記録ID: 4923834
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ハイキング
奥秩父
182.甲州高尾山,棚横手山,源次郎岳,上日川峠(勝沼ぶどう郷駅→大善寺→上日川峠)
2022年11月17日(木) [日帰り]
山梨県
びよんどん
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 06:27
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,709m
- 下り
- 601m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:27
距離 19.8km
登り 1,715m
下り 603m
12:54
ゴール地点
| 天候 | 晴→やや曇(ほぼ無風、上日川峠の13:15ころの気温13.6度) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
電車■高尾5:14着 5:15発(乗換:同ホーム反対側) ※5号車or7号車に乗ると大月での乗換が便利 大月5:51着 5:54発(乗換:階段上って3番ホームへ) 勝沼ぶどう郷 6:17着 <帰> バス■上日川峠14:00発 甲斐大和14:45頃着(1020円現金後払) 電車■甲斐大和15:24発 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大善寺の登り口からスリップしやすい急登で、下りには使いたくないと思いました。前半はキツイのですけど今の時期の黄葉や富士山をお共に楽しめるのも前半かな。他の方のレコでヤブコギを覚悟していましたが、一部刈り払われている個所があったり夏ほど繁茂していなかったおかげで、それほどのストレスにはなりませんでした。主脈からは少し外れた源次郎岳への往復はロープもある急斜面でちょっと怖い場面もありましたが、ここまでくればあとは疲労した体でもなんとか惰性で上日川峠まで歩くことができました。 林道歩きもかなりあることは認識していましたが、それでもやっぱり「ああまた林道か…」と正直思ってしまいました。あと、林道から山道に入るポイントを見逃してずっと林道を歩いてしまったり、逆に山道になっていると勘違いして林道を外れて結局すぐに林道に戻ってしまったり。やっぱり私にとってGPSはありがたい存在でした。特に「牛奥峠登山口」を見落として林道をそのまま歩いてしまいヤマレコさんに注意され、やっぱり同じ間違いをしたと思われる先達の細いトレースを辿りながら斜面を登って山道に復帰できた時はGPSに感謝でした。なので、この区間「牛奥峠登山口〜1481m」は私のトレースは参考になさらない方がよいでしょう。 |
写真
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勝沼にはいつも車だったので、初めて「勝沼ぶどう郷駅」に降りました！
眼前に「ぶどうの丘」が広がり、その奥には南アルプスの山々が。う〜ん、気持ちいい。
では、大善寺めざしてぶどう畑の道を進みます。要所要所に親切に標識があるので助かります。それでも時々どっち？という交差路に遭遇した時はGPS。
11/17 6:28
では、大善寺めざしてぶどう畑の道を進みます。
要所要所に親切に標識があるので助かります。それでも時々どっち？という交差路に遭遇した時はGPS。
要所要所に親切に標識があるので助かります。それでも時々どっち？という交差路に遭遇した時はGPS。
国宝・大善寺に着きました。30年以上前に観光で来たことあるはずなんですが、ほとんど記憶にありません。
大善寺の山門と駐車場をスルーした先に登山口の道標がありました。「熊注意」の看板があり、今日の山行は多分ほとんど人と出会わないだろうと思い熊鈴を着けて出発します。
11/17 6:52
大善寺の山門と駐車場をスルーした先に登山口の道標がありました。「熊注意」の看板があり、今日の山行は多分ほとんど人と出会わないだろうと思い熊鈴を着けて出発します。
のっけから急こう配の上りです。振り返ってパチリ。でも写真だと伝わりませんね。
ゴールデンロードと呼びたいような黄葉に、急な登りも頑張れます。
林道に出ちゃったけど、ここは単に横切ってまた山道へ
(この先には何度もかなり長い林道歩きが待ち受けてます。)
(この先には何度もかなり長い林道歩きが待ち受けてます。)
甲州高尾山からの尾根歩きでは富士山がだんだんとお姿を現してくださいます。
ヤマレコ上では「1120メートル無名ピーク」となっている所のようです。「仮称／甲州高尾山東峰」の札がかかっていました。でも、こっちの方が甲州高尾山(1106m)より高いのですけど…。
11/17 8:16
ヤマレコ上では「1120メートル無名ピーク」となっている所のようです。「仮称／甲州高尾山東峰」の札がかかっていました。でも、こっちの方が甲州高尾山(1106m)より高いのですけど…。
ここまでで十分富士山を堪能できていたのですが、せっかくなのでパチリ。
