくぐったところ
    ビジターセンター営業時間ならキレイなトイレが使用可

行動中の甘味:ビジターセンターのキャベツミックスソフト¥400
丑三つ時の中コース、月明かりも届かない深い森にこんばんわ〜
丑三つ時の中コース、月明かりも届かない深い森にこんばんわ〜
真夜中のイワカガミ
1
真夜中のイワカガミ
真夜中のコバイケイソウ
1
真夜中のコバイケイソウ
真夜中のハクサンイチゲ
1
真夜中のハクサンイチゲ
真夜中のミネザクラ
1
真夜中のミネザクラ
火山活動観測カメラ
火山活動観測カメラ
真っ暗な黒斑山に到着!
3
真っ暗な黒斑山に到着!
上は倒木、下は足場の悪い残雪
上は倒木、下は足場の悪い残雪
やっと明るくなってきました
やっと明るくなってきました
カモシカさんが登山道の真ん中で待っててくれました。
2
カモシカさんが登山道の真ん中で待っててくれました。
ヘッドランプの灯りで目が光ってます
2
ヘッドランプの灯りで目が光ってます
お互い視線釘付けです
2
お互い視線釘付けです
目指すはあそこ、蛇骨岳!
目指すはあそこ、蛇骨岳!
あ。着いた。蛇骨から先の稜線は風が強くて寒いです
1
あ。着いた。蛇骨から先の稜線は風が強くて寒いです
日の出直前に急速に天気回復
1
日の出直前に急速に天気回復
ご来光です。浅間山もうっすら見えてきました
2
ご来光です。浅間山もうっすら見えてきました
あたたかい朝日
浅間山と朝日
日差しに今までの寒さが溶けていきます
1
日差しに今までの寒さが溶けていきます
朝日があたる嬬恋村、田代湖
朝日があたる嬬恋村、田代湖
ライオン?
コメバツガザクラ
コメバツガザクラ
朝日に輝くミネズオウ
4
朝日に輝くミネズオウ
仙人岳到着!
振り向くと虹!
鋸岳へ続く稜線
視界がどんどん晴れてテンションもあがってきました
1
視界がどんどん晴れてテンションもあがってきました
牙山、剣ヶ峰と広がる広大な森
牙山、剣ヶ峰と広がる広大な森
Jバンド到着!
Jバンドからの下りは高度感があります
1
Jバンドからの下りは高度感があります
ツガザクラ
いっぱいのミネズオウ
1
いっぱいのミネズオウ
イワカガミ
コケモモ
あまりにも広大なこのロケーション。。
2
あまりにも広大なこのロケーション。。
目指すは目の前、浅間山。大きいです
1
目指すは目の前、浅間山。大きいです
マイヅルソウ
朝日のあたるイワカガミ
1
朝日のあたるイワカガミ
この崖の上からおりてきました
この崖の上からおりてきました
下から見る鋸岳、仙人岳
下から見る鋸岳、仙人岳
下から見上げる浅間山
下から見上げる浅間山
気づけば仙人岳、鋸岳より高いところまで歩いてきました
気づけば仙人岳、鋸岳より高いところまで歩いてきました
前掛山稜線から先、火口に近づくのは禁止です。
1
前掛山稜線から先、火口に近づくのは禁止です。
自己責任なら行ってよいとはどこにも書いてありません。
3
自己責任なら行ってよいとはどこにも書いてありません。
避難シェルターから前掛山
避難シェルターから前掛山
前掛山への断崖
空と雲と外輪山
断崖絶壁
前掛山到着!
カラマツ
ハクサンイチゲ
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
ウメハタザオ
イワカガミ
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
ミネザクラ
ハクサンイチゲ
ミツバオウレン
イワカガミ
オオカメノキ
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
噂の?コマクサ発見!(数年前にはなかった気がしますが・・・)
噂の?コマクサ発見!(数年前にはなかった気がしますが・・・)
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
立ち入りが許可されている前掛山までの登山を自己責任で行うよう書かれています
2
立ち入りが許可されている前掛山までの登山を自己責任で行うよう書かれています
キャベツミックスソフト ¥400 @ビジターセンター キャベツの甘さと冷たさが身にしみます
1
キャベツミックスソフト ¥400 @ビジターセンター キャベツの甘さと冷たさが身にしみます
ASAMA2000のクワッド降り場
ASAMA2000のクワッド降り場
ショウジョウバカマと夏道
ショウジョウバカマと夏道
青空とショウジョウバカマ
青空とショウジョウバカマ
青空とショウジョウバカマ
青空とショウジョウバカマ
本日午後の部開始!水ノ塔山、籠ノ塔山へ!
本日午後の部開始!水ノ塔山、籠ノ塔山へ!
高峰温泉到着。前日、すぐ近くに落雷があったそうです
高峰温泉到着。前日、すぐ近くに落雷があったそうです
マイヅルソウ
黒斑と比べ花は少ないですが緑の色がすごく綺麗です
1
黒斑と比べ花は少ないですが緑の色がすごく綺麗です
マイヅルソウ
ヒオドシチョウ
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
水ノ塔山到着!
浅間山の火口、よく見ると噴煙あがってます
浅間山の火口、よく見ると噴煙あがってます
ミツバオウレン
シロバナヘビイチゴ
シロバナヘビイチゴ
籠ノ塔山到着!
凍らせたおいた白桃ゼリー、ちょうどシャーベット状態。うぅ〜ん、きーんと頭にきます
1
凍らせたおいた白桃ゼリー、ちょうどシャーベット状態。うぅ〜ん、きーんと頭にきます
湯の丸山、烏帽子岳
1
湯の丸山、烏帽子岳
シロバナヘビイチゴ
シロバナヘビイチゴ
周回するためには池の平から高峰温泉まで砂利道を1時間歩きます
周回するためには池の平から高峰温泉まで砂利道を1時間歩きます
キセキレイ

