記録ID: 4841735
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
中央アルプス
木曽駒ヶ岳・桂小場ルート(日帰り)
2022年10月31日(月) [日帰り]
長野県
greenpower
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 1,970m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 14:51
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 15:03
4:10
1分
桂小場登山口駐車場
4:41
65分
ぶどうの泉
6:18
15分
馬返し
6:37
28分
落雷事故現場
7:52
3分
六合目
7:55
15分
弘法石
8:39
2分
七合目
8:45
6分
行者岩分岐
8:51
37分
分水嶺
9:41
19分
天水岩
11:43
51分
馬ノ背の頭
15:55
5分
西駒山荘
16:00
18分
天命水
16:18
3分
分水嶺
16:21
3分
行者岩分岐
16:25
18分
七合目
16:53
1分
弘法石
16:54
14分
六合目
17:44
2分
落雷事故現場
17:51
7分
馬返し
18:55
18分
ぶどうの泉
19:13
桂小場登山口駐車場
| 天候 | 10/31(月)→はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス→中央道・伊那IC〜車で約30分。 ■駐車台数→20〜30台(路肩) ■トイレ→なし。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→東屋にあり。 ■24時間利用→可能。 ※林道ゲートの冬期閉鎖→12月初旬〜4月初旬。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■桂小場登山口駐車場(1,268m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 10/30(日)の23時54分に0台、10/31(月)の19時13分に0台の駐車がありました。 2021年8月に崩落した県道202号線は、2022年06月21日(火)に迂回路で通行可能です。 林道ゲートは12月初旬〜4月初旬(毎年→期間は変動)に冬期閉鎖になります(冬期は登山口まで往復4km追加) 林道ゲート前と桂小場登山口駐車場は駐車スペースが狭く、週末や連休では駐車場の確保が困難です。どちらの駐車場も落ち葉対策で車カバーをすると下山時に快適です。 ■桂小場登山口(1,268m) 桂小場登山口駐車場から約1分で桂小場登山口に到着です。 登山口の東屋に登山ポストがあり(登山計画書とペン有り)、休憩適地になります。 別称→西駒登山ルート、桂木場登山道、桂木場クラシックルートと呼ばれます。 ■ぶどうの泉(1個目の水場・1,424m) 桂小場登山口から約30分でぶどうの泉に到着です。 水量が豊富で通年を通して涸れない水場ですが、当日はとても少ない水量で今後の利用が心配されます。 また水場で地盤が悪く水源の上部の急斜面は倒木が多く、土石流や雪崩が発生しやすい地形です。ベンチがありますが休憩適地には向いていません。 ぶどうの泉〜野田場の区間(標高1,400m〜1,800m)は登山道が狭くすれ違いが困難なちりめん坂と呼ばれ、夜間歩行・積雪期は滑落に注意が必要です。 ※水場の使用可能期間→通年涸れない。 ■第1ベンチ(1,612m) ぶどうの泉から約35分で第1ベンチに到着です。 2台の木製ベンチがありますが、樹林帯で眺望はありません。 ■道標��(1,716m) 第1ベンチから約15分で道標�，謀�着です。 曲がり角にあり、頂上まで7.5kmが表記された道標があります。 ■道標��(1,772m) 道標�，�ら約10分で道標�△謀�着です。 晴天時には、対岸の稜線上に西駒山荘〜将棊頭山が見えます。 ■野田場(2個目の水場・1,760m) 道標�△�ら約5分で野田場に到着です。 水量が少ない水場になり、夏場の晴天時に枯れたり積雪期は雪で埋まり利用できない場合があります。 2台の木製ベンチがあり休憩適地ですが、登山道が酷いぬかるみで注意が必要です。 ※水場の使用可能期間は5月初旬〜11月初旬頃。 ■横山分岐(1,880m) 野田場から約20分で横山分岐に到着です。 右折すると大六清水〜鳩吹山へ向かう分岐点ですが、直進して馬返しへ向かいます。 ※別称→横山道分岐と呼ばれます。 ■馬返し(1,904m) 横山分岐から約10分で馬返しに到着です。 権兵衛峠へ向かう分岐点ですが、笹原いがされていない藪こぎの登山道です。 道標の5m手前を左折すると祠があります。 ■白川分岐(1,935m) 馬返しから約15分で白川分岐に到着です。 右折すると権兵衛街道へ向かう白川林道の分岐点(笹原い済み)ですが、直進して落雷事故現場へ向かいます。 ■落雷事故現場(1,947m) 白川分岐から約5分で落雷事故現場に到着です。 落雷事故の説明看板と石碑があります。 ■奈良井川の源流の看板(1,966m) 落雷事故現場から約10分で奈良井川の源流の看板に到着です。 晴天時には茶臼山・行者岩が見えるようですが、樹木の影響で見えない場合があります。 ■大樽避難小屋(3個目の水場・2,070m) 奈良井川の源流の看板から約20分で大樽避難小屋に到着です。 小屋前には4台の木製ベンチがあり休憩適地になります。 小屋内はソロテント2張り、雑魚寝で5〜6人が寝られる広さです。備品で携帯トイレ(協力金300円)があり、外トイレで利用して回収ボックスに投入します。 地図では外トイレの左側から100m先に水場がありますが枯れていました(写真添付) 桂小場登山口〜大樽避難小屋の区間は歩きやすい土の登山道になり、大樽避難小屋から本格的なガレ場・ゴーロ帯の登山道になります。 ※別称→大樽小屋・避難小屋と呼ばれます。 ※水場の使用可能期間は5月初旬〜11月初旬頃。 ■胸突八丁(2,145m) 大樽避難小屋から約20分で胸突八丁に到着です。 胸突八丁〜行者岩分岐点(茶臼山分岐)まで急登が続きます。 桂小場ルートと信大ルートの分岐点になりますが、信大ルートは迷いやすく小黒川渓谷沿いの登山道になり橋が流失している場合があるので注意が必要です。 胸突八丁〜胸突ノ頭の区間は急登になり、積雪期ではラッセルに苦労します。 ※別称→信大コース分岐と呼ばれます。 ■六合目(2,288m) 胸突八丁から約25分で六合目に到着です。 1台の木製ベンチがあり休憩適地になり、幕営適地にもなります。 ■弘法石(2,303m) 六合目から約5分で弘法石に到着です。 赤い矢印がマーキングされた大岩の横を通過します。 六合目〜弘法石の区間で登りと下りでカモシカに遭遇しました。 標高2,300m〜山頂まで日陰には氷・雪・霜が残っています。 ■津島神社(2,420m) 弘法石から約15分で津島神社に到着です。 ゴーロ帯にある神社の跡地になり、道標を残して何もありません。 別称→津島様・津島様跡と呼ばれます。 ■道標��(2,537m) 津島神社から約25分で道標��に到着です。 ゴーロ帯の登山道を登り、七合目へ向かいます。 ■七合目(2,558m) 道標��から約5分で七合目に到着です。 この辺りから樹林帯の展望が開けて、晴天時には南アルプス連峰が背後に見えます。 ■胸突ノ頭(2,580m) 七合目から約2分で胸突ノ頭に到着です。 ここから森林限界に近づき稜線歩きになるので防風・防寒対策が必要です。 ■行者岩分岐(2,580m) 胸突ノ頭から約5分で行者岩分岐に到着です。 右折すると茶臼山、直進すると将棊頭山へ向かいます。 ※別称→茶臼山分岐と呼ばれます。 ■分水嶺(2,594m) 行者岩分岐から約5分で分水嶺に到着です。 左折すると西駒山荘(夏道)になり、直進すると将棊頭山(冬道)へ向かいます。 積雪期の夏道のトラバース道は雪で埋まり滑落・雪崩の危険があるので稜線を歩く冬道を利用します。 ここから晴天時であれば木曽駒ヶ岳まで遮るものがない極上の稜線歩きが続く天国ですが、悪天時には逃げ場のない地獄の稜線になります。 ■将棊頭山(2,730m) 分水嶺から約35分で将棊頭山に到着です。 分水嶺〜山頂までハイマツ帯とガレ場の登山道になり、複数の踏み跡があります。伊那側(左側)より木曽側(右側)よりに明確な踏み跡があります。 山頂には外せるプラスティック製の山頂柱のカバーが割れています。 ここから木曽駒ヶ岳まで約2kmの稜線が続きます。 将棊頭山の手前〜濃ヶ池分岐までの稜線では、岩陰やハイマツ帯で風を避けられる幕営適地が多くあります(写真添付) ■天水岩(2,705m) 将棊頭山から約15分で天水岩に到着です。 1年を通して岩の窪地に溜まった水が涸れない不思議な岩ですが、すでに凍結しています。 ■遭難記念碑(2,609m) 天水岩から約20分で遭難記念碑に到着です。 ハイマツ帯と砂地の稜線を進むと巨岩が積み重なった場所が増えます。 無雪期や積雪期に岩陰や岩下で休憩やビバークが可能ですが、広い稜線上では悪天時の道迷いに注意が必要です。 1913年8月に夏山の台風で37人遭難、11人が低体温症で死亡しましたが記念碑の命名は謎です。 ■黒沢分岐(2,670m) 遭難記念碑から約25分で黒沢分岐に到着です。 黒川渓谷沿いの夫婦滝や伊勢滝へ向かう破線ルートの分岐点ですが、10m先に濃ヶ池分岐があり道迷いに注意が必要です。 また濃ヶ池分岐〜木曽駒ヶ岳〜宝剣岳の周辺は多くの分岐点があるので特に注意が必要です。 ■濃ヶ池分岐(八合目・2,672m) 黒沢分岐より約2分で濃ヶ池分岐に到着です。 