笑顔の素敵な女神様が導いてくれた八ヶ岳(美濃戸〜行者小屋・赤岳)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
15:00地蔵の頭ー15:10赤岳天望荘ー16:40赤岳頂上ー17:30赤岳天望荘
(8/23) 7:00地蔵の頭ー8::40行者小屋ー10:10赤岳鉱泉ー12:20美濃戸山荘ー
13:40美濃戸口ー15::00バスー19:00新宿
天候 | 一日目:晴れのち曇り 二日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(帰)美濃戸口〜新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・行者小屋から鎖場の連続、赤岳も大半が鎖場 ・尾根は強風で寒い |
その他周辺情報 | ・行者小屋までは水は不自由なし(行者小屋で補給がベター) |
写真
感想
八ヶ岳の扉をとうとう開けてしまいました。!いやあ〜ほんと凄かったです!
以前、秋にぶどう狩りツアーで白い雪の八ヶ岳を麓から眺めたときは、凄い山だな!よく登る人がいるよななあ〜んて・・
まさか自分が行くとは夢にも思わなかったです。
これも山の師匠が準備してくれて実現しました。師匠に感謝感謝です。
予約はしましたが、当日まで不安で不安で・・
当日は竹橋で夜10時40分発の深夜泊バスです。
出発時間よりかなり早めについてしまい、バスの中で眠れるようワンカップ飲んでしまいました。毎日新聞社の中では受付待ちの人でいっぱいです。
ほとんどの人が重装備です。またまた不安・・たぶん、立山方面の人たちだったようです。
八ヶ岳行きの人は30人程度でした。
八王子経由で休憩で時間調整しながら、朝5時半頃美濃戸口に到着。
途中、観音平で下車した人も多く、美濃戸口では5・6人でした。
半袖でバスの中も寒かったですが、美濃戸口も寒く、寒い中でオニギリ補給です。
宇都宮からきた女性の方もいました。宿泊の予約はしてないとのことでした。
また、同じ赤岳天望荘でお会いすることとなります。
(1日目)
天気に恵まれたのが最高の不安解消になりました。
雲一つない青空です。夕方までもってくれよと願いながら長い林道を歩きます。
コンクリは少なく、何より暑くないので歩きやすかったです。(コンクリは大の苦手)
師匠の作ってくれたスケジュールより早めに美濃戸山荘に到着です。
美濃戸山荘で水を一杯。湧き水で美味しかったです。(水には不自由なさそうです)
いよいよ、行者小屋に向けて出発。山道に入りいきなり道を迷ってしまいました。歩きやすい山道でしたが、ところどころ迷う場面ありました。
栃木から来た若者二人は車中泊で行者小屋でテント泊とのことでした。
(さすがに若いだけあって、行者小屋に着いた時はテント張り終わり、食事も済み
これからカレー作るとのことでした。パワーがうらやましいです)
そう言えば、買ったばかりの高度計付の腕時計で高度を頼りに登りました。
気圧から高度をみてるようですが、高くなるとかなり低めにでることが判りました。
それでも、初めてのコースでは頼りに、また励みになりました。返って急登の方が高度がかせげると、いつもとは違う感覚での登山となりました。・・説明長くなりました(笑)
行者小屋近くではバテ、筋肉のつり気味もあり、かなり遅れてしまいました。
河原に出るとようやく山(横岳かな)が見えはじめ感激です。真っ青な空に映る山は壮大です。このままの天気願いながら・・
河原ではお住まいが同じ沿線の近くの素敵な女性に出会いました。八ヶ岳頂上山荘に友達がいるとのことでした。レコに載せる写真パチリ!(これも遅れの原因の一つですね)
次の日も同じコースだったこともあり、この後も数回に渡り出会うことができ元気もらいました。(僕にとっては八ヶ岳の女神かな)
業者小屋も水が豊富で美味しかったです。ちょうどお昼の時間帯でカレーいただきました。売店の女性も素敵(外人さんみたい)で、カレーも美味しかったです。
カレーのパワーもらい、いざ出発です。天気のいい今日中に赤岳を目指して・・
カレーのパワーが効いたのか快調に進みます。
とっ・・急な梯子です。振り返ると怖いくらいです。これを皮切りに鎖場の連続です。これでもかこれでもか・・・まだかの感じです。
頂上手前にお地蔵様がありました。安全祈願となぜか結果発表は終わっている”宝くじ当たってますように”を祈って・・(ちゃんと賽銭入れて)
そしていよいよ、ほんといよいよ尾根にでました。地蔵仏に感謝の報告とこれからの安全祈願です。
うおーと叫びたくなるくらいの景色です。よくぞここまで来たなあ〜と涙が出そうです。
自然が作り出した厳しさ・雄大さに驚きながらも、見渡す限りの大パノラマに酔いしれて
しまいました。まるで絵葉書のようです。
遠くの山の名前は判りませんが、横岳、中岳、何よりもこれから向う赤岳天望荘・赤岳が一望です。写真撮り捲り状態です。富士山もうっすらと見えています。
