記録ID: 5182011
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ハイキング
関東
ふれあいバスに乗って、花の三毳山へ
2023年02月16日(木) [日帰り]
栃木県
OLTA
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:33
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 437m
- 下り
- 433m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り JR両毛線岩舟駅(ゴール) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所等はなしです。 公園内の分岐には、番号が付けられ、各ポイントまでの距離が表記された道標が建っています。 【通行止め】 工事による通行止めが3か所〈2月末まで〉あります(写真20)。 このため、三毳山最高点峰の青竜ヶ岳に立つことができませんでした(写真32、34 )。 |
| その他周辺情報 | 市営ふれあいバス(岩舟線)の時刻 https://www.city.tochigi.lg.jp/uploaded/attachment/39600.pdf みかも山公園ハイキングマップ https://www.park-tochigi.com/mikamo/hiking |
写真
JR両毛線岩舟駅で下車し、岩舟線西回りふれあいバス(8時37分発)に乗ります。
道の駅みかもバス停で降りました(8時57分着、乗車料金200円均一)。
みかも山公園南口から三毳庭園に入りますと、遊歩道沿いに雪割草の自生地があり、直径1.5�僂曚匹両�さな花を群生させていました。
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2/16 9:20
みかも山公園南口から三毳庭園に入りますと、遊歩道沿いに雪割草の自生地があり、直径1.5�僂曚匹両�さな花を群生させていました。
白色の雪割草が枯れ葉の間から顔を出しています。まだ日が低くて光量が少なく、どれも花が完全に開いていません。
木漏れ日が指し込み、まもなく完全に開きそうです。この自生地では、ざっと30株ほどが花を咲かせていましたが、見頃はおそらく今月下旬ではないでしょうか。
2
2/16 9:28
木漏れ日が指し込み、まもなく完全に開きそうです。この自生地では、ざっと30株ほどが花を咲かせていましたが、見頃はおそらく今月下旬ではないでしょうか。
「アジサイの路」をたどり、東口近くの「野草の園」に入りますと、福寿草が咲いていました。
「桜の路」をたどって中岳を目指し、木漏れ日のコナラ、クヌギの林間をたどります。
三毳山には「三毳山七石」なる名石があり、これは「花籠石(はなかごいし)」です。僧がこの岩の上で、五穀豊穣、村内安穏を祈願して、一週間お経を唱えたところ、村民が競って花籠を捧げたと言われています。
2
2/16 10:54
三毳山には「三毳山七石」なる名石があり、これは「花籠石(はなかごいし)」です。僧がこの岩の上で、五穀豊穣、村内安穏を祈願して、一週間お経を唱えたところ、村民が競って花籠を捧げたと言われています。
「みかもの関跡(伝承)」ですが、三毳山のこの場所を東山道(とうさんどう)が越えていました。
黒立岩の解説板には「北条氏康の大群に攻められた佐野昌綱軍を助けるため上杉謙信が、三毳山に兵を進め毘沙門天の旗をこの岩に立て退散させたことから旗立岩ともいわれている」と記されていました。
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2/16 11:27
黒立岩の解説板には「北条氏康の大群に攻められた佐野昌綱軍を助けるため上杉謙信が、三毳山に兵を進め毘沙門天の旗をこの岩に立て退散させたことから旗立岩ともいわれている」と記されていました。
万葉公園は、万葉集で詠まれているウメやハギをはじめ、古くから私たちの生活に馴染みのある四季折々の植物が、植えられています。
西口近くでは、マンサク(万作)が鮮やかに咲き誇っていました。
春に他の花に先駆けて咲くので「まず咲く花」とか、「豊年満作」から命名されたと言われています。
万葉庭園の中には万葉館があり、みかも山の歴史等がパネル展示されています。万葉時代にタイムスリップした感があり、万葉歌人になったつもりで、のんびり散策しました。
1
2/16 11:50
万葉庭園の中には万葉館があり、みかも山の歴史等がパネル展示されています。万葉時代にタイムスリップした感があり、万葉歌人になったつもりで、のんびり散策しました。
やはり「作業中のため通行止」となっており、青竜ヶ岳の登頂は諦めました。このため、帰路は「かたくりの里」からではなく、「とちぎ花センター」からJR両毛線岩舟駅に戻ることにしました。
2/16 12:15
やはり「作業中のため通行止」となっており、青竜ヶ岳の登頂は諦めました。このため、帰路は「かたくりの里」からではなく、「とちぎ花センター」からJR両毛線岩舟駅に戻ることにしました。
湿性自然植物園で座禅草が咲いていました。暗赤色の仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる覆いに包まれるように花が咲き、その姿は座禅を組む僧侶に見えます。
5
2/16 12:34
湿性自然植物園で座禅草が咲いていました。暗赤色の仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる覆いに包まれるように花が咲き、その姿は座禅を組む僧侶に見えます。
とちぎ花センターは、花の生産施設と鑑賞大温室、花壇など、花とのふれあいを目的とした施設です。鑑賞大温室は、ランをはじめ約1200種類の植物が鑑賞できる国内でも最大級の施設です。時間をかけて鑑賞したいと思い、今回は、鑑賞大温室への入場は割愛しました。
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2/16 12:50
とちぎ花センターは、花の生産施設と鑑賞大温室、花壇など、花とのふれあいを目的とした施設です。鑑賞大温室は、ランをはじめ約1200種類の植物が鑑賞できる国内でも最大級の施設です。時間をかけて鑑賞したいと思い、今回は、鑑賞大温室への入場は割愛しました。
帰路は歩いてJR両毛線岩舟駅を目指します(約3.5Km)。のどかな田園風景が広がっています。
JR両毛線岩舟駅の北側に聳える、荒々しい岩壁をむき出しにした岩船山を目指して歩を進めます。
感想
三毳山は、栃木県佐野市と岩舟町にまたがる丘陵で、標高はわずか229mと低いですが、春にはカタクリが咲き、多くのハイカーで賑わいます。山全体が「みかも山公園」になっており、この季節は、カタクリはなくても、早春のいろいろな花を楽しむことができました。
ちょうどタイミングよく、下野新聞に「春ささやく雪割草 みかも山公園で開花」のネット記事が配信されました(2月15日19時30分)。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/703967
平日にもかかわらず、多くの方々が雪割草を鑑賞に訪れていました。写真に収めたり、散策を楽しんだりする人の姿が見られ、口々に「昨日の下野新聞を見てやってきました」と話していました。
雪割草にかぎらず、早春の花々との共演が見られました。
行きは公共交通機関(ふれあいバス)を利用し、帰りは田園風景の中をのんびり歩きました。すべてが春めき、なごやかな風情でした。
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