左折→濃ヶ池、右折→木曽駒ヶ岳へ向かいます。馬ノ背〜馬ノ背の頭へハイマツ帯の藪こぎ・ガレ場を通過します。 ■馬ノ背の頭(2,866m) 濃ヶ池分岐から約75分で馬ノ背の頭に到着です。 伊那側の眼下には凍結した濃ヶ池や濃ヶ池カールを見ながら、ハイマツ帯の藪こぎとガレ場を通過します。 無雪期の小ピーク〜馬ノ背〜馬ノ背の頭は難易度は低いですが、積雪期は滑落・雪崩に注意が必要です。 馬ノ背の頭の直下に宝剣岳のトロルの舌のようなお立ち台の岩(展望台)があります。 ■馬ノ背分岐点(2,887m) 馬ノ背の頭から約30分で馬ノ背分岐に到着です。 左折→中岳、右折すると木曽駒ヶ岳へ向かいます。 ■木曽駒ヶ岳(2,956m) 馬ノ背分岐から約20分で木曽駒ヶ岳に到着です。 広く平坦な山頂になり、ケルンや岩壁が休憩適地になります。 伊那側と木曽側の2つの木曽駒ヶ岳神社の奥社があります。 ■分岐点��(2,870m) 木曽駒ヶ岳から約10分で分岐点�い謀�着です。 二股の分岐になり左側→馬ノ背分岐、右折→中岳巻道、直進→中岳へ向かいます。 木曽駒ヶ岳と中岳のコルにある分岐点と山小屋です。 ※木曽駒ヶ岳頂上山荘と同じとします。 ■中岳(2,925m) 分岐点�い�ら約10分で中岳に到着です。 巨岩が積み重なった山頂になり、休憩適地になります。山頂柱の裏側に石碑・賽銭箱があります。 ■分岐点��(2,890m) 中岳から約10分で分岐点�イ謀�着です。 右折→中岳巻道の合流点、直進して宝剣山荘へ向かいます。 正面には宝剣岳北壁〜天狗岩(天狗の横顔)〜檜尾岳の稜線が見えます。 ■分岐点��(2,865m) 分岐点�イ�ら約10分で分岐点�Δ謀�着です。 変則的な3股の分岐点になり左側→濃ヶ池、直進→千畳敷(ロープウェイ)、右折→宝剣岳へ向かいます。 ■宝剣山荘(2,865m) 分岐点�Δ�ら約2分で宝剣山荘へ到着です。 営業最終日になり、山バッジを購入しました(5種・600円) 宝剣山荘前の分岐点を濃ヶ池カールを下り、駒飼ノ池までガレ場を下降します。 ※隣接する天狗荘(営業最終)も同じとします。 ■駒飼ノ池(2,712m) 宝剣山荘から約35分で駒飼ノ池に到着です。 駒飼ノ池の水量が少なく凍結しています。無雪期の晴天時には、水面に逆さ宝剣岳が映し出されます。 深いU字谷になり登山道の左右には無名の沢が複数あり、濃ヶ池分岐まで渡渉・氷・雪・霜があります。 日陰で気温が低く寒いので宝剣山荘〜濃ヶ池分岐まで防寒・防風対策が必要です。 また中岳と伊那前岳の落石に注意が必要です。 ■分岐点��(2,637m) 駒飼ノ池から約20分で分岐点�Г謀�着です。 巨岩を挟んで左折→濃ヶ池、右折→夫婦滝〜伊勢滝へ向かう破線ルートの分岐点です。 駒飼ノ池〜分岐点�Г龍茣屬鷲后�雪・霜・渡渉・岩場・はしご・破線ルートがありピンクテープが豊富にあります。 宝剣山荘〜分岐点�Г泙妊魁璽好織ぅ�30分に対して50分かかりました。 ■濃ヶ池(4個目の水場・2,655m) 分岐点�Г�ら約25分で濃ヶ池に到着です。 透明度が高い濃ヶ池は水量が豊富で凍結しています。午前中に馬ノ背から眺めた時は全面凍結していましたが、午後には7〜8割が凍結しています。氷を割れば水場として利用が可能です。 無雪期の晴天時には、水面に逆さ宝剣岳が映し出されます。 ■濃ヶ池分岐(八合目・2,672m) 濃ヶ池から約20分で濃ヶ池分岐に到着です。 ハイマツ帯から稜線に登り上げてひと安心です。木曽駒ヶ岳側の稜線がガスに包まれて、将棊頭山側に勢いよく流れてきます。 安全圏の樹林帯の胸突ノ頭まで70分の稜線歩きでガスに捕まりそうなので稜線の将棊頭山を進むか、西駒山荘を経由してトラバース道を通過するか将棊頭山の手前の分岐点で判断します。 宝剣山荘〜濃ヶ池分岐までコースタイム70分に対して110分かかり、日没までに桂小場登山口の下山を諦めました。 ■黒沢分岐(2,670m) 濃ヶ池分岐から約1分で黒沢分岐に到着です。 ■遭難記念碑(2,609m) 黒沢分岐から約25分で遭難記念碑に到着です。 ■分岐点(2,703m) 遭難記念碑から約10分で分岐点に到着です。 左折→将棊頭山、右折→西駒山荘へ向かいます。稜線がガスに包まれ始めて風と寒さが増したので、西駒山荘を経由してハイマツ帯のトラバース道を選択します。 ■西駒山荘(2,685m) 分岐点から約5分で西駒山荘に到着です。 西駒山荘は営業終了、外トイレは閉鎖、石室は冬期避難小屋として開放、水場はあり(水量が少ない) ■天命水(5個目の水場・2,671m) 西駒山荘から約5分で天命水に到着です。 当日はとても少ない水量で今後の利用が心配されます。 ※水場の使用可能期間は5月初旬〜11月初旬頃。 ■分水嶺(2,594m) 天命水から約20分で分水嶺に到着です。 西駒山荘〜分水嶺のトラバース道は北〜北東斜面は日陰で氷・雪・霜があり注意が必要です。 ■行者岩分岐(2,580m) 分水嶺から約5分で行者岩分岐に到着です。 ■胸突ノ頭(2,580m) 行者岩分岐から約5分で胸突ノ頭に到着です。 ■七合目(2,558m) 胸突八丁から約1分で七合目に到着です。 ■道標��(2,537m) 七合目から約3分で道標��に到着です。 ■津島神社(2,420m) 道標��から約15分で津島神社に到着です。 ■弘法石(2,303m) 津島神社から約10分で弘法石に到着です。 ■六合目(2,288m) 弘法石から約1分で六合目に到着です。 ■胸突八丁(2,145m) 六合目から約15分で胸突八丁に到着です。 日の入り→17時05分ですが樹林帯で暗いので、17時にヘッドランプを点灯します。 ■大樽避難小屋(水場・2,070m) 胸突八丁から約10分で大樽避難小屋に到着です。 ■奈良井川の源流の看板(1,966m) 大樽非難小屋から約20分で奈良井川の源流の看板に到着です。 ■落雷事故現場(1,947m) 奈良井川の源流の看板から約5分で落雷事故現場に到着です。 ■白川分岐(1,935m) 落雷事故現場から約2分で白川分岐に到着です。 ■馬返し(1,904m) 白川分岐から約5分で馬返しに到着です。 ■横山分岐(1,867m) 馬返しから約5分で横山分岐に到着です。 ■野田場(水場・1,760m) 横山分岐から約15分で野田場に到着です。 ■道標��(1,772m) 野田場から約5分で道標�△謀�着です。 ■道標��(1,716m) 道標�△�ら約5分で道標�，謀�着です。 ■第1ベンチ(1,612m) 道標�，�ら約10分で第1ベンチに到着です。 ■ぶどうの泉(水場・1,424m) 第1ベンチから約20分でぶどうの泉に到着です。 ■桂小場登山口(1,268m) ぶどうの泉から約20分で桂小場登山口に到着です。 ■桂小場登山口駐車場(1,268m) 桂小場登山口から約1分で桂小場登山口駐車場に到着です。 これで無事に山行が終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 桂小場ルートの区間は距離22,4km・標高差1,688m・コースタイム12時間25分になります。 今回のルートで危険な場所は特にありませんが、悪天候時には胸突ノ頭〜濃ヶ池分岐の広い尾根で道迷いと、桂小場登山口〜胸突ノ頭の樹林帯で熊の出没に注意が必要です。 日帰りで登頂するには天候・体調・装備・気力・急登を登れる体力とルートファインディング能力が必要です。 また木曽駒ヶ岳は登山口・ルート・分岐点が多いので下山路を間違わないように注意が必要です。 同ルートを早い人であれば9〜10時間、平均11〜13時間で日帰りできます。 ★木曽駒ヶ岳の登山口について 木曽側と伊那側を合わせて登山口が13ヶ所あるので道迷いに注意が必要です。 (1)桂小場 (2)鳩吹山ルート (3)白川登山口 (4)茶臼山ルート (5)福島A (6)福島B (7)上松A (8)上松B (9)空木岳・檜尾岳縦走ルート (10)千畳敷ロープウェイ (11)北御所登山口 (12)黒川渓谷 (13)権現づるね ★ライブカメラについて 木曽駒ヶ岳はロープウェイが通年運行しているので1年を通して楽しめる山です。 千畳敷駅・宝剣山荘・木曽駒ヶ岳頂上山荘にライブカメラが設置されているので、登山計画に役立ちます。 ★木曽駒ヶ岳の呼称について 木曽駒ヶ岳から伊那谷を隔てて甲斐駒ヶ岳があり、伊那や木曽方面では木曽駒ヶ岳を西駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳と呼びます。 他には木曽駒ヶ岳を木曾駒・西駒とも呼びます。 ★積雪量について 10/25(火)に多くの山域で雪が降り、樹林帯の日陰や寒い稜線には1〜5cmの積雪量がありました。 標高2,300mから氷・雪・霜が現れます。 登山前に道路状況(スタッドレスタイヤ)や登山道の状況(チェーンスパイク等)の準備が必要です。 ※追記→11/01(火)は終日雨が降り、地元の八ヶ岳では4度目の降雪があり木曽駒ヶ岳も同様と考えられます。 ★桂小場ルートについて 桂小場登山口〜大樽避難小屋まで歩きやすく、大樽避難小屋・胸突八丁からガレ場の急登になり積雪期はラッセルに苦労します。胸突ノ頭〜木曽駒ヶ岳の稜線に難所はなく、無雪期の馬ノ背は問題ありません。 木曽駒ヶ岳〜宝剣山荘はロープウェイの登山者が多く、通年を通して渋滞します。 宝剣山荘〜濃ヶ池分岐は濃ヶ池カールになり6〜7月まで雪渓が残る場所で、両サイドからの落石・雪崩・滑落に注意が必要です。 ★登山ポスト 登山ポストは桂小場登山口の東屋に設置されています(登山計画書の用紙とペン有り) ★水場 地図では木曽駒ヶ岳・桂小場ルートに水場が5つあります。 �，屬匹Δ寮� �¬酖直� �Ｂ臙�避難小屋 �だ抄雹柿� �デ札�池 (1)は通年涸れない、(2)〜(4)は使用可能期間は5月初旬〜11月初旬頃ですが全て水量が少ないです(写真添付) (5)は凍結しているので割れば補給可能です。 地図にはありませんが駒飼ノ池と無名の沢が複数あり水場として利用可能ですが、凍結している場合があります。 積雪期は山小屋がないので多めに水を担ぎましょう。 ★駐車場について 木曽駒ヶ岳・桂小場ルートには桂小場登山口駐車場があります。 駐車場の詳細は上部のコース状況に掲載しています。 小黒川渓谷キャンプ場の林道ゲートは、12月初旬〜04月初旬に冬期閉鎖になり往復4km追加されます。 駐車場は傾斜が強く車中泊には不向きですが、特等席があります(写真添付) ★山小屋の営業について 木曽駒ヶ岳・桂小場ルートには�‖臙�避難小屋(無人)と�∪抄雹柿餃Ｌ攸抄陬�岳頂上山荘�づ袈藾餃ナ�剣山荘の5つの山小屋がありますが、当日で山小屋は全て営業終了です。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 木曽駒ヶ岳・桂小場ルートには各所に道標やピンクテープがあり、道迷いする場面はほとんどありません。 登山者が少ない宝剣山荘〜濃ヶ池分岐もピンクテープが豊富にあります。 積雪期にはマーキングが雪で埋まり、登山道は消えてルートファインディング能力が必要です。 ★天候や服装について 交通規制・登山口までのルート・登山ルートに注意が必要です。 同時に大雨注意報・雷注意報・土砂災害警報にも注意が必要です。 当日の山行では木曽駒ヶ岳・桂小場ルートの6〜7割が樹林帯になり、分水嶺〜馬ノ背の頭の区間では朝露・雪の被った熊笹・ハイマツ帯の藪こぎで衣類が濡れます。 藪こぎの区間が長くあり、常に草木が体に触れて濡れるのでザックカバー・ゲイター・タオル・合羽があると快適です。 標高2,000m以上の山は初冬の冬山の環境なので防寒・防風対策が必要です。 当日は気温1℃〜9℃あり、平均気温は4℃です。 悪天候では装備や服装(着替え)に注意しましょう。 ★幕営適地について 木曽駒ヶ岳・桂小場ルートでは胸突八丁〜濃ヶ池分岐の稜線に幕営適地が多くあります。稜線でもハイマツ帯や巨岩に囲まれて風を避けられる場所です。 稜線で悪天候になった場合は、ハイマツ帯やハイマツの下でツェルトがあればビバーク可能です。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 木曽駒ヶ岳エリアは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。 桂小場登山口〜胸突八丁の区間では、伸びた熊笹で登山道の見通しが非常に悪く熊の出没に注意が必要です。 ★桂小場登山口駐車場まで長野県道202号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また大雨による林道の崩落・通行止め・雨量規制・土砂災害・台風の交通規制に注意しましょう。 昨年の夏に崩落した林道は新しく迂回路ができて通行可能です。 ★木曽駒ヶ岳・桂小場ルートでは、スマートフォンの電波が2〜3割しかに入りませんでした(時期・天候・機種による) 胸突八丁から稜線に出て標高を上げると、電波が繋がりやすくなります。 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です。 ★当日の木曽駒ヶ岳・桂小場ルートでは登り1名、山頂16名、下り15名(木曽駒ヶ岳〜宝剣山荘)の登山者とすれ違いました。 日照時間が短くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメット・手袋・ストック・ハードシェル(上)を全行程で使用しました。 木曽駒ヶ岳・桂小場ルートは岩登り区間が少ないのでストックが有効です。 ★コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山バッジの購入ができず困りますが、宝剣山荘で山バッジ(5種・600円)の販売があります。 宝剣山荘は10/31(月)で営業終了のため、冬季は菅の台バスセンターの土産店で山バッジの販売があります。 ★緊急時の連絡先 �ゞ陬�根警察署→電話0265-83-0110(代表) ★今回の山行の危険箇所 �’魯稜悄素魯稜悗瞭�→滑落・落石 �∧�剣山荘〜濃ヶ池分岐→滑落・落石 ★桂小場登山口駐車場→04時10分に気温4℃、木曽駒ヶ岳→12時34分に気温3℃、桂小場登山口駐車場で19時13分に気温9℃です。 気温の温度差は少ないですが紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→06時00分、日の入り→17時05分と活動時間は短くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です(ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ★馬ノ背〜馬ノ背の頭、宝剣山荘〜濃ヶ池分岐では落石に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。 