雪遊びをしに武奈ヶ岳へ(比良山系)

- GPS
- 06:01
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 5:55
| 天候 | 快晴ですが薄曇り。山頂からの眺望はありませんでした(^^;)。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
寝坊して遅めに出発。おかげでいつも混んでいる湖西道路をすぱっと抜けられたので、いい感じにイン谷口に到着。薄曇りではありますが、いわゆる雲一つない空に期待が高まります。駐車場はさすがにほぼ満車。さて出発!しばらくしてゲイター忘れに気づき、装着して再出発。出だしからやっちまった!
今日は雪遊び三昧をさせてもらおうと、いろんなものを持ってきました。おかげでザックもいつもの倍の容量に変更しております(^^;)。
駐車場周辺には雪はありませんでしたが、ほどなくちらほら見えてきます。そのうちそれなりに雪道になってきました。足元はさすが3連休最終日らしくしっかり踏まれており、とても歩きやすいです。まずは青ガレ方面へ。
3連続堰堤のところでチェーンスパイクを装着。ついでに堂満岳ルンゼ方面の調査もしてくることにします。それなりに雪が付いているのでストレートに歩けて歩きやすくなっています。トレースもばっちりありました。ルンゼか中央陵のクライミングに入られている方がいらっしゃるのでしょうね。今度挑戦してみたいところです。
一般道に戻ると、2パーティーがクライミングの準備をされていらっしゃいました。戻ってきた私が気になるようでしたが、ルートに何かあったわけではないのでご安心を。無事の登頂を願っております。ザックを担いで第2ルンゼへ。こちらもトレースはありましたが、こちらのほうがあまり踏まれていないようで、足がはまりまくりました。雪としては安定してないかもしれないですね。
ここから青ガレです。この辺りで日が当たってきたのでシェルを脱いで登りに備えます。2パーティーをパスさせていただいて、金糞峠へ。この先は樹林帯になるので再度シェルを装着。コヤマノ岳に向けてしばらくジブリのような森を楽しませていただくことにします。この辺りもきれいなシングルトラックが続いていました。やがて登りになりました。実際のところ、青ガレよりもこのコヤマノ岳への登りが一番きついかも(^^;)。
足元はトレースを歩けばしっかり固まっているので平地同様でした。もっとも、雪道は一歩一歩がアキレス腱を伸ばされるので、ふくらはぎが燃えてきますね。やがて空が明るくなってくるとコヤマノ岳ももうすぐ。今日は素晴らしい武奈ブルーを堪能しつつコヤマノ岳へ。武奈ヶ岳も見えてきました。今日の山頂は多いでしょうね。
パノラマ新道の分岐から本日のメインを始めても良かったのですが、せっかくなので山頂も行っておきます。やはりたくさんのハイカーさんでにぎわってました。稜線は風が強かったので私は写真だけ撮るとすぐに下山へ。眺望はやはりあまりありませんでしたが、正面の蓬莱山が白く印象的でした。と、横を見るとTシャツ1枚のおじさんが食事をされている。すげー!寒くないのかな。
パノラマ新道分岐からはいよいよ今日のメインイベント。スキーだ!直接登山靴に装着できるもので、これがあれば雪山下山の革命が起こせると期待(^^)。ストックはあるし、そもそもこの場所は元比良スキー場。めっちゃ楽しみにしていたのです。今日はこのために来たようなもの(^^)。履いていると、珍しい装備にすれ違った人が話しかけてくれました。
そしていざ行かん!とスタートしたものの、まるでうまく滑れない(^^;)。あれ?こんなつもりでは。。。私はこれでもモーグルの大会に何度も出ているのでスキーには自信があったのですが、まるでダメ。何より登山靴だと足首のホールドが悪いので、ちょっとした変化で前にも後にもこけそうになります。結局ジタバタしたものの、もうちょっと降りたところの元リフト降り場から再スタートすることにしてチェーンスパイクに戻しました。
元リフト降り場にて再度チャレンジしてみます。ここからだと左右も広いから行けるんじゃないか。が、結局同じことでした。でもせっかくだからこのゲレンデだけでもスキーで降り切ろうともがきます。足のあらゆる筋肉が無駄に使われ、汗が噴き出す(^^;)。登りよりもしんどい!1本スノーボードのシュプールがありますが、なんとうらやましいこと。やっぱり道具というものは本物でないと役に立たないということが身に沁みました。結局普通にアイゼンで下る人に追い越され、私もチェーンスパイクに戻りました。
八雲ヶ原まで降りると、もう一つの雪遊びをするつもりでした。それはかまくらかイグルー作り。ここは元レストハウスがあった場所で、ちょっと盆地になっているので積雪に期待してのことでした。ポールのスノーバスケットを外してプローブ代わりに雪の深さを測ってみると、、、。70cmしかないやないかーい!そりゃ枯れすすきが顔を出してるぐらいなのであかんわな(^^;)。おじさんのかまくら作りも寂しすぎるので、やめておくことにします。ほな下山しますか。
まずは北比良峠へ向かいます。この道中もしっかり道ができています。なんだかんだ一人でこの空間を歩けるのは幸せだなぁ。北比良峠からはちょっと琵琶湖が見えました。今日はこのままダケ道から下山していくことにします。
だんだんと雪が減って岩が顔を出してきたころ、カモシカ台に到着。今日はもうちょっと雪遊びをするつもりでしたが、思ったより早い下山になりそう。と思ったとき、右太ももの攣りが発生!いてぇ!発生場所的にどう伸ばしたらいいかいつもわからん(^^;)。治ってきたかなと思った矢先、今度は左足の同じ場所が!こりゃいかん。攣りながらも芍薬甘草湯を無理やり飲んで回復を待ちます。
何とか回復しましたが、しばらく歩くと再発。芍薬甘草湯を飲んでの再発は初めてなのですが、原因はスキーで無駄に足使って汗かいたからかな。そういえば1.5L以上水分は摂っているのに食べていなかった。今更パンを食べ、何とか回復。そのあとは無事に下山しました。
役に立ったもの:チェーンスパイク・芍薬甘草湯
役に立たなかったもの:スキー
使わなかったもの:12本アイゼン・わかん:ヒップそり・銀マット・スノーソー・スコップ・GOPROもどき・その他
結論:今日も楽しかった(^^)。ありがとうございました!
kinnikubucho














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