日光/茶ノ木平〜薬師岳〜夕日岳〜古峯神社


- GPS
- 05:43
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,098m
- 下り
- 1,688m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:37
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東武バスの始発バスで6:20 安良沢BS→6:56 中禅寺温泉(1000円)へ。 始発にも拘らず車中には予想以上に20人程の乗客がいた。明智平で駐車場へ入る車両による渋滞が300m程既に発生していたが、中禅寺温泉には予定通りの時間に到着できた。 ◆復路 鹿沼市民バス(リーバス)で13:00 古峯神社→14:02 JR鹿沼駅(400円)を利用。 最低料金は100円から、最高でも400円と非常にリーズナブル。この路線の運用は関東バスだった。13:00の後は14:35, 15:45, 17:10がある。 https://www.city.kanuma.tochigi.jp/0570/info-0000001380-1.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 茶ノ木平から地蔵岳まで笹原の中の登山道が続くが、足尾の笹原の径よりも登山道らしく不安なく歩けた。但し、道標は最小限なので適宜地図を参照する必要はある。 ◆登山ポスト 登山口、下山口周辺には登山ポストは見られなかった。 |
写真
感想
今は紅葉の見頃は標高1000m前後らしいので歩いたことが無い茶ノ木平から薬師岳、夕日岳、地蔵岳と巡る禅頂行者みちを歩いてみた。紅葉狩りと言うほどでは無いけれども静かで長閑な径を楽しむことが出来たし、好天に恵まれ日光連山から皇海山の展望も存分に楽しめました。この間は足尾、今日は前日光と少しずつエリアを拡げてます。
前白根から見た白根隠の尾根も魅力的だったけれど紅葉の見頃を考慮するともう少し標高の低い所が良さそう、日光の街からも望める茶ノ木平から薬師岳の尾根は歩いたことが無いのでそこに決定。薬師岳からは三ノ宿に向かう手もあるけれど一日使って良い日なので鹿沼に下るのも面白そうと夕日岳、地蔵岳を巡って古峯神社にと言うルートを計画した。朝は始発のバスに乗車したが20人程乗車していて流石紅葉の時期と思ったら、いろは坂で6時台だと言うのに明智平の手前から渋滞が始まり二度驚いた。これは日中の移動は大変な訳だ。
中禅寺温泉BSで下車する人は多いが茶ノ木平へと歩いて行くのは僕一人。もっとも茶ノ木平に行くならば一つ手前のザ・リッツ・カールトン日光BSで降りる方が近いのだけど。寒くてフリースジャケットを脱ぐことが出来ず、そのまま歩き出す。路傍には見事な紅葉もあちらこちらに見られ、真っ青な空とのコントラストの美しいこと。男体山も雲一つなく素晴らしい姿を全て見せてくれている。登山口から登山道に入ると樹林帯になりスッキリとした展望は得られないが複雑な色のハーモニーの林は楽しい。樹間を透かして中禅寺湖やその向こうに奥白根も望める。尾根に出たところで漸くフリースを脱げた。気温は2℃、フリースが欲しかった訳だ。
茶ノ木平に出ると男体山から東は女峰、西は奥白根までの大絶景が広がる。休憩にも良い所だけれど先は長いからな、と歩き続ける。この一帯はほぼ丘のような広がりが続いていて透けた林と低い笹原のコンビネーションが心地好い。笹原には程よくトレースが付いていて道に迷うことも無い。冬はどうなんだろうか?10cmも積もれば快適なスノーシューフィールドになるかもしれない。明智平への分岐を過ぎると下り基調になり送電線の切通まで下るが、そこからは南に富士山も望めた。緩いアップダウンを繰り返しながら細尾峠に出合い、崩壊地を過ぎると薬師岳に向かっての急登になる。喘ぎながら登るとやや広めの山頂域で薬師岳山頂からは日光連山の展望がまた良い。山頂域を少し南に行くと今度は足尾方面に開けた場所があり皇海山が正面に望める。これまた素晴らしいのでここで小休止とした。
薬師岳で未だ半分来ていないからこの時点では14時台のバスに乗れれば良いかと思っていた。長い禅頂行者みちだが勾配は緩くて歩きやすい。約1時間で夕日岳への分岐点になる三ツ目に着き、夕日岳を往復する。夕日岳は三度目の好展望の山頂だった。この辺りからもしかしたら13:00のバスに間に合うかも?と感じ始めた。地蔵岳は特に展望も無くほぼ素通り。ここからは下る一方だった。行者岳に続く稜線をハガタテ平で道標に従って尾根から下り沢沿いの径を下って行くとやがて林道に出る。沢に出合う手前辺りがホウノキの落ち葉が多くて踏み跡が解り難い所もあった。林道に出るともう安心、そのまま歩くとゲートがあり県道に出た。県道を500m位歩くと大駐車場があって古峯神社は二荒山を開いた勝道上人も修業した古刹とのこと。また時間があるときにゆっくりと観に来たいものだ。
紅葉狩りと言う程紅葉見物に終始した訳では無いが、それなりに秋の日光から前日光の山を楽しむことが出来た。出会った人も山中では20人足らずと実に静かな山域なのも好い点。前日光の山も未知の山域だったけれどこれで少し身近になれたかも。暇を見つけてもう少し歩いてみたい。
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