感想

♪浅間13時間半、耐久登山♪

 今回は夏休み縦走を想定して、夜間歩行&アップダウンを含む長距離歩行のトレーニング。場所は、今まで何回か登ったことのある浅間山系。事前の調査では距離は24~25キロ。日の長い今の時期だから挑戦してみようと思う。

★車坂峠〜中コース経由〜トーミの頭〜黒斑山
 深夜2時過ぎキレイな星空のもと、ニット帽とダウンを着込んでスタート。暗い中コースを登っていく。何度も歩いた道なので、暗くても不安は感じないが、前日までの雨で登山道には所々大きな水たまりもあり歩きにくい。黙々と歩いて少し視界が開けたと思ったら案外早く稜線に出た。ここからはほぼ稜線歩き。ほどなく黒斑山に到着するが、真っ暗な黒斑は初めてだ。

★黒斑山〜蛇骨岳〜仙人岳〜Jバンド(鋸岳往復)
黒斑〜蛇骨間の一部に残雪はあるが、気にならない程度。
薄明が始まったのだろう、少し空が白くなってきた。そして、それは突然視界の中に入ってきた。カモシカ君が登山道の真ん中でこっちをじっと見てる!近づいても逃げることなく、向かってくるでもなく、だんだん距離が近づく。「おはよう!」と声をかけると口をモグモグ。お食事中だったんだね、お騒がせしました。しばらくするとカモシカ君は草を食べながら斜面を下の方へと降りて行った。
 蛇骨に着く頃にはすでに日の出の時間。少し雲は多いものの辺りがだんだんオレンジ色に染まっていく。すばらしい景色だ〜!
 すっかり明るくなった登山道。ミネズオウやツガザクラに朝日が当たりキラキラしてる。静寂の中ゆったりとした時間が流れて、その中にいられる自分は幸せだな〜と思う。
 
★Jバンド〜賽の河原〜前掛山
 Jバンドから賽の河原あたりの景色、日本ばなれしていて大好きな場所。青空と深い緑。急な山と広い草原。何と!虹もかかっているよ。こんな一瞬に出会えるなんてラッキー!
 さて、前掛山登山口から立入禁止看板まで、次第に斜度も増してくる。登るにつれ樹木も少なくなり、火山特有の歩きにくい道が続く。シェルター付近からは風も強くダウンを着ていないと肌寒いくらい。なだらかになった斜面を登って前掛山到着。おそらく本日の一番乗り。あまりにも寒いので写真を撮ってさっさと下山。下山途中で本日初めて登山者に出会う。今日は天気もいいし、これからどんどん登ってくるんだろう。

★湯の平口〜(草すべり)〜トーミの頭〜(表コース)〜車坂峠
 今回初めて草すべりを登りに使う。今日はトレーニングだからがんばるぞ。ここには前回ハクサンコザクラがたくさん咲いていたはず・・・、と、やっぱり咲いていました。まだ咲き始めのハクサンコザクラやハクサンイチゲたちに疲れも癒される。
 表コースは登って来る人・人・人でなかなか下山できないほど。花の黒斑は人気の山なんだな、と改めて思う。シャウナゲも咲いているし、ちょっと終わりかけのミツバオウレン、そしてコマクサも見られる。(コマクサは数年前にはなかったと思うのだけど・・・?)
 車坂峠手前の小さな登り返しを過ぎると、あっという間に登山口に到着。本日午前の部、第一ラウンド終了です。
 ビジターセンターで大好きなソフトクリームを購入し、高峰温泉まで食べながら歩く。甘くて冷たいものは最高だね!

★車坂峠〜高峰温泉〜水ノ塔山
 本日午後の部、第二ラウンド開始。ホームゲレンデであるアサマ2000の夏道を横切って高峰温泉まで焼く20分歩くと水ノ塔への登山口。気温も上がってきたのか、この辺りはモワっとした空気だ。熱中症に気をつけなければ。
 少し疲れも出てきたけど、水ノ塔まではまずまずのペースで到着。前回ここに登ったのはだいぶ前のことだから、ずいぶん登山道の印象も記憶と違っていた。
 靴の中で豆ができたようで痛いが、多目の休憩を取って篭ノ塔山へ向かう。

★水ノ塔山〜篭ノ塔山〜池の平駐車場
 かな〜り疲労感満載になってきて、篭ノ塔までの道のりが遠く感じる。こんな時は一歩ずつ確実に足を前に出していくしかない。古傷のある肩も痛みが出るし・・・、でもあと少しで山頂だからガンバルぞ!
 山頂で、凍らせておいた桃ゼリーを食べ少し元気回復。やっぱり甘くて冷たいものはいい。

★池の平駐車場〜湯の丸林道経由〜車坂峠
 約一時間の林道歩きが最後のトドメ。時々通過する車両に注意しながらゆっくり歩く。高峰温泉の白い建物が見えた時にはホッとした。最後にもう一度ゲレンデを歩いて駐車場へ。ヤッタ〜!約24キロ完歩!長い一日だった。

★余談
 ホームゲレンデとしているアサマ2000。いつも滑っている斜面にショウジョウバカマが満開。つい最近まで雪が残っていたんだね。私たちが滑っている雪の下で、かわいいお花たちがしっかりと根付いていて、季節になれば花を咲かせる。なんだかすごくいとおしい。次のシーズンゲレンデを滑る時には、お花たちに思いをはせよう・・・。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:940人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら