火打山(紅葉の笹ヶ峰から頂上2462m)


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:02
06:05笹ヶ峰登山口
07:40富士見平分岐
08:10高谷池ヒュッテ
08:35天狗の庭
09:05ライチョウ平
09:35火打山2462m(〜10:10)
10:30ライチョウ平
10:50天狗の庭
11:25茶臼山
11:50黒沢池ヒュッテ
12:25富士見平分岐
14:05笹ヶ峰登山口
写真
感想
【紅葉(黄葉)と池塘景色に癒されながらの山行】
先月は燕温泉から同じ頸城(くびき)山塊に属する妙高山に登り、今回はお隣の火打山(ひうちやま)に笹ヶ峰から登ってきました。標高2462mの火打山は、新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる頸城山塊の最高峰で、頸城山塊の主要な火打山、妙高山、新潟焼山は「頸城三山」と呼ばれています。
序盤の樹林帯の登山道では、紅葉のお出迎えに元気をもらいながら歩き始めました。富士見平の分岐を過ぎて高谷池方面に向かい、日陰の樹林帯から抜け出して間もなく、妙高山から先月見た時と同じ方向からなだらかな稜線を持つ火打山、奥に影火打、こんもりと盛り上がった焼山が見えました。高谷池の池塘群の辺りからは雰囲気も一変し、天狗の庭手前あたりからは見晴らしが一気に広がりました。ライチョウ平手前の稜線上からは日本海方面の妙高市街方面まで見渡せるようになり、さらに高度を増すと北アルプスの景色が目に入ってきました。頂上までは見た目通り緩やかな勾配の稜線をあともうちょっとの辛抱と自分を励ましながら登り切りました。
頂上からの展望は申し分なく、遠方にはやや霞がかかっていましたが東側の妙高山から南側に黒姫山、高妻山・乙妻山などが間近に見え、西側には稜線でつながった天狗原山、金山、雨飾山、焼山、その後ろには空色に近い白馬岳などの後立山連峰が鮮やかに見えました。日本海側にはかすかに佐渡島や、関係ないけれど柏崎刈羽原発などまで見渡せました。やや広めの頂上では、10数名の登山者が各々好きな景色の方向を向いて昼食を摂ったり歓談していました。無風のポカポカ陽気で気持ち良くなり、しばし横になって居眠りしたくなるほどでした。
当初は焼山経由での下山も考えていましたが、御嶽山噴火後ということもあってか、噴火警戒レベル1(平常)ながら警告文や注意書きが登山口やヒュッテに貼ってあり、少々物騒な感じがしたのでやめました。
登りでは高谷池、帰りは妙高山への分岐となる黒沢池を巡り笹ヶ峰の登山口に戻りました。登りの時は日の当たらなかった樹林帯にも下りでは陽が射し込んでいて、紅葉もさらに鮮やかになっていました。紅葉目当ての一般観光客も黒沢橋あたりまで散策していました。
下山後は、乙見湖や笹ヶ峰牧場のあたりもドライブしながら景色を楽しみ、最後は妙高駅方面に向かう途中の苗名の湯に入り汗を洗い流しました。
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