【前日光】紅葉の古峯神社から地蔵岳〜夕日岳ピストン

- GPS
- 05:17
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:16
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点からハガタテ平に上がるまでの区間、登山道が荒れ気味で道が分かりにくくなっています。下部の伐採地では新旧の作業道が入り乱れ正規の登山道が不明瞭。上部の樹林帯では錯綜する踏み跡に落ち葉が降り積もり、こちらも登山道が不明瞭です。こまめにGPSで現在地を確認しましょう。 ハガタテ平から地蔵岳の間に一ヶ所、枯れ沢を横断する危険なトラバースがあるので注意してください。地蔵岳から夕日岳の区間は快適な笹原の尾根道です。 |
| その他周辺情報 | 古峯神社の宿坊に前泊。1泊2食付き8000円。最寄りの温泉は神社から南に林道を進んだ先にある前日光交流館つつじの湯ですが、今回は夕方から用事があったので利用せず |
写真
感想
【古峯神社に前泊して夕日岳を目指す】
月に一、二度、泊まりがけて県外登山に出かけるのが慣例になっているのですが、今回は珍しく県内での宿泊旅行です。栃木県鹿沼市にある古峯神社の宿坊に泊まって、チェックアウト後に近くにある夕日岳に登ってきました。夕日岳は自宅から余裕で日帰り圏内にあるので、宿坊への宿泊がメインで登山の方がオマケな感じです。
古峰ヶ原一帯はツキノワグマの生息域に当たり、夕日岳では数年前にクマによる人身事故も起きています。登山の際にはクマ鈴・クマ避けスプレー等の携帯をオススメします。
宿での様子は次の日記を参照してください。
・古峯神社の宿坊体験と榛葉英治「天狗神社の釣りテング」
https://www.yamareco.com/modules/diary/96561-detail-378096
【古峰ヶ原林道ゲート〜林道終点】
古峯神社の大駐車場から、古峰ヶ原峠方面に向かって坂道を登りはじめます。左手に三枚石新道の登山口を見送り、さらに進むと右手にゲートのある原向・古峰ヶ原林道の入り口が見えてきます。ここから長い林道歩きの始まりです。はじめの内こそ明瞭な一本道ですが、途中からアチコチに林道や作業道の分岐が延びはじめます。随所に存在する枝道をいちいち指摘していたらキリがないので詳細は省きますが、道標やマーキングは必要最低限しかないので、こまめにヤマレコのGPSでみんなの足跡を確認しながら登れば問題ないと思います。行きと帰りで意図的にルートを変えていますが、距離が短く見える場所でも足元が悪くて歩きにくかったりするので、結局ヤマレコの指定ルートをたどった方が無難なのかもしれません。
【無名沢の出合分岐〜ハガタテ平】
林道終点は広場のようになっていますが、その先にも重機で開削したような作業道が続き、本来の登山ルートが分かりづらいです。やがて北からの沢と西からの沢の出合がある開けた場所に出ます。東に向かう分岐がある地点を直進すると、すぐ左手に樹林帯への登り口があるので見落とさないようにしましょう。沢に沿って直進してはいけません。今回歩いたルートの中で一番分かりにくいところだと思います。
樹林帯に入るとしばらくは明瞭な踏み跡がありますが、道の傾斜が急になるに従い道が不明瞭になります。この辺もGPSを確認しながら登りましょう。左右の沢に迷い込まないように。やがて苔むした湿地帯の明るい道に出るとふたたび踏み跡が明瞭になります。さらに一登りした先がハガタテ平となります。
【地蔵岳〜三目〜夕日岳】
ハガタテ平の分岐を右に進み、地蔵岳に向かいます。笹原の尾根を登っていき、途中で枯れ沢状のトラバースを越えていきます。このトラバースの前後はロープが張られた危険箇所で、落ち葉で滑りやすくなっているので滑落に注意しましょう。
一度山頂の南側に回り込み、九十九折の細道を詰めていけば地蔵岳の山頂に到着です。以降は夕日岳の山頂まで快適な笹原の縦走路になります。三ッ目の分岐を右に進み、アップダウンのある道を登り返した先が夕日岳の山頂です。
夕日岳からは表日光連山が一望の元に望めます。というか、今回歩いたコースで木立に邪魔されずに男体山や女峰山を見ることができる場所はここだけです。ちょうどお昼時だったので、バーナーでお湯を沸かしてカップ麺とコーヒーを楽しんでいきました。この日は10月並みの気温で温かく、稜線上の風もそんなに強くなかったので、休憩中も上着は必要ありませんでした。
【往路を下山】
30分強の昼食休憩を済ませたら、下山開始です。基本的には来た道を引き返すだけですが、漫然と歩いていると行き止まりの作業道に入り込んでしまいます。無理にショートカットしようとすると、道に降りるところで思わぬ高さがあって苦労させられるので、遠回りに見えても林道を忠実にたどった方がいいでしょう。稜線上の紅葉はほとんど終わっており、平日ということもあってか、他の登山者にもクマさんにも会わない静かな山行となりました。
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MO-85










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