林道を少し歩きこの階段を上がって山道に戻って棚横手山に向かいます。
「大富士見台」とある道標の上に「棚横手山」とあります。ヤマレコの地図上ではここが「棚横手山」でいいみたいですね。
「宮宕山」の字の下に小さく(大滝山)とありますが、ヤマレコの地図上ではここが「大滝山」のようです。で、地図上では甲州高尾山の手前に宮宕山(みやごやま)があるようなのですが、気づかずに通り過ぎちゃったようですね。
11/17 9:28
「宮宕山」の字の下に小さく(大滝山)とありますが、ヤマレコの地図上ではここが「大滝山」のようです。で、地図上では甲州高尾山の手前に宮宕山(みやごやま)があるようなのですが、気づかずに通り過ぎちゃったようですね。
本当はこのまま林道を道なりに行く予定でしたが、踏み跡はほとんどないもののヤマレコでは細いトレースがあったので、林道左手の斜面を登って林道をショートカットしました。
11/17 9:46
本当はこのまま林道を道なりに行く予定でしたが、踏み跡はほとんどないもののヤマレコでは細いトレースがあったので、林道左手の斜面を登って林道をショートカットしました。
少しショートカットできたとはいえ、長い長い林道歩きが待っていました。とはいえ、車も人も全く往来がなく出会うことがなかったので、のんびり周囲の景色を楽しみながら歩くことができました。
11/17 9:52
少しショートカットできたとはいえ、長い長い林道歩きが待っていました。とはいえ、車も人も全く往来がなく出会うことがなかったので、のんびり周囲の景色を楽しみながら歩くことができました。
林道の途中には「甲陽東山妙見尊」という碑がありました。ここをちょっと降りると地図上で「かくれっ窪」となっている伝説の場所があるようですが、そこには立ち寄りませんでした。碑文には、七曜の一星が東の山中に落ちたのを見た武田信虎が家臣をその場所に遣わし、牛奥山中の巨岩の上に美妙の尊体を見つけ祀らさせた、という趣旨のことが彫られています。
11/17 10:09
林道の途中には「甲陽東山妙見尊」という碑がありました。ここをちょっと降りると地図上で「かくれっ窪」となっている伝説の場所があるようですが、そこには立ち寄りませんでした。
碑文には、七曜の一星が東の山中に落ちたのを見た武田信虎が家臣をその場所に遣わし、牛奥山中の巨岩の上に美妙の尊体を見つけ祀らさせた、という趣旨のことが彫られています。
碑文には、七曜の一星が東の山中に落ちたのを見た武田信虎が家臣をその場所に遣わし、牛奥山中の巨岩の上に美妙の尊体を見つけ祀らさせた、という趣旨のことが彫られています。
「牛奥峠登山口」から山道に入らずに林道をずっと行ってしまった間違いに気づき山道に復帰してしばらく歩いてようやく「源次郎岳」と書かれた道標に出会って一安心。三俣分岐点までもう少し。
11/17 10:41
「牛奥峠登山口」から山道に入らずに林道をずっと行ってしまった間違いに気づき山道に復帰してしばらく歩いてようやく「源次郎岳」と書かれた道標に出会って一安心。三俣分岐点までもう少し。
分岐点から源次郎岳へはいったん下っての上り返しで、短くてもロープありの急なやせ坂で気を抜けませんでした。急に開けた場所に出てそこが源次郎岳頂上と分かった時はホッとしました。
11/17 11:04
分岐点から源次郎岳へはいったん下っての上り返しで、短くてもロープありの急なやせ坂で気を抜けませんでした。
急に開けた場所に出てそこが源次郎岳頂上と分かった時はホッとしました。
急に開けた場所に出てそこが源次郎岳頂上と分かった時はホッとしました。
源次郎岳から三俣分岐点まで戻り、下日川峠、中日川峠とゆるゆるとしたアップダウンを繰り返し林道を横切った先に木に打ち付けてある白い矢印。11/17 12:27
源次郎岳から三俣分岐点まで戻り、下日川峠、中日川峠とゆるゆるとしたアップダウンを繰り返し林道を横切った先に木に打ち付けてある白い矢印。
駐車場を通り過ぎた車道の先には、見慣れたロッジ長兵衛の赤い屋根が。
もうバスが停まっていますが、14時発なのでさすがにすぐにはバスの中には入れないようです。なので、ロッジ長兵衛さんのベンチで一休みさせてもらいます。
11/17 12:54
もうバスが停まっていますが、14時発なのでさすがにすぐにはバスの中には入れないようです。なので、ロッジ長兵衛さんのベンチで一休みさせてもらいます。
現在、13.6度、危惧していたほどには寒くはありませんが、マイクロフリース、ライトダウンを着こんでも、じっとしているとじわじわ冷えてくるようです。
11/17 13:15
現在、13.6度、危惧していたほどには寒くはありませんが、マイクロフリース、ライトダウンを着こんでも、じっとしているとじわじわ冷えてくるようです。
なので、甘酒(300円)をいただきます。
はぁ〜、冷えた体に沁みる〜〜っおいしぃ〜。
はぁ〜、冷えた体に沁みる〜〜っおいしぃ〜。
器を返す際にレジ前に置いてあった鳥瞰図が目に留まり、御主人に購入できるものか伺うと売り物ではないそうで、残念。この鳥瞰図はご主人が作家さんに何度もだめだしして完成したのだとか。手作り感がなんともいえずいい味出してますよね。
