記録ID: 480710
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沢登り
大峰山脈
大峰の沢に登る方への新情報
2014年07月20日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
神童子林道終点7:09⇒7:40へっついさん⇒7:50赤鍋の滝⇒9:20釜滝⇒11:18ノウナシ滝⇒15:15奥駆道⇒17:15行者還避難小屋⇒R309に渡るつり橋19:14
天候 | 晴れ後ガス 雷ゴロゴロ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※へっついさんは、昨年2013 9月は、胸や首まで使って渡渉 現在は、膝上当たり、50cmの浅いモノとなっています。(大雨で砂利が堆積) ※赤鍋の釜も現在半分以下の悲しいモノになり、昨年とは全く違います。 ※赤鍋の滝の斜面をへつり 更に上部に出た 瀞?の飛び込みは、じっくりと水底を見てください。岩があります。そこに立つと腰までで済みますが、適当に飛び込むと 対岸にホールドがない上、相当深いですから足が届かず 泳ぎの下手な人は溺れる可能性があります。対岸に戻っても慌てるとホールドがありませんから気を付けてください(今回は適当に飛び込んで、行けるだろう・・・と何も考えずにいきなり飛びこんだらマジで、溺れそうになりました) ※あの美しい見事な滝壺を持つ、釜滝・・・これも悲しい位にジャリで埋まってしまい半分以下のみすぼらしいモノに変わってしまいました・・・。残念ですが、こうして大雨や台風により自然に変化するのでしょうね。 ※ノウナシ滝から地蔵滝の4連続群は、直登は不可能です(私レベルでは) 千手(せんじゅ)滝は、高さは10mチョイだと思いますが両岸が発達しており、大きく巻きます。 ただ、この滝壺の右手を腰まで浸かって、右手のルンゼに入りそこを突き詰め、左側のバンドに乗れるのだそうですが、危険なので避けました。 ここは、チームでビレイ確保しなければ 岩も脆くて大変危険です。 ※右の尾根をかなり大きく巻いて、それから谷筋に戻るのが 安全策です。 ※釜滝の上のテントサイトに この谷界隈を40年以上知り尽くした 釣り師さんが居られます。その方に出会うと、詳しくどうやって巻くのか、直登はできるのか?エスケープルートなど全て丁寧にお答えして頂けます。眼鏡をかけた翁さんです。 ※行者還からの旧関電巡視道は、途中「山抜け」しており、対岸へと続く道が判りませんでした。(夕暮れが迫っていましたので焦っていたのもあります) ただ、この道の最終はつり橋が渡れませんので(破損)最後は渡渉することになります。降雨ごは水量が多いので、気を付けてください。 山抜けした対岸の道が判らなければ、もうその山抜けした谷を降りてください(懸垂など不要。どなたでも下降できます)素直に真っすぐ降りますと、天理大学WVの黄色い看板に出ます。 ※それに従ってR309まで赤テープに従って谷をおりますと、途中右手土手に微妙に細い踏み跡がありますのでそれを使います。それを見落とすと、小壺谷に降りてしまい、面倒な事になります。 以上が、今回の情報です。 |
写真
※道路情報
神戸3号線(京橋)から阪神高速は、早朝4時過ぎはガラガラです。日の出5:09は奈良県御所市R309で見ることができました。早起きは三文の得? これくらいですと、大峰に向かう川合や洞川の道も込みません。
神戸3号線(京橋)から阪神高速は、早朝4時過ぎはガラガラです。日の出5:09は奈良県御所市R309で見ることができました。早起きは三文の得? これくらいですと、大峰に向かう川合や洞川の道も込みません。
※神童子林道から降りた直後の淵情報
左岸のへつりは どんな沢シューでも滑り落ちてドボンします。どうせなら泳いでしまって中央突破の方が安心?です。
泳ぐのを避けるには、崩壊した遊歩道鉄柵道を強引に進んでしまいましょう。
