紅葉の鶴平新道〜北縦走路〜ゴマ平避難小屋泊


- GPS
- 15:50
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,400m
- 下り
- 2,382m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 8:46
天候 | 土曜日 晴れ時々曇りのちガス 日曜日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トヨタ自然学校近くの駐車地は満車でした |
写真
感想
今年は北部白山の加賀禅定道から奥長倉避難小屋、楽々新道から小桜平避難小屋、中宮道からゴマ平避難小屋に泊まり、最後に北縦走路からゴマ平避難小屋が残ってました。ハードなコースなので紅葉の時期に行こうと思ってたところようやく叶いました。
前回このコースを歩いたのはもう5年前になります。あの頃はよくハードなコースを歩いていたので、この北縦走路のアップダウンの激しさが気にならなかったのですが、今やコロナもあって近場でお茶を濁すばかりの身にとっては酷でした。翌朝の朝露避けのために登山道の笹を指で折って時間がかかったのもありましたが、シンノ谷からの登り返しは脚が棒、ヘトヘトでゴマ平避難小屋に着きました。小屋の雨戸は閉まっており、貸切のようです。
重いのに欲張って飲み物(笑)をいっぱい運んだので、早速水場で冷やします。ご飯を炊いている間に水に浸けたらすっかり冷え冷え。美味い飲み物を調子に乗って全部開けて、夜中に喉が渇いて目が覚めました。
翌朝は定番のお餅を焼いて味噌汁に入れます。もう一度床と土間の掃除をして雨戸を閉めて小屋を後にします。脚が張るなか朝露でびしょ濡れの登山道を歩きます。北部白山のなかでもこの念仏尾根〜ゴマ平避難小屋間はかなり歩く人が少ないようで(中宮道も少ないですが)、登山道は狭く、谷側に傾斜して歩きにくい部分が多く、慎重に歩かないといけません。昨日頑張って折った笹の効果も虚しく、足元の朝露で靴はびしょ濡れ、ゴアも浸水して靴の中で足が泳いでいます。妙法山に着いたところでたまらず昨日履いた靴下に交換して臭いはともかく快適でした(笑)。
帰りは登山道上に落ちている枝を脇に除けるのに徹します。滅多に歩かないルート、次はないかも知れませんが、多少遅くなってもこれくらいはさせて頂きましょう。
長い行程を歩きながら、山に入る目的には色々あるなと思いました。紅葉を見て楽しむため、キノコを収穫、水しぶきを浴びながら滝を登る、短い時間で遠くまで行く、体力作り、登山道整備、遭難者の捜索、などなど。それで今回は何だったのかと言えば、北縦走路を歩き、ゴマ平避難小屋で泊まる。それだけでしたが、オマケで登山道の枝除去と笹折りも追加しました。結果的にはトレーニングにもなったでしょう。
私は百名山すら目指していないのですが、百名山制覇は自身の登山へのモチベーションを高めてくれるでしょう。ただ百名山制覇は目標であって、目的ではありません。それは登山によって体力作りするための一つの目標です。
もし目的を見失ってしまったら、目標は空虚なものになるでしょう。目的はあまり表面に現れるものではありませんが、見失わないようにしたいものです。
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