雲の流れも速く、富士山の雲もあっという間に流れていきました。
赤岳天望荘で受付(あまり愛想よくない)済ませ、宿泊者は無料のコーヒーが美味しかったです。食事時間(5時〜6時)に余裕ないことから、そっそくザック置いて赤岳に向います。
赤岳は下から見ると圧倒されます。石ころだけの山。気合を入れて登ります。
鎖場の連続。鎖切れたら下まで転げ落ちるのかななんて思いながらも、時間だけを気にしながら頂上目指します。
頂上山荘は強風で人も少なかったです。少し写真を撮ったあと、無人の小島みたいな頂上までいきました。大きな感動もなかったですが、時間を気にしながら、早々に赤岳天望荘に戻ります。ガスが迫ってます。
何とか雨には合わず、食事に間に合いました。バイキングでしたが、あまり好きな食材ではなかったようです。何よりも生ビールが最高に美味しかったです。
食後、お風呂の時間まで一眠り。寒かったですが、ダウンが役にたちました。大部屋でしたが人も少なくゆったりでした。また、体は洗えませんが、五右衛門風呂は最高でした。疲れが吹っ飛び温まります。ほんとありがたいです。
用意したお酒も飲まず消灯(9時)です・・窓にたたきつける風の音を子守唄にして・・
(2日目)
朝は5時半からの朝食。変な取り合わせのバイキングとなってしまいました。
外は相変わらず強風でガスって全く見えず、山小屋の人のアドバイスも受け硫黄岳は断念することに決定。その分帰りのバスの時間(午後三時)までたっぷり時間あります。
コーヒーをゆっくり楽しみ、レインウェア着ての出発です。
鎖場を下りたくないなあ〜の気持ちを持ちながらも、ゆっくりと慎重に下山します。
鎖場を下り切ったところで再び女神様に遭遇。(パチリ)
行者小屋でオニギリ補給しながら、時折ガスが途切れて見え隠れする山を見上げながら、これからどう時間調整するか思案しているところへ師匠からのメールアドバイス。
赤岳鉱泉経由での下山に決定。(女神様の向ったようでした)
とても歩きやすく緑のコケと樹林の神秘的な幻想に包まれゆったりした下山です。
赤岳鉱泉は行者小屋と同様、食事・水も充実し意外と大きな山荘です。
たくさんの人で賑わってます。テントもちらほら見えます。休憩することもなく、ひたすら下山です。ここからは清流と緑のコラボに包まれながらの下山です。
だんだん水の流れも激しくなり、いくつもの渓流が集まり川幅も広くなっていくのが判ります。
風の音、涼しさ、自然の美しさ、都会にはないものをたっぷり感じられます。
こんなに飽きなく落ち着く場所はないよなあ〜なんて思いながら・・
林道はほんと長かったです。ようやく美濃戸山荘に戻ってきました。
美濃戸山荘でソフトクリーム食べながらも、赤とんぼ、コスモスと秋の気配が感じられます。
またひたすら林道を下り、ようやくゴール地点である美濃戸口まで辿り着きました。
美濃戸口のお風呂はシャンプーまであり、普通のお風呂とまったく変わりません。
さっぱりした後のビールは最高〜。
また、ここで女神様と遭遇。しばらく歓談し、女神様の力強い握手で”またお会いできることを”ちょっと寂しくバスに・・・もちろん爆睡でした。
単独登山は孤独です。その中でも今回は女神様を初め色々な人達との会話を通して元気をもらい、心の支えとなったことが一番の思い出です。感謝・感謝の気持ちでいっぱいです。もちろんこのコースを企画・アドバイスしてくれた山の師匠に感謝・感謝です。
思い出のいっぱい詰まったコースでした。感想も長かったかな?(反省)
しばらくは、また丹沢・高尾山方面の日帰りで楽しもうかなっ・・
コメント
この記録に関連する登山ルート

感動ですっ*\(^o^)/*
遅いコメでゴメンなさい
また、夜に訪問します。*/
赤岳…
素晴らしい景色を見るコトができて…よかった
昨年、わたくしも赤岳に行きました。
目の前に、大いなるお山…赤岳、阿弥陀岳、横岳が迫り…
その偉大さにオドロキ、そして恐怖?をカンジました。
スゴイ山々ですよね…。
地蔵尾根を登られたんですねーっ*\(^o^)/*
スゴイですっ‼︎ ここから赤岳に行くの、目標ですっ
地蔵ノ頭に到着された時は、感動されたでしょうねーっ(≧∇≦)
妄想だけでモエモエ・バーニンですっ*\(^o^)/*
女神様や、可憐なお花との出会いもあり…
とっても素敵なレコですっ
赤岳、また行きたいよーっ(((o(*゚▽゚*)o)))
*/
コメントありがとうございます。!
プリマさんも赤岳行かれたのですね!
今でも地蔵尾根からの登りは余韻に残っています。
まさか
大自然ってすごいですね!都会では味わえない空気味わえますね!
頂上だけでなく緑の絨毯の樹林を歩くのは最高の贅沢ですね!
まさしく、ぶらりkanベーです。
人との出合も好きです。心が和みますね。
最近は天気が悪いですね!そんな中、偶然にも青空をプレゼントしてくれました。
これも女神様との出合が功を奏したのかも!
山はいいですね〜!
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