宮室山(富士浅間山)ー磐戸鉱山跡(ロケット広場)ー「峯の御嶽の森」を周回


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 778m
- 下り
- 779m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:29
天候 | 晴れ 時々曇り 風弱し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどバリですが危険個所なし。 マダニ沢山います。 |
写真
感想
・松尾滋著「西上州の山村の石仏たち」に廃れてしまった峯の御嶽が書かれていました。以前から興味があったのですが、磐戸鉱山が立入禁止と思っていまして、諦めていました。しかし入っても良さそうなので。宮室山からの尾根から辿ってみました。
・峯の御嶽は鉱山開発の為、祭祀物は1個所にまとめられたとの事です。訪問した先人より祭祀物の位置は「ロケット広場の南東」ということで、おそらくの場所を決めておきました。
・宮室の逆転層の駐車場を拝借。直ぐ裏山の富士浅間神社から入山、最初は籔っこくマダニが付かないようにストックで草木を叩きながら登る。ルートは西上州のバリとしては明瞭な方で、たやすく宮室山へ辿れる。
・宮室山から磐戸鉱山跡へは愚直に尾根を辿ります。枝道や危険個所もないのですが、地形図が無いと不安です。途中、籔の場所が有り早速マダニが付着、排除しながら辿りました。時々銃声と犬の声が聞えました。対面の尾根みたいです。
・ロケット広場からは展望が開けます。南の尾根筋を目指して標高680mを目指すと「峯の御嶽の森(と勝手に名付けます)」に達します。ここからは展望も良く石灰岩の巨岩に鎮座する石神達に相応しい場所でした。ここが御嶽信仰の終点か? もしかしたら小沢岳まで続いているのか? との疑問がありますが、直ぐ上の759m峰まで行って見れば良かったと後悔しました。この峰に御嶽の続きの祭祀物や祭祀物の跡でもあれば、小沢岳まで続いているかもしれません。しかし小沢岳の最後の岩峰は登れ、、、ないでしょうね。
・峯の御嶽の森の祭祀物はざっと数えて73。もしかして落葉に埋もれているものもあるでしょう。平成の祠があったのには驚き、廃れていないことには嬉しい限り。
・下りは廃虚を観察しながら下る。ふと振り返って小沢岳をみると大氷瀑が見えました。既知のものでしょうか?
・30年ぶり天女窟に寄ったり、脱線してみたりして、晩冬の西上州を楽しみました。(でもこの時期はマダニと銃声には注意です。)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
またまた面白そうなコースを歩きましたね〜。
追随したい気持ちはあるのですがマダニで萎えますね。
目にしたことはないけど 、昔、背中とか腕に赤いポツポツができていたのであれがマダニの被害なんでしょうね。
ん〜、知らずに藪の中を歩いているのと、いるというところに足を踏み入れるのは抵抗感が物凄い違いますね(笑)。
コメントありがとうございます。基本的に西上州全域の低山にはマダニいると思います。(いままで気づかなかっただけ?)特に神成山の北側は地獄でした。草木に服が触れなければ大丈夫だし、付着しても弾くか肌の露出がなければ害はないと思います。要は上半身は絶対に草木に触れないように歩き、籔を通過したら必ずチェックですね。
これは凄い!石塔の数にも驚きですが、神像がたくさんあるのにビックリです。三座神はもちろん役行者に普寛行者像まで・・・さらにうれしいのが倶利伽羅不動。御嶽の地で見かけるのはなかなか珍しいですね。参道のような所も気になりますね。また、小沢岳の山頂にポツンとある大日様とも関係も興味津々ですね。
素晴らしい所を紹介いただきました。絶対行きます! godohan
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する