また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ、限りなく人との接触を避けましょう。 マスク・除菌シート・除菌スプレーを携帯して健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落など危険回避に神経を使いましょう。 ★木曽駒ヶ岳・桂小場ルートでは、大樽避難小屋(携帯トイレ)と宝剣山荘(当日→営業終了)のトイレが2つあります。 木曽駒ヶ岳頂上山荘・天狗荘・西駒山荘のトイレは営業終了で利用できません。 それ以外は原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・長袖があると便利です。 ★今回の山行 桂小場ルートは木曽駒ヶ岳のクラシックルートになり、積雪期に3回敗退して苦手意識があります。 農鳥岳・奈良田ルートと仙丈ヶ岳・地蔵尾根と同じく距離が長く、北アルプスのような岩場や難所がない単調なルートです。本格的な雪山になる前に良い思い出がないのでリベンジします。 当初は12〜13時間で終了予定でしたが、睡眠不足による体調不良で15時間かかりました。 睡眠時間が3時間では食事と水分補給でも体調不良が改善されず、次回の山行の反省点です。 胸突八丁〜胸突ノ頭、馬ノ背〜馬ノ背の頭、宝剣山荘〜濃ヶ池分岐の区間で予想外に時間を消費しました。 やはり無雪期でも20kmを超える山行は苦手意識があり、冬山の重装備では更に登頂確率が下がります。 現在の実力では同ルートを積雪期で日帰りはとても厳しく、今季で1番疲れた山行になりしばらく桂小場ルートは遠慮します。 それでも将棊頭山〜木曽駒ヶ岳の稜線は美しく、雪が積もれば更に美しさを増すと同時に長く厳しい稜線です。 苦労した反面、4度目の正直で桂小場ルートから登頂できて格別です。 桂小場ルートは複数の水場があり上手く利用すれば重い水を担がなくてすみます。日没までに胸突ノ頭まで下降できれば安心、更に大樽避難小屋を通過できれば安全圏です。 同ルートを登った単独男性は宝剣岳も立ち寄り9時間で下山していました。改めて早く歩けない事が分かり、長く歩ける事が実証された山行になりました。 8月の早月尾根の剱岳より「試練と憧れ」を強く感じました。 ★桂小場登山口駐車場の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で木曽駒ヶ岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■早太郎温泉・こまくさの湯 ■営業時間→10:00〜20:30(最終受付19:30) ■休館日→要確認。 ■料金→大人(中学生以上)→700円、 小人(小学生)→300円、 小学生未満→0円。 ■マスクの着用義務→あり。 |
| 予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
拍手
林道の崩落地(1,147m)
※撮影日→2021年09月07日(火)
※撮影日→2021年09月07日(火)
桂小場登山口駐車場(1,268m)
※登山口側→傾斜弱い、小黒川側→傾斜強い。
※登山口側→傾斜弱い、小黒川側→傾斜強い。
道標(1,498m)
※1,500m・1,700m・2,000m・2,100m・2,200mのみ確認。
※1,500m・1,700m・2,000m・2,100m・2,200mのみ確認。
大樽避難小屋の直下のベンチ(2,036m)
※2個目の幕営適地。
※2個目の幕営適地。
大樽避難小屋の内部(2,070m)
※ソロテント→2張り、雑魚寝→5〜6人。
※ソロテント→2張り、雑魚寝→5〜6人。
��胸突八丁(2,145m)
※1→桂小場、2→木曽駒ヶ岳、3→信大ルート。
※1→桂小場、2→木曽駒ヶ岳、3→信大ルート。
赤→西駒山荘、黄→将棊頭山(2,498m)
※標高1,700mから確認可能。
※標高1,700mから確認可能。
��行者岩分岐(2,580m)
※1→木曽駒ヶ岳、2→桂小場、3→行者岩・茶臼山。
※1→木曽駒ヶ岳、2→桂小場、3→行者岩・茶臼山。
�（�水嶺の分岐点(2,594m)
※1→将棊頭山、2→西駒山荘、3→桂小場。
※1→将棊頭山、2→西駒山荘、3→桂小場。
�∧�水嶺の分岐点(2,594m)
※夏道(巻き道)は冬季は雪崩・滑落の危険あり。
※夏道(巻き道)は冬季は雪崩・滑落の危険あり。
将棊頭山から眺める西駒山荘(2,730m)
※積雪期は直登・下降が可能。
※積雪期は直登・下降が可能。
