記録ID: 5393214
全員に公開
ハイキング
丹沢
(丹沢) 大山
2023年04月22日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:46
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 638m
- 下り
- 1,315m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 6:40
距離 17.5km
登り 645m
下り 1,322m
16:04
ゴール地点
天候 | 曇り、頂上近くで霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全く問題なし。 |
写真
秦野駅の改札口に8時15分集合であったが、私はつくばからの乗り換えがスムーズに行って7時42分に秦野駅に着いた。事前にヤビツ峠行きのバス停を探しに行くと北口から地上に下りてすぐの所にあった。既に長蛇の列が出来ていた。
8時20分頃ようやく4人全員が揃い、急いでバス停に行く。「ヤビツ峠」行きと「蓑毛」行きは列が異なり、ヤビツ峠行きの列の方が蓑毛行きより3倍以上長い。蓑毛はヤビツ峠の途中にあり、バス時刻表では出発時刻が8時24分になっていたが、休日はどんどん臨時バスが出ているようである。最初ヤビツ峠行きが来たが満員で私はそれに乗れなかった。
次に蓑毛行きが来て私以外の3人の仲間はそれに乗って行ってしまった。私は1ヶ月前に肺炎で1週間入院し、その後遺症で登りのスピードが極端に遅くなったので、私だけが蓑毛より標高500m程上のヤビツ峠から出発する事にしたのにバスが遅れては時間的なメリットが無くなってしまう。早く来ないかとハラハラしながら次のバスを待った。
(9:22) (標高751m) 登山開始。コースタイムによると蓑毛からヤビツ峠まで1時間15分なのでバスの出発の遅れと蓑毛からヤビツ峠までのバスの所要時間を差し引いても30分以上のハンディーをもらった事になるので気分的にゆっくりと登る事が出来た。
ヤビツ峠では大勢の人が登山の準備をしていたので山道もさぞ混雑しているだろうなと思っていたらそれほどでも無く、静かな山歩きを楽しむ事が出来た。今の私の登りのスピードではどんどん人から追い抜かれる。
大山頂上御本社境内は長年の風雪被害や登山者の増加による土砂流出による荒廃が進んでいる為その対策工事に着工したとの事。ヘリコプターを使わねばならないので事業予算は9,500万円であり寄付金を集めている。私は申し訳ないが100円だけ賽銭箱に入れた。
(10:45) (標高1,252m) 頂上である。登山口から1時間20分かかった。コースタイムが1時間10分なので病み上がりの身としては満足としなくてはならない。少し霧雨が降り風もあって寒くなり雨具を着る。蓑毛から出発した仲間は未だ着いていないようなのでこの建物の中に入りお握りを食べて待つ。
(11:57) (標高925m) 天気も晴れて来て、我々以外は誰もいない絶好の場所にテーブルがあったので食事休憩となった。リーダーのMさんが我々のために世界で1番最初にインスタントラーメンとして売り出された日清のチキンラーメンをご馳走してくれた。これは私の学生時代によく食べた懐かしい食べ物である。
(13:24) (標高483m) 「不動尻広場」に着いた。ここにはベンチとテーブルが設置され、下山して来た人々がゆっくり休憩出来るようになっている。ミツマタの群生地らしいがあまり目につかなかった。
トンネルの長さは260m程だが中は暗く足元が見えない。前方のトンネルの出口から来る光で微かに周りが見えるが前方に身長195cmの偉丈夫の中国人のY君が来ると光が完全に遮られて真っ暗になる。
(14:35) (標高123m) 下向き地蔵。昔、七沢の石工の弟子が地蔵様を造った時、失敗して下向きの地蔵を造ってしまった。親方は「この地蔵様なら高い所に乗せればお参りに来た人に優しく語っているように見える」と言って高い位置に祀ったとの事。
感想
3月中旬から下旬にかけて肺炎で入院した後、指にパルスオキシメーターを付け、SPO2(経皮的動脈血酸素飽和度)と脈拍を測りながら自宅(つくば)近くの低い山を登って体を慣らして来た。病院の先生から指示された「SPO2を90より下回らないように、脈拍を120より越えないように」という登り方をすると、とても現実的なスピードでは無いので、時々SPO2が85、脈拍が155くらいになるという禁じ手を使ってやっと健康時の7割くらいのスピードで登れるようになった。
先日、川崎在住のMさんから(我々共通の若い友人である)ハンガリーのI君と中国のY君と一緒に丹沢に行かないかと誘われた。Mさんは70歳台の中頃だがバリバリの現役で、今でも山スキー・岩登り・アイスクライミングをする人であり、30歳台の2人は血気盛んな青年なので私は彼らのスピードで登る自信は無く、スタート地点を別々にするというハンディーをもらって参加する事にした。下りは体力を使わないので彼らと同じスピードで下りる事が出来、結果的には楽しいハイキングをする事が出来た。帰りは温泉に入った後、新宿の居酒屋で盛り上がり、ほろ酔い気分でつくばに帰った。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:34人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する