11/17 13:28
器を返す際にレジ前に置いてあった鳥瞰図が目に留まり、御主人に購入できるものか伺うと売り物ではないそうで、残念。
この鳥瞰図はご主人が作家さんに何度もだめだしして完成したのだとか。手作り感がなんともいえずいい味出してますよね。
この鳥瞰図はご主人が作家さんに何度もだめだしして完成したのだとか。手作り感がなんともいえずいい味出してますよね。
この鳥瞰図が掲載されているカレンダーも見せていただいたのですが、これも売り物ではない見本で、販売品が届くのは来週以降になりそうとのこと、う〜ん、返す返すも残念。11/17 13:28
この鳥瞰図が掲載されているカレンダーも見せていただいたのですが、これも売り物ではない見本で、販売品が届くのは来週以降になりそうとのこと、う〜ん、返す返すも残念。
装備
| 個人装備 |
長袖Tシャツ マスク フェイスカバー 手袋 サポートタイツ キャップ ニット帽 防寒巻きスカート ネックカバー マイクロフリース上着 ライトダウンジャケット 雨具 着替 タオルマフラー スマホ モバイルバッテリー 朝昼食(おにぎり2個) 行動食(栄養ゼリー チューブ入チョコホイップ 柿の種 一口羊羹 一口チョコ 皮むきリンゴ はちみつ梅 魚肉ソーセージ) 水1500ml ファーストエイドキット ココヘリビーコン 2本ストック
|
|---|---|
| 備考 | ＜食糧、ウェア＞ 今回は久しぶりの長い山行で晩秋ということもあって、食糧やウェア類が多くなり結局日帰りなのに1泊程度の荷物になってしまった。 食料は非常食兼用でもあったので、実際山行中に食べたのは、おにぎり、栄養ゼリー、チョコホイップ、一口チョコ。 ウェア類は歩いている間は長袖Tシャツ、キャップで充分だったが、上日川峠でバスを待つ間は、キャップをニット帽に替え、マイクロフリース上着とライトダウンジャケット、巻きスカートを着けて丁度良かった。(汗をかいた時用の着替えは汗取りタオルを抜き取るだけで着替えるほどではなく出番なし) ＜2本ストック＞ 元々持っていたストックは、信頼できるメーカーで強度が強いと店員の方に薦めてもらって購入したもので、2本合わせて500gの軽さで使い勝手も良く愛用していたのだが、更に軽量なストックが欲しくなり今回新たに購入したストックを初めて使ってみた(２本合わせて260g！)。山歩きを再開した当時よりかは足腰が強くなっていて、全体重をストックにかけてしまうことも少なくなっていると感じていたので、強度よりは軽さ重視で買ったもの。ただし今回はネットで購入し専門の店員の方に相談したわけではないこと、軽さゆえに長さ調節ができないことが不安要素だったが、実際に使ってみて満足のいくものだったので一安心。ただ、トレイルランナーではないので推進力はあまり必要とせず、身長160�僂了笋砲�105�僂離好肇奪�はちょっと長めな気がしたこと、下りはストックのヘッドに手をかぶせるようにして使う際にグリップの頭にあるジョイントをつなぐロープを固定するための”でっぱり”が少しあたるのが気になったが、どちらもストレスを感じるほどではなかった。 ちなみに今回使用したストックは「ヘリテイジＵＬトレイル・ストック」。サイズは110�僉�115�僉�120�僂�3種だったが、販売店側で105�僂縫�ット加工も可だったので、105�僂鮹輅検� |
感想
びよんどん
「甲州アルプス」の一部を歩いた時から、谷をはさんだ西側の尾根が気になっていていつか歩いてみたいと、この山域のヤマレコを拝見して計画を温めていました。今の時期だと平日でも上日川峠までのバス便があり、好天の日を選べば暑くも寒くもなく歩けるのでは、とやってきました。
計画時にとりつきを大滝不動コースと今回の大善寺とどちらにしようか迷ったのですが、どうも大滝不動の方は平日に林道の工事を行っている可能性があり、また最初から延々の林道歩きの様だったので、大善寺に向かいました。
ひとまず源次郎岳までは頑張ってみてそこで上日川峠に向かうか、嵯峨塩鉱泉に下山するかを決めることにして大善寺を出発しました。源次郎岳までの道のりがけっこうきつくて源次郎岳につくまでは嵯峨塩鉱泉にくだろうかなぁという思いに支配されていたのですが、山頂でおにぎりを食べると少し元気が戻り、むしろ嵯峨塩鉱泉に下るより膝に負担が少なさそうというのもあって、三俣分岐点で当初の予定通り上日川峠に向かうことにしました。
元々、今回の計画時に上日川峠へ登るか、上日川峠から下るかを考えた時に、甲州アルプスの教訓で膝に負荷がかかる長い下りのコースは要注意というのが念頭にあったので、登り上げる方をチョイスしたのでした。
下りが少なかったおかげで、膝のトラブルもなく静かな静かな山歩き(＋林道歩き)を楽しむことができました。
※山行中に出会った方は3名。NTT日川中継所付近で作業員(？)の方、深沢峠展望台で車を停めて望遠カメラで撮影中の方、中日川峠付近ですれ違ったハイカーの方。
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