硫黄岳


- GPS
- 10:17
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,464m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:53
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
路面凍結
金属チェーン必要
路面の凍結がひどいです。
4WDのスタットレスタイヤ
4輪チェーンが必要と思います。
車両進入につきましては
「自己責任」でお願いします。
1/17付写真とともに柵が設けてある
通行する場合は、各々、柵の開け閉めをし、自己責任で通行することになる。
テント泊の装備を背負っていることもあり、斜度はないものの、身体はすぐに熱くなってしまう。
中間着を脱ぎ、Tシャツの上にアウターと衣服調整を行う。
雪はあるが、滑り止めを使うこともなく進む。
今回は、翌日の雨との天気予報を受けて、2日目に予定していた頂上アタックを、初日に澄ませました。
明日はテント撤収、下山を残すのみ。
この後は、テントにて心置きなく宴を楽しみました。
感想
一昨年、登山を再会してから、八ヶ岳は、昨年の夏以来、2回目となる。
今回、初めて冬季八ヶ岳を体験するべく、山岳会のステップアップ講習に参加させて頂いた。
今シーズンの雪山山行も5回目であるが、テント装備を担いでの本格的な宿泊山行は初である。
事前情報では、冬の八ヶ岳の気温はかなり低いと聞いていたが、今回はかなり寒さも緩かったようである。
行程も、2日目に予定していた硫黄岳山頂は、翌日の天気が崩れるとの予報を受けて、初日におなうこととなった。
美濃戸登山口から赤岳鉱泉までは、ところどころ凍結個所もあったが、滑り止め装備なしで進んだ。
赤岳鉱泉到着後、テント設営、昼食を済ませ、硫黄岳山頂を目指すが、出だしは、やはりそのままの装備で進む。途中、厳しくなって来たため、10本爪アイゼンを装着し進む。樹林帯の中は、視界もきき、ほぼ無風であったが、赤岩の頭で稜線に出ると、ガスが出ており、強風となった。そのまま硫黄岳山頂まで進むも、山頂に近づくにつれて風も強くなっていた。いよいよ山頂に到着すれど、前回(夏)、あんなに見えていた廻りの山々や、爆裂火口など、全くガスに閉ざされてみることは出来なかった。山頂の気温はそれでも-11℃と、ある程度は低い値となっていた。記念撮影を済ませて、そそくさと下山を開始する。雪山の下りは、登りとはペースがかなり違って、ほどなく赤岳鉱泉のテントまで戻ることが出来た。
暫くすると、雪が降り始めて来た。テントに入り、後は夕食、宴会である。山でのビールは格別美味しい。蒲鉾、クリームチーズにクラッカー、白菜の浅漬けを肴に盃も進む。赤ワインに移行し、鍋をつつく、話はつきない。楽しい時間を過ごすことが出来た。
明け方、前日の雪はみぞれに変わり、いよいよテント撤収の時には雨に変わっていた。それだけ気温が高いということだろうか。昨日のうちに山頂を踏んでいてよかった。下山も、途中までは、滑り止め装備なしで進む。やまのこ村を過ぎた辺りから、路面が全面凍結した箇所があり、いよいよアイゼンを装着する。自分は試しにチェーン(爪なし)で下るも、氷の上では全く効果なかった。3回程転倒することに。初心者は、素直に爪付きアイゼンを付けるべきであった。
2日目は下山だけなので、あっという間に登山口まで戻ることが出来た。
早めに出発できたので、帰路も渋滞にはまることなく、昼過ぎには戻ることが出来た。
雪山でのアイゼン装着時の身体の使い方、足の使い方、アイゼンなしでの歩き方など、たっぷり学ぶことが多い山行となった。
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