遭難記念碑(2,609m)
※1913年の夏の台風で38人遭難→低体温症で11人死亡。
※1913年の夏の台風で38人遭難→低体温症で11人死亡。
�々�沢分岐(2,670m)
※1→木曽駒ヶ岳、2→濃ヶ池、3→夫婦滝、黄→濃ヶ池分岐、緑→目印の岩。
※1→木曽駒ヶ岳、2→濃ヶ池、3→夫婦滝、黄→濃ヶ池分岐、緑→目印の岩。
��黒沢分岐(2,670m)
※1→濃ヶ池、2→木曽駒ヶ岳、紫→宝剣岳、黄→目印の岩。
※1→濃ヶ池、2→木曽駒ヶ岳、紫→宝剣岳、黄→目印の岩。
黒→伊那前岳、紫→宝剣山荘、桃→馬ノ背の頭、緑→木曽駒ヶ岳、黄→駒飼ノ池、赤→濃ヶ池、水→登山道(2,763m)
赤→宝剣岳、黄→宝剣山荘、緑→中岳、青→木曽駒ヶ根頂上山荘(2,884m)
馬ノ背分岐(2,887m)
※1→木曽駒ヶ岳、2→中岳、3→将棊頭山、黄→中岳、青→木曽駒ヶ根頂上山荘。
※1→木曽駒ヶ岳、2→中岳、3→将棊頭山、黄→中岳、青→木曽駒ヶ根頂上山荘。
赤→伊那前岳、黄→中岳、緑→宝剣岳、赤線→夏道、黄線→中岳巻道(2,937m)
��山バッジ(2,865m)
※宝剣山荘、三ノ沢岳、天狗荘(3種・600円)
※宝剣山荘、三ノ沢岳、天狗荘(3種・600円)
山バッジ(参考写真)
※1→木曽駒ヶ岳、2→宝剣岳、3→木曽駒ヶ岳、4→天狗岩・三ノ沢岳(売り切れ)、5→天狗荘、6→宝剣山荘。
※1→木曽駒ヶ岳、2→宝剣岳、3→木曽駒ヶ岳、4→天狗岩・三ノ沢岳(売り切れ)、5→天狗荘、6→宝剣山荘。
宝剣山荘〜濃ヶ池のトラバース道(参考写真)
※黄→宝剣山荘、緑→駒飼ノ池、青→濃ヶ池分岐、赤→登山道。
※黄→宝剣山荘、緑→駒飼ノ池、青→濃ヶ池分岐、赤→登山道。
�⇒匹譴襪呂靴�(2,665m)
※崩落しても手がかり足がかりが豊富にあり。
※崩落しても手がかり足がかりが豊富にあり。
分岐点��(2,637m)
※1→濃ヶ池、2→伊勢滝、3→巻き道、4→駒飼ノ池。
※1→濃ヶ池、2→伊勢滝、3→巻き道、4→駒飼ノ池。
宝剣山荘〜濃ヶ池分岐のトラバース道(2,629m)
※渡渉・ガレ場・落石・雪崩エリア。
※渡渉・ガレ場・落石・雪崩エリア。
道迷いポイントを振り返る(2,646m)
※赤丸→目印の残置された緑ロープ。
※赤丸→目印の残置された緑ロープ。
西駒山荘(2,685m)
※営業07/09(土)〜10/10(月)、冬季小屋→石室が利用可能。
※営業07/09(土)〜10/10(月)、冬季小屋→石室が利用可能。
石室の入口→南側3つの窓(2,685m)
※窓は取り外し可能、鍵なし、凍結の可能性あり。
※窓は取り外し可能、鍵なし、凍結の可能性あり。
�∪仄爾瞭睇�(2,685m)
※冬季は薪ストーブが使えず残念。
※冬季は薪ストーブが使えず残念。
青→東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)、黄→伊那谷、赤→西駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳)
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
温度計
モバイルバッテリー10000mAh2個
風速計
長袖シャツ
手袋(薄・厚)
インナーシャツ
靴下(冬用)
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山計画書(控)
ヘッドランプ
熊鈴
腕時計
ゼリー飲料3ケ
パン3個
ちくわ115g
ザック30L
スマートフォン2台
ボールペン
水筒(水0.5L)
ココア(0.5L)
マスク
ゴミ袋
現金
腰コルセット
ココヘリGPS
毛帽子
熊よけ銃(火薬)
ザックカバー
タオル
塩あめ33g
ダウンジャケット
長ズボン
三脚
粉末アミノ酸2本
ワイヤー
足首サポーター
合羽(上下)
ハードシェル(上)
テムレス
ゲイター
ドライフルーツ50g
チェーンスパイク
バラクラバ
カイロ2枚
タイツ(冬用)
チョコバー3ケ
|
|---|
感想
■2022年/木曽駒ヶ岳・桂小場ルート(日帰り)
■2022年10月30日(日) はれ
実家 22:00 1,000m 10℃
桂小場登山口駐車場 23:54 1,268m 9℃
荷作り 23:54〜翌00:20
消灯 00:20〜翌03:30
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■2022年10月31日(月) はれ
※木曽駒ヶ岳・桂小場ルート登り はれ
起床 03:30 4℃
着替え・荷作り・朝食 03:30〜04:10 4℃
桂小場登山口駐車場 04:10 1,268m 4℃
桂小場登山口 04:11 1,268m 4℃
ぶどうの泉 04:41 1,424m 4℃
第1ベンチ 05:17 1,612m 4℃