左岸のへつりは どんな沢シューでも滑り落ちてドボンします。どうせなら泳いでしまって中央突破の方が安心?です。
泳ぐのを避けるには、崩壊した遊歩道鉄柵道を強引に進んでしまいましょう。
どうせ、浅いのだから適当に飛び込んでしまえ! で、頭からダイブしました。しかし、対岸にホールドが見当たらず滑って登れません(=_=) 焦って溺れかけ、まさか・・・底に足が届かないとは・・・場所によりかなり深いです。飛び込んだ対岸に泳いで引き返すも、そこもホールドがありません。ちょいと溺れかけました・・・焦りは禁物です。
お久しぶりでーす。顔が合った瞬間に、二人とも笑顔で「おーっ!」です。この方がこの界隈の主様です。詳しくこの上に控えている4本の滝情報を詳しくご丁寧に教えて頂きました。尚、イヌトリ谷のジョレンノ滝では、38cmの岩魚を吊り上げたそうです(^u^)
千手の滝です。高さは10〜15mですが両岸が発達していて、とても直登はできません。滝壺に入って右手を腰まで浸かりへつります。そしてこのルートで「行ける」と途中まで登った所・・・それ以上は、角度&脆い岩(1m以上ある岩が動いて下で木端微塵に・・・)ビビってしまい、詰まってしまいました。アンカーの立木や木の根っこもありません。万事休す(=_=) 仕方なく岩の角にロープをひっかけ(いつ剥がれるかわからないモノ)ゆっくり ゆっくり懸垂して降りて来ました。 次は右手のルンゼを上って行けるかぁ?とチャレンジ!
この右手のルンゼも、かなり登りましたが・・・結局は断念です。後で調べたネット情報ではこれを更に登りつめたら左手にバンドが走っていて、そいつをトラバースして滝口に出るようです。しかし、それには1時間ほどかかっております。また、私が諦めたルートも、ロープビレイをしてチームで這い上がった情報もありました。
1mもの岩を落としてから 私の力では「無理」だと 悟りました。
皆さんも、ココは本当に 岩が脆いですので落石に注意をして ビレイをきちんと取ってチャレンジしてくださいね。
1mもの岩を落としてから 私の力では「無理」だと 悟りました。
皆さんも、ココは本当に 岩が脆いですので落石に注意をして ビレイをきちんと取ってチャレンジしてくださいね。
結局、もう一度滝壺をへつり直して沢を下降、左岸の尾根を這い上がりました。急こう配に痩せていておまけに石楠花地獄です。テープ類は一切ありません。かすかに鹿かカモシカが歩いただろう足跡があります。
この尾根は、標高1450m辺りは岩壁になって越せません。なので左手をトラバースして突破地点を見出します。どうにか登れるだろう草つき&岩の崩壊(ここでも大岩を落としてしまいました)場所を無理やり這いつくばって、登りました。
行者還岳小屋からの崩壊立入禁止の旧関電巡視道を下りましたが、この崩壊地の更に次の山抜け崩壊地で道をロスト・・・。夕暮れも迫っていますし、その崩壊谷を強引に下降しました。この谷は懸垂下降も要らずに、下の波線道に出降りることができます。やがて奈良WVの黄色い看板に突き当りますから、もし私のように崩壊地で道を失ったら、迷わず崩壊谷を下降してください。
感想
大峰の沢登りで稜線まで突き上げて、稜線を一周して下の車を停車している所まで降りてくるには、体力不足を感じました。やはりどこかでツェルトで泊まる方が良いと思われました。
少しは、この辺りの沢情報として お役に立てたでしょうか。
尚、昨年と違って まだ 虻の大量発生がありませんでした。
それは、梅雨がまだ開けていなかったからでしょうか?
近畿地方は、本日7月21日に 梅雨明け宣言です。
これから 大峰の沢に行かれる方は、虻対策をしてくださいね。
シャツの上からも刺してきます。
雨具を着たら、針を貫通させて吸血できないことが わかっているのでしょうか?
全く 近寄っても 来ませんでした。
刺されたら2週間以上 苦しみます・・・。
では、大峰のエメラルドグリーンを 楽しんでくださいね(^u^)
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