道標� �05:33 1,716m 3℃
道標�◆�05:43 1,772m 3℃
野田場 05:46 1,760m 3℃
横山分岐 06:06 1,880m 2℃
馬返し 06:18 1,904m 3℃
白川分岐 06:33 1,935m 4℃
落雷事故現場 06:37 1,947m 4℃
奈良井川の源流 06:46 1,966m 3℃
大樽非難小屋 07:05 2,070m 5℃
胸突八丁 07:27 2,145m 4℃
六合目 07:52 2,288m 4℃
弘法石 07:55 2,303m 4℃
津島神社 08:10 2,420m 4℃
道標�� 08:35 2,537m 5℃
七合目 08:39 2,558m 7℃
胸突ノ頭 08:41 2,580m 4℃
行者岩分岐 08:45 2,580m 7℃
分水嶺 08:51 2,594m 2℃
将棊頭山 09:28 2,730m 2℃
天水岩 09:41 2,705m 3℃
分岐点 09:49 2,703m 9℃
遭難記念碑 10:00 2,609m 2℃
黒沢分岐 10:27 2,670m 12℃
濃ヶ池分岐 10:29 2,672m 12℃
馬ノ背の頭 11:43 2,866m 8℃
馬ノ背分岐 12:14 2,887m 4℃
木曽駒ヶ岳 12:34〜41 2,956m 3℃
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■2022年10月31日(月)
※木曽駒ヶ岳・桂小場ルート下り はれ/くもり
木曽駒ヶ岳 12:41 2,956m 3℃
分岐点�ぁ�12:52 2,870m 2℃
中岳 13:03 2,925m 3℃
分岐点�ァ�13:14 2,890m 3℃
分岐点�Α�13:22 2,865m 2℃
宝剣山荘 13:24〜29 2,865m 2℃
駒飼ノ池 14:02 2,712m 3℃
分岐点�А�14:21 2,637m 2℃
濃ヶ池 14:56 2,655m 2℃
濃ヶ池分岐 15:18 2,672m 3℃
黒沢分岐 15:19 2,670m 3℃
遭難記念碑 15:42 2,609m 1℃ くもり
分岐点 15:50 2,703m 1℃
西駒山荘 15:55 2,685m 2℃
天命水 16:00 2,671m 1℃
分水嶺 16:18 2,594m 2℃
行者岩分岐 16:21 2,580m 2℃
胸突ノ頭 16:24 2,580m 2℃
七合目 16:25 2,558m 2℃
道標�� 16:28 2,537m 3℃
津島神社 16:43 2,420m 4℃
弘法石 16:53 2,303m 4℃
六合目 16:54 2,288m 4℃
胸突八丁 17:08 2,145m 5℃
大樽避難小屋 17:17 2,070m 7℃
奈良井川の源流 17:39 1,966m 6℃
落雷事故現場 17:44 1,947m 7℃
白川分岐 17:46 1,935m 6℃
馬返し 17:51 1,904m 7℃
横山分岐 17:58 1,867m 7℃
野田場 18:12 1,760m 9℃
道標�◆�18:17 1,772m 9℃
道標� �18:23 1,716m 8℃
第1ベンチ 18:34 1,612m 9℃
ぶどうの泉 18:55 1,424m 9℃
桂小場登山口 19:13 1,268m 9℃
桂小場登山口駐車場 19:13 1,268m 9℃
着替え 19:13〜19:22
実家 19:22〜20:50 1,000m 13℃
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■約1年ぶりに桂小場から木曽駒ヶ岳を目指す。
過去に冬季3回敗退して苦手意識が強い。
とにかく長いクラシックルートの思い出。
ロープウェイは山頂まで片道2時間に対して
桂小場は片道6時間以上と長い道のり。
林道ゲートが封鎖すると4km追加される。
将棊頭山〜木曽駒ヶ岳の2kmの稜線は
晴天時ならば天国、悪天時ならば地獄。
もちろん日帰りも可能なルートだけれども
1度は冬季の石室にも泊まってみたい。
農鳥岳・奈良田と仙丈ヶ岳・地蔵尾根も
地味に長くて苦手意識が払拭できないので
年内に出来ればリベンジしたい。
4度目の正直で桂小場を攻略して大満足。
剱岳より「試練と憧れ」を強く感じた。
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■体重→61.0kg 荷物→7.45kg
日の出→06:00 日の入り→17:05
移動距離(合計)→22.6km
(登り→10.60km・下り→12.0km)
移動時間(合計)→14時間39分
(登り→08時間24分、下り→06時間27分)
休憩時間→00時間12分
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